燃焼を終えたロケットにではなく、 - B-REVIEW
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言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

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あなたへ

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きょこち(久遠恭子)

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海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

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きょこち(久遠恭子)

藤の花

紫の香り

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

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燃焼を終えたロケットにではなく、    

‪誰かの歌詞やその他の言葉にときどき、励まされるみたいにして自分の言葉にだって支えられたいと思う。そして残念ながら、そういうことは起こり辛い。 これはどういうことか。 それは、「僕が僕の世界の外には本当にはゆけない」ということが関係しているのだろうなと思う。でなければ、僕は何度だってあの歌詞やその他の言葉みたいに、自分の言葉にだって励まされて来たはずなのだ。 僕は僕が背負う酸素ボンベに僕の言葉を注入して歩いている。自家発電だ。そしてこれにはいつか限界が来る。だからこそ誰かを探している。そこから放たれる言葉を探している。 僕はここで出来る限り探索を続けるつもりだ。希望なしに終わるのが先か、いくつかの希望とともに終わるのが先か。それはわからない。どちらにしても終わることだけ、それだけは確かなことだ。 どこか知らない場所の、知らないあなたが、旅立つと決めたのなら、僕は出来る限りの拍手と願いを贈りたい。願いはだいたいが届かないが、この拍手があなたの、あなたのその闇の最中でこそ真に鳴り響くときのことを想っている。 この先誰にもわからない場所で、いつかあなたと何度だって再会したい。 今朝、ロケットが打ち上がるのを見ていました。いつも私は、切り離されたもののその後が気になって仕方がありませんでした。私みたいだったから。 けれど今は、今だけは違います。突き進むことにしたあなたに思いを馳せて。


作成日時 2017-06-02
コメント日時 2017-06-18

燃焼を終えたロケットにではなく、 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 10
P V 数 : 919.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0
項目全期間(2023/03/22現在)投稿後10日間
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閲覧指数:919.2
2023/03/22 09時55分08秒現在
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    作品に書かれた推薦文

燃焼を終えたロケットにではなく、 コメントセクション

コメント数(10)
花緒
(2017-06-02)

ユウさんの作品は、まとまりがいいし、バランス調整も上手いし、何かしらのトリックというか趣向が凝らされてもいて、いつも楽しませてもらっています。言葉、というものに対する、絶望と言おうか、限界のようなものが書かれているのだけれど、最終練が、うまくポエジーに繋がっていると思いました。<あなた>を言葉と読み換えるような感覚で、わたしは本作を読ませて頂きました。蛇足ながら、叙述の仕方にライト感があるので、例のごとく、評は割れるのだろうか、ということも思いました。はい。

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渡辺八畳
(2017-06-03)

もしかして「今朝、ロケットが打ち上がるのを見ていました。」は6/1の9時に打ち上げられた準天頂衛星「みちびき」2号機ですかね。丁度現実にもロケットのイベントがあったのでもしやと思っているのですが。

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クヮン・アイ・ユウ
(2017-06-07)

花緒さま コメントをくださりありがとうございます。 そもそも語彙が少ないから平易な言葉で書くしかないということを認めたいと思います。それは間違いなくあります。 私がもしもっと多くの言葉を知っていたらどんな詩を書くのかということを考えています。自由選択が可能な言葉からどんな言葉を出して来て、誰にわかるように書くのか。そんなことを考えています。 そもそも私に語彙が足りないので、想像の届かないところにある考えではあるのですが、どうしても考えてしまいます。 難解な、想像の余地がたくさんある詩は、どんな人にとって喜ばれるものなのかということを考えています。もちろんこれは否定的な意見ではないのです。ただ、気になっていました。 ひとりごとのような形で書いてしまい申し訳ないです。 コメントをくださり、ありがとうございました。

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クヮン・アイ・ユウ
(2017-06-07)

祝儀敷さま コメントをくださりありがとうございます。 すみません。お話いただいた出来事について全く知らないで書いてありました。 実は、ある方が新しいことにチャレンジされていく姿を見まして、そこから書いた詩でした。

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まりも
(2017-06-08)

「僕は僕が背負う酸素ボンベに僕の言葉を注入して歩いている。自家発電だ。そしてこれにはいつか限界が来る。」ここが、素晴らしいと思いました。 自分で自分を励まし続ける、その不毛さ・・・だからこそ、他者の言葉が、あたらしい、新鮮な酸素となって、エネルギーとなって、わたし、の中に流入してくる、その瞬間に飢えている。 「誰かの~励まされて来たはずなのだ。」ここは、飛行場でいえば滑走路の部分。そこから、離陸していく言葉が、「~酸素ボンベに僕の言葉を注入して~」という、飛躍の部分ですね。前半を、あえてもっと論文調のしかめっ面にしてみる、とか、前半を(  )にくくって、「僕は僕が背負う酸素ボンベに~」からスパンと始まっている、感じにするか・・・ きっと、前半部分の、自分の中でいろいろ考えてたどり着くまでの道程を「伝えよう」とし過ぎているのかもしれません。そうすると、ちょっと説明ぽくなりますね・・・。 中盤から後半で(一見すると飛躍しすぎていて、読者が置いてきぼりにされそうな気がするかもしれない部分)前半の想いは、充分に伝わるように思います。

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ユーカラ
(2017-06-08)

クワン・アイ・ユウさん、こんにちは。 コメントの返信の中に、どなたかの新たな挑戦する姿を思い浮かべて書かれた詩だということを目にしまして、成る程と得心しました。 今までは、ロケットの、切り離され、取り残されていく部分に自分を重ね合わせて、切なく悲しい、不憫な気持ちに囚われていたのが、その方の前に進む姿に触発されて(勿論それだけではなく、ご自身の成長された精神力、生命力がそうさせていらっしゃるのだと思いますが)、進む方へと気持ちと眼差しがシフトしていっている、というところに、静かな力強さを感じさせる作品だな、と思いました。すべての人へのエールのように。

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クヮン・アイ・ユウ
(2017-06-10)

まりもさま おはようございます。 「素晴らしい」と人様から言っていただけることの喜びは、他に代えられないものだなと味わっております。ありがとうございます。 詩には、どうやって深くにある大切なメッセージを届けるかという向き合い方がありつつも、一方で、伝えようとし過ぎないという向き合い方もあるのだなと、人様からすれば「今更何を言っているんだ」と言われてしまうようなことを、今になって考えています。 こういったバランスを取ることはとても難しいのですね。そしてそれがあった方がいいのか、あるいは、などと考えてはよくわからなくもなります。 混乱したりわからないということは、自分にとって大切な状態だと思いますので、いただいたお言葉から考えることをやめないでいたいと思います。 ありがとうございます。

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クヮン・アイ・ユウ
(2017-06-10)

ユーカラさま コメントをくださり、ありがとうございます。 逆にコメント欄がなかったらどんな詩として届いていたのだろうということを考えています。 私の詩は、自らの生き方に近いところで受け取っていただいているのだなということをコメントから感じ取りました。 逆に言えば私から切り離すことが必要なのかも知れません。 例えば作中の幸せが私の幸せでなく、不幸もまた然り。といったように届けられるようにもしてゆきたいです。ありがとうございます。

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るるりら
(2017-06-15)

こんにちは この詩には 真実が収められているなと 実直に受け取れた作品でした。 ほかの方も着目しておられますが、 ≫僕が僕の世界の外には本当にはゆけない お釈迦様の手の中で移動し世界の果てを観ようとした孫悟空のように すべての人は どうしたって 自分の世界の外には 行くことができない。どこまで行っても移動しただけ自分の世界だという、客観的に考えれば あたりまえに、はっと させられました。 ロケットが宇宙で軌道を得るロケットの部分よりも 燃え尽きるという役目を終えて うちすてられる部分へのほうに 心がゆさぶられがちだという話者に 共感をおぼえました。 ≫私みたいだったから。と書いておられるところが とても気になります。 いまは、燃えているあなたを応援してる。いまはね。という切なさを思いました。 わたくしごとになりますが、わたしの家族が 自立して巣立っていった日が 私がこの詩を読んだ初読だったので、言葉が 私に 刺さってくるように思えました。 わたしの家族にも ちょうど 「突き進むことにしたあなた」という言い方にふさわしい人物がいるので、わたしの心に ずんと来ました。 良寛さんは「 散る桜 残る桜も 散る桜 」と いったそうです。 散ったロケットは 役目を終えるのが 軌道にのるロケットよりも早いのかもしれない。 刹那を生きるロケットという感じがしました。壮大ななかに とても人間味があって 魅力的な作品でした。 ≫この先誰にもわからない場所で、いつかあなたと何度だって再会したい。 ↑ 命がつきても生まれなおしてでも応援するような熱を 感じました。 でも この行だけは なにかどこかが描き方に熟してないような気がしました。わたしが、この行が肝だと 勘違いしているだけかもしれません。

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クヮン・アイ・ユウ
(2017-06-18)

るるりらさま 初めまして。コメントをくださり、ありがとうございます。「実直に受け取れた」と言っていただきとても嬉しいです。ありがとうございます。 るるりらさまの心に届いたことを受けて、詩を書いてよかったと思いました。 桜の件、面白いお話ですね。 そうなると、最後はみな散るわけですが、そのことにただ悲観するだけでなく、自分より先に行った方々の健闘を心から願える私になれたらいいなと思っていました。私もきっと誰かにそう願っていただいているのかも知れませんし、現在地の尊さだってきっとあるのだろうなと考えています。 描き方に熟してないような、とおっしゃっていただいた点、お言葉を受けて考えるとやはりそれはおっしゃる通りかも知れないなと考えております。ロケットではないですが、そういった勢いで詩を書く私の弱さかも知れません。 ありがとうございます。

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