2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

食べ物と死ぬ人

目が付いているうちに読みたまえ諸君

傑作。 目が付いているうちに読みたまえ、諸君。他に言うべきことはない。

石村利勝

別れ

余りにも挑戦的、だがそれがいい

数ある一行詩の中でも、想像力/表現力がとても高い作品。最初は(え、これだけ?)と感じることだろう。しかし、これだけ?からの作中世界の広がり方は、これだけ?発言が恥ずかしくなるほど広すぎるのだ。

ふじりゅう

ママンへ

散り際にも見えるママンの後ろ姿

無駄なくそつなく、それでいて大胆にママンに語りかける。「ママンへ」あなたはこの書き出しで何を思い、連ねますか?

stereotype2085

名残の雪

美しいと思える作品だった

美しい空間を、踏む。踏むことで、汚す。踏むことで汚す、明示のされない寂しさ。本作にとって、雪を踏む行為、それだけが個の存在の証明なのだ。

ふじりゅう

例えば鳥の教え

色が付いたばかりの映画のように

情景の転調あるいは繋がりが「色彩」を基調にして、境界をあいまいにしながら広がる。

鈴木歯車

おかあさん

史上最強のタイトル回収

本文たったの6行、造作もなく読み切れ、詩人よ。 そして再度タイトルを見返し驚愕せよ、詩人よ。

眠い人

空なんか見てんじゃないよ

淘汰

この詩はあるタイプの詩と詩人を淘汰するべく書かれている と言えば言い過ぎか。 要注目。

stereotype2085

はずしわすれた風鈴が鳴る

やさしくせつない短歌集

かたづけられない想い出、それでもめぐりくる季節——

沙一

春風に吹かれてる

だいじょうぶだあ

《なんてこたあ ないんだよ》 天国から呼びかける声が、聴こえる。

stereotype2085

永遠の反射

名作?それともただの習作?

ただの習作なのかもしれない。が、ここには作者当人も気付いていないかもしれない、天才がいる。俺の直観は当たるんだよ。人生で二回くらいは。

石村利勝

こんにちは まっさらな世界

「まっさら」の優れた表現

あなたの世界も「まっさら」ではないかな? 「まっさら」なのに、書けますか?

南雲 安晴

imagine

パンチング。

今からリーディング界隈を、ノックアウト。

stereotype2085

はっかといちご

詩における視覚要素の決定版

いわゆる視覚詩的なものは作ろうとするとパッと見の奇抜さで満足してしまい、それを行った理由に乏しくなってしまうことが往々にある。しかし「はっかといちご」はその域を超え、結晶の造形だからそこの効果を成せている。

渡辺八畳

独言少女

いつも終電に間に合う人生生きてますか

少女の独言は胸に刺さる。というか萌える。条件があって、少女は本当に少女でなくてはならず独言は本当に独言でなくてはならない。なのでこの詩は刺さるし萌える。

石村利勝

MY 9090 OF NO……

最先端ノスタルジア

なつかしみが 超えてゆく 未来という名のノスタルジイ 

真清水るる

骸骨スフィア

プラトニックな求愛の舞踏

ほろびたゆえに、もうほろびることのない、永遠の愛。それは、幸せか、囚われか——

沙一

人魚性

海、たましいの故郷

素直さゆえに、なじめない人間のせかいにたいする、異邦のかんかく——

沙一

宇宙飛行士の解剖

死因は、孤独

二重の夜に、追い詰められた、かれは、涯のない闇のなか、吊るされた——

沙一

家庭の檄文

悲運

そこには笑顔の絶えない、家庭があった。

stereotype2085

あす

ミのシャープはファ

「ミのシャープ/響かせる笹舟にのせて/送り出してみる」って、やりますねえ。ひねりが利いてて鮮やか軽やか、清新なリリシズム。これぞ令和の”もののあはれ”じゃないですか?

石村利勝

バナナはおやつに入りますか

たもつワールド全開

これはバナナですか いいえ詩です たもつザ・ワールドです

羽田恭

TOKYO

不良天使の幻像

広大さと、小さなもの、神聖さと、世俗的なものの、コントラストに富んだミニチュア——

沙一

風景を食む

我々も本作の出来に食まれていく

この良さは読まぬと分からぬが、読むと確実に心が仕留められる。独特の風景の描写は人の記述がないからこそ冷涼な空気を作り出す。

ふじりゅう

失踪

現代詩が現代であることを実感できる

古風な詩作品から一線を画した作風に我々は驚く。

ふじりゅう

お別れの挨拶

&氏による待望の一作

ロシヤ、という響きの不思議さに、貴方はもう逃れられない。。。

ふじりゅう

この作品は読んだことがありません。


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2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集    

悲しみを歩いてゆくと 鏡に辿り着きます しかしこの先に道はありません 仕方ないので自分の顔を鏡に映し 今来た道をみんな引き返します 悲しみは常に客観的なものです 鏡の前の自分と 鏡の中の自分と 悲しみはそのどちらかにしか 存在できないのですから 少女の祈りが永遠なのは 少女が死んでも心に残るから 教会の鐘が心に響くのは 祈りが通じているからです 魂はこの世にひとつの想像です 燃やしても消滅しません 涙で魚を飼いたい 淋しさとは愛し合う二人の 勲章です たくさん殺せば功績も大きくなります 二人でいる寂しさが 一人でいる寂しさより 辛いのはそのせいです 愛するほど君を鳥篭で飼えない 愛するほど君は自由に空を飛ぶ それでも僕は君の唯一の理解者 君だって僕の唯一の理解者 そう僕たちには束縛するものがない それは二人に家がいらないということ 人が愛し合うと何かに復讐される 貴方が幽霊を信じないと言うならば この恋は終わるかもしれないわね 貴方は目に見えるものしか信じてくれない そんな人ですから 悲しみが超特急で目の前を通りすぎる 恋を研究すれば 電気を起こすことも可能です 車だって走らせます でも学者達が恋を研究しようとしないのは 恋が目に見えないものだからです 実用化できないのも恋 流行がないのも恋 廃れないのも恋の大きな特徴です 植木に水をあげたいと思ったとき もう恋してしまったのです 水をあげている恋は不安定 水をあげ終えた恋には 与えられた運命を思います わたしにとっての本当のことは わたしにしかわからない けれど嘘つきなあなたおかげで わたしは今日もキレイでいられる 毎日これからも キレイだよと言ってほしい 幸せも不幸せも一枚のカードである 幸せを引き止めるより 見送ってしまったら 俺もやるぞっ! という気持ちになるもんです 自分が傷付いてるときは 誰かを傷つけてるもんだ おじさん 夜空の黄色くて丸い穴 いくらですか 今日は運がいいね ただだから 勝手に入っていきな 手を繋ぐと温かいと喜ぶ 君は極度の冷え性だから また一緒に居る理由が増えた 体温が違う 考え方も違う 容姿も性別も違う 二人一緒に居ること ぼくらの存在価値は 冷え性な君の手を 分かり合おうとすることだ 心と心が 重なり合って しまえば 見つめあうことも 出来ない みんなお好み焼き さぁ、思い出さん達 言葉になんかならないで 汽笛のように 遠いところから 僕の胸まで 鳴り響いておくれ 千羽目の鶴が折れた 声にだしても 文字にしても この思いは伝わらない ただ手から手へ 千一羽目のあなたは 胸の中へ飛翔してゆく この大空は、世界中の 瞳の奥にある!


作成日時 2017-06-23
コメント日時 2017-06-28

2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集  ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 221.1
お気に入り数: 0
ポイント数 : 0
項目全期間(2020/05/31現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:221.1
2020/05/31 02時29分44秒現在
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※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集  コメントセクション


コメント数(12)
花緒 (2017-06-23):

なんだか、すごく楽しそうな作品ですね。まだ読めていないですが、じっくり読ませていただきたいと思います。 さて削除依頼があった投稿については、システムエラーか何かに起因するミス投稿かと存じますので、こちらの方でデリートいたしました。

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田中恭平 (2017-06-23):

こんにちは。書くに長けているなと思いましたね。 巧く書けるひとはポエムっていうかヘタウマにも書けるんですね。 何か酷く絶望しました。嫉妬?かな。ありがとうございました。

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Yoshi (2017-06-23):

花緒さん またコメントお待ちしてます。 誤投稿は僕のミスです。対処ありがとうございました。

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Yoshi (2017-06-23):

田中さん コメントありがとうございます。 僕は巧いのでしょうか?長けているのでしょうか?僕は自身について巧い長けていると思ったことがありません。 しかし、人の感想はそれぞれあっていいと思うので、ヘタウマという表現に対して、掻い摘んでお礼申し上げます。 絶望させてしまったのは残念です。しかし、この絶望が田中さん自身の嫉妬が原因ならば、僕にはどうすることも出来ません。なぜなら、嫉妬心は誰にも届かないからです。嫉妬心は自分を苦しめるだけですし、亦、嫉妬心が原因で頑張れたとしても、足に合わないシューズを履いてジョギングしたときのように、最初は気付かなくても、結果的に足を痛めてしまうように、心が荒みます。 嫉妬心について、僕はこのように考えていますので、できる限り嫉妬しないよう、また嫉妬しても他人にバレないように心掛けています。 ですので、最後の、ありがとうございました。というお言葉は、僕がこのように至らぬ人間故に、素直に飲み込めないところがあります。忌憚なく申し上げました。

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蛾兆ボルカ (2017-06-24):

こんばんは北さん 拝読して、非常に ピュアな詩だなあ。 と思いました。ピュアというのは 混じらない方がいいものが混じっていないということだと思います。余念がないことかもしれません。 冒頭と最後の所に明示されますが、と、思うわけですが、 一人の少女が死にます。その他の子の子の多くの部分で死んでいない少女、あるいは女が描かれていると思います。 時間軸をシャッフルするということが行われて寺山修司のような感じでしょうかアフォリズム的な外観をまとい、またはアフォリズムになっている。 そして寺山修司的な優しさ、記憶への寺山的な手付きと同時に、ギリシャ神話のオルフェイウスみたいだなあとも思いました。 悲恋を描く時 男は ごめんなさいとか悪いことをしたなーとか そういう雑念が交じれがちたと思います。 それが混じると森鴎外がエリスに行ったしうちのように、あるいは太宰が女中さんにしたことのように、それはお前が悪いんじゃないかみたいな変な作品になってしまう。 北さんのこの詩には、それがないのが、ラブソングとして、とてもイイなあ、と思いました。もちろん、悔恨には悔恨の叙情があるでしようけど、このピュアな感じは僕は好きです。 悔恨の混じらない悲恋と言うのは、私は経験がなく、想像すると身を切るように辛い悲恋かなとは思いますが。

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蛾兆ボルカ (2017-06-24):

バツ その他の子の子の多くの部分で死んでいない少女、 その他のこの詩の多くの部分で の誤変換です。すみません。

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Yoshi (2017-06-25):

ボルカさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。 題名に記してますけど、これ詩板の自スレの自分の詩を拾ってきて、原文から背景描写とか、それに至る事情とか、脈絡とか、そういうの削ぎ取って作りました。 昔を思い出して憂いてる訳ではありませんが、当時はこんなピュアピやったんやなぁと、自分でも思いました。 この頃は武者小路実篤を読んで、武者小路実篤のお師匠さんみたいな感じの人、名前が覚え出せない、、柳なんとか、でしたか、ここら辺の思想にめっちゃハマってた矢先、寺山修司の人生論と出会って、毎日それをお経みたいに崇めて読んでた頃です。綾小路実篤とかトルストイとか、そういうのからまさに、抜け出そうと必死やったです。 森鷗外はいちおう目を通しましたけど、硬い言葉使ってる割に、 何を女々しいこと言うとんねん?と一蹴してしまいました。 といって、ほとんど本とか読んでないので偉そうに語れませんが。(๑◡๑) あの頃、詩板で書いてたものは、今、書いてるのより、ぜんぜん好きです。 ボルカさんからこうして今になってコメント貰えると、スゲー和みます。僕がずーーっとボルカさん名前を間違っていたことは、ホント申し訳ないという気持ちで、ごめんなさいしたまま、墓場まで持っていきますしね。それでも、ときどき思い出して、怒っててくださいね。

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蛾兆ボルカ (2017-06-25):

懐かしいですね 。 当時、詩板には いろんなスレッドがあったけど 僕は 面白いなーと思ってよく覚えているのは「 35歳だけど うんこを漏らした。俺を慰める詩を書いてください。」ってスレです。 誰も慰める気なんかなくて、珠玉のフレーズ (笑)がたくさんあった。 そういう変なのとか 殺伐としたので埋まる掲示版の中に、ときどきほんとにピュアな詩があったんだけど、書いてた一人が北さんだったわけですな。 当時も今も ピュアなものの良さが分からない奴は 素人童貞だと僕は思ってます。 とは言え僕自身 、ピュアを意識しては書かない たまたま偶然 何十個に1個ぐらい自分で これはピュアな詩だなと思うよな 、しかも事後的にそう思うものを書いてしまうというぐらいです。 武者先生は僕も詩法としては否定するに至りましたが 、やっぱり凄いですよね。90歳超えてあのピュアさですから。 この詩のタイトルからは このフレーズを 書いた時と今と作者の間に距離がある ことを 思いました。 でもそれを再構成するということに今の作者をも感じます。 少し長くなりました。とりとめのない感想、失礼しました。

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まりも (2017-06-26):

短編集、という題名から、複数の恋物語を予想したのですが・・・一連毎に独立しているようでいて、恋、あるいは二人でいるということ・・・という一貫したテーマに貫かれている。時折、鋭い(アフォリズムのような)一行がスパッと入って来る。この不思議な構成は、どこから来たのだろう、と思っていつつレスを拝読して・・・自作の詩を再編集(再構成)した作品だったのですね。 一連目は恋に恋する、というような、相手の中に結局自分を見てしまう、そんなもどかしさを感じました。 二連目の、「燃やしても消滅しません」という断言に、失恋した後の心境を想いました。 「たくさん殺せば功績も大きくなります」このフレーズ、愛しあう、とは、時には(心や思いを)殺し合う、ということなのか?と・・・考えさせられる一節でした。ある種の束縛の愛、のような。 続く「愛するほど君を鳥篭で飼えない /愛するほど君は自由に空を飛ぶ」の連は、束縛しない愛、そんな理想の姿を描いているようにも思います。 「実用化できないのも恋/流行がないのも恋/廃れないのも恋の大きな特徴です」こうしたユーモラスなフレーズが入って来ると、全体の中でちょっと息抜きするような、小休止の感覚になりますね。 「水をあげ終えた恋には/与えられた運命を思います」このフレーズには・・・想いを注いだら、その責任を引き受けねば、という、決意のような重さを感じました。 「幸せも不幸せも一枚のカードである」「自分が傷付いてるときは /誰かを傷つけてるもんだ」人生の先輩から、作者が受けた言葉なのか、あるいは自身が見出した言葉なのか・・・そんな人生訓(というのも変な言い方ですが)的なメッセージ性を感じます。 その後の「手を繋ぐと温かいと喜ぶ/君は極度の冷え性だから/また一緒に居る理由が増えた」このあたりから、恋、が愛、に替わっていく、離れている二人が思いあう、というシーンから、二人でいる意味やあり方に触れていく。そんな印象を受けます。 「手を繋ぐと温かいと喜ぶ/君は極度の冷え性だから/また一緒に居る理由が増えた」こんな生真面目なフレーズのあとに、「みんなお好み焼き」、と来ると、緊張が一気にほぐれるというのか・・・さあ、肩の力を抜いて、と言われたような気になりますね。 一つの作品として見ようとすると、全体にまとまりが緩いというのか、連の間の隙間というか、空間が多すぎる、ようにも感じますが、構成につかず離れず、の流れがあって・・・ひとつのテーマを変化を続けながら持続していく、そんな連続性を感じました。

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Yoshi (2017-06-27):

まりもさん お読み頂き、コメントもありがとうございます。 色々と思って頂き、それを聞かせて頂きありがとうございました。

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エイクピア (2017-06-27):

悲しみを辿って行くと鏡にたどり着く始まり、悲しみの客観性。鏡の中の自分、鏡の前の自分。文学的な部位と理数的証明が融合したかのような、快適なリーダブル、アメニティーの構築としての詩作を心がけて居るのでしょうと思いました。

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Yoshi (2017-06-28):

エイクピアさん、コメントありがとうございます。 読みやすくそれで快適な構造を心掛けているというより、 僕はバカなんで、難しく複雑なことがわからないので、 必然的にわかりやすくなっているのだと思います。 アメニティはそんなに意識していませんが、 素朴な作りに快適さを感じる方です。

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