モンシロチョウ - B-REVIEW
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モンシロチョウ    

地球が終わりの日 外ではモンシロチョウが飛んでいた 私の中ではすべてが終わり 平穏な終焉が訪れようとしていたのだ 何時如何なる場面でも脆く落下しそうな形態で モンシロチョウは飛んでいた  地球が終わりだというのに なんとも呑気に飛んでいる 夜には鈴虫が鳴き まだ星々はピカピカと光り続けているというのに 地球は終わるのだという きっとモンシロチョウは、全てが消え 空間だけになったとしても 何もないゼロの世界で ひらひらと時空の断片で舞い続けていくのだと思う

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作成日時 2022-08-07
コメント日時 2022-09-12

モンシロチョウ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 20
P V 数 : 1530.4
お気に入り数: 1
投票数   : 5
ポイント数 : 4
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2023/06/02現在)投稿後10日間
叙情性22
前衛性00
可読性22
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント44
 平均値  中央値 
叙情性22
前衛性00
可読性22
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合44
閲覧指数:1530.4
2023/06/02 03時43分50秒現在
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    作品に書かれた推薦文

モンシロチョウ コメントセクション

コメント数(20)
エイクピア
作品へ
(2022-08-07)

空想の中では、虚構の中では何度も地球が滅びた作品は多くて、或いは地球が滅びる事を前提とした、滅びるとまずいので、それを阻止しようとする作品は多いと思うのですが、この作品では、モンシロチョウが飛んで居る。何となくですが、萩原朔太郎の詩集宿命の「死なない蛸」を想起させるのですが、内容は全然違うのです。

0
yamabito
作品へ
(2022-08-07)

エイクピアさん、こんにちは。 自分でもふざけた作品ではないかと思っているのですが、潜在的な部分は何かあるのでしょうね。 感じて欲しかったのは、なにも無い空間でモンシロチョウだけが普通に飛んでいるという様でしょうか。お読みくださりありがとうございました。

0
藤 一紀
作品へ
(2022-08-07)

yamabitoさん、こんにちは。 《平穏な終焉が訪れようとしていた》というからには、「私」はその終わりを受け入れる準備ができていたのだろうと推測しますが、モンシロチョウの登場で再び外の世界に目を向けた時、「私」は世界が在ること、そこに生きてきたことをどこか不思議なこととして発見したのかもしれないですね。そうなると、在った世界が終わってしまうこと、生きていた「私」が消えてしまうこともどこか信じがたく感じるような気がします。それでも「私」が、 >きっとモンシロチョウは、全てが消え >空間だけになったとしても >何もないゼロの世界で >ひらひらと時空の断片で舞い続けていくのだと思う と思うかぎりは、モンシロチョウに終わっていく「私」の生を託して、旅立てるのかもしれず、絶対的な絶望でないところがよいですね。そんなに力強くなさそうなモンシロチョウにも味があります。 ついでにいうとアウシュビッツ収容所の壁には子どもが描いたらしい蝶の落書きがあった、という話があり、真偽は不明ですが僕はその話が好きです。

1
yamabito
作品へ
(2022-08-07)

藤さん、こんばんは。 本作は過去作なのですが、アルコールに頼って書き続けていた時期でもあったようです。現在は断酒三年になるのですが、なかなか飛躍した詩が書けないでいます。 最後の四行は、おっしゃるように、私だけが生き残りたいという思い込みから発せられた詩句なのかもしれませんね。 お読みくださり、ありがとうございました。

2
湖湖
湖湖
作品へ
(2022-08-07)

不幸な時、他者の喧騒や楽しそうな風情がモンシロチョウの記述のように感じられることがあります。地球最後の日にマニキュアを塗っている利己的な女が映画に出てきて、子供だった私の心に鮮烈に記憶に残りました。自己愛で乗り切る船というのもあり。蝶は魂の象徴とも言いますが、意識、や、時の象徴にも見えました。われ思うゆえにわれあり、ですね。諦観なのかな。

0
yamabito
作品へ
(2022-08-08)

湖湖さん、おはようございます。私の潜在的な部分に、映画ネバーエンディングストーリーのファンタージェン国の危機という絵があったのかもしれません。あらゆる虚無がすべてを食い尽くし、国までも破壊してしまうというアレですね。いわゆる一般的な映画のストーリーなどは、地球最後ではあるが可能性が残っているという話が多かったりします。ただ、私のは滅んでしまった後の世界観みたいな感じでしょうか。なぜこんな詩を書いたのか、世界は終わっても私の魂だけは浮遊しているというような希望論なのかもしれませんね。コメントありがとうございました。

0
鱗子(揶白)
作品へ
(2022-08-08)

色んなものをすっかり洗ってしまいたかった、くり貫いた蝶に繊細な脈がありやっぱり凄いなと思いました。

0
yamabito
作品へ
(2022-08-09)

 てんま鱗子(揶白)さん、おはよございます。 文章で他者に、ものを伝えるのは色んな要素がないと難しいのだと思います。一つは技巧だったりしますが、私個人的にはそういうものは持ち合わせていないと思っています。言ってみればそれは唯一無二の感性かと思うのですが、なかなか難しいですね。  今回は、そういう、感性的な部分で書いたものを投稿しようかなと思った次第です。コメントありがとうございました。

0
アポロン
アポロン
作品へ
(2022-08-09)

巨大な地球の崩壊というイベントと、モンシロチョウという小さなものが見事な美しい対比で表現されていますね!

0
yamabito
作品へ
(2022-08-10)

 アポロンさん、おはようございます。  私はシンプルな詩を書きたいと思う詩書きです。その上で、この作品は実にシンプルなものなのですが、アポロンさんはうまく一つの絵として御批評くださり、とても嬉しく思います。 お読みくださり、ありがとうございました。

0
自由美学
自由美学
作品へ
(2022-08-19)

国際宇宙ステーションを想像しました。暗い真空空間に白々と浮かびあがる羽根とか。 最後の日こそ穏やかに迎えたい

0
yamabito
作品へ
(2022-08-20)

自由美学さん、おはようございます。 イメージを提供出来たようで良かったです。 誰にも訪れる最後の日、おだやかであることを祈りたいです。 レスポンス、ありがとうございました。

0
薄楽
薄楽
作品へ
(2022-08-20)

モンシロチョウをこんなふうに描くんだと思い、感心しました。半無重力のあの感じ。地球がなくなっても大丈夫そうです。✌︎

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たろいも
たろいも
作品へ
(2022-08-20)

モンシロチョウの自由さがすごく自由に表されていて素敵です

0
yamabito
作品へ
(2022-08-21)

薄楽さん、こんにちは。はじめまして。 弱々しい飛び方なのですが、どこか、何かを達観しているような気がしています。 お読みくださり、ありがとうございました。

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yamabito
作品へ
(2022-08-21)

たろいもさん、はじめまして。こんにちは。 そうですね、自在にふわふわ飛んでいる様はいかにもフリーダムな感じですよね。 お読みくださり、ありがとうございました。

0
stereotype2085
作品へ
(2022-08-24)

地球最後の日。僕もとても興味をそそられるモチーフで何度か使っています。この詩ではモンシロチョウが中心に据えられていますが、モンシロチョウの不変に、淡々と地球が何も変わらずに終わっていくという印象が投影されていて、とても良いです。僕好みでもあります。地球の終わり、僕あるいは僕という何がしかの存在は何をしているんでしょう。変わらず淡々としているんでしょうね。そんな気分になる詩でした。花丸です!

0
yamabito
作品へ
(2022-08-25)

 stereotype2085さん、おはようございます。 最近何かをしていて、やたら焦ってるなぁ~と思うことがしばしばあります。意味もなくです。なのでそういう時には淡々と事を進めていく。ということを意識するようにしているのですが、そんな時には、このモンシロチョウを意識しているのかもしれませんね。 お読みくださり、また、御評価もしていただいたようでうれしい限りです、ありがとうございました。

0
エイクピア
作品へ
(2022-09-10)

この詩では滅びの予感では無くて、はっきりと地球の終りの日と言明されています。モンシロチョウの現在と滅んだあとの予想が記されています。「空間だけ」「時空の断片」と言う表現が印象的で、この詩のツボを成していると思いました。

0
yamabito
作品へ
(2022-09-12)

エイクピアさん、おはようございます。 ひとつの詩句が織り成す妙というものは存在するものだと思いますが、それがエイクピアさんのツボになってくれたようでうれしく思います。ありがとうございました。

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