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ホワイトスノー
白い雪降り積もるこの城に訪ねてきたあの人 「君に会いたくて」 嘘よ絶対 騙されちゃダメ お目当てはこの宝石? 立派な絵画に銅像、奪われたのは何? 白い雪降り積もるこの城はいつもちょっぴり寒い 「君に会いたくて」 震える心 初めて吹いた 春の風みたいな暖かさ 陳腐な台詞に同情 それでも感じたこの気持ち、何? 1人雪を数えて暮らした 綺麗よこの世界は 誰にも邪魔されない私だけの城 でもずっと変わらない景色 綺麗よこの世界は 誰も揺らしてはくれない私だけの城 白い雪降り積もるこの城に訪ねてきたあの人 「君に会いたくて」 嘘でもいいわ 騙されてみたい お目当てはこの宝石? 立派な絵画に銅像、奪われたのは何?
ホワイトスノー ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 378.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-11-16
コメント日時 2024-12-08
項目 | 全期間(2025/01/17現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
- 産声 (はちみつ)
城っていうのがわからなくて、でも雰囲気は悪食プリンセスグラトニーヌみたいでいいっすね。レリゴー。
1城≒そこかしこに美を設えた心、と捉えて読みました。完璧で美しい内的秩序に生きたいと切に望む一方で、しかしそんないわば作品世界に浸り切っていては生命が枯渇してゆく。そうして彼女は他者を求める。 とくに内省的な人にとって生きるとは、いわば人や現実という名のカオスを定期的に取り込んで、その都度新たな秩序を創生していく、そんな破壊と再生ともいうべき相の下に眺められているのかもしれない。 僕は特段内省的な方ではないと思っているのですが、それでも外の(刺激ある)世界に向かう折りに、なにか自分がひび割れるかのような感覚を抱くことがあります。そしてそれは、たしかな一つの喪失なのかもしれないとも。 それでも向かっていくしかないところに、生きるということの悲喜劇は極まっている。感じ入りました。
1ずっと読んでしまうますね。この詩の表現力がそうさせたと感じています。
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