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大宮公園
なかやまどうをはしれば とりいをくぐって あやしいみずうみにたどりつく 集団がよりついてきて その数をふやそうとすると どうしても対立がおきてしまい ばあちゃんがうるさいほど おなじ話をしてくる (あんたがしゅうきょうだ) しんとうの近くで よくもそうやって胸をはって 御殿をたてられるね それでも 競輪場からでてくるひとがたえなくて てんから おかねがまいおりる (おしょうがつがもうけどき) じいちゃんは 木にぶらさがるものを見つけて けいさつに電話をしていた あそこには なにかがいる 帰れば ここの隣家にも (ひいばあちゃんがさまよって) なにかがいた
作成日時 2017-06-29
コメント日時 2017-06-30
大宮公園 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 716.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 14
項目 | 全期間(2023/03/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 2 | 2 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 14 | 14 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 2 | 2 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 2 | 2 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 14 | 14 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
明確に面白いと思いました。あんたがしゅうきょうだ、競輪場からでてくるひとがたえなくて、など、ここに描かれた御殿を揶揄するような文言が続く中で、しかし、同時に、怪しいスピリチュアルな感覚を漂わせることに成功しておられるという印象です。日本の浅薄な宗教を批判すると同時に、スピリチュアルな雰囲気を醸し出すという、相反する2つのことを同時に成立させておられるように感じました。優れた作品のように思いました。
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