九月 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

死ね、ニュートン

こいつはいい

こいつはいいよ。文体とイメージは翻訳ランボーの剽窃だが詩の勢いはホンモノ。

豆大福の日

ひとつ私に くださいな。

仮に、お伽噺のような平和があるとしても 敵は、存在するする。人には 雉、猿、そして犬のようなタイプの人のように個性が色々であっても、共通する敵が いる。敵に勝つために、もっとも大事なことは、共通する喜びに きがつくこと

真清水るる

ひらいて、とがって

ひらひらとひらかれひかれて

ひざこぞう、に出逢ってください。そして手をのばして作品の言葉にためすすがめつ、触れてほしい。

帆場 蔵人@⚰

薬売り

胡散臭さがたまらない

怪しいものや不思議なものが好きな方におすすめしたい、世にも奇妙な掌編——

沙一

書かざる言わざる、雄弁に水銀を

黙って笑ってろ、沈黙は金

これを見ているあなた、恥ずかしくはないんですか? 答えられないのですか。 なんでですか。 理由があるという訳でもないのですか? ああ、そうか。 全部、冗談だというのですね。

鳴海幸子

夏は夜。月のころはさらなり

田舎の夜道は暗くとも、恋は華やかで明るい——

沙一

あなたとどんぐりとハナミズ……

悪意のないホローポイント弾

ここには○○の残酷さが描かれている。 ○○が何なのかは、読めばわかる… …かもしれないし、わからないかもしれない。 感じ方は「人それぞれ」だから。

R

祖父の痕跡

黙想を貫いた彼が最後にみたものは…

祖父の遺物が並んだ「私」だけの世界… 彼の深層に踏み込むべく「私」は宝物箱に触れてしまうのか…祖父とは一体何なのか…

つつみ

直列つなぎ-うんこ!!(……

青春の現代詩

青春はいつも、エロくて汗臭い。そして切ないけど優しいところもあり、美しい瞬間もあるけど、昆虫たちも僕らも命を捨てて夫婦になることを受け入れる。それが生きるということだから。個人的には、僕は飯田華子さんの紙芝居を観に行きたい。

蛾兆ボルカ

ちがう星

ピッチャーとキャッチャーみたいだね

それから時々 おなじ星

neue Ära records

いつまでもあいさつをしてゆ……

伝説の流行語はここから始まった

「かきかきたぶんしない」は伝説になった。わからない人には永遠にミューズは来ない。

neue Ära records

粘土

こんにゃろっというやり場のない怒れる者よ

ほの暗い系男子がたどり着いた極北のモノローグがきみにはわかるまい

neue Ära records

菊の花

2020年10月の裏番長/裏大賞

これの良さがわかるまで詩を書くんじゃない

neue Ära records

死んだベテルギウス

地球は退屈な諦念に埋め尽くされてる

重力に支配された地球人にはわかるまい

neue Ära records

風吹き抜ける青

残酷なロマンティズムがきみにはわかるまい

そのまま生き地獄で野垂れ死にするといいという孤高の美

neue Ära records

ぢんせぃ

その喪失感は夢かうつつか

ネットとリアルがボーダーレスな、デジタルネイティブ世代の感性──

沙一

潮風

潮の香りにのまれるように

不思議な気配が手招きをしている

帆場 蔵人@⚰

空の下

大自然という舞台への出奔

二人が走り出す。広大な大自然という舞台へ。

羽田恭

明るい朝の歌

明るい朝のうらには、暗い夜があった

外をみつめることが、内をみつめることにつながっている──

沙一

震え 揺れ 回る

一気に詩情が注ぎ込まれていく。 それが 震え 揺れ 回る。 詩を詠み終えても、止まらない。

羽田恭

生きるためにパイを焼く

どうしようもなく生きていくということ

ただパイを焼く。それだけなのだけれど、衒いも奇抜さもなく心にぶつかってきて揺さぶられる。

帆場 蔵人@⚰

別れ

靴の哀しみ

歩くための存在でありながら、誰かが履いてくれないと歩き出せない存在が、絶望して待機してる

蛾兆ボルカ

パパの日曜日

しがない日常に飽きてしまったすべての人へ

ごく平凡な日曜日のパパが、壮大で絢爛豪華な世界へ旅立つ——

沙一

「中央公園より」

わかりあえなくたっていい

人種、国籍、性別、年齢、人間同士のわかりあえないディスタンス、そんなことよりも、おたがいに笑っていよう、ここはみんなの公園だから——

沙一

わたしの髪は生きているのか……

心を亡くしてしまいそうなときに

ささやかなお洒落をたのしむ、それは自分が自分であることをわすれないために、ひつようだったのかもしれない——

沙一

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九月    

  心なし風はためらいながら 言葉の破片を引き連れて 鬱蒼とした森へと向かう 真実は青く沈み 均された虚像は 幼気にしずまりかえる ブルー 光沢のある青い魚が 静まり返った淵の中を 思いついたように尾を翻し 河床の色に程よく溶け込んで 水とともに揺らめいている

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作成日時 2021-04-18
コメント日時 2021-04-24

九月 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 1355.6
お気に入り数: 0
投票数   : 4
ポイント数 : 12
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2021/06/18現在)投稿後10日間
叙情性55
前衛性00
可読性22
エンタメ00
技巧55
音韻00
構成00
総合ポイント1212
 平均値  中央値 
叙情性55
前衛性00
可読性22
 エンタメ00
技巧55
音韻00
構成00
総合1212
閲覧指数:1355.6
2021/06/18 18時22分41秒現在
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    作品に書かれた推薦文

九月 コメントセクション

コメント数(11)
舞浜
舞浜
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(2021-04-20)

何かが足りないような、「青」という言葉が多すぎるような、「九月」というタイトルが本当に最適なのか、などなど思うところはあるのですが、yamabitoさんの自然への視線と描写は、実があって空気の温度を感じ、とても素晴らしいと思うので1票入れました。特に3連目の静けさの中の「動」が印象的でした。(前回の「ウサギ狩り」も好きです。)

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yamabito
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(2021-04-21)

舞浜さん、おひさしぶりです。 そうですね、私は結構同じフレーズを使ってしまいがちな人なので、気を付けてはいるのですが 今回は過去作という事で大目に見ていただければと思います。 タイトルですね。これは正直別なタイトルでした。本文とは全く関係がないタイトルですが、どこか9月をイメージさせる部分が自分の中はであるのだと思います。つまり、自分勝手な思い込みの部分なので、違和感はあって当然かと思います。 ウサギ狩りの方もお読みくださり、また、御批評もいただき、併せてありがとうございました。

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stereotype2085
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(2021-04-21)

詩や詩人という単語を使わずに詩人の詩を書く時の心証を描いていると私は捉えました。それでいて詩情がありまた別の拡大解釈も出来る。僕(私)は詩人だ、詩を書いてるぞという意識過多な要素を存分に削った良作ですね。

0
真清水るる
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(2021-04-21)

私は この詩を読んで、東山魁夷の描いた絵を 思い出しました。東山の描いた唐招提寺の襖絵展を観たことがあるのです。目の見えない鑑真のために東山が全国の青い海を見せたかったという複数の巨大な青い襖絵の片隅に、私は ちいさな青い鳥を私はみつけました。それを見たとき その鳥のことを まるでTwitterの鳥マークのように どこにでもいける だれの心とも 繋がれる世界観を感じました。  この詩でいうところの魚は、東山が 好んで描いた青い世界の中にいる白い馬や 私の見つけた 小さな青い鳥と 共通するものがあると、私は感じます。 とても大きな様々な色調の青の景色の中にいると深淵なものに触れることができます。けれど、それだけでは 人は迷子になってしまう。この詩の青い魚は、 たったのひとりで幽玄な世界に身を置いても良いのだよ。と、教えてくれているような気が、私はしました。  最後に、東山展で得た東山の言葉が忘れられないので 書き添えさせていただきます。 「青は感覚と精神を繋ぐ色」だそうです。

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yamabito
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(2021-04-21)

stereotype2085さん、こんばんは。 そうですね、主題は有ってないようなそんなところです。かといってメタファにこだわったものではいけないと思いますし、難しいですよね、詩って。 私は自分がそういう、頭をかきむしるような詩が苦手なので、なるべくシンプルで、奇妙に面白い作品を書きたいと思っています。ご講評、ありがとうございました。

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yamabito
作品へ
(2021-04-21)

真清水るるさん、こんばんは。 余談ですが、青い鳥と言えば、夏鳥のオオルリがやってくる季節となりました。日の加減で鮮烈な濃い青色を見せつけてくれる事もありますが、日が陰っていると地味な色です。 今回の青い魚は次の季節への感情を表している部分もあるのだろうと思ったりしてますが、作者自身がよくわかっていないかもしれません。 ご講評、ありがとうございました。

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不変蟹藻
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(2021-04-21)

こんにちは、はじめまして この詩の醍醐味は2連目から3連目の間のスペースであると思いました。意図的なのでしょうが、大きくスペースが取られています。 これは、わたしは詩に詳しくないので、なんとも言えませんが、個人的な感想です。

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不変蟹藻
作品へ
(2021-04-21)

多分このことに触れてはいけなかったんだと思います(みなさん何も仰っていないから)。でも言っておきたかったんですよね。 でもわたしはあまり首がまわらないので、もう少し「軽やかな」場面転換が好きです。これも個人的な感想です。

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yamabito
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(2021-04-22)

不変蟹藻さん、おはようございます。 そうですね、私は長く生きているので、詩とはこういうものでなければならないという凝り固まったものがあるのかもしれません。今現代において、どういうモノがポエジーと呼べるのか、など、あまりわかっていないのかもしれません。参考になる意見、ありがとうございました。 文中のスペースについては、時間的な展開、流れの変化など、そういう意味合いがあるのではないでしょうか。

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白川ロイヨ
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(2021-04-23)

魚が溶けていく様子がとても美しいです。 また孤独の色が強いですね。 それは静寂とも言えるしそこに救済があるのかも知れないな、なんて。 描写に徹していて解釈が多様に出来るけれど、 芯はしっかりしていて受け手がなにかを掴める気にさせてくれる良い詩です。

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yamabito
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(2021-04-24)

白川ロイヨさん、こんばんは。 詩はなかなか巧くなりません。コツはあるんでしょうけれども、今一歩食い足りないなと思ってしまいます。これは、おっしゃるようにそこそこ成功したのだと思います。ご講評、ありがとうございました。

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