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九月
九月 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1860.1
お気に入り数: 0
投票数 : 4
ポイント数 : 12
作成日時 2021-04-18
コメント日時 2021-04-24
項目 | 全期間(2023/09/26現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 5 | 5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 12 | 12 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 5 | 5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 12 | 12 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
何かが足りないような、「青」という言葉が多すぎるような、「九月」というタイトルが本当に最適なのか、などなど思うところはあるのですが、yamabitoさんの自然への視線と描写は、実があって空気の温度を感じ、とても素晴らしいと思うので1票入れました。特に3連目の静けさの中の「動」が印象的でした。(前回の「ウサギ狩り」も好きです。)
0舞浜さん、おひさしぶりです。 そうですね、私は結構同じフレーズを使ってしまいがちな人なので、気を付けてはいるのですが 今回は過去作という事で大目に見ていただければと思います。 タイトルですね。これは正直別なタイトルでした。本文とは全く関係がないタイトルですが、どこか9月をイメージさせる部分が自分の中はであるのだと思います。つまり、自分勝手な思い込みの部分なので、違和感はあって当然かと思います。 ウサギ狩りの方もお読みくださり、また、御批評もいただき、併せてありがとうございました。
0詩や詩人という単語を使わずに詩人の詩を書く時の心証を描いていると私は捉えました。それでいて詩情がありまた別の拡大解釈も出来る。僕(私)は詩人だ、詩を書いてるぞという意識過多な要素を存分に削った良作ですね。
0私は この詩を読んで、東山魁夷の描いた絵を 思い出しました。東山の描いた唐招提寺の襖絵展を観たことがあるのです。目の見えない鑑真のために東山が全国の青い海を見せたかったという複数の巨大な青い襖絵の片隅に、私は ちいさな青い鳥を私はみつけました。それを見たとき その鳥のことを まるでTwitterの鳥マークのように どこにでもいける だれの心とも 繋がれる世界観を感じました。 この詩でいうところの魚は、東山が 好んで描いた青い世界の中にいる白い馬や 私の見つけた 小さな青い鳥と 共通するものがあると、私は感じます。 とても大きな様々な色調の青の景色の中にいると深淵なものに触れることができます。けれど、それだけでは 人は迷子になってしまう。この詩の青い魚は、 たったのひとりで幽玄な世界に身を置いても良いのだよ。と、教えてくれているような気が、私はしました。 最後に、東山展で得た東山の言葉が忘れられないので 書き添えさせていただきます。 「青は感覚と精神を繋ぐ色」だそうです。
0stereotype2085さん、こんばんは。 そうですね、主題は有ってないようなそんなところです。かといってメタファにこだわったものではいけないと思いますし、難しいですよね、詩って。 私は自分がそういう、頭をかきむしるような詩が苦手なので、なるべくシンプルで、奇妙に面白い作品を書きたいと思っています。ご講評、ありがとうございました。
0真清水るるさん、こんばんは。 余談ですが、青い鳥と言えば、夏鳥のオオルリがやってくる季節となりました。日の加減で鮮烈な濃い青色を見せつけてくれる事もありますが、日が陰っていると地味な色です。 今回の青い魚は次の季節への感情を表している部分もあるのだろうと思ったりしてますが、作者自身がよくわかっていないかもしれません。 ご講評、ありがとうございました。
0こんにちは、はじめまして この詩の醍醐味は2連目から3連目の間のスペースであると思いました。意図的なのでしょうが、大きくスペースが取られています。 これは、わたしは詩に詳しくないので、なんとも言えませんが、個人的な感想です。
0多分このことに触れてはいけなかったんだと思います(みなさん何も仰っていないから)。でも言っておきたかったんですよね。 でもわたしはあまり首がまわらないので、もう少し「軽やかな」場面転換が好きです。これも個人的な感想です。
0不変蟹藻さん、おはようございます。 そうですね、私は長く生きているので、詩とはこういうものでなければならないという凝り固まったものがあるのかもしれません。今現代において、どういうモノがポエジーと呼べるのか、など、あまりわかっていないのかもしれません。参考になる意見、ありがとうございました。 文中のスペースについては、時間的な展開、流れの変化など、そういう意味合いがあるのではないでしょうか。
0魚が溶けていく様子がとても美しいです。 また孤独の色が強いですね。 それは静寂とも言えるしそこに救済があるのかも知れないな、なんて。 描写に徹していて解釈が多様に出来るけれど、 芯はしっかりしていて受け手がなにかを掴める気にさせてくれる良い詩です。
0白川ロイヨさん、こんばんは。 詩はなかなか巧くなりません。コツはあるんでしょうけれども、今一歩食い足りないなと思ってしまいます。これは、おっしゃるようにそこそこ成功したのだと思います。ご講評、ありがとうございました。
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