花をつくる - B-REVIEW
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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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二酸化窒素

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花をつくる    

昨夏、眼下に広がる河川 みなもの煌めき 八本のオールとしぶき 上腕と広背筋の隆起 生ぬるい風をも味方にする熱情 果てへ消えていくボート 冬枯れの河川敷 乱暴な風に本来乱暴さはなく 出入りしているのは私 意味を付与する私 彼もまた 犬種としては目立たないながらも やはり毛の生え変わりを経るなどして 等しく四季の中に居る 眺望に水鳥の飛び立つのとか 橋ではすれ違う車両の幾台かがあり ふと目をやると瞳に光を見つける 走って走って ひとしきり走って一つになって ある時には雨が 流星が 波の音が 今日の日が 一繋ぎにしたことにも気づかないで 隣り合って 拍子の異なる呼吸をする 波立つ身を切る風 あゝ今日は此処に来られた 彼を一瞥し 眼前の景色 わたしたち風景を讃えたくなる 今日一日の営み 特別なことはなくても その繰り返しが 花をつくるということ そこに 人生をゆくことの真髄を見る

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作成日時 2023-01-03
コメント日時 2023-02-11

花をつくる ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 1177.6
お気に入り数: 1
投票数   : 5
ポイント数 : 14
#縦書き
項目全期間(2023/03/22現在)投稿後10日間
叙情性43
前衛性00
可読性40
エンタメ00
技巧61
音韻00
構成00
総合ポイント144
 平均値  中央値 
叙情性22
前衛性00
可読性22
 エンタメ00
技巧33
音韻00
構成00
総合77
閲覧指数:1177.6
2023/03/22 08時24分54秒現在
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    作品に書かれた推薦文

花をつくる コメントセクション

コメント数(16)
いすき
作品へ
(2023-01-03)

パワーを感じる、クヮンさんはこのままムキムキになって、どんどん最強の人になるんじゃないかと思った。去年、クヮンさんの詩はしょせん米津玄師だといったけど、間違いだった。自分が恥ずかしいし、もっと頑張らないとだめだって反省しています。そうそう、12月ごろに、クヮンさんはプロフィールを更新して、自分は何者であると、はっきり言うってことをされました。それはやっぱりそうなのだと確認しました。

1
クヮン・アイ・ユウ
いすきさんへ
(2023-01-03)

コメントありがとうございます。 ここで語られる「米津玄師」さんがどんな記号で、どんな機能が与えられているのかが私にはわからないのですが(たとえば私は動作に関しても創作に関しても共に不器用ですし)、そう言えば米津さんは最新曲のPVでムキムキになっていましたね(腕だけですし、作り物だからぽろっと取っちゃいましたが)。 最強ってなんでしょうか。その方が使用する言葉の意味を知り合うコミュニケーションが好きです。でも詩とか創作の場面では結構その辺曖昧なまま行く美しさとか楽しさがありますよね。私はそれでも話していくことが好きです。大好きです。 ありがとうございます。

0
AB
作品へ
(2023-01-04)

しぶくていいです。 特に最後の四行はちょっと間違うと無粋になるような難しいところですが、ちゃんとじわっと来るのがいいと思います。

1
クヮン・アイ・ユウ
ABさんへ
(2023-01-05)

コメントをくださりありがとうございます。 最終四行についてもお言葉をくださりありがとうございます。 自身のつくるものがなんというジャンルの何であるのかということよりも、表したい内容を優先しての形であったので、そのようにおっしゃってくださりとても嬉しいです。ありがとうございます。

0
三浦果実
作品へ
(2023-01-05)

ちょっと一言コメントになっちゃいますが、ユウさんの作品履歴からすると、言葉に重みが増しているなあと一読して思いました。

1
黒髪
作品へ
(2023-01-07)

精神が透き通っていて透明だなぁ。誰にも真似できない。心がきれいになりますよ。花をつくるっていう言葉、素晴らしいものを表していますね。

1
クヮン・アイ・ユウ
三浦果実さんへ
(2023-01-07)

ありがとうございます。改めて考えると「言葉の重み」って一体なんなんでしょうね。私は実生活では「何を言うか」より「誰が言うか」で簡単になびく人々に怒りを覚えることも少なくありません。公平に聴いて欲しいなと思うのです。しかし一方で、放たれた言葉の中身と言いますか、その発信者に対する信頼というものがあることも知っています。ですから、もしそのような意味で重みが増したと感じていただけたのでしたら、とても嬉しいです。これからも人間として生きていくことに精進してゆきたいです。

0
クヮン・アイ・ユウ
黒髪さんへ
(2023-01-07)

くろかみさん、尊いお言葉の数々をかけてくださり、ありがとうございます。 日頃透き通れず、透明にはなれず、綺麗で居られないからこそ美しいものに惹かれます。焦がれます。 冬に花がなければ花をつくって祈りを込めた昔の人々にも想いを馳せていました。 ありがとうございます。

1
空色のこころ
空色のこころ
作品へ
(2023-01-10)

何度も読ませていただいています。 素敵な詩を、ありがとうございます。 読むたびに風景、四季が浮かび、その中で暮らす人々、そして動物たち、 そして移りゆく一日の情景のかけらも浮かんできて、 味わい深く、とても素敵な余韻が残ります。 好きな箇所は全てと言えますが(一連ですぐ引き込まれました)、 特に「眼前の景色 わたしたち風景を讃えたくなる    今日一日の営み     特別なことはなくても    その繰り返しが    花をつくるということ」 という最後の部分に、大げさかもしれませんが作者の生への眼差し のようなものが感じられて、とても魅了されました。

1
トビラ
作品へ
(2023-01-10)

情熱が空色に抒情する 花曼荼羅 だらだら過ごしても日が暮れる 猫の真似をしてあくびをする チェンソーマンにはなりたくないな 湿布を貼りたい 明後日に 特売日でもない日に 映画館に似た暗ささえ 『後悔』という名のついた一等星へ 河川敷を打ち上がっていくロケット花火 もう思うとても強く今を思うよ 返詩です。

1
室町礼
室町礼
作品へ
(2023-01-11)

ハンドル名とちがって 意外に古風なものを感じた。

1
クヮン・アイ・ユウ
空色のこころさんへ
(2023-01-12)

数々のありがたいお言葉をかけてくださり、誠にありがとうございます。嬉しくて何度も拝読しました。 一日も一週間も一ヶ月も一年も、時の経過はあっという間で、今日今週今月今年と一体何が出来たのだろうと考えるとおかしくなりそうになることもあります。しかしそういうことではないのだなとふと思われました。おっしゃるように生きていくことについて書いたのでお言葉大変ありがたいです。ありがとうございます。これからも懸命に生きてゆきたいです。

1
クヮン・アイ・ユウ
トビラさんへ
(2023-01-12)

素敵な返詩をありがとうございます。 >花曼荼羅 についても調べました。何だかとても縁起のいい言葉でありがたく受け取りました。 >もう思うとても強く今を思うよ この箇所、言葉が読後幾度となく響いているのを感じて幸せな気持ちに浸りました。トビラさんありがとうございます。

1
クヮン・アイ・ユウ
室町礼さんへ
(2023-01-12)

ご覧くださり、またコメントをくださりありがとうございます。 古風の対義語を調べました。今風とか現代風とのことでした。私の名前は寛愛祐をカタカナにしたものです。ありがとうございます。

0
エイクピア
作品へ
(2023-02-10)

乱暴な風に本来乱暴さはなく この一行に注目しました。矢張り自然の自然さに注目して居るのだと思いました。本来自然に作為はなく、人間はそれらに憧れながら作為してしまう、そこに慙愧の念を感じて、詩心がむくむくよみがえって来るのだと思います。意味を付与する私に慙愧の念が隠れているのかもしれません。「花」をつくると言う行為が詩作なのかもしれません。

0
クヮン・アイ・ユウ
エイクピアさんへ
(2023-02-11)

エイクピアさん、コメントを下さりありがとうございます。 >慙愧の念 この言葉について初めて知りました。素晴らしく美しい言葉ですね。知る機会を与えて下さりありがとうございます。 自身恥ずかしいという想いを大切にしています。恥ずかしいとかわからないということを忘れてしまっては、なにか大切なものを失うと恐れているのかも知れません。 風についての描写は大切にしているところなので拾っていただき、非常に嬉しいです。ありがとうございます。冬の河川敷に犬と立っていると、私という人間だけがこの風に乱暴だと思っているのだと気づきました。毛を激しく揺らされながら美しい瞳で世界を見つめる飼い犬を見ながら。

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