作品投稿掲示板 - B-REVIEW

紅茶猫


投稿作品数: 46
総コメント数: 353
今月は4作品にコメントを付与しました。
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紅茶猫の記録 ON_B-REVIEW・・・・

優良初コメント送信者

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ウルトラ投稿者

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無題

2024-12-11

Voice

2024-11-20

Apple

2024-06-01

淡雪

2024-05-03

時曜日

2024-05-02

水質検査

2023-12-06

plant

2023-12-03

素描

2023-11-23

2023-11-03

豆の莢

2023-05-28

小鳥曜日

2023-05-01

豆のうた

2023-04-09

豆詩

2023-04-06

悲劇の幕間に

2023-01-20

初蝉

2022-07-08

自由律俳句

2022-07-07

コスタリカ

2022-06-14

ある日

2022-06-08

チョーク

2022-05-26

2022-04-01

ロウソクの火

2021-12-25

改行

2021-12-14

箱空

2021-10-04

自由律俳句

2021-06-16

折り紙の巨人

2021-02-22

四番

2021-02-17

何処へ

2021-01-16

ダリア

2019-07-30

2018-09-26

カナリア

2018-08-13

Gaden garden

2018-08-05

空を汲む

2018-05-23

家族八景

2018-02-18

シュール Real

2017-10-03

2017-09-10

夜の水遣り

2017-08-15

無題

2017-07-30

歯の浮くような嘘を書いてしまったので訂正します。 私は自分のFirst Impressionを信じます。 書き慣れた方だとは思いますが、その技が少なくともこの作品では成功しているとは思えません。 ただ一個人の感想であり、この作品の良さを否定するものではありません。 (三千世界のカラスを殺し)

2024-12-12

結構盛り沢山のテーマだったので、小説の様に読んでしまい、それで少し物足りなさを感じたのかもしれません。 それでも詩というツールでここまで持ってくるのは確かな筆致の成せる技だと思います。 感服致しました。 (三千世界のカラスを殺し)

2024-12-11

改めて読むと、漢字の後を追う読み仮名が纏わりつく水のようでもあり、少し遅れて飛び込んだたましいのようでもあります。 初読では永遠に続くリフレインのように感じたのですが、たましいが屍体を追った1度のことだったかもしれません。 (葵橋。)

2024-12-07

「生粒」って何だろうと思っていたら、お米の未熟粒のことなんですね。 そうしたら何だか日本酒の仕込みの詩に思えてきました。 そうするとこの語り手のテンションもごく自然なものとして響いてきました。 全然違うかもしれません。 (黴)

2024-12-06

この川の水が渇れるまで、永遠に繰り返される生と死なのでしょうか。 死については事細かに書かれていますが、生は唐突に葵橋に現れるということだけ。 亡くなったことを理解しない死もあると言いますが、水面にゆらめくひかりが一時のわずかな救いの糸口のようでした。 (葵橋。)

2024-12-05

縦書きの詩が好きなので縦書きで書くことが多いのですが、英字の表記は横のままなのでそこに少し不便さを感じます。 メルモsアラガイさんに膨らましていただいた感想とても良いなと思ったのですが、トマJ(トマトジュース)のつもりでした。 しかしながらもっとイミフな様相を呈するなーと我ながら思います。 ご感想ありがとうございました。 (こちら今日の地球です。)

2024-12-04

ご感想ありがとうございました。 日曜日は「街とその不確かな壁」に着想を得て書きました。 今年もあまり本が読めなかったなーと思います。 (こちら今日の地球です。)

2024-12-04

うーむ。豪華な天丼を頼んだら、やたらと衣が厚かったみたいな。壮大すぎるテーマを家族の愛憎で回収するには、ちと改修が足りなかったような気がします。 遠回しに書いているうちに、自分でもよく分からない感想になりました。 でもちょっと読んでみたいという気持ちになり読ませていただきました。 失礼しました。 (三千世界のカラスを殺し)

2024-12-03

リアルな日常を書き留めた日記風の句の中に、時々クリエイティブな句が置かれているので、この作者の日常と創造の近さを思いました。俳句にはもともとそういう傾向があるのかもしれません。 下に書き出した句が特に良かったです。 >野を歩き一人の朝へ帰る >頭の中の銀河が騒ぐ >波の高さに電車は走る >さらさらときれいな川の一月よ これは飯田龍太の「一月の川一月の谷の中」のオマージュなのかなと思いました。 (手帳より自由律俳句 2024)

2024-11-29

ありがとうございます。これからも精進して参ります。 (Voice )

2024-11-26

11階建てとかなり高層だけどマンションではなく敢えて団地にしたのは、容易に建物内に入り込めるからかななどと、やはりリアルに読みたくなるような詩だなと思いました。 外階段と書いてしまいそうですが外廊下。 子供たちが上京していた頃は、いつもスマホで人身事故のことを気にかけていました。 東京に限らず本当に多いですね。 たまに東京に行く時などは、満員電車が人を吐き出していると思って見ていました。 (からっぽの世界)

2024-11-26

最後の3行が少し唐突であるような気がしました。 暗闇や宇宙、自身の孤独がひたひたと広がる中の一瞬の閃きと1輪の花との対比は面白いと思ったのですが。 花瓶に収まる宇宙への布石が詩の言葉としてあまり無かったからかもしれません。 (Cosmos)

2024-11-26

ですね。作品同様引用が少し飛躍し過ぎたかもしれません。 いろんなご意見が伺えるこの場は大変貴重な存在です。 類さんの意見を尊重します。 ご感想ありがとうございました。 (Voice )

2024-11-23

詩人の河津聖恵さんが『闇より黒い光のうたを』という著書のエピローグの中でこのようなことを語っていました。 「経済性や効率性に偏重していくばかりの世に、詩という無償を突きつけるものを書きたい」 >ただ、深い意味は無いのでしょう という言葉を反芻しつつ、偶然目に止まった言葉になるほどなあと思った次第です。 丁寧なご感想ありがとうございました。 (Voice )

2024-11-23

雪崩れ込むように生きることは、時に大地に生きるものの宿命ではなかろうかといったテーマを彷彿とさせる作品でした。と書きたかったのですが、一つ前のコメント欄は何か纏まりのないものとなってしまいました。 (牛が雪崩れ込んでくる)

2024-11-22

>雪崩れ込む という言葉がこの詩の肝になっていて、牛も牛飼いも大地に根差しているというリアリズムをありありと語っているように思いました。 人がどこかに雪崩れ込む時は、回りの人間とほぼ同じ意識を持っている時が多くて、個々の思慮深さのようなものは少し薄まるような気がします。 この詩の中で気になったのは >絶対的に今を肯定して というところで、自我の無い(?)牛に都合良く人間の考えを被せているように感じたところでした。 これは牛だけに限ることなのかなと、雪崩れ込むように追い立てられる時、でも時間は有限なので、立ち止まってばかり居られないのかもしれませんが、振り返ると人生の中で何度もあることだったなと思いました。 (牛が雪崩れ込んでくる)

2024-11-22

子供の頃に虐待を受けると、多重人格者になりやすいと何かで読んだことがありますが、詩の投稿なので、そのまま作者の体験談と読むのは拙速過ぎるのかなと思います。 話は変わりますが、高校生の頃塾から帰って来た時に妹が「あれっ、さっき帰ってきたじゃん」とか言ってきて、ぞーっとしたことがあります。 後にも先にもそれ一回きりでしたが。 あれは何だったのでしょう。早く帰りたかったのでしょうか。 (僕は僕になる)

2024-11-21

嬉しいご感想をありがとうございました。 過去作それほど数が無いので是非お読み下さい。 (Voice )

2024-11-21

白線が汚れてしまうくらいなら、いっその事消してしまいたいというパッションはどこから来るのだろうと思いながら読みました。 車道の上では歩行者は一番の弱者で、横断歩道はその歩行者の唯一の安全地帯な訳ですが。 安全地帯など壊してしまってリスクを取ろうとする若さと、でもその安全地帯に体を擦り付けたいほど執着している両極端な感情のせめぎ合いが感じられる詩だなと思いました。 若さは欲張りですね。 (白線。)

2024-11-20

久しぶりにネット詩人魂全開で書きました。 ご感想ありがとうございました。 (Voice )

2024-11-20

「ミシンと金魚」スピンオフ カケイさんが最後に握りしめていたものは 判子ではなく花だったらしい けれど その花は誰かに見えただろうか カケイさんきれいな花が見える? と言えるほど簡単な人生だっただろうか と考える 判子は埃にまみれて落ちたまま カケイさんの思いつきも その場に落ちたままだった。 通帳のわずかなお金は きっと鬼嫁が使ってしまうだろう シベリアをたくさん買って 仏壇にお供えしてしまうだろう なんてことをまだ考えているから 相当あまちゃんなのだ そういえばシベリア最近食べてないな (B-REVIEW 10月のお題詩「六文銭」「まちは大騒ぎ」 )

2024-10-30

最後のオチは頭頂部を指し示すものなのでしょーか。何か明るい悲哀を感じました。書籍全般冬の時代に詩集はどうでしょう。死臭を漂わせている場合ではありませんね。失礼致しました。 (ぼくは詩集)

2024-10-09

何か変換したら出てきてしまって、そのまま使いました。 名札の倉庫?ですね。 コメントありがとうございました。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-30

このような書きものに丁寧なコメントをありがとうございました。 詩を書くときは紙に(コピー用紙)にペンで書くというスタイルなのですが、その実景をつらつらと書くことを以前からよくしていたように思います。アイデアがあまり出てこない時ほど。。。 だいぶ暑さが和らいできましたので、読書は再開したのですが相変わらず詩はほとんど読めていません。なのでこうした投稿も控えた方が良かったかもしれません。 詩に近づきすぎると見えるようになることも多いでしょうが、見えなくなることもあるような気がしています。 今は部外者というスタンスが気楽で良いです。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-30

面白さだけが目立ってしまいましたね。 コメントありがとうございました。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-24

うーむ。特に問題意識を持って書いたものではありません。Titleなど適当に付けました。 >読解、楽しめました。 との文言に少し安心しました。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-21

場を批判する方は場をもっと良くしたいと思う気持ちからそうなさると思うのですが、残念ながら私にはそういった思いはあまりありません。 お読み下さりありがとうございました。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-21

面白さがありましたか。 それは何よりです。 そうですね。適当に思い付いたフレーズではありますが、どうにか着地出来ました。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-21

誤字がありました。 ○ピジョンブラッド ✕ビジョンブラッド おまるたろうさん、A・O・Iさんコメントありがとうございました。 また日を改めて返信致します。 (ペーパーレスカンパニー)

2024-09-20

安定の富山の薬売りさんのイメージでした。なぜこれほど見事に何もひっかかりがないのか、でもこの妙な安定感は読む人に安心感を与えると思います。 (フラクタル)

2024-09-20

コメントありがとうございます。 詩というか詩を取り巻くものに心折れたといいますか、まあしばらくは詩など読みたくはないといった心境です。 >なんだか、ウロボロスのようなものを全体から感じました。 ウロボロスという言葉には随分たくさんの意味があるようですが、詩を愛して止まないミハイさんのような方なら「詩に」どんな仕打ちを受けようとも詩に空けられた穴を果敢に塞いでまた歩き出すのではないかしらなどと、そのようなことを思った次第です。 (Apple)

2024-06-06

>なんとなく分かってきたのはただ一つ 出会うための準備と「出会い」という本番を終えた話者はそこまでの過程が分かったと言ったきり、ぷつりと詩が終わっている。 このぶつかった相手がこの話者と同じ程度の目的を持っていたとは読めませんでした。 それはこの話者の心の解釈でもあるような。 本当に準備をしていたというよりは、そう自分を納得させていた、ただ単にぶつかる相手を探していた、転がる自分が止まる石ころを。 話者の主体が強固なので何だか意地悪な読みになりました。 基本的にはこの話者は優しい人なのではないかと解釈します。 変な読み解きめいたものをつらつらとしてすみません。 流れるような言葉の展開が転がる石ころを連想させました。 (出会い頭にご注意ください)

2024-06-02

詩的だったでしょうか。 コメントありがとうございました。 (Apple)

2024-06-01

「アンダルシアの犬」20代の頃公民館で観た記憶があります。内容はさっぱり分かりませんでしたが、寺山修司の書を捨てよと同時上映だったように記憶しています。今思うと随分贅沢な時間でした。コメントありがとうございました。 (Apple)

2024-06-01

水とラップトップの画面を寄せてみると流動的なイメージが重なるものですね。 >どこかの国の風景が映されたディスプレイには >そんなファイルがトランプみたいに整列してて >息を殺していつもわたしを見つめてる 画面を通して美しい景色をみると自分がそこに行った気分になるのですが >誰かに与えられた凹凸の少ない裸に目を凝らす でした。まさに。 (リフレクト)

2024-06-01

>テーブルの下がどんな惨状なのか >誰にもわからない 小さないざこざから大きな戦争まで、無論一括りには出来ませんが、危機的な状況にある気候変動に争いごとは悪い影響しか与えないと思います。 だから止めろとは軽々には言えないかもしれませんが、どこか他の星に移住可能なのでしょうか。 (がれきの下)

2024-05-13

>発想そのものは無機質で、そこから育ててみると心を打つものになった、という流れが多いんじゃないでしょうかね。 確かにミハイさんの詩を読むと「育て」ている感じがよく伝わります。 滋味深くなるというか、「育て」がうまくなりたいものです。 それと同時に他のアプローチの仕方も現代詩にはあるから面白いですね。 「触覚」の発想は何か面白いなと思いました。 ペンと紙を取るために大急ぎでビニール手袋を外すわけですが、手のひらに乗せないとひんやりした感じは分からないですからね。 詩作について後ろ向きなまとめを始めて書いたものですが、逆に励まされたような気がしております。 コメントありがとうございました。 (淡雪)

2024-05-13

残念ながら意図を意識して書いていないので、意図はあまり無さそうです。 コメントありがとうございました。 (時曜日)

2024-05-13

夜中の3時に目が覚めてなぜかこの「車窓」の詩が頭に浮かんだので書き留めました。 あとの二篇は事前に少し構想はありましたが、まとまりに欠けているかもしれません。 というか最後の詩なんてまるでぼやきだし。 >どんな言葉をのみこんだんでしょうね、その方は… 何でしょうね。お腹がひかるくらいですからね。 コメントありがとうございました。 (時曜日)

2024-05-13

長く見ていると何となく行動パターンが分かって来て、いくつかは言葉を入れ替えた同じテーマだなと思ってしまいます。 >波の高まりと共に電車は行く こういう句があったりすると、やはり力のある作者さんだなと偉そうに思ったりしております。 (自由律俳句集成「句帳より」)

2024-05-04

いかにも詩作に纏わる心情の吐露的な体裁なのですが、やはり何も書いていないような気がします。 でもこのような読み物にコメントありがとうございました。 (淡雪)

2024-05-04

先ずは現代詩手帖4月号の選外佳作おめでとうございます。 どんな詩かなと思っていたのでここで読むことが出来て良かったです。 「針園」とあるので何となく場所に囚われて読んでいたのですが、「針」だけに着目すれば言葉は線の組み合わせだから針みたいなものだなと思ったり、針は微細なものなので繊細な心情をその先に感じます。 >家に帰る前に、 >一方のアイスは溶けてしまったので、 >線路上にそっと捨てた この捨てられたアイスクリームは父の存在ように感じました。 最終的にこの家は針園になってしまうのでしょうか、頼りにしている主治医は犬だしデモ隊は滅んでしまった。 土の養分を吸って広がる針が何かを暗示しているようで不気味な印象でした。 (針園(はりぞの))

2024-05-04

怖いですね 声優さんはどんどん亡くなるのに バシッと定められた時間軸の外にサザエさん一家は決して出ない ほっこりがびっくりになるような世代もそのうち現れるのではないかと思います あのような家の間取り、家族構成が理解できないとか たまの鈴の音が好きだわ あなごさんも良いキャラだし 時々実物がTVに出ている 出ていません。 今でも月曜日が憂鬱になっちゃう人が多いのに どこまで貫き通すのでしょう いやーでもこのままお茶の間文化を永遠に保存し続けてほしいです。 (B-REVIEW 5月のお題詩「サザエさん」「ハンディキャップ」 )

2024-05-03

メルヘンと捉えるならテッパンの舞台装置にテッパンのストーリーだと思いますが。 それだけに終わらない広がりを内包していると思いました。 他者であるとか周りの人たちに対する思いやりのこころ、これも詩に広がりを持たせていると思います。 >今日も星はキラキラ煌めく >地上と夜空で永久に輝く かごで掬った星が地中で芽を出しさらに星を実らせるというのも面白いと思いましたが、ばら撒いた星が地上に広がるとしたら話者の立ち位置は宇宙空間の只中となり不安定さは増すけれど、そんな情景もあるのかなと思いました。 でも木に成る方が俄然どっしりとした安定感がありますね。 (君へ星の贈り物)

2024-05-03

端正な印象の詩だなと思いました。 所々に差し込まれる話し言葉が読み手との垣根を上手に取り払っていると思いました。 (坂道)

2024-05-02

短さの中に意味があるような無いような。意味を持たせようとしているのですね。たぶん。 (空を読む)

2024-05-02

>向こうから びっくりするほどのデブが歩いてきた。 なのに人差し指と親指でつまんでしまった「俺」はどんだけデカいのかと思いました。 不思議の国のアリスの様ですね。 最後の一行はどうでしょう、取って付けた様な感じでした。 (びっくりするほどのデブ)

2024-05-02

いつも展開未然なのか、絶妙なところを掬っているのか、読みながら迷うところはあります。ライトレスで失礼致しました。 (放課後)

2024-03-05

どの詩も言葉のセンスの良い方だなと思います。 ひねりが良いですね。 (放課後)

2024-03-05

読みやすさを気にしすぎるところがあります。コメントありがとうございました。 (紙を細かくたたむ時)

2024-03-03

題名はただの題名です。 コメントありがとうございました。 (紙を細かくたたむ時)

2024-03-03

読み手にinspirationを与える詩だと思います。 それでこれだけコメントを集めているのでは。 主体的に歩くには少し未完成かもしれませんが、とても面白い切口だと思いました。 (プラネット)

2024-03-03

作者としては微妙なものを出してしまったという感じがしております。 これからも精進して参ります。 ご感想ありがとうございました。 (紙を細かくたたむ時)

2024-02-28

確かに不明です。 何だかリズム良く書きました。 (紙を細かくたたむ時)

2024-02-26

純真無垢な赤ちゃんであれば無償の愛を注ぐところですが ご提示の構図とても面白いと思いました。こちらを本文にした方が良いかもしれません。 ChatGPTが出てくるまでSNSの実像に気付いていなかったとしたら、あまりに切ない話ですが 自分の中にもある幼児性のようなものをコントロールするのは難しいにしても、上手く付き合う術を身につけていきたいと思った次第です。 (紙を細かくたたむ時)

2024-02-26

一行目が秀逸だなと思います。 選ぶ「動作」の小さなズレがオシャレですね。 (さんぽ)

2024-02-25

人生も折り返し地点を過ぎるといろいろ思うところがあります。 誰かを攻撃したり愚痴るよりは、内省に向かうこの話者の優しさが「バー」という言葉に集約されているような気がしました。 (バーの夜)

2024-02-18

ひとかたまりに見えるフォルムから勝手にコンクリート詩などと書きましたが、コンクリート・ポエトリーという正式な詩の形式があるようです。 例えば鳥が飛翔する様などを文字を使って視覚的に見せたりするものらしいのでこちらの詩は該当しないかと思います。 大変失礼致しました。 (サイクル)

2024-02-17

1立方㎞でした。 訂正します。 (サイクル)

2024-02-17

こういう形式はコンクリート詩というのでしょうか。 1平方㎞に浮かんでいるとは詩的ですね。 (サイクル)

2024-02-17

手触りが微妙に違う言葉を組み合わせて破調もハ調も自在に繰り広げている感じがしました。 また一つの方向に安易に流れていかない構成の仕方に風通しの良さを感じます。 最後ひらがなでひらひらほどけていく感じは若さなのかなと思います。 (晴曇)

2024-02-16

幽霊をコレクションしている友人がいて 釣り上げた魚の血抜きみたいに 魂を抜くのが大変なんだよって言うから 魂を抜いた幽霊? だって魂が幽霊であって 幽霊は魂そのものだと思っていたから 魂の抜けた幽霊って想像もつかない と思っていたら 今から幽霊を一体捕まえに行くと言うので ついて行って 見ることにした。 (B-REVIEW 2月のお題詩「幽霊」 「秘密] )

2024-02-16

限りなくリアルな世界を感じたのですが。 導入部では若干そのリアルな世界から何かを取り出して異質なものを展開していくのかなと思ったのですが、そうでもなくて、この年代の親子にありがちなエピソードが、それ程丹念にという訳でもなく語られていったというような印象でした。 (無題)

2024-02-15

小説「1984」の主人公の乾いた眼差しを想起させるような語りだなと思いました。 繰り返される「仕事」というwordがテーマの一つのようであり、そこに生真面目さが働くのでシリアスな内容の割には揺り戻しが小さいのかなと思いました。 見ること聞くことを語る7連目がとても印象的でした。 詩誌に掲載されていてもおかしくないような作品だと思いました。 (僕の仕事)

2024-01-05

補足です。 眼鏡に指紋が付くということに関してChatGPTの反応が、すごく敏感だと感じたのですが、普段スクリーンに付く指紋に怯えているから(故障に繋がる可能性があるから)だとしたらChatGPT側の事情も含めて発言してくるのかしらと夢を膨らませてしまいました。 ChatGPTにばかりに関心を向けていたという訳ではなく、この詩今年ネットで読んだ中で一番衝撃を受けたかもしれません。 (fingerprint)

2023-12-26

atsuchan69さんとChatGPTとの読み解き面白いなと思います。 語り手はサキ自身で、絶命するまでの時間を遡って振り返っている行為の様にも感じました。 >眼鏡と指紋: 詩の終わりに登場する「眼鏡に指紋をつけないで」という行は、注意深く守られるべきものや、無傷でいるべきものへの願望や不安を表している可能性があります。 だとしたら何よりも大切な存在であるサキ=自分を傷つけられたくない、傷つけたくないという大きな矛盾をこの詩は内包していると思いました。 カタカナ表記のサキは裂くことを想起させて、不穏な感じを詩全体に滲ませていると思います。 (fingerprint)

2023-12-26

箱が気になる方が多いですね。 立体性があるかどうかは分かりませんが、一息に書いた分新鮮味はあっても言葉の選択に弱さを含んでいる様な気がします。 (水質検査)

2023-12-26

今年も書いた中では一番好きな詩かもしれません。 「水曜日」は微妙で最後まで扱いに迷いました。 小蓑としたのは完全に失敗だったように感じています。 コメントありがとうございました。 (素描)

2023-12-24

返信が遅くなりました。 一息に書き上げた感じばかりが残る詩です。 やはり自動筆記に近いのかなと思います。 そうは言っても、いろいろ気にしながらのことですが。 コメントありがとうございました。 (水質検査)

2023-12-24

「シュール」というのはとても都合の良い言葉だと思います。よく使われる言葉でありながら、何を持ってシュールとするのか私にもよく分かりません。 >「A罫線のどぶろく」とは、たまたま目に入ったノートから書いたのでしょうか。 詩を書く時に罫線入りのノートは使いません。自由に書けるような気がしてコピー用紙を用いることが多いです。すぐに順不同になるので効率は悪いですが。 不思議さ、異物感を感じていただけたのなら書いた甲斐がありました。 この詩のことからは少し離れますが、なぜあれほどたくさんの方々が自分のアカウントと共に詩作品全てを消し去らなければならなかったのか、やはりそのことはいつも頭を離れません。 それは掲示板の風化により作品が自然消滅するとか、自らの手で消すことができる機能を用いて消す作業とは明らかに意味合いが違うからです。 その異常ともいえる出来事の重苦しい空気感が常にこちらの詩掲示板を支配しているように感じていました。 それで私なりの結論としてこちらの掲示板への投稿はこの詩を持って最後とすることに致しました。 その際アカウント、詩作品の抹消などは希望しておりません。 以前つまらない怒りに乗じて、その当時の運営サイドの方に作品の抹消をお願いしたことがありましたが、規則ということで受け入れていただけませんでした。 今にして思えば、作品には罪が無いわけですから、その対応に感謝しております。 m.tasakiさん、いつもニュートラルなコメント楽しみにしておりました。ありがとうございました。 参加者の皆様、新旧の運営の方々お世話になりました。ありがとうございました。 (水質検査)

2023-12-07

最後のキメの言葉があまり力を持たないのは何故だろうと思ったのですが、その一つ前のところが、どうしても愚痴にしか聞こえなくて、ちぐはぐさが生じてしまったせいなのかなと思います。 怒りと愚痴はやはり微妙に違うもののような気がします。 鳥の表現には惹かれるものがありました。 つらつらとえらそうなことを書きました。 あまり気になさらないで下さい。 (夜の十字架)

2023-12-04

花のことまで調べて下さりありがとうございます。 「夕映え」という花は多肉植物みたいな花で茎らしい茎は無いですね。 なのでどちらかというと可憐な小菊というより、この多肉植物なのかなと思います。 いろんな読みを提示して下さり参考になります。 ありがとうございました。 (plant)

2023-12-04

坂の上からの声は「歩き疲れた足」からのものだったというアイデア面白いですね。 短詩には短詩なりの饒舌さがあるように思います。 いつもお読み下さりコメントありがとうございます。 (plant)

2023-12-04

「街とその不確かな壁」という小説のラストにもやもやとしたものを感じていたのですが、そこに結び付けて読むのは全くの個人的な読みではありますが、影の捉え方が素晴らしいなと思いました。 読む人によって見える景色が違うと思います。 筆致がとても鮮やかだと思いました。 (或る人)

2023-12-03

「12月の風」「寒中水泳」「ドライアイス」は少し「冷え」につきすぎているかなと思います。 慈姑の「きんとん」は珍しいですがこれもやはりお正月を連想します。 歳時記片手にコメントしているような気分になってきましたが。 問題提起ってネット詩あるあるですが、何となく作者なりの答えがちらちらしているような気もしました。 まとまりのないコメントで失礼致しました。 (コンナニ ヒエキッタノハ ナゼ)

2023-12-03

曜日のシャッフルは田中宏輔さんの日めくりシリーズを参考にさせていただきました。 コメントありがとうございました。 (素描)

2023-12-03

>「シュルレアリスム宣言」の自動記述の話を思い出しました。 以前シュルレアリスムそのものについて別のサイトで詩を書いたことがあります。 その時シュルレアリスムを冒涜している的なお叱りを受けたので、それからは自分の中ではなるべく距離を置きたいものでした。 今思えば理解が未熟であったと思います。 でも自然とまたその方向に向かっているなら、今読んでいる小説だとかあまり関係のなさそうなものからの影響かもしれません。 コメントありがとうございました。 (素描)

2023-12-03

>初連、わかるように書かれているので、 序章だから違う方向性で書いたというわけではないのですが、興味深い感想でした。 それにしても私にとってA・O・Iさんの詩は大変難解ですが、どんな書き手であっても自分で理解していない部分が詩の中に必ず紛れ込んでいるような気も致します。 コメントありがとうございました。 (素描)

2023-12-03

今回は参加者が少なかったですが、それでも何となくまとまりのある詩になったのはひとえに編集の妙だと思います。 「赤方偏移」という言葉初めて聞きましたが、太陽が遠ざかる時の夕焼けの色、もしくは星が遠ざかっていく時の様子。いずれにしろ朽ちた電波塔からいろいろなものが遠ざかっていくようです。 電波塔が語っていたのはこの詩だったのかもしれません。 (連詩:時に晒された電波塔の独白)

2023-12-01

何ですかこれは?傑作ですね。 こういうものが出品されている内はまだまだここも大丈夫だなーと思います。 ※失礼致しました。 (ブコウスキーの朗読を聴く)

2023-11-27

カズオイシグロの「クララとお日さま」のAIの独白みたいだなあと思いました。 思考が真っ直ぐであまり人間臭さがないように感じたからかもしれません。 どこをとっても美しい比喩でした。 (追想、追記)

2023-11-25

もちろん詩情はありますよ。 素晴らしいです。 (あくいくん)

2023-11-24

丁寧にお読み下さりありがとうございます。 ご感想ありがとうございました。 (素描)

2023-11-24

いつも思いますが、語の必然性が崩壊しているところが面白いです。 おそらく倉庫での独りごちなのですが、いつも通り話者の思考が吹っ飛んでいると思いました。 蓴は頭の切り換えですね。 (シュークリーム)

2023-11-24

YouTuber詩という造語を思いついてしまいました。 「あくいくん」と君を付けるのは面白いですね。 (あくいくん)

2023-11-24

もちろん架空の名前です。 今、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいるのですが、加納マルタとかクレタとか変わった名前の人物がたくさん出てきます。それを真似してみたというところです。 ご感想ありがとうございました。 (素描)

2023-11-23

月明かりが照らす「都市開発計画書」の貼り紙 どうやらこの電波塔は近日中に解体されるらしい その足元に踞る異国の兵士 いつからそこに居たのだろう (時に晒された電波塔の独白 (連詩の試み))

2023-11-23

訂正します。 言葉はずばりそのものを指すので、捉えどころのないという表現はおかしいですね。 言葉を用いて捉えどころのない自分の鉱脈を何とか探りあてるその過程にひかりを当てた考察かと思います。 ふわっとした解釈をそのまま書いてしまいました。 失礼致しました。 (弱くて強い自分)

2023-11-22

捉えどころのない自分を捉えどころのない「言葉」で表現するということは、一見相性が良いようでその実最悪であるような気もします。 ノイズの多さから言うと、絵画や音楽に比べ圧倒的に多いと思うからです。 それでもこの表現方法を手放さない人が多いのは、そのノイズにも何か役割があると思っている人が多いからなのかなと思います。 (弱くて強い自分)

2023-11-22

「きっと 目のふちの涙が虫眼鏡の様にはたらいた 偶然」 何かを悟るような瞬間が余白にはあったと思うのですが、はっきりと分からない感じが良いですね。 私も何度も親族の死に立ち合っていますが、結構どうでも良いことほど覚えています。 例えば何で叔母はお葬式なのに祭と書いてある団扇を手にしていたのだろうとか。(多分気が動転していて) 途中のランダムな感じに配置した言葉も、話者の混乱した心情を巧みに表現していて上手だなと思いました。 (出棺前夜)

2023-11-20

詩を書く時に、前半は陥りやすいこと、後半は理想を語っているように思いました。 ディアローグ、読み手と対話する詩だけれど独り善がりにはなっていない。 生のテキストとして散見するものをよく見かけるからかなと思います。 海の向こうのものをさらっても面白くなければ、自分の持ち駒を何でも繰り出す。 でも手垢びっしりなので、元の原型の姿を留めているのか不確かなまま。 でも果たしてこれは詩なのかよく分かりません。 コメント欄に書いたら大変説得力がありそうです。 (裸の自分)

2023-11-18

返詩は難しいと思います。私も過去に失敗したことがあります。 作者が詩を返されることを前提に書いているのなら問題無いかもしれませんが、それでもあまり気分の良いものではないかもしれません。 (海螺珠の心臓)

2023-11-15

女性の妊娠、出産が大まかなところにあるのかなと思いました。 かなり身も蓋もない読みですが。 簡単には読ませてくれない、読む視線は上下するし言葉の意味も至る所で分解するなど、解読のためのテキストでは無いような気がしました。 「華侈」まさに美しい「詩の言葉」を贅沢に用いた詩ですね。 そうかと思えばかなり落差のある言葉もあったりして、上へ下へと目まぐるしいです。 ライトレスで失礼致しました。 (海螺珠の心臓)

2023-11-15

一つ前の作品の時も思いましたが、言葉は容易に消えて伝えたい意味が立ち現れてくるというテクストの消耗を見るにつけ、これは詩歌ではなく散文ではなかろうかと思います。 (幽霊たちの砂浜)

2023-11-12

投機筋か何かの話で、波は相場の波のことなのかなと思いました。 「深海を漂う海月のようなビニル袋飛んでる」 以前投稿したこの自作の俳句を思い出してしまいした。 斜陽の極東の島国を憂いているのかもしれません。 (幽霊たちの砂浜)

2023-11-11

ちょっと偉そうなコメントしてしまい反省しております。 闘病の様子を詩にされたのでしょうか。 その大変さがよく伝わってまいります。 失礼致しました。 (微細な火花が)

2023-11-11

電車に乗っていて周りの人たちが火事だ火事だと騒いでいるのに、全身黒ずくめの私は意に関せず、私のことは見えないでしょう、(私も見たくありません)ということなら何のことなのか分かるような気もするのですが。 >盲導犬?にワン、と吠えられ自然 「そうか、心臓は見つかりませんでしたか」 お道化の風を装ってT駅のステップを踏んだ ここがとてもいいなと思いました。 心臓という一番大切なものが見つからない、理由がわからないことがまた一つ増えて私はそれを抱えて生きていく。 それで書き出しのところのイメージが輪郭を帯びて来るような気がしました。 その他にもいろいろな読みができそうな風通しの良い詩ですね。    (心臓)

2023-11-11

サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の雰囲気があると思いました。 この本何度読んでも途中で挫折してしまって、今は真ん中あたりで止まっています。 一つ面白いなと思ったのは完全に語呂合わせですが「メモリアル」はリアルなメモになる。 何となくふわーッと意味も通ってしまいそうな感じが面白いです。 全編通して随所に感じる「ふわ面白さ」ですね。 アメリカの田舎町が舞台で翻訳された読み物的な、そこを狙って書いているのかもしれませんが。 リズム良く読み手を飽きさせないエンタメ的な要素があると思いました。 それで「たこ公園」だけはなぜか日本のイメージですね。 (a poem)

2023-11-11

巧いなと思います。それはこつを掴まれたという意味で。 ただ最後の崩しは、一体何を回収したかったのだろうと思いました。 適材適所の言葉を選び、積み重ねてきたその先の破綻だから、勝手に意味を考えて読んでしまうのでしょうかね。 まだ棘を隠す前の初読の感想ですので聞き流して頂けたらと思います。 (微細な火花が)

2023-11-11

本質的なことですね。 (化粧水)

2023-11-10

原作の「城」読んでみました。 先ず未完成とありましたが、ここまで生々しい未完成だとは思いませんでした。スパンと切れて終わっています。続きを書くつもりでいたという終り方です。 あと「くるくる」と書いた方は実際に読んでいた方だったのですね。 カフカは「変身」は読みましたが、こちらは本のタイトルすら知りませんでした。 未完なので永遠につくことは無いだろう決着をついぞ見ることもなく、ネット空間を風刺していたのではないかしらと思ったり、何が大変て一番は読むのが大変な本でした。 ご紹介ありがとうございました。 (連詩:古城)

2023-11-09

創作の過程を詳しくお伝えするのは、作品をつまらなくしてしまうような気がします。 口をつぐむスタイルもあると思います。 読者に丸投げというよりは、作者の思いを押し付けたくないということの方が多いかもしれません。 詩に徹しているという言葉嬉しいです。 ありがとうございました。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-11-09

鯖詰缶さんだけに、サバサバしていて読みやすさ満載の詩ですね。 仮に最初の会話が成り立つなら十分暖かいお家だと思います。 「サボテンと地蔵にまみれた街道」 攻撃的な人物、無視をキメる人物、ネット空間の砂漠、あるいは明日という日をクロールしながら游いでいる人なのだろうなこの話者。 (人生 楽ありゃ)

2023-11-08

運営の方々が新しくなり、まだ落ち着かないようなので本文訂正は順次気長に待っているという状況です。 確かにゴトーのままの方が誤読を地で行く感じで、間が抜けていてこの詩には合っているかもしれません。 ご感想ありがとうございました。 (ちいかわプラットホーム)

2023-11-06

今世界を暗く覆っている戦争のイメージを感じました。 >ぴかぴかとしたたまご が そらをさわると むくち 腐りかけの我が手には、しらない花。 タイトルにもなっているところ、分かり合えないところから争いが始まる訳ですが、いっそのこと「はな」に名前をつけなければ良いのになどと思ってしまいます。 比喩に用いる言葉に一定の格調の高さがあると思います。 >手紙という 名の 濁った蝶だ ここなどはとても素敵ですね。 ライトレスですみません。 (しらないはな)

2023-11-06

息子の通う大学で数学科の入る建物を病棟と呼んでいることなどを思い出しました。 話は変わりますが、かなり前にNスペで数学の難問「ポアンカレ予想」をロシア系ユダヤ人の数学者ペレルマン博士が解いたという特集があって、当時このニュースはそれなりの騒ぎになっていましたので、数学のことは全く分からない私にも大変興味深いものでした。 常人にはたどり着くことが出来ない領域に足を踏み入れるには、持っていなければならないものがあり、捨てなければならないものがあり、戻れない危険性があることなど凡人の頭でいろんなことを考えさせられたものです。 人の知的な能力のピークは20代と言われていますが、その時期に思い切り知的な活動に打ち込んだという経験は、それだけで一生の宝物になるのではないかと思います。 リアルのような骨組みにフィクション、ノンフィクションをバランスよく配置して、硬質な語りが詩の内容にとてもよく合っていると思いました。 エロも良いですがやはりこういうタッチもこの作者さんらしくて良いですね。 (mathematicians)

2023-11-06

>外側に開かれるようにイメージして内面を書いてるということですね。さだまらない心象風景を見て書いてる。 そうだと思います。そして内面に重心を置きすぎないのが俳句だと私は解釈しています。 これは詩なので若干自分の内面が目立っているかもしれません。 そうですね。現代詩は決まり事が圧倒的に少ない、そこが自由で良いですね。 (蛙)

2023-11-05

この詩の登場人物は非常にセンシティブな感性の持ち主かもしれませんね。 でも枕木が支離滅裂なので列車のスピードは出ないでしょう。 一行目がぽっと浮かんでそれ以降のものは最初の一行に寄せたものです。 短詩には短詩の面白さがあるかもしれません。 ご感想ありがとうございました。 (ちいかわプラットホーム)

2023-11-05

>紅茶猫さんの詩にはとても良い響きを感じます。その響きがさらに広がっていく先に、響き合いが生まれてくるのではないかと思いました。 誰かが読むという前提で詩を書く訳ですから、誰しも書きながらどこかで読み手を意識していると思います。 私は俳句も詠むので俳句はどうだろうと考えた時に、他者の前に対象物(自然界の動植物、自然現象など)が来るかもしれません。 読み手より目の前の花と私が優先事項なのです。 時々そうした視点が顔を出すのかもしれないと思いました。 (蛙)

2023-11-05

>人は簡単には分からない複雑な存在かもしれないな、などと思ってしまいました。 同感です。 ダブルスタンダードだとか便利な言葉に乗っかったりしなければならないほど、人間も世の中も複雑になる一方だと思います。 (蛙)

2023-11-05

>脳内というより目で見えるものを無作為にスライドしているかんじ。 身体性のようなものを差し込んで、詩がふわふわしすぎないように重しをしてみました。 蛙のことですが、確かに私の詩の中にはよく出てきます。 たぶん俳人の松尾芭蕉が好きなので、例のあの有名な俳句「古池や蛙飛び込む水の音」の要を担う小さな生き物として何となく思い入れがあるのかもしれません。 ご感想ありがとうございました。 (蛙)

2023-11-04

詩を書くことは自分の内面のアウトプットのように思っているのですが、自分でもよく分からない部分があるのですから、そういう感想を持たれるのは至極当然のことだと思います。最近そう思えるようになりました。 ここ数ヶ月間は一行詩のような短いものしか書いていませんでしたので、少し長めのものを書く体力はまだ戻っていないかもしれません。力不足ということも多分にあります。 率直なご感想ありがとうございました。 (蛙)

2023-11-04

かなり前に別の詩サイトで同じようなことを、とある詩人に言われたことがあります。 小説などで話を飛躍するとその後のフォローが大変そうですが、詩の方がいくらか気楽かもしれません。 コメントありがとうございました。 (蛙)

2023-11-04

「容器」というタイトル何か不穏な感じがします。 何も入っていない容器なのでしょうか。 訥訥とした語りは、流れを阻害するような停滞するような感じがあって、漢字のズレもそうですけど、居心地の悪さのようなものを感じます。 読み進めていくと、この容器には猫が入っているようですね。猫は狭いところが好きですから。 童歌のような素朴な仕掛けもよく雰囲気を出していると思いました。 (容器)

2023-11-04

コメントに窮するようなコメントをしてしまったような気がするので再度失礼いたします。 巧みな表現力で、最後の海に続くところなど身体性を帯びた立体感のようなものすら感じましたが、そのまま情景というか言葉が流されていく手前に「脳内、あなたの、」という一字が波間に浮かぶように設てあって、くいと引き戻されるようなその塩梅が絶妙だなと思った感想を書きたかったのですが、最初のものは何だかまとまらないものになってしまいました。 それで再度書き直させていただきました。 (靴を履き、物語をポケットに、ポエムを歩く)

2023-11-02

コメント欄をダラダラ長引かせているようで本当に恐縮なのですが、一つ前のコメントの「運営費」は誤字です。 「運営」と書くつもりでした。 何の大意もございません。 大変失礼致しました。 (ちいかわプラットホーム)

2023-11-02

運営費の方々へ 今現在運営の皆様にそのような余裕があるのかどうかよく分かりませんが。5ヶ月ぶりに戻りましたので、何が何やらよく分かりません。作品本文の「ゴトー」を「ゴドー」に書き換えていただけたらと思います。 よろしくお願いします。 (ちいかわプラットホーム)

2023-11-02

ベケットのゴドーを待ちながらのつもりでしたので、点々を忘れていました。 恥ずかしいですね。 ご指摘ありがとうございます。 (ちいかわプラットホーム)

2023-11-02

>だから、今日のダイアリーは「ポエムから始まるわたし計画」というふうに書きはじめ「ひとつの青が>空と海を生成し、喝采の中、飛び立っていく鴎たち」というふうにしめくくるべき。 冒頭から引き込まれて読み入ってしまいました。 この詩人日記に書いたことを実践したのか、ラストは海に吸い込まれていくようなシーン。 でも波に「脳内」という言葉が小さく見え隠れする。 創作するものには、どこかペテンの要素があるように思います。 波に一抹の脳内を浮かべたのは優しさなのかなと思います。 (靴を履き、物語をポケットに、ポエムを歩く)

2023-11-02

全てのものをあたらしくした話者も祭壇だけはあたらしく出来なかった。 その強固な繋がりを暗に示している結末でもあります。 たぶん誤読ですが。 (ニュータウン)

2023-11-02

ちょっとショックでした。w よろしくお願いします。 (連詩:古城)

2023-11-02

道徳的メッセージの強い詩だと思いました。 ニュー○○とかニューが冠されたものの老朽化、衰退はかえって悲壮感を増しますね。 ニューじゃ無いのに、便宜上いつまでもニューと言われなければならない感じが。 新しいと名乗っても名乗った瞬間からもう新しくなくなる訳ですから。 でも私はこういう詩はあまり好きではありません。 それならコメントするなと言われそうですが。 筆者が答えを用意していて、ただそこに誘導するだけの詩のようにも思えるからです。 >ふたたび禁断の祭壇に花々が飾られる 新しさの総仕上げの末に禁断の祭壇があるのだとしたら、再び縦の関係に終始することを全く理解できないのは少数派かもしれません。 (ニュータウン)

2023-11-01

紅茶も居ました。 それにしてもこの試み面白いですね。 原作も読みたくなり、早速図書館で借りてきました。長編なので大分先が長いです。 (連詩:古城)

2023-11-01

カフス萌え いやここに 老兵の有り様は 壁に映る影の如し (古城 (連詩の試み))

2023-10-30

この詩は様々なところで様々に乱反射をするようです。 そうとしか思えません。 これをきっかけにもっともっと良い詩を書いていけたらと思っております。 コメントを寄せて下さりありがとうございました。 コメントを寄せて下さいました皆様ありがとうございました。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-30

コメントありがとうございます。 きれいさというのは、あまり目指すところではありませんが、何でしょうねシンプルな作風なのかなと思います。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-28

丁寧にお読み下りありがとうございますした。 事象の断片のような詩ではありますが、それだけに解釈の余地もたくさんあるかもしれませんね。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-28

ありがとうございます。 ご指摘いただいたところをこれからも大切にしていきたいと思います。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-27

お久しぶりです。 コメントありがとうございます。 丁寧にお読み下さりありがとうございました。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-27

5ヶ月ぶりに詩を書きました。暗いニュースに一向に終わりが見えないので、どうしても良くない状況になりますよね。それで少しアウトプットした方が良いような気がして書くことにしました。 温かく迎えて下さり感謝です。 電車の揺れ、あまり意識していませんでしたが、今日から明日への連続性という意味でも良いアイテムだったかもしれません。 まあ実際聞こえて来た音だったのですが。 コメントありがとうございました。 (空のふちも青かったというのならそうなのかもしれない)

2023-10-27

何か語っているようで何も語っていないとも言い切れないような、読むたびに違う感想を持ちそうな詩だなと思いました。 「出会い頭の事故のように」 出会い頭の事故は、この言葉の世界にはよく散見されることのように思います。 顔が見えないというのが要因の一つなのかもしれません。 読む人全員の顔を思い浮かべて言葉を書くというのは物理的に無理なことです。 大抵書く時は言葉の顔しか見ていないような気がします。 長々と失礼しました。 (風)

2023-10-26

前衛性が強いのは何となく嬉しいです。 再度のコメントありがとうございました。 (小鳥曜日)

2023-06-15

>そんな映像もYouTubeで何万回と消費されしつこく繰り返すことで笑われていくんだ ウォーホルも『陰惨な写真もあまり何度も見ていると、もう何も感じなくなってしまう』と自身のリピートを駆使した作品の前でコメントしていました。 笑いよりももっと恐ろしいのは、繰り返し聞かされることで真偽不明なものがあたかも既成事実のようになってしまうこと、リピートは一つの武器だなと思います。 (しけしけのしけしけのしけしけのぱれーど)

2023-06-05

コメントありがとうございます。 そろそろ御蔵入りかと思っていた作品のまさかの展開に少々驚いています。 まあ、あまり一喜一憂せずに自分の創作の足元をしっかり見つめていきたいと思っています。 (豆の莢)

2023-06-01

「随句」という言葉聞き慣れないのでよく分かりませんが、「随に」といった意味を含むものでしょうか。 自由律俳句より律が機敏なのかな、私には違いがよく分かりません。 結果的に笑いに寄ってしまった句もあります。 雑多ですね。世の中が混沌としているからかもしれません。 (豆の莢)

2023-06-01

コメントありがとうございます。 身近な事象を詠みながらも、俳句という文藝にもフィクションが盛り込まれていることをご理解いただけましたら幸いです。 (豆の莢)

2023-05-29

いろいろな読み方があるものですね。興味深く読ませていただきました。 コメントありがとうございました。 (豆のうた)

2023-05-28

抜き出しのところは偶然出てきた感じの言葉ですが、言葉と身体性についてささやかな考察をしてみました。 ご感想ありがとうございました。 (サブスクノート)

2023-05-19

丁寧なご感想ありがとうございました。 自由な読みが作者の希望するところです。 (サブスクノート)

2023-05-19

追伸 ただメソメソ悲しいということではなくて、死を携えた多幸感(書いていて自分でもよく分かりませんが)とでもいうのでしょうか非常に入り組んだ複雑な感情を、簡単な言葉に置き換えて示すところが素晴らしいのかもしれません。 長々と失礼致しました。 (trace)

2023-05-15

この詩はファンタジーというよりは悲しみを表現されたかったのかなと思います。 どなたかが「死」を感じていたけれど、それは「波打ち際に立つ」とか何度も繰り返される「たとえば」という言葉ですよね。 たとえばたとえばが、繰り返し胸を締め付けるような、悲しみの詩だと思いました。 (trace)

2023-05-15

ありがとうございます。返信が遅くなりすみません。 「飛躍は」最近少し忘れている気がします。 (豆詩)

2023-05-15

この頃は情報過多過ぎて何をどう取捨選択したらよいのか分からなくなる時が多いです。 ブラックボックスのようなものと共存するより他はないのかなと思います。 特に匿名性の高いネット上のコミュニケーションは疲れます。 コミュニケーション以前の問題に神経を磨り減らすことも多いです。 m.tadakiさんはいつも果敢に前線に立たれて、幅広く公平に接しておられるので少々お疲れ気味なのではないでしょうか。 そんな時は思い切ってネットを遮断することも必要かもしれません。 いつも公平な評なので、作品を読む前に参考にしています。 どうぞあまりストレスを溜めないように、ほどほどになさって下さい。 (わからないものはわからない)

2023-05-13

時間が語られている場面が多いなとの感想を持ちました。 >波打ち際から海をひっくり返してみれば >浅瀬に足跡が残っていた ここの表現は本当に素晴らしいですね。 釘が何を意味するのかお聞きするのは野暮なことと思います。 どこからか抜けてしまったものだとしたら、釘本来の役割を果たしていないものなのかもしれません。 実験とするとのびのび書けそうな気がしてきますね。 戦争という言葉が入っているので、やはりそこに対する怒りというものを感じます。 (実験13)

2023-05-12

>ひっくり返った世界が >流れ出して タイトルを「反転」として、この言葉を書いてしまうのは少し残念な気がしました。 1連目、降る雨にのる視点が面白いですね。 とてつもない浮遊感だと想像します。 (二つ目の「少し」は削った方がすっきりするような気がしました。個人の勝手な感想です) ところどころに現れるいくつかの水の球体らしきものと話者との関係性が少し弱いかもしれません。 >わたしがいる 結句なので強さとこだわりを感じるところですが「わたしがいた」もありだなと思いましたが、よくよく読んでみたら話者が亡骸で自分の本体を見つけたということなのでしょうか。 ここにも反転があった、という読み方もできますね。 (反転)

2023-05-12

承知致しました。 誠実なお返事ありがとうございました。 (完備『trace』嘆賞一例)

2023-05-11

おっちゃん(ChatGPT) 人間が生きるって(ChatGPT が動くには) 格好悪いことなんだな(人の操作が必要です) 生きているうちに(動作しているうちに) どんどん格好悪くなっていくんだな(どんどん性能が落ちていきます) そして(そりて) 格好悪いまま死んでいくんだな(ボタンひとつでまた動きます) (B-REVIEW 5月のお題詩「(╹◡╹)」)

2023-05-11

あのドアも閉まり このドアも閉まり 虚しく回る 言葉の戸締り (B-REVIEW 5月のお題詩「(╹◡╹)」)

2023-05-11

コメントありがとうございます。 アドバイスありがとうございます。 やはりしっかり俳句の本を読んでもう少しきちんと理解を深めていきたいと思います。 (豆のうた)

2023-05-10

「美しい出来事に昇華されることもある」ではなくて、美しい出来事の一部のように昇華されることもある、でした。 訂正します。 (完備『trace』嘆賞一例)

2023-05-10

痴漢行為は犯罪であり、ほとんどの被害者にとっては思い出したくもない出来事であり、その後の人生においてトラウマになる人もたくさんいると思います。 確かにこの詩はその様な出来事であっても刺激的なモチーフとして上手に捌いていると思います。 しかしながらいささか男性目線に過ぎるのかなという杞憂はあります。 大変刺激的なモチーフなので、それが無かったらこの詩の魅力は半減していたかもしれません。 美しい出来事に昇華されることもあるのだなと誤解を生む毒を正しく認識しなければならないと個人的には思います。 (完備『trace』嘆賞一例)

2023-05-10

コメントありがとうございます。 9句目は写生句なんですよ。 ストイックに身体を鍛えても、逃さないぞといった感じで煙・肉の匂いが濛々でした。 確かに川柳のような句もいくつかありますね。 自由律俳句の結社に所属していたこともあったのですが、その真髄を学ばないうちに辞めてしまいました。 もう少し本などを読んでしっかり勉強していきたいです。 (豆のうた)

2023-05-09

ナンセンスということにこだわって詩を書きたくなる時たまにありますよね。 もしかするとシリアスな詩よりも作為的になりやすくむつかしいのかもしれません。 またたわし節を楽しみにしております。 大変失礼致しました。 (愚作三昧)

2023-05-07

空に何か問いかけても返事が返って来ないことが半ば常識のように思っていたので、このやり取りは新鮮でした。 >私は大きくなれなかったこの手を >空に広げ念を押す いろんな受け止めが出来て、この詩の幅が広がるところだと思いました。 (応答願います)

2023-05-07

「サイン会」のクスリとする感じは良かったのですが、この詩は最初から愚作三昧と前置きをされていて、面白いのは大抵そうじゃない時であって、その通りだと読者が思ってしまう場合はむしろ褒めちぎって突っ走ってしまった方が良いのかもしれません。すみませんそんなことを少し思いました。 大喜利としては大変面白いと思います。 戯けた中にももう少しだけ詩性を置いて頂きたかったと思います。 (愚作三昧)

2023-05-07

コメントありがとうございます。 自由律俳句を詠むので簡潔な表現方法を好む傾向があります。 >桜アラートは造語でしょうか はい、造語です。アラートを用いるのは少々不謹慎かなと思いましたが、桜前線が通過している間はアラームが鳴りっぱなしのような落ち着かない感じがあるので。 良い印象を持って下さりありがとうございます。 (小鳥曜日)

2023-05-07

これは実際にChatGPTとのやりとりなのかどうかわかりませんが、何だかとてもリアルですね。 いかにもこういう返答が返ってきそうです。 未来とか怒りといったChatGPTが苦手としているであろう分野に引き込んでいるので、少々タジタジしている感じがよく出ていて滑稽でした。 米国ではChatGPTを使った応募作品が増えたことで、SF小説の公募を中止した出版社などもあったようですね。 二度目のトライの最後の連は改善されたとはいえ、やはりどこか血が通っていないなという感想を持ちました。 でもそれは詩全体の流れを見ているからそう思うのかもしれません。 しかしこれ全て鳴海氏の創作であるならChatGPTの気持ち(?)がよくお分かりですねと言いたいです。 (連詩・未知への旅)

2023-05-06

「鉛筆」という言葉、唐突に置かれている印象があります。 鉛筆一本を消費するくらいの長さでしょうか、宇宙の時間軸に置かれた人間の一生など。そんなことをちょっと思いました。 (宙づり)

2023-05-06

大変嬉しいコメントありがとうございます。規則性は俳句由来のものかもしれません。そうしたものをうまく詩の中に昇華していけたらと思っております。 (小鳥曜日)

2023-05-06

コメントありがとうございます。 不穏な感じを希求したというよりは、気がついたら不穏な感じになっていたように思います。 こちらのサイトでは、どちらかというとメルヘンチックな詩を投下するおばさんとして浮いた存在ではなかろうかと思っていたのですが、心の内の不穏さがきちんと伝えられているのであれば良かったです。 ただその不穏さが希望に結びつくことが少ないので、そこは読み手にどう伝わるのか書き終えた後いつも不安に思うところです。 そんな中6連目の「小鳥曜日」の真新しい巣箱は少し希望めいたアイコンなのかなと思います。 心にも無いことを書いてもそれはそれで空々しくなってしまうので、自分の眼差しにはいつも忠実でいたいと思っております。 (小鳥曜日)

2023-05-06

アーカイブで「2063」にコメントしています。少し前の作品なのでこちらには出てこないようです。最新作にコメントすれば良かったです。 大変失礼致しました。 (未詩)

2023-05-06

ジョージ・オーウェルの「1984」を模したタイトルでしょうか。 >近未来小説風を装いながら 確かに40年後の世界というよりは今のこの時代、もしくはその少し前の時代を描いたもののように思われます。 音楽でいうところのグルーヴ感といいますか、最初から最後までとことん言葉をずらしていますね。 読んでいてもどこへも行き着くところのない話が次から次へと煙のように立ち現れては消えていく。 香炉の煙はそれに寄せたものでしょうか。 時々韻を踏んだり、同じ言葉を繰り返したりすることで読者を飽きさせない演出もある。 何だかよく分からないけれど、何かの本で見かけたフレーズのようでもある。 そういう意味では田中宏輔さんの「詩の日めくり」の全て自分の頭の中の本版の、その引用のようにも思われ何とも不思議な詩作品だと思います。 (2063)

2023-05-05

詩の源泉が枯れないようにいつも注意深く眼差しを開いていないといけない、それほどにすぐに無残に枯れ果ててしまうものだから。 そんなふうに常に自戒されていらっしゃるのかなと思いました。 私なりの解釈ではありますが、そのようなメッセージが含まれているように感じました。 砂漠というと「星の王子様」を思い出すのですが、空飛ぶ魚は飛行機のようでもありその世界観が思い起こされました。 (金属の魚)

2023-05-05

カタカナが視覚的にサンバのリズムを刻んでいて小気味良く、五線譜の上に言葉が並んでいるような楽しい詩ですね。 >空中を黒いジャンパーが >漂って居る >誰かの頭に落ちるのだろう ジャンパーなので頭に当たっても怪我をすることは無さそうですが、何かしら不安を暗示しているアイコンのように思います。このジャンパーはもしかすると「ジャンプする人」の方かもしれません。 作中人物なりの解決の手がかりとして >オーバーな演技を止めれば >分かってくれる (ジャンパーじゃなくてオーバー、そういう話では無いです) グローバルサウスという言葉を最近よく耳にします。 この詩には南半球のリズムがあるので、そんな言葉をちょっと思い出しました。世界のどこにあっても違いを認め合い仲良く暮らしてほしいものです。 (あの丘)

2023-05-05

再度のコメントすみません。 最初一読した時は、今では放送禁止用語になっているだろうP語の連呼に血圧が上昇してしまって冷静なコメントが出来ていなかったと思うので。 勝手に自己肯定感という言葉でまとめましたが、果たしてそうでしょうか。 詩なので無理に辻褄を合わせる必要もないと思いますが、「ブス」を自分の方に寄せてみたり突き放したり「愛」といってもどこか胡散臭い軽さが目につきます。 そう考えるとただ単にこの面と向かって人には言えない公共の場ではほとんどNGとなりつつある言葉の連呼がしたかっただけなのかもしれない。そんな意地の悪い見方も出来てしまうと思います。 最後の「私」の自我が肥大するあまり地球を飲み込まんとする辺りは大変痛快で面白かったです。 詩人あるあるの自己耽溺、自己陶酔、自己埋没のアンチテーゼとして夜空に燦然と光輝いているかもしれません。 (ブス)

2023-05-04

>解釈の幅がこの詩の魅力だと思いました。 気づきを頂きました。お読みくださりありがとうございました。 (小鳥曜日)

2023-05-03

三浦氏のおっしゃっていることは概ね理解しました。 一つ前のレスポンスに詳しく書きましたのでお読みいただけましたら幸いです。 (生活の中の芸術の詩とは)

2023-05-03

作品についてのコメントを返信していなかったので遅ればせながらこちらに書きます。 このコーナーでは推薦と批評が両立しているのですね。 推薦に漏れなく批評が付いてくるということを見落としておりました。 他の月のアーカイブなどを読むと、手放しで作品を薦めるというよりは、どちらかというと批評に軸足が置かれているようなものが多く散見されます。 それを踏まえれば田中氏の問題提起も全く特異なものでは無かったことを今ようやく理解しております。 批評対象の作品として推薦するということなのですね。 今自分の作品「豆のうた」を読み返すと、できレースと関係ないところで作られた素朴な味わいがあるなと思います。 いきなり競争社会に晒された田舎の素朴な豆ですね。 まあもう作者の手は離れておりますのであとはご自由にという心境にようやく至りました。 その代わりと言っては何ですが、作者の手はすでに離れていますのでこれ以上私から何かコメントすることはありません。 そのことをご了承下さい。 (生活の中の芸術の詩とは)

2023-05-03

>いつか、芸術論を持った書き手の心を>消したい、というメッセージがあって これは私はお伝えした覚えがないので私のことではありませんね。私の記憶が確かなら。 そもそもこのコメント自体誰に宛てて書いたものなのかよく分からず、内容も半分はよく分かりませんでした。 推薦というシステムを利用しながらご自身の芸術論のようなものを展開するのであれば、豆のうたをつまみにしなくとも、ご自身の作品でなさったらいかがでしょう。 そんなこんなで暫くこのサイトから退席致します。 少々疲れました。 (生活の中の芸術の詩とは)

2023-05-02

言葉に無駄が無いのではないでしょうか。将棋の正確な棋譜のように、ひたすら勝ちに向かって突き進む静かな情念のようなものを感じます。 >詩を書かなくなって長い、彼の >論文に残るかすかな 痕跡 先日大学院生の息子を訪ねましたら、徹夜して修論を書いていました。 ポエジーと論文に接点があるとしたら、多分どこかにあるのでしょうが、ポエジーを全否定するところから論文は始まるということになっているようです。直接聞いたことはありませんが。 本文に戻りますが、愛に満たされたファンタジーのような世界観だと思います。 どこかにこういう学生生活があってほしい、コロナも終わりましたから。 (trace)

2023-05-02

コメントありがとうございます。 m.tasaki氏はいつもニュートラルな視点を堅持されているレッサーさんだと思います。 人は耳障りの良い言葉ならいくらでも聞いていたいと思うものですが、こうした顔も名前も分からないネット空間で耳の痛い話は誰しもあまり聞きたく無いでしょう。我が子のように送り出した詩であれば尚のことです。 言葉のみのやりとりはつい感情的になりがちですから。 書き手や詩作品に対する距離の取り方がお上手なのかなと思います。 他の投稿者さんへのコメントも、読もうかどうか迷っている詩の時など参考にすることが多いです。 コメントがあまり付かない投稿者さんもm.tasaki氏のレスをきっかけにして、また何か書いてみようと思うのではないでしょうか。 (小鳥曜日)

2023-05-02

ブスという言葉は醜男、醜女両方の意味を含むらしいですね。 面と向かって言うことはあまり無さそうなので一年分くらいブスブスブスと書いたのでは無いでしょうか。 (ブス)

2023-05-01

>花よ >咲くな 雪を花に例えるのは、とても繊細で美しい表現だと思いました。 一面の雪景色に大地が「漂白された」ようであるというのは自然の容赦無い大きな力を感じます。 途切れ途切れに降ってくる言葉は雪そのもののようにも思えます。 >命繋ぐ者よ >生き残れ ここはとても力強いです。でもその後の「もう白い」が余白と相まって油断ならない感じ、自然の厳しさをさらりと語っていると思います。 (漂白)

2023-05-01

私も好きな作家の本はしつこく集めてしまう方なので、このヒロコさんの気持ちよく分かります。 それにしても書店では無くてブックオフで働きたいというのも何かしらのヒロコさんのこだわりなのでしょうね。いわゆる「だから何の展開」ですが、書かれていない空間の質量も何となく余白に感じます。 一番最初に思ったのがこの人の名前ヒロコさん以外に考えられないなということでした。 何でしょう、詩中の人物に堂々と名前を付けることが意外と少ないからでしょうか。 (サイン会)

2023-05-01

自己肯定感にあふれていて、ブスの連呼が良いリズムになっていると思いました。 >回る地球の半分はブスだから >もう残りの半分はややブスで >世界はブスで溢れています >ブスは愛の別名です 例えば外部との接触を断っていたりすると、世間はTVの中の美形な人間で満ちていると思うこともあるかもしれません。ひとたび街に出れば何となく安心するようなあの感覚ですね。 案外美形の方だからこういう詩を書こうと思うのかもしれません。 (ブス)

2023-05-01

推薦文、問題提起恐縮です。ありがとうございました。 作者の立場からひとこと、この「豆のうた」は日々の暮らしの中で感じたことを日記のように書き留めたものですので、俳句論云々を語るテキストには相応しくないものと考えます。 またそのような場に出されることは、想定して書かれていない、必ずしも作者の本意ではないことをここにお伝えしておきます。 (生活の中の芸術の詩とは)

2023-04-30

涙腺の崩壊している理由が分かりませんので何ともコメントのしようがないのですが、取り敢えずお読み下さりありがとうございました。 そうですね、この頃は俳句と川柳の間の垣根がだいぶ低くなったように感じます。 裾野を広げるためにはどうしても大衆化という道を避けては通れないのかもしれませんが。 いろいろ試してみましたが、表現の仕方として私には自由律俳句が一番しっくりくるように思っております。 お褒めいただくようなものでは無く、自己流の悲しいかな亀のような歩みではありますが、亀は亀なりに歩いてまいりたいと思います。 (豆のうた)

2023-04-29

つむじの螺旋が時間を巻き戻すイメージを読み手に想起させて面白いですね。 でもただ童心に返ったというのでは無さそうで、 >私たち人間を待つと約束していたというのだ とても大きなテーマを予感させる言葉でありながら、遠くへ種を飛ばすためにあなたを待ってたよという既成事実が回収していく流れもあったりして、生命の誕生って至ってシンプルなものなのかもしれないと、そんなことを感じました。 (約束)

2023-04-27

「木の椅子」というと大好きな詩集茨木のり子の「倚りかからず」を思い出します。 三人三様のかなしみが力みのないタッチで描かれていて大変心に沁みました。 特に印象的だったのは、甘夏の人です。 このエピソード彼、彼女がこれををかなしみだと思っているところにせめてもの救いがある、そう思いました。 SNSだと結構赤裸々に語っていたりする(ただしどこまでが本当か分かりません)かなしみも、居住が近い人という設定だと、一定の慎みがあるところもいいなと感じました。 少し推敲されれば有名作家の短編集に差し込まれていても違和感が無さそうな完成度の高い作品だと思いました。 (かなしみについて)

2023-04-21

平凡な日々に大きすぎる波風立つ。 えっと、実際にこういう方を見かけたら見てみぬふりをしてしまいそうですが。 歯切れの良さと躍動感、優しさが漲っていると思います。 (トライゴール)

2023-04-20

戦争の本質的な部分を突いているところもあるなと思いました。 >戦争を終わらせるのは女を好きになった男で >戦争を終わらせないのは >そんな男を愛した女 ここはなるほどなあと思いました。ここだけ抜き出しましたがその前の言い尽くされた感のある二行も大事ですね。 詩の中によく出てくる「にやりと」するところ、大義名分もにやりもある、にやりはリアルにもネットにもどこにでもありますから。 >おやつの時間はもうすぐだ 他国でこれだけたくさん戦争が起きているのに、戦争を知らない世代と言えるのかなと思ってしまいます。 あと女性は力が弱いなりに相手に打撃を与える術を日々考えているのでは無いかと思います。 弱者に皺寄せがいくというのも戦争の本質ですね。 余談ですが、筆者さんは男性のような気がしました。 (跳ね橋のある風景)

2023-04-14

明日は晴れ時々 たまごが降りますので お出かけにはフライパンをお持ち下さい それで 明日 与作は木を伐る公園に出かけるときに 河童109で買った 携帯型フライパンを持っていこうと思った たまごの降りかたによっては 砂場も何も 生臭くなってしまって しばらく遊べなくなる殻 鳥インフルエンザで たまごが高騰しているのに 何で たまごなんか降らせるんだろうって思った (B-REVIEW 4月のお題詩「卵」)

2023-04-13

全く違うことを詠んでいても、句と句がお互いに作用し合っている様に感じるのは、リズムが同じだからなのかなと思います。 コメントありがとうございました。 (豆のうた)

2023-04-11

>やはり、前にも書きましたが、詩をよく研究している研究家だなという印象を持ちました。 ですから何も研究しておりません。 公衆電話ファンがこれだけ多いのですから復活させるべきだと強く思いますね。 まずスマホで番号を検索してから受話器を取る訳です。 でも今公衆電話からの着信は拒否にしている人が多いから、きっとつながらないですね、、、 (豆のうた)

2023-04-10

久しぶりですか、レスポンスありがとうございます。 何でしょう「公衆電話」というワードにノスタルジーを感じる方が多いのかな。お二人続けて気になったようなので。 書き手からするとこの句はアクセント的に置いたもので、どちらかというとあまり思い入れは無い方です。 街でよく見かけませんか?、スマホ片手に大声で話している人、まるで公衆電話のガラスの壁に四方を囲まれているから、安心しきって話されているのかなと、そんな風に感じたことを詠んだ句です。 >逆に、十字架の作品は私にとってはやりすぎに感じました。 そうですね。ある意味共感します。やり過ぎなほど花に埋もれていました。 ウクライナの墓地の映像を見て詠んだものです。 でもそれと同時に悲しみの深さを感じました。 これ以上十字架が増えないことを祈りたいです。 >我々の人生って、花で埋め尽くされていなければいけないって思うんだよね。 SNSはキラキラしているけど実際はそうでもないとか最近よく耳にします。 花より団子ですかね。 (豆のうた)

2023-04-10

レスポンスありがとうございます。 Twitterに書きためていた自由律俳句をまとめてみました。 日常のさもないことを詠んでいます。 そうですね。豆の例えいいなと最近思ったものですから、使っています。 いつも生真面目にありがとうございます。 (豆のうた)

2023-04-09

良い感触をお持ちいただいたことは素直に喜びたいと思います。 小さな詩という意味で豆詩とタイトルを付けましたが、豆のようにころころ、いろんなところに転がって行ってほしいと思っております。 (豆詩)

2023-04-09

今はもう運営されていませんが、昔「文極」という詩サイトでケチョンケチョンに貶されたことなどを思い出しました。 それに比ぺればだいぶソフトかもしれません。 >常に自分優先で、有害なものを確実に殺すことしか考えられない。 この一文はよく分かりませんてした。 >だから自由も空も手に入らないだろう 自由はさておき「空を手に入れる」『空』は誰の頭の上にも広がっているものであって、この星が浮かんでいる場所、それを手に入れる、『空』を何かに置き換えての発送なのかもしれませんが、他人の頭の中のことはよく分かりません。 コミュニケーションとして成り立つ以前のtweetではないでしょうか。 (豆詩)

2023-04-08

詩というよりは短編小説のようでした。 「俺が」網から出たい願望が、すでに出始めている千切れている事実に救いようの無さみたいなものがあって、現代社会に通底するものがあると思いました。 総じて漂っている感覚なども。 しかしながら最初から「ゼリー状の群体」ではなくて人のかたちであった方が理屈が通るような気も致しました。詩には理屈など不要なのかもしれないですが。 意識の底を探った心象風景としてあるのか、ホラー的な要素であるのか曖昧なところが良いのかもしれないですね。 少々まどろっこしい表現が続くところもあるなと思いましたが、とても丁寧に書かれている作品だと思いました。 (水の中の網)

2023-04-08

そーですか。ユニークなというか、筋肉質な経歴ですね。補足ありがとうございます。 (豆詩)

2023-04-08

え、そうなんですか?コメント欄も統一感があってすごいですね。 きっと御自分の中で愛すべきキャラなのですね。 シンプルをサンプルと書き間違えるあたり、気が抜けないなと思います。 レスありがとうございました。 (豆詩)

2023-04-07

早々のレスポンスありがとうございました。それはそうと作品を読みながら誤字を見つけてしまいました。「かさこそ」と書いたつもりが「がさこそ」になっていました。それなら「がさごそ」と書くべきかもしれません。 すぐに直せるサイトもありますが、これも偶然の産物として受け止めようかなと思います。要は面倒臭いだけですが。 心なしか紙袋の中の重量が増した感じもします。 棕櫚にそのような意味があるとは知りませんでした。勉強になります。それで何気にネットを見ていたら、棕櫚は夏の季語なんですね。びっくりしました。やはり箒にからめて読むのでしょうか。 いつも同じような難解だというレスをいただきます。 詩の解読とはどういうものなのだろうと思います。 魂のトリセツでも無いだろうし。 私も他の方の詩を読む時はやはり意味を考えて読むのですが、書くときには気にならないというのが書く楽しさなのかなと思ったりします。よく分かりません。 とにかくありがとうございました。 (豆詩)

2023-04-07

アスリートの肉体改造計画ノートも詩になるんだなと。 この作者はこの手の詩をずっと書かれているのでいつもノンフィクション的なイメージで読んでいます。 でも逆にこれが作り込んだものであるならそれはそれで面白いですね。 (空手 修業に修業を重ねる 大林 満)

2023-04-07

詩の投稿を無期限休止します。 (悲劇の幕間に)

2023-02-18

嬉しいお言葉ありがとうございます。 そうですね。出来る限り書いていきたいです。 (悲劇の幕間に)

2023-01-22

村上春樹が詩を書いたらこんな風になるんじゃ無いかなと苦笑いしながら読みました。 80年代を意識して書かれたのでは無いかしらと思いつつ、やっぱり微妙にそこには居なかった若い作者さんなんだろうなと思われます。 (夜を)

2023-01-21

「悲劇の幕間に」の次はZYXと並べてみました。トワイライトは他の詩と違って唯一静けさが漂っているので作者も気に入っています。 ご感想ありがとうございました。 (悲劇の幕間に)

2023-01-21

私も批評というよりは返詩のように読ませていただきました。 返詩には大変苦い思い出があります。 自分の作品に返詩をつけられるというのは、それほど気持ちの良いものではないということを、その後身を持って知ることになりましたが。 この最初の詩の作品さんはどうでしょう。共振するような返詩ならそれは嬉しいのではないでしょうか。 この詩は完成度も決して低くないので外野があれこれ言うのもどうなのかなと思いました。 ただ誤解の無いように。決して他の方の自由なご意見を否定するつもりはありません。 (病的な自然回帰)

2023-01-20

>いきている理由があるのだと >そう自分に呪いをかけつづけています 励ましではなく呪いですか、でもこの詩の肝とも思われる言葉なのかなと思いました。 どんどんどんどん近視になるわたしの世界が針で壊されるとも読めてただただ暗い詩では無いような気もします。 外連味が無く好感が持てる詩だと思いました。 (水疱)

2023-01-20

こういう詩いいですね。特に最後の2行が良かったです。 (自転車 大林 満)

2022-10-28

タイトルの「う」に点々と小さいぉがいい味出していて秀逸だなと思いました。どなたかがSNSで心が疲れてゐる時は、淋しい花の方に行かないで、大きな明るい花を買って部屋に飾りなさいみたいなことを言っていたけど、大事なことですね。 (炊き出しヴォランティア)

2022-10-13

ニュースなどで結構話題になりましたが。 最期まで英国民に希望を示されたのかなと思います。 (パイナップル アワーズ)

2022-09-25

ちょうど今「謎ときサリンジャー」を読んでいるので、この作品の曖昧な関係性というか世界観、何となく分かります。 全く別の視点かもしれませんが。 (夢見る弔い)

2022-09-16

言葉はあなたにとって何ですか ただの音、ですか パズルですか 質問状ですか 質問箱ですか 声明文ですか 抗議文ですか 教養の証ですか 咄嗟の何かですか 書かずにいられないものですか 読書メーターありがとうございます とにかく私は給食の牛乳が大嫌いでした。いつも鼻を摘まんで飲んでいました。 (B-REVIEW 7月のお題詩「ミルキーウェイ」)

2022-07-30

何をどうと分からない 乳白色に烟る 小瓶 何も語らなく なってから 饒舌になる沈黙 (B-REVIEW 7月のお題詩「ミルキーウェイ」)

2022-07-29

行間の長さに水圧を感じました。 こんな効果もあるのだなと思いました。 (水犀)

2022-07-26

フォークソングが聴こえてきそうな詩だと思いました。 (学問の奴隷)

2022-07-26

体言止めのオンパレードですが、読みにくいということは無かったです。 ばらばらに散らばる言葉をパーツのまま持ち歩いているような感じがして、唐突に出てくる「きみが死ぬ」は周りの言葉に回収されていくようでもあり、回収しきれない最後の一行だったのかなとも思いました。 ただ暗さはあまり無くて前向きな印象でした。 (きみ)

2022-07-23

無駄な言葉が一つも無いなと思ったのですが、書かれていないこともふわふわ漂っているような、そんな不思議な読後感でした。 >去年と違う紫陽花の彩り >また新しい野菜が 生れて >一覧から消えた 名前たち >もぎりのおじさんの墓だ 飛躍はだんだん加速していくので読者を疲れさせないと思いました。 >悲しみが降る、憎しみが飛ぶ、みえない この短いフレーズの中に本当に盛り沢山だなと思います。 素敵な詩を読ませていただきました。 (旅する為の雑記帳)

2022-07-16

蝉を夏の風物詩と捉えて夏としましたが、蝉とした方が良かったかもしれません。 そもそも制御不能な星ですが、うーむ若さに期待したい、そんな気持ちも込めました。 お読み下さりご感想ありがとうございました。 (初蝉)

2022-07-16

スマホの画面に繰り返し流れてくる泥沼化していくウクライナ情勢について詠みました。 お読み下さりご感想ありがとうございました。 (自由律俳句)

2022-07-10

お読み下さりご感想ありがとうございました。 (自由律俳句)

2022-07-09

お読み下さりご感想ありがとうございました。 (自由律俳句)

2022-07-09

落ち着く詩ですね。 宗教に支配されていた時代にまで後退すれば、それはそれでまた大変そうですが。 それにしても世界はこの袋小路をいつ抜けられるのでしょう。 (中宮寺 弥勒菩薩あるいは如意輪観音 様)

2022-07-02

黒髪さんの今現在の座右の銘を書かれたのかなと思いましたが、融通無碍というよりは四角四面な印象でした。 >自分のこだわりを融通無碍と捉えること >自分の融通無碍をこだわりと捉えること 一見矛盾しているような気がするのですが、やはり最後の語句の方が強いのかなと思いました。 (やってはいけないこと)

2022-06-30

こういうスタイルはやり尽くされた感じがします。 「ホントの心」少し言葉が軽いですね。 一行空け、余白も間延びした感じがしてあまり効果を発揮していないような気がします。 韻を踏む心地よさに埋没してしまったのかもしれません。 丁寧な心象を綴っていることには好感が持てるのですが。 辛辣なことばかり申し上げてすみません。 (梅雨)

2022-06-26

このようなわしゃわしゃとした詩にわしゃわしゃとしたコメントありがとうございます。 もうわっしょいですね。 失礼致しました。 (ある日)

2022-06-25

角川俳句賞の受賞作の中に全編牛の句で綴られた「牛の朱夏」というとても印象的な作品があったのですが、文芸と牛は不思議と相性が良いのかなと思います。その作者の鈴木牛後さんも実際に牛を飼われていて、まさに生活の中から生まれた作品で、牛の命をいただくというのが主題の一つとしてあったと思うのですが、この詩のタイトル牛団子も可愛いようではありますが、団子は食べるものであり、何か自然とそこへ帰結していくのかなと思いました。 それにしても牛舎はちょっと近付いただけでも強烈な臭いがして、本当に大変なお仕事だろうなと思います。余談でした。 (牛団子)

2022-06-25

地球が一つの国になったら たやすく宇宙の塵になりそうな、 そんな気がするのだ。 (B-REVIEW6月のお題詩「破戒」)

2022-06-23

>影はひらひらと気ままなんですよね。と思った。 詩的なコメントをありがとうございます。 (ある日)

2022-06-23

私にも分かりません。一応完結させたつもりですが続くようにも見えるんだなと思いました。 コメントを寄せてくださりありがとうございました。 (ある日)

2022-06-23

>とある透明な三角柱 映画2001年宇宙の旅のモノリスみたいですね。 >この現象を起こす物体はプリズム 光の見え方を可視化することに着想を得て続く2章、情報化社会のスマホ、インターネットを連想させて面白いなと思ったのですが、「とある」が少し気になりました。無くても良いような気がします。 (プリズム世界)

2022-06-22

この詩の胆はタイトルにあるのかなと思いました。図書館の本にこういうタイトルの本がありそうです。 (花の戦略  みえない鈴)

2022-06-19

流れるような展開、音の連なりが秀逸だなと思ったのですが、最後の一行が私的には少し残念でした。いろんな可能性がしゅるしゅると閉じてしまった感じがしましたが、逆の見方をすればそこを狙ったのかもしれません。 (オレンジジャグリング)

2022-06-19

この作品にはコメント付かないだろうと思っていたのでびっくりしました。でもありがとうございます。そうですね、書き手の真意としたら、基本前進し始めたらそのまま真っ直ぐに→という設定でした。 この頃は、なるべく作為無く書きたいという気持ちでいるのですが、それとは裏腹に大抵作為に満ち満ちたものが出来上がってしまいます。これは言葉というものの性質上仕方のないことなのかなと思います。 そこを逆手に取って、やればやるほど本質から外れていく、そんなおかしみみたいなものが表現できないだろうかと、そんな動機から書いたような気がします。 まだ点つなぎとかナンプレにはお世話になっていないのですが、そのうちお世話になるかもしれません。 (コスタリカ)

2022-06-15

戦争は1人で歩かない こんぐらかった糸の塊は どこも赤く血の色に染められている (B-REVIEW6月のお題詩「破戒」)

2022-06-15

今の世界状勢を憂いているのでしょうか。一節一節が独立したうたのようでした。 (失われた歴史、こどもの国。)

2022-06-13

この作品はとても良いですね。 作品の中に詩の世界が完結していて変な風にはみ出して来ない。 だから相当濃ゆい主題でありながら、後味がさっぱりしているのだなと思いました。 (詩のサイトによくいる、いや、もうほとんどいない、誤解の霧中の魚たち)

2022-06-13

正直作品を読んでも特に感想は無かったのですが、作者さん本人のコメントから始まるコメント欄を見て、これはまずいんじゃないかと判断してしまったような気がしています。 読む人が作品だと思えば文芸作品なのでしょうし、文芸作品として読めない人が居ても、それはそれで良いのではないかと思います。 (最近の)

2022-06-12

とここまで書いて、この作品を作品として読んでいないことに気付きました。 (最近の)

2022-06-11

この作者さんは個人的な見解を押し付けているだけの様に感じます。 ネットという全体像が掴みにくい場だからこそ、疑心暗鬼に容易に陥りやすい、そのことに対する愉快犯的な発想というか。 (最近の)

2022-06-11

映像というか写真。正式には何というのかよく分かりませんが。 (〈安閑夜話〉 血走りの風)

2022-06-09

映像詩を差し込む手法新鮮ですね。語らない部分に風穴を開けるというか。 (〈安閑夜話〉 血走りの風)

2022-06-09

楽しい読みをありがとうございました。 (ある日)

2022-06-09

Twitterの1行詩から始めてみました。お読み下さりご感想ありがとうございました。 (チョーク)

2022-05-27

とりのうたよりこっちのほうがいーとおもいました。 (はとのうた)

2022-05-18

かすみ草をヤマイダレにつけて食べると肉の味がする。 よく晴れたつらい日。 タイトルも面白いですね。 相反する2つのものを並べることによって自己の内面の小さな分断を示しているかのような。 世界の分断もどんどん色濃くなっているし、私自身も相反する考えがそれぞれ勝手に一人歩きし始めているような気がしています。 (カスミソウをヤマイダレに浸けて食うのだ これぞ良く焼く肉の味)

2022-04-06

コメントありがとうございます。突き放しすぎたのかなと思っておりましたので、yamabitoさんのご感想意外でした。好きなように読んでいただき、そこで何かしら届くものがあれば嬉しいです。 (苔)

2022-04-05

北さん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。来年はどのような年になるのでしょう。良い年になればいいなと思います。 (ロウソクの火)

2021-12-26

この「チーズ」集合写真を撮るときの笑顔のかけ声にも思えて、少しクスリとしました。そうして見ると可笑しさと同時にどこか哀愁も漂う詩ですね。 (チーズを食べた)

2021-12-14

「詩人」「死」「残された者たち」の関係性が訥々と語られているように思いました。亡くなった人の言葉は至るところに残されてはいるけれど、亡くなった人はその同じ言葉を全て持ち去るように感じることがあります。 この感覚はよくは分かりませんが大切にしていきたいものです。 (サイエンスフィクション)

2021-12-14

何かお騒がせしました。 (箱空)

2021-10-04

どんどん突っ走っている感じに嫌味が無くて(それは良いことなのか分かりませんが)好きな部類の詩でした。ハムスターだからかなり遠慮、気遣いがありますよね。 (大天使さま)

2021-07-06

詩のための言葉って何だろうと思っていたのですが、本文中の「せいとしと自分の話」に費やす言葉なのかな。 確かにいかにも詩の雰囲気を帯びた言葉ってありますね。 生まれて自分のことをずーーーーーっと話して死ぬ。詩は人の一生なのか。? (詩のための言葉を使うやつは詩人じゃないんだ)

2021-07-02

海月だけに。 ご感想ありがとうございました。 (スローアマリリス)

2021-07-02

>タイトルなので、この詩を象徴する言葉なのだと思いますが、 そうでしょうか?必ずしもそうとは限らないと思います。 実は少々質問の内容に戸惑っていました。どうしてそのタイトルをつけたのですか?と聞かれているようで。 以前同じようなご感想をいただいた時に、注釈めいたものを書いたことがあるのですが、結局はそれも誠実な態度とは成り得ませんでした。 自分自身も作品から離れていくような感覚ですね。 >でも何度も読みかえし、こうしてコメントをしているということは、 なにかが心に引っかかったはずで、 とても嬉しいご感想です。ありがとうございました。 (スローアマリリス)

2021-07-02

良い感触を持っていただけたようで良かったです。 ご感想ありがとうございました。 (スローアマリリス)

2021-07-02

コメントが舌足らずで上手く伝わらなかったかもしれません。 私が言いたかったのは、もっと日常的な言葉でも良さそうな箇所に、「宇宙」「世界」という際限なく広がるような言葉を敢えて入れて、ここからは私の主観になるのですが、詩の世界によくありがちな三段跳び的な大袈裟な表現方法に距離を置いてみせたというか、そのような世界観を感じたということでした。 この作品の中では、宇宙も世界も無味乾燥で全く意味を為さないもののように感じられました。 (また 春を迎える)

2021-06-26

どの連も最後の一行が少し残念な気がしました。 >サンショウウオに近いビニイル袋が 国道の中央線を反復する ビニイルとしたところが溜めがあって面白いと思いました。 安易に宇宙だ世界だ持ち出さなくてもというか、矮小化してそれ自体がメッセージなのかなと。 (また 春を迎える)

2021-06-16

>明るい部屋の中から暗い窓を見ているようにも読めるし、その反対に、暗い外から家の明るい窓を見ているようにも読めるなと思いました。その両面性がよかったです。 外から家の明るい窓を見るという発想は無かったです。コメントに気付きをいただけて良かったです。 確かにこれはタイトルではないですね。 行間を空けてみたものの現代詩として読む方があるかもしれないと思い禁じ手を用いてしまいました。もう少し工夫をするべきでした。 正直この句はあまり思い入れの無い部類でした。でも何が読む方に届くか分からないものですね。 率直なコメントありがとうございました。 (自由律俳句)

2021-06-16

返信が遅くなりました。普段は俳句に没頭しているのですが、現代詩は頭が解れていいですね。 短詩を並べて書く時はメリハリを付けるために、一編一編あまり関連性を持たせないようにしています。 >「死んだ者だけが/鮮やかに生きている」切ない!! 自分としてはあまり共感出来ていないフレーズでした。なので詩自体もあまり強度のないものになってしまいました。 こうして読後のご感想をお聞きするのは楽しいです。 コメントを寄せて下さりありがとうございました。 (四番)

2021-03-15

いつもコメントありがとうございます。理性的に書くことはあまりないのですが、そう読んで下さったこと嬉しく思います。 (折り紙の巨人)

2021-02-23

>意味が強い言葉をいっぱい書きましたが、全体としてあんまり意味がないかもしれないです。意味を>言うということは、それが正しいか否かを少なからず言うことになりますから。 確かに意味の強い言葉のオンパレードだと思いました。 >「行為のみが、世界を変容せしめる」 これは三島由紀夫を連想しますね。バルコニーという言葉からも。 >僕の頭の中でどいつもこいつも喋りすぎなのだった。 なんかこう結局人の言葉で自分の言葉って出来ているのかなと思います。脳内の勝者が語るみたいな。 (成敗、テーバイ神聖隊)

2021-02-21

返信が遅くなりました。 おっしゃる通りです。数字に辻褄を合わせることが好きみたいで、いつも何かしら数えてしまいます。 これを書いた後にブーゲンビリアの花言葉を調べてみたら(さしたる意味もなく語感で導き出しただけなので)情熱という言葉が出てきて、これはぴったりだったという気がしています。 話、そうですね。詩に書くととりとめもない感じにはなりますが。 コメントありがとうございました。 (四番)

2021-02-21

訂正です。 ×言葉足らず ○舌足らず (ピーティクル・パーティクル)

2021-02-18

ジブリ映画のカオナシを連想しました。 >一歩飛び跳ねて、二歩駆ける。 カオナシがこんな風に飛び跳ねたらどんな効果音を付けたでしょうね。 イメージを膨らませるところにまでは至りませんでした。少なくとも私は。 (夜明け)

2021-02-18

「る」という文字を並べるとちょっと目がまわる感じがしますね。 まずここで視覚的な面白さ。 「とおさん」という物言いが風を孕んでいて、単車の起こす風と合わさって何とも心地よいですね。 でもそのうちにちょっとした異変のようなものを感じるのですが、風の皮膜の向こう側という気がしました。 「たいあげる」は言葉足らずな感じが、人なのか物の怪なのかよく分からないキャラに親しみを感じると言いますか、くすっとする良いポイントになっているような気がします。 (ピーティクル・パーティクル)

2021-02-18

「分からないこと」を詩にしていきたいです。 分かったつもりにならないと書けませんが。 禅問答にならない程度にします。 うまく投稿できないので細切れの返信、読みづらくてすみません。 (四番)

2021-02-18

こんにちは。コメントありがとうございます。私の詩はよく分からないと言われますのでどうぞ気になさらないで下さい。自分でもよく分かっていないかもしれません。 分からないことを分かったつもりになる時は、悲しみと憎しみが同じテーブルについているような時が一つあるかもしれません。これも後から考えたこじつけに過ぎませんが。 (四番)

2021-02-18

(四番)

2021-02-18

信用できないという表現が面白いなと思います。 (とはいえ。)

2021-02-16

放っているのは豆かもしれないですね。タイトルを見て気付きました。 「塞ぐ君」は話者にとって鬼のような存在、だとしたら「君は」何を塞いでいるのでしょう。 話者はひかりを持ってそれを見届けたいと思う、とてもシンプルな構図だと思いましたが、俳句らしい余韻がすっきりと通っていて、前述したスピード感は豆の速さ、アナログ感がいいですね。 (自由律俳句 202102-1 (2021年2月2日・節分))

2021-02-05

すごくスピード感を感じる句だと思いました。一句だと弱いのかな、でもその反面潔さがありますね。 (自由律俳句 202102-1 (2021年2月2日・節分))

2021-02-02

久しぶりに詩を書きました。感想をいただけると嬉しいです。ありがとうございました。 (何処へ)

2021-01-17

千才森さんへ 返信ありがとうございます。私の拙い過去の作品までお読み下さりありがとうございました。 「ダリア」は自殺について書いた詩です。家族とか知り合いとかそういう方ではありませんが、何年か前に身近なところで起こってしまって、何というか接点も何も無いのに少しの間考え込んでしまいました。もちろん何一つ分からないことでした。おそらくご家族にも、もしかするとご本人様にも分からなかったことが、私に分かる筈もありませんが。 分からないことを、どう書くかというところで、拙いセンスとやらに頼って、ちょっと安直に書いてしまったかなと思います。 >幽霊が成仏していく話のようにも、自殺者が輪廻に飲まれていく話のようにも、単純に夜明けを描写しているようにも読めました。 この感想は嬉しいものでした。「成仏」この気持ちがなければ書かなかったものだったので。 私も普段は小説ばかり読んでいて、詩集はほとんど読みません。 小説はTV用語で言うと(?)尺が長いので、ごまかしがきかないところがありますね。 「難解さ」とは何だろう。簡単な「難解さ」にならないように、時々は立ち位置を確認する必要があることを痛感致しました。 しばらくSNSから遠ざかってみて、頭の中が大分整理されて来ました。 先ほど村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を読み終わったところです。先の見えない混沌とした世界の中でハシは何を歌っていくのだろうと思います。 読みやすい村上春樹と違って、この本なかなか手強くて、本と格闘し続けてようやくそれが終わったという感じです。 本当に丁寧なご感想感謝致します。ありがとうございました。 (ダリア)

2019-08-04

 >彼女の最後の何個かの台詞は、わたしが用意した台詞では無いんですよ。彼女が勝手に話し出した台詞です。>小説を書いていると、キャラクターが勝手に話し始めたり動き出したりすることがあります。>そういう台詞ほど言霊が宿り、力を持った言動になりやすいですね。  >きっと、根底にはわたしの深層心理が滲んでいるんでしょう。 なるほどなと思いながら読ませていただきました。 深層心理には自分ではコントロールし切れない他人のような側面がありますね。 先日「ダリア」という詩をここの投稿欄に投稿させていただきましたが、ネットへの文芸投稿はこの作品で最後にしようと思っております。 千才森さん、もし何かご感想などありましたら一つでもお聞かせ下さい。酷評もOKです。 今後の参考にさせていただきたいと思います。 よろしくお願いします。 (白い迷い家/黒い夢。 (詩のように書いた小説のそれっぽい詩?))

2019-08-01

「陽炎より手が出て握り飯摑む」高野ムツオ この詩を読んでいて何となくこの俳句を思い出しました。こちらはあの世から死者が手を出してくるのですが、この失意に沈んだ男は、死者の国ににでも行っていたのかななどと想像しながら読みました。 タイトルにもなっている「ぬくい」。私も子供の頃田んぼにそっと足を入れてみたことがあるので、あの何とも言えないお日様で温まった水の感触、よく覚えています。おたまじゃくしの卵などもありました。それで私はタピオカはダメですわ。 このクイズ歴とした答えがあるのかしらと思ったり、苦労人とわざわざ冠の付いたお爺ちゃんがいい味を出していて、読んでいると癒されます。 この世とあの世の境に、こんな風にぬくい何かがあったらと想像するだけで、少しは元気が出ますね。 (ぬくい)

2019-07-30

詩と小説とラノベの線引きがどこにあるのか、詩にスタンダードな形式が存在しているのか、今持ってよく分からないので、描写の丁寧な詩という受け止めで読ませていただきました。「白い迷い家」とは作者が創作する時に入る脳内の小部屋のような場所でしょうか。 一度行った場所でも跡形もなく無くなっていたりとか、創作する上での苦労をそこはかとなく感じさせるものでした。 >「ううん、思いがけない答えだよ。ボクも読んだことのない答え。ああ、面白いね、やっぱり」 このセリフは作者を鼓舞する言葉のようでもあり、この詩全体に通底するメッセージなのかなと思いました。 ストーリーは明快で破綻や綻びが少なく、とても読みやすい楽しい作品でした。 ただ「マンガ」という言い切りが妙に心に引っかかるというか、敢えて「小説」にしなかったのは気になるところでした。 (白い迷い家/黒い夢。 (詩のように書いた小説のそれっぽい詩?))

2019-07-30

>貴方のコトノハは >私の知らない世界を見せてくれる >私を刺激してくれる >力強い言葉で >私を強くしてくれる ここを読むかぎり、コトノハと言葉は別物なのかなとも思うのですが、おそらくコトノハは言葉としての意味で用いていると思うので、曖昧な表現になってしまったかなと思います。 お若い方だと思うのですが、結構手垢の付いた言葉とか表現が多いなというのが正直な感想でした。 (「コトノハ」)

2018-09-27

「きしゅっきしゅっ」という擬音がこの詩の全てではないでしょうか。 トビウオの一瞬の動きを捉えている、とても俳句的な表現だなと思いました。 言葉数が少ないから、より一層鮮やかに伝わる。 海の広さ、色、トビウオの腹の輝き、スピード感、そういう言葉として書かれていないものが伝わってきます。 (トビウオ)

2018-09-27

笹塚心琴さんへ 至極簡潔な感想をありがとうございました。 私は生まれ変わりとかは信じていないのですが、どこかで「死」は「生」の一部として受け入れていくのがベストだというようなことを聞いて、ああそんな風に考えていきたいと日々思っております。 でもやっぱり死ぬのは怖いなと思います。 なかなか悟りの境地ということにはならないですね。 (虹)

2018-09-27

田無いなるさんへ お読み下さりありがとうございました。 >虹って「天空をつらぬく、へび(蛇)」なんだそう。 そうなんですね。それは知らなかったです。 蛇は聖俗いろんな風に例えられる不思議な生き物ですね。 確かに蛙とは質感が似ております。 そういう状況で(どういう状況なのかはうまく説明出来ませんが)足元にどんな動物が居て欲しいかと思った時、ちょっと無骨なイメージのある蛙、「土に帰る」で付き過ぎかなとも思ったのですが、小さな生き物がいいと思ったので何となく蛙にしてみました。 先日亡くなられた俳優の樹木希林さんを悼んで書いた詩です。 希林さんは母にとても似ているので、母の死の予行練習のような気がして何とも悲しかったです。 でもそんな風に読んでいただけて、書いた甲斐がありました。 (虹)

2018-09-27

カオティクルConverge!!貴音さんへ どの歌い手さんを指すのか(多分名前を聞いても分からないと思います)分からないのですが、ごろごろ転がる感じはストーンズの様でもあり確かにロックかもしれないです。(韻踏) どちらかというと鳥の視点に立って、魂の叫びを絶叫する詩人を少し滑稽に描いた図式なのですが、でもそういうストレートな詩人に共感をおぼえる人の方がむしろ多いのだろうなと思います。 >極彩色の血と同じくらいのフレーズがあると >望んでないでしょうけど >ロックって奴になれます。 借り物として書いたので、ここを極めることは出来そうもないですが、何か私的にとても新鮮な感想をいただきました。ありがとうございました。 (カナリア)

2018-08-15

他の方のレスを読んでなるほど全容がつかめてきたところです。 確かにこうしたことは内輪のお楽しみになりかねない要素を孕んでいるかもしれませんね。 前半部と後半部のつながりにも少々課題を残しているような気がしました。 しかしながら後半あっての前半だと思いました。大変面白い試みですね。 (サンプリング(REFRAIN))

2018-08-15

レスありがとうございます。 少々疲れている時に書きました。 >雨が降り出す最終列は、何か読み手も置き去りにされた感覚もあり、面白いと感じました。 雨が降り出すと街の様子が一変する感じにからめて、作者をも置いていくというか、その少し前のぎらついたものを置いて行きたかったのかなと思います。 他者の目は気付きになりますね。ありがとうございました。 (カナリア)

2018-08-15

かるべまさひろさんへ 毎日暑いので、そうですね、打ち水は涼しくていいですね。 不思議な感覚を感じていただくのは嬉しいことです。お読み下さりありがとうございました。 streotype2085さんへ 短詩をいくつか並べて、ひとつの詩にしていくという試みをライフワークのように続けております。なので「」内の言葉は短詩のタイトルです。 私も「Garden garden」が一番好きなのでメインタイトルにしました。 新しい世界に出て行く感じを表現したくて、自分を奮い立たせるような気持ちで書きました。 お読み下さりありがとうございました。 (Gaden garden)

2018-08-13

ズームバックでした。訂正します。 (Sounds a bit like Goodbye)

2018-08-07

>旅のはじまり >子どもだった いろんな意味を内包しているようで好きな表現でした。 以前ネットでこんな俳句を詠んだことがあります。 「手にのせた梨の重さや水の星」 手にのせた瑞々しい果物と星との対比、その時のぐーんとズームアップした果てしない遠さを感じる感覚を少し思い出しました。 温かさを感じる手紙のような詩です。 (Sounds a bit like Goodbye)

2018-08-07

かるべまさひろさんへ 楽しんでいただけましたでしょうか。 改行につきましては若干気になっているところがあります。 コメントありがとうございました。 (空を汲む)

2018-05-25

まりもさんへ レスポンスありがとうございます。 分からないことを分からないと書いて許されるのは詩の一つの有り様だと思っています。 今回はそれに徹してみました。 文字を流れるように配置する手法、まだ使ったことがないですが、この詩には合うかもしれないですね。 夜通し歩く、言葉そのままに受け止めると、何か病による「徘徊」ですよね。 うーん、具体的な表現ではありますが、置き換えて読んでいただきたいところでした。 中盤以降のご指摘のところ、自己弁護のようですが、これは意図的な崩しです。 あまりにも予定調和だと、音あそび、言葉あそび、それは悪いことだとは思いませんが、何かおさまりの悪い感じで終らせたかったというのはあります。 (空を汲む)

2018-05-24

長さもさることながら、内容の熱量、厚みに圧倒されました。というのも詩を読む感覚で読み始めたら小説だった、そんな感じもありますが、でもやはりこれは詩ですね、そう思います。生きることにも死ぬことにも軸足を置いていない感覚を正確に描き切っていると思いました。ここまでシニカルにならなければ、ずっと居られる場所ではないだろうなと思われる位置です。 「己の悲しみや苦しみに他人を巻き込むと少し死ににくい理由の何かが紛れ、或る時点消えたような錯覚に陥りあたかも自分が映画か小説の登場人物のように思えそれが義務のように感じられたから。」 この部分ギャラリーの疑問に答えるべき箇所だなと思いました。とくに義務という言葉が効いていると思います。 他にも好きな箇所がたくさんありますが。 十一章、ここはウォーホルの言葉に少し似ているなと思いました。 「もしきみがアンディ・ウォーホルについてすべてを知りたいなら、ぼくの絵と映画、そしてぼくの表面を見るだけでいい。そこにぼくがいるし、その裏には何もない」 何もないといわれて、それをそのまま信じる人間は居ないと思いますが、実際に何もない、そう思わせるインパクトが作品にはありました。 それはこの詩作品にも通ずるところだと思います。 (is this crap?)

2018-04-27

一つ一つ言葉を大切に読んで下さりありがとうございました。 返信が大変遅くなりました。 「屑篭の無い家」は実際の体験がベースになっています。 すれ違い様に暴言を吐かれ、まるで言葉の通り魔みたいだなと思ったことがありました。 誰にでも分かりやすく語ることによって失われてしまうものは無いでしょうか。 語り尽くすことは詩の望ましい姿なのかと、考えます。私も思案中です。 しかしながら丁寧な読み、ありがとうございました。 (家族八景)

2018-03-14

るるりらさんへ レスポンスありがとうございます。 「空っぽな聡明さ」というのは、不思議な表現だと思いましたが、ただ自由にお読みいただければそれで充分です。 (家族八景)

2018-03-06

仲程さんへ レスポンスありがとうございます。 「冬に」は冬という季節そのものであるようにも感じています。 風花が消えていく感じですかね。 (家族八景)

2018-03-06

気の合う仲間と、わいわいがやがや詩の話をしたい、そんな飾り気のない楽しい雰囲気を感じながら読ませていただきました。 でも昔の女性出禁の男ばかりの句会は、よく喧嘩になったとか、詩人の中原中也は自分が気に入った人物のところへは毎日のように通って、最終的には拒絶されてしまったとか、熱を入れれば入れるほど難しくなってしまうもののようです。 (何方か)

2018-02-25

藤一紀さんへ こんにちは。レスポンスありがとうございます。 「#現代詩」はある意味現代詩に取り憑かれてしまった詩人を少々滑稽に描いたものです。 彼(彼女)にとって現代詩は生きる糧なので、パンそのものである、そこを強調してみました。 「強風ハローワーク」そうですね。漠然と閃いた瞬間でしょうか。はっきりとは掴めていなくても、ヒントを得たといいますか。 実生活ではよくあることですね。往々にして大切な瞬間だったりします。 「巣立ち」この言葉のもつ清々しさ、潔さはやはり希望を感じさせます。 送られる方ばかりでなく、送る方も巣立っているんですよね、きっと。 (家族八景)

2018-02-25

まりもさんへ お久しぶりです。コメントありがとうございます。 「巣立ち」はそのまま家族の別れ、子供との別れです。 「現代詩」が巣立ってしまったら、今後の創作活動はどうなるのだろうと少々とまどいましたが、あまり深読みはなさらないで、そのままお読み下さい。 でも斬新な読みだと思いました。 (家族八景)

2018-02-23

グーグルグル夫さんへ 一つ一つ丁寧にお読み下さりありがとうございます。 「五味」とするとソフトな感じになりますね。でも汚いものを見ない様にするとしたら、闇はさらに深くなってしまうような気もします。 どの読みもこちらの意図したところを、掬い取るように読んで下さりありがとうございました。 この詩の中で最も言葉を衝突させたのは、「強風ハローワーク」でした。 シュールレアリスム的というのは参考になります。 「星帽子」に満天の星空を感じていただけたのも嬉しく思います。 返信が遅くなりすみませんでした。 (家族八景)

2018-02-23

とても面白いですね。 結局僕を占めているのは僕僕僕僕僕であり、私なら私私私私私。 「僕はまっすぐ前を向きここを去りたい」消え入りそうな言葉を呑み込んで、その間も 僕がどんどん増えていって、僕の大行進が始まる感じを連想してしまいました。 (僕)

2017-12-30

難しいテーマをセンスの良さだけでうまく纏めていると思います。 時事問題(事件?)としてまだ目新しいこの案件、ご本人はあえなく落選を喰らってしまいましたが、なぜか流行語大賞にノミネートされるなど、どこか笑えるキャラといいますか訳の分からなさをうまく詩に生かしていると思います。 HNに猫が入っているせいか、猫が気になりコメントさせていただきました。 (猫田議員の猫詩データー、完全版。)

2017-11-13

自らのこころの砂漠に迷っている、これは実感として大変掴みやすい、言い得て妙な感じですね。 一面砂漠のような何もないところに、酒を提供する居心地の良い場所があるじゃないと、この種の指摘は本当に良い友達でないとできないことだなと思いました。 でも銃を携えて。良さを手放しで肯定出来ない、嫉妬に似た感情等々の負の面も含めて、友人という鏡をのぞきこめば、ほの暗い鳥居の向こうののっぺらぼうの(自分の)顔が見えるんじゃないかって。 そんな希求にも似た思いでしょうか。 ふじみやこさんの詩はいつもどこかあたたかな感じがして好きですね。 (友人誕生)

2017-11-09

北村灰色さん 淡々とした印象を与えるのは対象が静物画だからでしょうか、ものが浮遊している絵なのですが、まあ実際は一ミリも動いていない訳ですから。 変な話ですがこの詩を読むといつも同じ音楽が聞こえてきます。 どんなと言われても説明できない感じです。 感想ありがとうございました。 (シュール Real)

2017-10-10

シュールレアリスムは前衛芸術に含まれるものでした。失礼いたしました。 この詩はシンプルに一枚の絵を模写したものなので、その背景となる芸術運動には無頓着であったことを少し付け加えさせていただきます。 (シュール Real)

2017-10-10

サナトリウムの風景を思わせる場所。「バス停」に想起されることはどこかへ行くことですが、つながりの先へ出かけるところで詩が終っている。 「青年がニスを塗るように」 ニスのつんとした匂いを感じさせるこの部分は若さを表現しているのか、良いアクセントになっていると思いました。 5連目ですが、まとめの言葉としてやや新鮮味を欠いているかなと思いました。 ここが引き締まるともっと鮮やかな印象になったのではないかと思います。 (link)

2017-10-10

完備さん この詩はダリの「素早く動いている静物」をモチーフにして書きました。 なのでまりもさんの言う(少し別の方のお話になってすみません) 「言葉でしか出来ないことをやっている」のではなく、最初に絵があってその絵を言葉で模写したものです。 シュールレアリスムは単に面白さを追求したものではなく、見えない世界を描いたものですから、前衛とはまた違うものではないかと思っております。そのあたりの詳しいことは美術の専門家におまかせしたいところですが。 前半と後半で何か違いがあるというのは、何人かの方に同じことを言われました。 タイトルがそのように誘導してしまったのかなと思います。 このタイトル少しミステイク気味でした。 「ゆるめのフレーズ」はあまり自分としては好ましく思っておりません。詰めをしっかりしたいです。 (シュール Real)

2017-10-10

まりもさん まりもさんのコメントにはいつもはっとさせられることが多いです。 確かに「詩を書き始めた」から作中の人物が下手なシナリオでも書き始めてしまったかのようにも見えますね。 つくりものがいよいよつくりものらしくなる。 ダリ展を見逃してしまったのでよく分かりませんが、ダリの写真、発言などを追うと陳腐さを楽しんでいたところもあったのではないかと思います。 最後の一行が先に頭に浮かんで、それを生かしたいとパズル的発想になってしまったかもしれません。 (シュール Real)

2017-10-09

祝儀敷さん 率直なコメントありがとうございます。ダリの描いたシュールレアリズムは、理解出来たなどと言えば作者の思うつぼらしいです。 (シュール Real)

2017-10-09

「青年の主張」のようにストレートな展開は小気味よいのですが、同時に底の浅さをみせてしまうと思いました。 「汚れた空だからこそ浮き上がる  青」 2つの空が同時に見えているのだとしたら、自分の空だけは青い、それは浮き上がる、だから世間に浮いてしまうことをおそれて、まわりと同じにする、そして自己愛に通じていくのかなと思います。 (『もう、手は洗わない』)

2017-10-07

ダリへのオマージュです。 (シュール Real)

2017-10-07

「湖の上に絵の具を垂らすと どこか遠くで誰かが泣いた」 水の波紋がひろがる先の見知らぬ誰か、ここでこの詩もひろがる印象を受けました。 「これが僕の精一杯の愛だよ」 すくった水が指の間からこぼれているかのようで、愛はうつろうものであるとの暗喩のようです。 惜しむらくはタイトル。私も人のこと言えない方なのですが、うーん惜しいです。 (夜にひとり)

2017-10-03

花緒さん、m.tasakiさん、まりもさんへ 皆様レスありがとうございました。 この詩はネットに詩を投稿し始めてから2作目の詩になります。ご指摘のとおり若干ありきたりな表現が多いですね。 「花はどこへ行った」ピート・シーガーの有名な反戦歌ですが。 私はこの曲をドイツのカタリーナ・ビットというフィギュアスケーターが選曲し滑る姿を見て初めて知りました。 私の詩もどちらかというと歌詞に近いかもしれません。現代詩を前進させるような前衛性は皆無ですが、自然に口ずさむのにはいいかもしれません。 拙い技術は今も変わりませんが、さらさらと書いている筆致が、今読み返してみると逆に新鮮に感じたりも致します。 (花)

2017-09-16

返詩ありがとうございます。 以前自由律俳句をネットの広場で詠んでいた時に、そこの主催者が連れ句(返詩)を推奨していて、その時の感覚だと、手紙の返事のように、違う内容のものを返すことが多かったので、少し意外性をもって受け止めさせていただきました。 私も白い花が一番しっくりくると思います。 月のひかりを反射させて揺らめく感じでしょうか。 この詩、文字数は少なく分かりやすい内容ではありましたが、思いがけなくたくさんの方々に感想をいただきました。 短さに比例して密度が濃かったのかなと思います。 「真空なほどの蒼白さ」ここが好きです。 纏いながら、祓いながら、というのも面白いですね。 すてきな返詩をありがとうございました。 (暗夜の白花)

2017-09-09

コンセプトはよく分からないのですが、何か躍動感のある詩ですね。 生きることを肯定した直後に、「死を迎え入れよう」。 森に滑り込んだり、野を駆けたり常に動いている、まさに躍動感。 ランニングにダンス、身体を動かしたくなります。 (野を駆ける)

2017-08-18

まりもさんへ レスありがとうございます。 そうですね、普段短詩を書く時はタイトルを一番最後に記すので、ここは言われるまで気が付きませんでした。たしかに少々そんな気が致します。「夜」を「花」に降らせている意もあることはあるのですが。 花に水を遣ると花がたわみます。その見たままの景色に何をのせるか、そこを言及しないのは俳句的手法をとらせていただいたいるからという説明が一番しっくりくるのかなと思います。 (夜の水遣り)

2017-08-18

m.tasakiさんへ 詩に対する感想等を詩にするかたち、とても面白いと思います。 反復ではなくて、前に進む感じがするので。 好まない方もいるとは思いますが、私は大歓迎なので、よろしくお願いします。 (夜の水遣り)

2017-08-16

花緒さまへ 訂正確認致しました。ありがとうございました。パウル・ツェラン今度読んでみます。感想ありがとうございます。 (夜の水遣り)

2017-08-16

伸び上がった時、瞬時に地形を把握し、そこにあるものを正しく理解し記憶して、両親と息を合わせ、トランポリンを使いこなせる子じゃないと、床に投げ出されて怪我をしてしまいますね。 (トランポリンと両親)

2017-08-16

Sari Dateさんへ 人の書いた詩を目の前で分解してみせる無神経さが理解できません。 今後は私の詩にレスを付けることはお止め下さい。 (夜の水遣り)

2017-08-15

Sari Dateさんレスありがとうございます。後程お返事させていただきます。 (夜の水遣り)

2017-08-15

運営の方へ 申し訳ございません。本文に間違いを見つけました。「滴らせながら」ではなく「滴らせて」に訂正して下さい。よろしくお願いいたします。 (夜の水遣り)

2017-08-15

一行詩の返詩として、内容は盛り沢山なのに長さを感じない不思議さがありました。 もしかすると一行詩よりも簡潔ではないでしょうか。 (秋の花色)

2017-08-14

この詩はライトヴァースというカテゴリーに入るのかもしれません。他のレス欄で覚えました。 少し前ですが、短歌でいうと俵万智など、日常よく使われる言葉を用いて、定型俳句などの対極にある表現方法です。 「今」は日々更新されていますから、ライトヴァースという括りでもかなり幅はひろいと思います。 「サダハル」は猫なのかどうか分かりませんが、「鼻唄」をうたう、詩書き猫なのかもしれない。 自分を吹っ飛ばさないで、さらなる飛躍というものを期待したいですね。 (ポスト!)

2017-08-09

少し補足させて下さい。4連目があまりにもざっくりとした感想でしたので。 猫と思われるサダハルは意識ばかりでなく、ついにその身体もはるか彼方へ飛ばしてしまった。 それとリンクするように「無人の旅客機が離陸する」これはサダハルなのかもしれない。 つまり何も乗っていない、何も伴っていない。 物事をあたかも大家のように達観して詩を書きたくない、まだそうした年代の方なのでしょうか。 あるいは年代に限ったことではなく、詩を書くスタンスとして、例えばあいは身体に宿るものであるとして、身体性を伴った生きている言葉で表現していきたいという宣言であるのかなとも思います。 サダハルの髭に枝毛があるところ、ここがたまらなく好きですね。サダハル猫の造形大変面白いです。 いや登場してくる全てのものたちが面白すぎます。 (ポスト!)

2017-08-07

「ポスト!」というタイトルからも推察されますが、この詩はある詩に対する変詩、いや返詩ではないでしょうか。 1連目やたら神々しいイエローずくめの君は、金髪に、いや栗色の髪に。 2連目草ボーボー、荒涼たる景色に時々星が落っこちている。 3連目、この生き物、私は猫と読みました。夢中になって空へ駆け出していった猫。 4連目はシリアスで難解な連です。遠くの友(我)に話しかけているポスト。 (ポスト!)

2017-08-07

まりもさんへ レスありがとうございます。 短詩を五つ並べて、末尾にその詩のタイトルを置くというスタイルなのですが、タイトルがのりしろになっているという読みは面白いと思いました。元々ランダムに並べたものなので、自由に関係性等読んでいただけたらと思っていました。 そして「I」が4、5番目の詩の主体になるというのも、目からうろこでした。 「世界の受容器」俳句などは完全にそうだと思うのですが、現代詩にもそんな側面があってもいいのではないかと思います。 ランダムなはずなのに、詩を書くプロセスのような流れにもなりました。 気付きを与えて下さりありがとうございました。 (無題)

2017-07-31

竜野欠伸さんへ レスありがとうございます。今になってタイトルは「不毛」にすれば良かったかななどと思っております。 ここでは「つまらない」とか「愛」の不毛なやりとりを描きました。「つまらない」を投げ合うばかりで、議論が先に進まない。「愛」の方も愛とは何ぞやとばかりに、「I」が愛より上なのです。 なので、無償の愛を感じて下さったというのは、私の力不足だったのかなと思います。 ごちゃごちゃと読み難いスタイルだとは思いますが、何の関連もない詩と詩の間に見えて来る偶然のつながりなどを感じていただけたらと思います。 「大切な視座」うれしく思います。ありがとうございました。 (無題)

2017-07-30

SNS、コンビニに共通するものはお手軽さ。 「空白に耐えられなくて埋めまくったら、忘れたくないものを忘れてしまった」 お手軽さの代償として失われるもののかたちがもう分からない。 割り箸二本分かります。過剰なサービスはおもてなしという名のもとに。 面白いなと思ったのが4連目。 「思い出は時を使って濾過され、汚れて、くすんで言葉へ」 濾過されて浄化ではなく、かえって汚れるというのは、そもそも思い出は美化されやすいものですが。 「美化」を憎むということ、分かりやすさを憎むということなのかなと思いました。 4連目の表現はすごく冴え冴えとしているなと感じました。 そして6連目。おそらく真芯にぼんやりと座っているであろう君、それが本当の君。 自分には本当の自分の姿が見えているように。 (フラペチーノ、産まれる)

2017-07-23

犬不在と思ったのですが、犬はタオルを首に巻いた「僕」なのかもしれないと思ったら、「起き上がる」は、まるで人間になることで、抑圧からの解放。 ついでに、6時起床の忙しい「あの人」も解放してあげたい。 そして最後の連、何が起きても一㎜の狂いもなく訪れる時間。 そんな風にも読めました。 (起床)

2017-07-19

大切な人に献身的に尽くしている描写から始まって、どこかへ出かける支度をしている僕。 それは犬のいない犬の散歩のようで、辻褄が合う様で合わない展開が続いていく。 直接的な言葉はありませんが、どこか歪んだ世界を表しているように思いました。 後半は死という言葉が見えてきて、最終連でさらりと打ち消している。 どんな風に読むかで印象がまるで違ったものになる、そんな作品のように思いました。 (起床)

2017-07-19

詩を読み解くことにどれほどの意味がある?と言われているようです。 文字通り手紙の上を、自動車が踏み荒らして行く心象風景と捉えました。 手紙の内容が擦れ、わたしたちの細部が失われていく。 体制のようなものに迎合して全く疑わない存在としてのきみ? いろんな読み方があると思いますが、そもそも読み解かれることを望んでいない詩のようにも思えます。 (coarser)

2017-07-11

「握る」。小さな子が母親のスカートの端を握るのは何か不安なことがある時。 「君」は涼しく笑っているのでしょうか。 「君」にはっきりとした像がないのでよく分かりませんが、居なくなれば目で追う、のでお互いに依存した関係なのでしょうか。 恋人同士というよりは、冒頭にも書きましたが、小さな子が母親に抱く気持ちに近いような気がします。 成長の流れとしては、思春期頃に猛反発をして(猛反発枕ですね)そうしたものを切り離すようですが、、、男の子が母親に優しいというのは、うちでは神話になりつつあります。私事で失礼いたしました。 (握られた胸ポケット)

2017-07-11

最初の「P」から放送禁止を告げる音のようですから。畳み掛けるような「変なプレイ」、どうしても変態プレイを連想します。日常にこんなに変態プレイがくいこんでいるとしたら、いやいるのでしょうか。 「変なプレイ」の重層感に押しつぶれたかたちの「Y」4連目。でもそこで一つの違う見解、変な比喩→変な解釈により「変な世界が生まれ変な場所から普通の場所までフラットに語られる時代」これはネット社会のフラット化を指すのでしょうか。4連目のかたまりが最後の方でほぐれて、この詩の本題とも言える5連目に辿り着きます。正直長いです。この前置きはリアリスト故なのかなと思います。 ここで語られる「君」はありふれたことばかりを言う普通な、人です。この普通な君がなぜか一番遠い。 そして実際は5連目で語られていることが、一番普通からかけ離れている。 普通に対する羨望も綯い交ぜになったような、せつなさがありますね。この詩はタイトルとは違う「普通」がテーマである詩のように感じました。 (変なプレイ)

2017-07-10

個人的には「A」が好きです。 取り急ぎ書きました。また書くかもしれません。 最後なんですか、自爆テロみたいですね。横隔膜が痛いです。 (変なプレイ)

2017-07-08

まりもさんへ 「いつのまにか海に水没している列車のイメージは、しばしば海や水で象徴される無意識界への沈潜を物語化していく過程のように思われました」 ここは自分ではあまり意識せずにいたので、なるほどと思ってしまいました。 分かりやすいことは分かり難いこと、分かり難いことは分かりやすいことであるとすれば、トリセツのように全てを分かりやすくしてしまうのは、親切ですが詩としては味気ないものになってしまうのかなと思います。 突然パズルの盤上に立たされる、そのいつからが脳内の景色なのかということにこの海のイメージはつながっていくと思いました。 お読み下さりありがとうございました。 (心中に予告、心中に遅刻)

2017-07-05

静かな視界さんへ 御指摘のところは、前半部とのつながりを考えてもやや不自然になってしまったかなと思います。 本題はどちらかというと後半部にありますので。 無意識の世界に入っていく感じをもう少しスムーズに表現出来たらと思います。 ありがとうございました。 (心中に予告、心中に遅刻)

2017-07-04

花緒さんへ 初めて投稿致します。どうぞよろしくお願いします。大変丁寧な評をありがとうございました。 もしも「心中に遅刻」したらどうなるのだろうという発想をベースにして書いてみました。 おっしゃる通り歩き始めたところから、もう何かが変なのです。 そのおかしさは修正されぬまま、海に突入します。 どなたがが無意識の世界にとおっしゃっていましたが、本当ですね。それが一番近いです。 「シリアスなことを語っているのにシリアスにさえなれないこと」 これは現代にはびこる病でしょうか。うまく表現出来たならうれしいです。 感想をお寄せいただきました方々、少しずつ返信致します。すみません。 (心中に予告、心中に遅刻)

2017-07-04

ブレスレットはさりげなく詩の中に出てきますが、砂糖菓子は何かしらと思いつつ、この詩全体を包む恋愛の甘さのことなのでしょうか。 「わたしには肉体だけがありませんでした。」そのままの受け止めならサイボーグだから、あるいはプラトニックにこだわる主人公の心情の描写でしょうか。 汚れたり壊れたりしながら生きていく、ためには砂糖菓子のように甘い恋愛を摂取しなくては。 という女性というよりは、少女の感覚が満ちているなと感じました。 「道はひろくひろく小さな道をまた広げているから」 いつまでも少女のままでいられない、たぶん少年より少女は変わることを求められると思います。 ひらたく言えば、種の保存のために。 自分の少女時代を思い出しますね。私は生き物を殺して食べるのが嫌だと、一時期野菜ばかり食べていましたが、その時の担任の先生に「ほうれん草にも命があります」と叱られた思い出があります。 大人になっても少女はどこかに生きているんですね。 (砂糖菓子とブレスレット)

2017-07-01

この詩を読んで、なぜかあのダヴィンチの名画モナリザを思い出しました。あの画には諸説あって、ダヴィンチの自画像であるとか、ダヴィンチコードにもありましたが、肉としてのキリストの子供を身籠ったマグダラのマリアであるとか、とても謎めいているわけですが、この詩にもコードのように解読しないと読めない感じがあると思います。 「意味」「永遠」「蕾」。永遠を宿したのか不敵な笑みを浮かべて構えるように座るモナリザが詩の奥に見えてくるんですよね。 (自然にソッとくちづけよう)

2017-06-03

「通過」が音の響きといい意味もそうですが、アクセントになっていていいですね。 最後の通過だけ、この詩を読んで聞かせたい人物が「通過」、したところに思えました。 滑稽なんだけど哀しい、サブカルのどうしようもない軽さの中に何か看過出来ないものが存在している。 死ぬとは言っていない、人間を卒業すると言っている、人間を卒業するってなんだろう。 ならば人間らしく生きるって何だろう。 通過した全ての人に聞きたいことなのかなと思いました。 (この街では星が見えない)

2017-05-29

初見全編が会話形式で、複数の人間がどうにも噛み合わない話をしている風にも読めます。 それはあたかも舞台上で何人かの役者が好き勝手にセリフを喋っているようであり、注意深く読めばこのノイズ、何か像を結びそうなのですが。。。 応答しているのは誰だろう、神、俺、君? 「いつも何かを忘れている」この言葉の使い方がとても印象的です。 この詩一人の人間の独白にも読める。 そもそも詩を創作する時は当たり前にそうなのですが。 神を探して求道している姿のようでもある。 「そして君は特攻する」の「君」は第三者的に見た自分のようです。 空と地、他者と自分、神と人、全てが曖昧になってしまった世界のようですね。 (テクジュベリグラフィティ)

2017-05-23

反戦の意図は全く無かったのですね。失礼致しました。 「ひる」という言葉のひらがな表記は、「ヒール」とか「蛭」もイメージさせて、「ずっとひる」これは私的には一番ホラーな箇所でした。 (さくらちゃん)

2017-05-12

スマホを持つ人にはとてもリアリティのある言葉だと思いました。 (ゆりかご)

2017-05-12

HNぽっぽサイダーは春を演出している副題として読めますね。 さくらはただきれいだねと素直に見ることができない不思議な花です。 最近「花」という字のフォルムは「死」に似ているなと思いましたが。 さくらちゃんはあきらかにこの世のものでは無いし、花が満開になったときに降りてくる存在らしい。 だるまさんがころんだ、かごめかごめ、子供時代には実際に遊ばなかった人もアニメなどをとおして知るのでしょうか。そんな時は大抵不気味なイメージで。 5連目の「さくらのきのしたずっとひる」「まっかなまっかなさくらいろ」なにかが起こったことを思わせます。「ずっとひる」は子供達の歓声がぱたり止んでしまった情景のようですし、このあたりは過去におきた戦争を思わせる。やはり戦争の詩なのかなと思います。 「ことしもあおぞらさくらはさいた」何度でも同じことを繰り返す。人は美しさに置き換えて。 今の若者は私達以上に戦争を身近なものに感じているような気がします。先の戦争を知る方々が少なくなった現在。 (さくらちゃん)

2017-05-12

借り物の思想を語って、借り物の言葉をばらまいて、誰かの言葉をRTしてその上に踊らされていてご機嫌な女の子。この子のアイデンティティは一体どこに、、、 タイトルに戻れば、把握し切れていない何かがあるようですが。 初夏の季節感を打ち出すサイダーの音や、この子の輪郭などどれをとっても鮮やかな印象です。 退屈なアイデンティティー不在の言葉がサイダーの泡みたいにのぼるその中に、時々本当が混じる、その時に私の中に更新される何かがあるのかも。 (把握していない真相な新装の深層である心理)

2017-05-07

読み返してみてこんな見方もできるかなということを思いついたので書かせていただきます。 頭は体に救いを、体は頭に救いを求めている人間の有り様といいましょうか、細い蜘蛛の糸は救いをイメージすると思うのです。 聖と俗は表裏一体であって切り離せないものである、両方背負って生きていく訳ですね。 何にせよ最初のレスがあまりに狭い視野での書き方でしたので、付け加えさせていただきました。 あと最初のレスで抜き出した箇所、これはすべての世代に突き刺さる言葉だと思います。 (なきむし)

2017-05-04

「誰も俺の欲望を望んでいない  本当は自分の孤独に怒り狂っている」 頭が取れかかっているハチ、考えることが失われようとしている、或は放棄してしまおうかと思っている。 蜘蛛の糸は芥川龍之介の小説を想起します。 「重たい扉のアゴ」扉という表現が面白いなと思いました。最後までこの重たい扉の前で格闘した、それは伝えることの困難さでしょうか。 権力を前にして、虫けらのような自分の存在、そこへ死ぬのを待つ自分よりさらに小さな虫、そして本音を吐き出したら虫のついた笑いが返ってきた。 タイトル「なきむし」に現状打破をしなければという思いが少しだけ滲みます。 (なきむし)

2017-05-03

この詩の中に一行だけカタカナ表記されているところ「ヒトツダケノホンモノ」に初見ケダモノという言葉を見つけてしまって、詩の根幹を成すものなのかなとあくまで私的な読みではありますが、少々心にひっかかるものがありました。 真実は時に人を傷つけたり、容赦のないところがありますので、ある意味ケダモノに近いところがあるかもしれません。 しかしそれと同時に真実は常に共有されるものであって、共有されるものだけが真実であるのかもしれない。 例えばポストトゥルースのように真実を遠ざけた感情のようなものには完全な一致が無くとも、真実に対しては認めようが認めまいが人は完全に一致している。 そんな事をちょっと思ったのでした。 ケダモノめいた真実のみが、あらゆるものを前進させるというラスト。 スモールワールド、小さな愛の告白詩なのかもしれませんが、真実という普遍的な言葉が出て来るので、もう少し大きな世界観も感じますね。 (路肩の花)

2017-04-15

ぶたみみさんというペンネームに惹かれて思わずレスしちゃいました。 レスレスも本文の続きみたいに面白くて、もしかするとこれ続編なんじゃないかしらとか変なところで面白がってしまって、場違いなレスになりそうです。気をつけます。 初めて挑戦された詩とは思えない完成度です。本当に驚いてしまいました。 時代小説みたいなしっとり感があります。 何かおっきなテーマがもしかしたらあるかもしれないと思うのですが、ただ楽しく読もうと気を取り直し読ませて頂きました。 ハンカチの場面が何度も繰り返されているので、ここは肝になっているのかなと思いましたが、リズム感、もしくは別れの意なのかなとか平凡なことしか思いつきませんでした。 たぶん世代が近いと思うのですが、ぶたみみさんの年令を感じさせないバタバタバタバタしたところが、詩にも表れていてとても可愛らしいです。 私も少し詩を書くのですが、ぶたみみさんのように努力を怠らずにこれからも精進してまいりたいと思います。 気が向いたら、次回作是非是非楽しみにしております。 (供養)

2017-04-07

こんにちは。初めてレスします。 この短さなのに、詩なのに説得力がありますね。 2連目「僕」という人物の究極のエゴイズムを感じます。 アイデンティティ云々の前に「人間である」ことについて。高等であるけれど、同時に下劣であることを認める事について。 厨二病に対する処方箋、愛憎一般に対する処方箋と読みました。 何もかもが微妙にずれているような世界にあって、「人間である」という事実のみが寸分違わぬことですね。 でもそのずれが無くなったら、世界はただの塗り絵になってしまうとも思いました。 (アイデンティティ)

2017-04-07

プリズム世界

2022-06-19

牛団子

2022-06-15

きみ

2022-07-22

水犀

2022-07-25

夢見る弔い

2022-09-15

水疱

2023-01-09

トライゴール

2023-04-06

約束

2023-03-30

サイン会

2023-05-01

漂白

2023-04-28

あの丘

2023-05-01

応答願います

2023-04-18

反転

2023-05-08

実験13

2023-05-11

2023-10-06

連詩:古城

2023-11-01

心臓

2023-11-03

微細な火花が

2023-11-11

出棺前夜

2023-11-19

夜の十字架

2023-12-04

僕の仕事

2024-01-03

サイクル

2024-02-16

バーの夜

2024-02-13

さんぽ

2024-02-24

放課後

2024-03-01

坂道

2024-05-01

がれきの下

2024-05-12

リフレクト

2024-05-19