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泣きボクロちぎり取って投げた、金魚たちが食ってら   

作成日時 2017-07-01
コメント日時 2017-08-02

「AKIRA」の「鉄雄」、「ヒメアノ〜ル」の「森田」、ん〜と、他にもいる?俺はバカだからな。物を知らないんだよ。 とにかく言いたいのは被虐者ってのは、後に怒りを持て余すんじゃないかってことだ。いろんなキャラクター、現実のいろんな人たち。何故あんなにも酷い行動に走るんだろう。そう考える。 おさえつけられて、小さくされて、閉じ込められて。 でもそこにはちゃんと在るんだよ。人としての尊厳とか誇りとか感情が。そういうものは、いつかいつかそのままではいられなくなる。済ませられなくなる。理不尽に追いやられた人間の悲しみとそこから来る怒りってのはいつか爆発するべくして爆発するんだろうと思う。 俺は肯定しない。被虐者であっても、愚行に走ることを。 優しい歌も恋愛のそれらを歌った歌も全部イライラするんだ。反面、破壊衝動に沿う曲、怒りの歌、泣き叫ぶ歌。そういうものは近いところに居る気がして、少し救われる感覚だってある。でも実際はそれは誤魔化しにしか過ぎず、この現実は何にも変わらないと知っている。それでも一旦委ねるしかないのだ。それが無理なら手首に鮮血、髪を掻き毟り、肌を引っ掻くしかなかったのだろう。自分を傷つける悲しみ。怒り。それは過去の理不尽に対しての。そしてそれはもう現在には無いもの。過去に在るもの。 そういう虚しさ。悲しみ怒りの行き止まり。 全部消えろ。全部消えろ。消えろ、消えろ。それはつまり俺が消えろってことだと知って納得したんだった。あれはすごい体験だった。本当にすっとしたんだよ。その通りだなって。 でもさ、やっぱり生まれてきた以上は生きたいよ。消えたくないんだよ。使えなくてもいいけど、使われてばかりだと心がすり減ってさ。人の思惑に踊らされてばかりいることにも我慢できなくなるんだ。 行き場なんかないよ。歳を重ねることは生き心地をより悪くする。追い詰める。 もちろん一つだけ、加齢に伴う死だけが唯一救いかもしれないが、それでもそんなもんはその時にだけ訪れるもので、基本的には日常にはないものに等しい。だからこそ、時間の経過とともに自らが追い詰められていくのを感じる。20歳ならまだ、30歳ならもう、40になってまで、50え? 声が聞こえんだよ 僕らの心は加齢に伴って成長する訳でもないのに、皆でお互いを追い込み合うんだから馬鹿だぜやめようぜ 人間?やめねぇよ ころしたいって思ったってそれは特定の誰かではなくてむしろ理想通り生きれない自らに対してだと知ってるから行き場がない 行き場がないならとそこに部屋を作る ゴミばかり集めて形成した我が城に鉄壁を作った うそだうそだ あれはペーパー 紙で出来てる うそものだよ わざとすぐぶっ壊れるように壁作ってんだ 寂しがりの生きたがり 死にたがりの生きたがり 一人になりたがり独りは嫌 そういう弱いケダモノ 子どもが泣いている お前の子どもだ 人は誰しも子どもを持つ 大人になれれば子どもを持つ 結婚なんかせずとも子どもを持つ 知ってんだろう それは昔のお前さ あのときのお前だ ほらその部屋で 縮こまるお前、お前だよ 青いバケツ いつかの祭りのお土産の金魚 水面にパクパクって息してて 瞬間ぶっ刺さったパスタ200g(推測) わっ!そう言って手のひらで目を覆った 赤くなってんだろうな、そうビビって見たバケツは変わらず透明で 掃除の行き届いた愛の色 うそだ そんな色あったかよ あれはただの透明 そこに暮らすは恐怖 机がひっくり返る 冷蔵庫に拳の後 足の折れた小動物が水を探して徘徊する 水なんてないのに馬鹿 馬鹿、俺のバカ 消えろ消えろ消えろ 消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ こんなこと書いて お前はお前に十字架ぶっさして、それで満足かよ 金魚が狭いバケツで 100匹上を向いてパクパク パクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパク ぜんぶ、全部の金魚の喉奥に上空から降り注ぐ ぶっ刺さる十字架 十字架がバケツに咲いてるぜ 綺麗だろ ほら綺麗だろ 笑えよ


項目全期間(2019/05/25現在)投稿後10日間
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2019/05/25 04時33分45秒現在
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コメント数(8)
桐ヶ谷忍 (2017-07-01):

おはようございます。 一読して、詩中に書かれている通り、例え一時でも慰めと強いシンパシーを感じました。 私なりの(あくまで私なりのです)詩の形式を捨てて、書き殴るとしたら、喚き散らすとしたら、この詩は私の一部を 確実に代弁してくれているもので、そしてだからこそ、慰めと、似た人がいてくれる、という安堵にも似た虚脱感を 味わいました。 そして代弁してくれるだけでなく、最後の方の金魚のくだり。これは私にはとても書けない、だけどとても書きたかった詩情に ほとんど嫉妬を覚えるほどでした。 パクパク…すごい迫力です。そしてその金魚の喉の奥に十字架が突っ込んでいく。飢えたケダモノに十字架。それを笑えよ、と。 ここ本当に素晴らしいです。 朝から興奮させて頂いてありがとうございます。とても良い詩を拝読させて頂きました。

5or6(ゴロちゃん。) (2017-07-01):

まだ削れるし、まだ書ける。 そんな作品だと思います。 なにも完結してない事は 良い事でもあり悪い事かもしれません。 ただシリアスさを持続させるにはキャラも確立していかないとギャグになりますので注意が必要です。その匙加減が今後の鍵かと思いました。

クヮン・アイ・ユウ (2017-07-13):

桐ヶ谷忍さま コメントをくださり、ありがとうございます。 「代弁」と「慰め」と「安堵にも似た虚脱感」について、ありがとうございます。 詩が、決して多くはない、けれど確かに深く感じていらっしゃる方やその想いに何か触れるものがあったのだということが、私にとっては救いです。ありがとうございます。

クヮン・アイ・ユウ (2017-07-13):

5or6さま コメントをくださり、ありがとうございます。 技術的なところをご指摘いただきとてもありがたいです。ありがとうございます。 お言葉を受けて、対して当時の私の熱とその背景を深く思い出しています。 なぜ冷静ではいられなかったのかを考えて今後に活かしてゆきたいと思います。 ありがとうございます。

田中修子 (2017-07-13):

おお、なんとなく若者の苦悩! 情熱! 書きなぐるしかない! という感じがして、好きですねえ、私は。 こういう書き方をされると腹が立つかもしれませんけれど、私が10代の頃書いていたものに似たものがあります。 でも、あの頃の私よりずっと上手です。 苦しい時、あと若くてエネルギーを言葉に表現できず、 「あああああああ!!」とか羅列したなぁ、と(遠い目。 「足の折れた小動物が水を探して徘徊する」 「金魚が狭いバケツで 100匹上を向いてパクパク パクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパク ぜんぶ、全部の金魚の喉奥に上空から降り注ぐ」 なんて、すごいではないですか。 私の友人はハタチで綺麗に逝ってしまいまして、もったいないお化けがでるようないいものを書く子でした。 私にもまた、あの頃の感性はだいぶ鈍ってしまいましたが、やわらいだ感性を補って言葉遣いは上手にはなった気はします、すこし。 クヮン・アイ・ユウさんも、ものを書き続けられるといいな、って思います。 もったいないお化けがでます。笑

クヮン・アイ・ユウ (2017-07-18):

田中修子さま はじめまして。コメントくださりまして、ありがとうございます。 「好き」とおっしゃっていただけて嬉しいです。 腹が立つなど全くございません。私事で恐縮ですが、自身今31歳でして、27歳の頃から生き直し始めたと言いますか、何というか恐らく若い時代に持つべきだった感情と初めて向き合い出したということがございました。ですので、今回お言葉をいただけて、まっとうにもう一度生きられているのだなと思われて嬉しかったです。ほんとうにありがとうございます。 後半に書いておられる田中さまの変遷に希望をいただく想いです。 ありがとうございます。なんとかやめずに、世界に指一つ引っかかりながらでも諦めずに生き続けたいと思います。 感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

蛾兆ボルカ (2017-07-19):

腰が座ってるとでも言うのか、感情がコントロールされた強度で展開してて、流れがしっかりしてるかんじがしました。スター性を感じるなあ。 僕は、ロックンロールな朗読詩人に、四人ぐらい出会いました。 ジュテ―ム北村さん、TASKEさん、ワンダーボーイさん。一人は出会えずに、死後に詩集を読みました。それはカウミン タウリさん。 あなたのフレーズはそういう素敵な人たちに共通する響きを持ってると思います。朗読で聴いてみたいな。 それと、この作品は、言うまでもなく、あなた自身を追い込んでしまいかねないわけですが、これだけにとまらないで、他の詩も書けば続けられると思います。マイペースを大切に。

クヮン・アイ・ユウ (2017-08-02):

蛾兆ボルカさま はじめまして。コメントをくださり、ありがとうございます。 勿体無いお言葉をいただきました。すごいメンバーだなぁと自分のことに寄せては感じられないほどです。ありがとうございます。 おっしゃる通りです。こういった詩しか書かざるを得ない状況というのは危険な状態だと思っております。幸い、色んな詩がまだ書けているので続けてゆけそうです。そして、結局書かざるを得ないというところもどこかで知っているような感覚もまたあります。 優しいお言葉をありがとうございました。

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