2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

B-REViEWは終わった

詩を愛するすべての方へ

詩投稿サイトは終わったのか、そもそも始まっていたのか、ただひとつわかっているのは、作品をとおした交流が求められているということ——

沙一

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

時の名を考える

奇妙な味わい

時の名前、おもしろい発想です。黒髪ワールド炸裂です。

yamabito

声明 流木から

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

魔法はある 犬ver

うまいと感じました(内容は15禁)

レスが少ない順から眺めていったんですが、埋もれてましたので掘り出しました。

yamabito

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

初恋

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

藤の花

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

犬のしっぽ

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

あなたのために

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

十月

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

死んだベテルギウス

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

この作品は読んだことがありません。


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2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集    

悲しみを歩いてゆくと 鏡に辿り着きます しかしこの先に道はありません 仕方ないので自分の顔を鏡に映し 今来た道をみんな引き返します 悲しみは常に客観的なものです 鏡の前の自分と 鏡の中の自分と 悲しみはそのどちらかにしか 存在できないのですから 少女の祈りが永遠なのは 少女が死んでも心に残るから 教会の鐘が心に響くのは 祈りが通じているからです 魂はこの世にひとつの想像です 燃やしても消滅しません 涙で魚を飼いたい 淋しさとは愛し合う二人の 勲章です たくさん殺せば功績も大きくなります 二人でいる寂しさが 一人でいる寂しさより 辛いのはそのせいです 愛するほど君を鳥篭で飼えない 愛するほど君は自由に空を飛ぶ それでも僕は君の唯一の理解者 君だって僕の唯一の理解者 そう僕たちには束縛するものがない それは二人に家がいらないということ 人が愛し合うと何かに復讐される 貴方が幽霊を信じないと言うならば この恋は終わるかもしれないわね 貴方は目に見えるものしか信じてくれない そんな人ですから 悲しみが超特急で目の前を通りすぎる 恋を研究すれば 電気を起こすことも可能です 車だって走らせます でも学者達が恋を研究しようとしないのは 恋が目に見えないものだからです 実用化できないのも恋 流行がないのも恋 廃れないのも恋の大きな特徴です 植木に水をあげたいと思ったとき もう恋してしまったのです 水をあげている恋は不安定 水をあげ終えた恋には 与えられた運命を思います わたしにとっての本当のことは わたしにしかわからない けれど嘘つきなあなたおかげで わたしは今日もキレイでいられる 毎日これからも キレイだよと言ってほしい 幸せも不幸せも一枚のカードである 幸せを引き止めるより 見送ってしまったら 俺もやるぞっ! という気持ちになるもんです 自分が傷付いてるときは 誰かを傷つけてるもんだ おじさん 夜空の黄色くて丸い穴 いくらですか 今日は運がいいね ただだから 勝手に入っていきな 手を繋ぐと温かいと喜ぶ 君は極度の冷え性だから また一緒に居る理由が増えた 体温が違う 考え方も違う 容姿も性別も違う 二人一緒に居ること ぼくらの存在価値は 冷え性な君の手を 分かり合おうとすることだ 心と心が 重なり合って しまえば 見つめあうことも 出来ない みんなお好み焼き さぁ、思い出さん達 言葉になんかならないで 汽笛のように 遠いところから 僕の胸まで 鳴り響いておくれ 千羽目の鶴が折れた 声にだしても 文字にしても この思いは伝わらない ただ手から手へ 千一羽目のあなたは 胸の中へ飛翔してゆく この大空は、世界中の 瞳の奥にある!


作成日時 2017-06-23
コメント日時 2017-06-28

2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集  ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 12
P V 数 : 651.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0
項目全期間(2023/03/22現在)投稿後10日間
叙情性00
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閲覧指数:651.6
2023/03/22 08時24分13秒現在
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    作品に書かれた推薦文

2005-2006 詩・ポエム板 北 ◆FUCKcjokcg 恋の短編集  コメントセクション

コメント数(12)
花緒
(2017-06-23)

なんだか、すごく楽しそうな作品ですね。まだ読めていないですが、じっくり読ませていただきたいと思います。 さて削除依頼があった投稿については、システムエラーか何かに起因するミス投稿かと存じますので、こちらの方でデリートいたしました。

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田中恭平
(2017-06-23)

こんにちは。書くに長けているなと思いましたね。 巧く書けるひとはポエムっていうかヘタウマにも書けるんですね。 何か酷く絶望しました。嫉妬?かな。ありがとうございました。

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タヌキが掘った穴
(2017-06-23)

花緒さん またコメントお待ちしてます。 誤投稿は僕のミスです。対処ありがとうございました。

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タヌキが掘った穴
(2017-06-23)

田中さん コメントありがとうございます。 僕は巧いのでしょうか?長けているのでしょうか?僕は自身について巧い長けていると思ったことがありません。 しかし、人の感想はそれぞれあっていいと思うので、ヘタウマという表現に対して、掻い摘んでお礼申し上げます。 絶望させてしまったのは残念です。しかし、この絶望が田中さん自身の嫉妬が原因ならば、僕にはどうすることも出来ません。なぜなら、嫉妬心は誰にも届かないからです。嫉妬心は自分を苦しめるだけですし、亦、嫉妬心が原因で頑張れたとしても、足に合わないシューズを履いてジョギングしたときのように、最初は気付かなくても、結果的に足を痛めてしまうように、心が荒みます。 嫉妬心について、僕はこのように考えていますので、できる限り嫉妬しないよう、また嫉妬しても他人にバレないように心掛けています。 ですので、最後の、ありがとうございました。というお言葉は、僕がこのように至らぬ人間故に、素直に飲み込めないところがあります。忌憚なく申し上げました。

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蛾兆ボルカ
(2017-06-24)

こんばんは北さん 拝読して、非常に ピュアな詩だなあ。 と思いました。ピュアというのは 混じらない方がいいものが混じっていないということだと思います。余念がないことかもしれません。 冒頭と最後の所に明示されますが、と、思うわけですが、 一人の少女が死にます。その他の子の子の多くの部分で死んでいない少女、あるいは女が描かれていると思います。 時間軸をシャッフルするということが行われて寺山修司のような感じでしょうかアフォリズム的な外観をまとい、またはアフォリズムになっている。 そして寺山修司的な優しさ、記憶への寺山的な手付きと同時に、ギリシャ神話のオルフェイウスみたいだなあとも思いました。 悲恋を描く時 男は ごめんなさいとか悪いことをしたなーとか そういう雑念が交じれがちたと思います。 それが混じると森鴎外がエリスに行ったしうちのように、あるいは太宰が女中さんにしたことのように、それはお前が悪いんじゃないかみたいな変な作品になってしまう。 北さんのこの詩には、それがないのが、ラブソングとして、とてもイイなあ、と思いました。もちろん、悔恨には悔恨の叙情があるでしようけど、このピュアな感じは僕は好きです。 悔恨の混じらない悲恋と言うのは、私は経験がなく、想像すると身を切るように辛い悲恋かなとは思いますが。

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蛾兆ボルカ
(2017-06-24)

バツ その他の子の子の多くの部分で死んでいない少女、 その他のこの詩の多くの部分で の誤変換です。すみません。

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タヌキが掘った穴
(2017-06-25)

ボルカさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。 題名に記してますけど、これ詩板の自スレの自分の詩を拾ってきて、原文から背景描写とか、それに至る事情とか、脈絡とか、そういうの削ぎ取って作りました。 昔を思い出して憂いてる訳ではありませんが、当時はこんなピュアピやったんやなぁと、自分でも思いました。 この頃は武者小路実篤を読んで、武者小路実篤のお師匠さんみたいな感じの人、名前が覚え出せない、、柳なんとか、でしたか、ここら辺の思想にめっちゃハマってた矢先、寺山修司の人生論と出会って、毎日それをお経みたいに崇めて読んでた頃です。綾小路実篤とかトルストイとか、そういうのからまさに、抜け出そうと必死やったです。 森鷗外はいちおう目を通しましたけど、硬い言葉使ってる割に、 何を女々しいこと言うとんねん?と一蹴してしまいました。 といって、ほとんど本とか読んでないので偉そうに語れませんが。(๑◡๑) あの頃、詩板で書いてたものは、今、書いてるのより、ぜんぜん好きです。 ボルカさんからこうして今になってコメント貰えると、スゲー和みます。僕がずーーっとボルカさん名前を間違っていたことは、ホント申し訳ないという気持ちで、ごめんなさいしたまま、墓場まで持っていきますしね。それでも、ときどき思い出して、怒っててくださいね。

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蛾兆ボルカ
(2017-06-25)

懐かしいですね 。 当時、詩板には いろんなスレッドがあったけど 僕は 面白いなーと思ってよく覚えているのは「 35歳だけど うんこを漏らした。俺を慰める詩を書いてください。」ってスレです。 誰も慰める気なんかなくて、珠玉のフレーズ (笑)がたくさんあった。 そういう変なのとか 殺伐としたので埋まる掲示版の中に、ときどきほんとにピュアな詩があったんだけど、書いてた一人が北さんだったわけですな。 当時も今も ピュアなものの良さが分からない奴は 素人童貞だと僕は思ってます。 とは言え僕自身 、ピュアを意識しては書かない たまたま偶然 何十個に1個ぐらい自分で これはピュアな詩だなと思うよな 、しかも事後的にそう思うものを書いてしまうというぐらいです。 武者先生は僕も詩法としては否定するに至りましたが 、やっぱり凄いですよね。90歳超えてあのピュアさですから。 この詩のタイトルからは このフレーズを 書いた時と今と作者の間に距離がある ことを 思いました。 でもそれを再構成するということに今の作者をも感じます。 少し長くなりました。とりとめのない感想、失礼しました。

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まりも
(2017-06-26)

短編集、という題名から、複数の恋物語を予想したのですが・・・一連毎に独立しているようでいて、恋、あるいは二人でいるということ・・・という一貫したテーマに貫かれている。時折、鋭い(アフォリズムのような)一行がスパッと入って来る。この不思議な構成は、どこから来たのだろう、と思っていつつレスを拝読して・・・自作の詩を再編集(再構成)した作品だったのですね。 一連目は恋に恋する、というような、相手の中に結局自分を見てしまう、そんなもどかしさを感じました。 二連目の、「燃やしても消滅しません」という断言に、失恋した後の心境を想いました。 「たくさん殺せば功績も大きくなります」このフレーズ、愛しあう、とは、時には(心や思いを)殺し合う、ということなのか?と・・・考えさせられる一節でした。ある種の束縛の愛、のような。 続く「愛するほど君を鳥篭で飼えない /愛するほど君は自由に空を飛ぶ」の連は、束縛しない愛、そんな理想の姿を描いているようにも思います。 「実用化できないのも恋/流行がないのも恋/廃れないのも恋の大きな特徴です」こうしたユーモラスなフレーズが入って来ると、全体の中でちょっと息抜きするような、小休止の感覚になりますね。 「水をあげ終えた恋には/与えられた運命を思います」このフレーズには・・・想いを注いだら、その責任を引き受けねば、という、決意のような重さを感じました。 「幸せも不幸せも一枚のカードである」「自分が傷付いてるときは /誰かを傷つけてるもんだ」人生の先輩から、作者が受けた言葉なのか、あるいは自身が見出した言葉なのか・・・そんな人生訓(というのも変な言い方ですが)的なメッセージ性を感じます。 その後の「手を繋ぐと温かいと喜ぶ/君は極度の冷え性だから/また一緒に居る理由が増えた」このあたりから、恋、が愛、に替わっていく、離れている二人が思いあう、というシーンから、二人でいる意味やあり方に触れていく。そんな印象を受けます。 「手を繋ぐと温かいと喜ぶ/君は極度の冷え性だから/また一緒に居る理由が増えた」こんな生真面目なフレーズのあとに、「みんなお好み焼き」、と来ると、緊張が一気にほぐれるというのか・・・さあ、肩の力を抜いて、と言われたような気になりますね。 一つの作品として見ようとすると、全体にまとまりが緩いというのか、連の間の隙間というか、空間が多すぎる、ようにも感じますが、構成につかず離れず、の流れがあって・・・ひとつのテーマを変化を続けながら持続していく、そんな連続性を感じました。

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タヌキが掘った穴
(2017-06-27)

まりもさん お読み頂き、コメントもありがとうございます。 色々と思って頂き、それを聞かせて頂きありがとうございました。

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エイクピア
(2017-06-27)

悲しみを辿って行くと鏡にたどり着く始まり、悲しみの客観性。鏡の中の自分、鏡の前の自分。文学的な部位と理数的証明が融合したかのような、快適なリーダブル、アメニティーの構築としての詩作を心がけて居るのでしょうと思いました。

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タヌキが掘った穴
(2017-06-28)

エイクピアさん、コメントありがとうございます。 読みやすくそれで快適な構造を心掛けているというより、 僕はバカなんで、難しく複雑なことがわからないので、 必然的にわかりやすくなっているのだと思います。 アメニティはそんなに意識していませんが、 素朴な作りに快適さを感じる方です。

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