作品投稿掲示板 - B-REVIEW

まさ


投稿作品数: 28
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朝の食卓

2022-04-29

おいしい牛乳

2022-04-15

枝、別れ

2021-12-05

木目

2021-12-03

2021-11-28

ひこうき

2021-11-04

ついで

2021-10-21

2021-09-20

宇宙旅行

2021-09-06

たんぽぽ

2021-08-19

わたし

2021-07-11

2021-07-10

2021-07-04

工場の妖怪

2021-06-19

朝焼け

2021-06-01

きみの名前

2021-05-19

カーテン

2021-05-15

2021-04-14

散歩

2021-04-13

石ころ

2021-03-28

道ばた

2021-03-26

とても好きな詩です。全体的にリズム感が好きなのですが、 特に2行目「カラスノエンドウの葉の上」のセンテンスで一気に引き込まれました。 また「カラスノエンドウ」というなんだかよくわからないけれども、 なんだかイメージが湧いてくる名前も素敵です。 また「ワタシ」を片仮名にして、「アリ」と対比させているのもいいです。 なにげない日常の風景の観察から、人生や生き方に思いを馳せる、 シンプルですが、こういう瑞々しい感性の詩が好きです。 (芽生え)

2022-05-07

いろんな読み方ができる作品だと思うのですが、 私は王様に感情移入してしまいました。 王様として生まれつくという、自分ではどうすることもできないある種の不幸と、 最後には人として大切なものをとり戻すことができたという救いを感じました。 でもそのための犠牲も多大ですね、、 いろいろなことを考えさせられました。 (お腹を空かせた王さま)

2022-05-01

コメントをいただきありがとうございました。 むしろこの詩に関しては、ちょっと捻くれた方向だと思っていたので、 素直という感想をいただいたのは新鮮な驚きがありました。 人はちょっと捻くれてるくらいの方が、逆に素直なのかもしれません。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-30

コメントをいただきありがとうございました。 そうですね、世界にはこんな平穏な朝を迎えられない人が大勢いるので、 そう考えると、こんなにのんきでいられるのは 幸せなことなんだなあと、yatukaさんのコメントを読んで思いました。 どうもありがとうございました。 (朝の食卓)

2022-04-30

コメントをいただき、ありがとうございました。 ユビキタスという言葉をよく知らなかったので、思わず調べてしまったのですが、 神は遍在する、、、なかなか難しい言葉ですね。でも勉強になりました。 どうもありがとうございました。 (朝の食卓)

2022-04-30

コメントをいただきありがとうございました。 いかにリズムや抑揚を出すかということを考えているうちに、 なぜかジャンボジェッ になってしまいましたが、 そこに気づいていただけて嬉しいです。 どうもありがとうございました。 (朝の食卓)

2022-04-30

コメントをいただきありがとうございました。 のどかさが伝わってよかったです。 毎日天気の変化がはげしいですが、今日は初夏の陽気ですね。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-27

コメントをいただきありがとうございます。 >「普通に書くとこうなるんだよなあ」、「さて、どうするか」 という感覚とてもよくわかります。 この「さて、どうするか」は永遠の課題ですし、 どうするのかは1人1人違うんだろうなと、思ったりしました。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-21

短い詩行ですが、抑えられるべきポイントがしっかり抑えられていて、 短さ以上のものを感じます。 とくに、2連目1行目の「青いのだよ」、3連目の「月の光なのじゃあ」のところで、 助詞の「の」を用いた言い回しにすることで、 文章がきりっと引き締まって、とても清々しい気持ちになりました。 また写真がとても素敵です。 詩と写真の波長がぴったり一致していて、双子の関係のように この詩にしてこの写真ありと思えました。 (久方ぶりに)

2022-04-21

風刺が効いていていいですね。 俯瞰した位置からの近視眼的なマスへの皮肉が、 小気味いいリズムで囃されていて、溜飲が下がります。 風刺ってバランスが難しいと思うんですが、 その点本作はちょうどいいバランスを保持していると思いました。 面白い作品です。 (四月の風は冷たくないですか)

2022-04-18

コメントをありがとうございました。 循環、そうだと思います。この詩で表現したものを抽象化すると循環ですね。 自分の考え方の根っこに循環というものがある気がします。 エイクピアさんのコメントで気づきを得ました。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-16

コメントをありがとうございました。 すてきな想像を広げていただき嬉しいです。 あまり意識はしなかったのですが、言われてみると たしかにどこか悲しみを帯びているかもしれません。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-16

コメントをありがとうございました。 詩を読んで踊りだす、ってとてもいい表現ですね。 クヮン・アイ・ユウさんのコメントを読んで、 私もおもわず踊りだすような詩を読んだり、書いたりしていきたいなと、思いました。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-16

コメントありがとうございます。 まさに仰る通りでして、 牛乳を飲んだ時に感じるやさしさと 言葉遊びとのバランスにもっとも気を使ったので、 そこに気づいていただけたのがよかったです。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-16

コメントをいただきありがとうございました。 言葉のリズムや、言葉遊びが苦手で、 今回そこにチャレンジしてみたのですが、 ポジティブな感想をいただけたのが嬉しかったです。 どうもありがとうございました。 (おいしい牛乳)

2022-04-16

人間の大きさと蟹の小ささの対比と、 砂浜のうつくしさがとても良かったです。 蟹の視点を想像したとき、 星粒という言葉が使われているからか、 私たちにとっての宇宙のようでもあるなあ、と感じて、 なんだか不思議な気持ちになりました。 最終行の、>ああ、なんで、なんで美しい がそのままこの作品の感想のようでもあります。 たいへんうつくしい詩をありがとうございました。 (ビーチではサングラスを)

2022-04-15

良かったです。 対象に対する距離感とシニカルさがいい塩梅でした。 (Twitterによくいる下手くそな詩を書くおばさん)

2022-01-25

>何が変わったのかな >手を繋いでいるだけで良かったのに の独白が心に残りました。 人は、知らず知らずのうちに変わってしまうんでしょうね。 「手を繋いでいるだけで良かったのに」なにかをもっと求めてしまったり、 なぜかすれ違ってしまったり。 しかし、そうして変化することを、できれば受け入れていければいいなと、 そういう風に感じさせてくれる、素直な感性の素敵な詩でした。 (別れ)

2021-12-18

この作品では以下の3つの具体が挙げられています。 1、名もない人が助けてといった 2、誰かが電車に飛び込んだ 3、電車で赤ちゃんが泣いている そして、これらの3つの具体を”平等”という概念で抽象化されています。 “平等”とは、辞書をひくと、「差別がなく、みな一様に等しいこと」とあります。 この場合、1は平等の問題だと思いますが、 2と3は平等という概念とは少し違うのではないかと思いました。 この2つを抽象化すると、”他人の気持ちを感じとる”、”思いやり”、”共感” といったことになるんじゃないかと思いました。 そう考えた時に、1の具体をより掘り下げるか、 もしくは1とは異なる"平等"の具体を挙げる方が、 より作品のテーマに合った内容になるのではないかと思いました。 (平等)

2021-12-17

コメントをいただきありがとうございました。 そうです、forkです。 半ば言葉遊びですが、人生とは壮大な遊びのようでもある気がしていて、 そういう意味も含めた詩です。(後付けです) (枝、別れ)

2021-12-17

着眼点がいいと思いました。 寝る前のリビングでのなんでもないひと時を、 「黄金の時間」と自分のなかでの新しい価値を発見して、 表現されたところがとてもいいです。 >リビングの余った時間 は文法的に合ってるのかどうか、よくわからないのですが、 伝えたいものが伝わってくるので、いいと思いました。 >コップを倒さないように机に乗せる というべつになんていうことはない状況なのですが、 この微妙なハラハラ感がこの作品の盛り上がらない盛り上がり(?) としてぴったりだと思いました。 ただ1点気になったのは、 すこし情報過多というか、伝えたいことを優先して、 若干読んだ時のリズムが悪くなってるのかな、という気がしたのですが、 逆に黄金の時間のまったり感を演出する効果もあるような気もするので、 なんとも言えないのですが、ちょっとだけ気になりました。 (黄金の時間)

2021-12-16

加藤さん、コメントをいただきありがとうございました。 枝毛を褒めていただきありがとうございました。 これがなかったら、ただ人生を嘆いているだけの人でしたが、 枝毛が別れてくれたのが災い転じて福となりました(笑) (枝、別れ)

2021-12-16

読みながら、あ、詩人だ、と思いました。 どう詩人と思ったか、というと 言葉と詩がとても密接しているというのか、 端的にいうと、吐く言葉がすなわち詩になる人だ、と思ったんです。 たとえば、野球でいうと、 “野球選手”と”野球人”って違うと思うんです。 野球選手は職業であったり部活動に所属している人をさしますが、 野球人はやっぱり生き様だと思うんです。 朝なにを食べるかとか、どうして本を読むかとか、なぜ道具を大切にするかとか、 そういう行動のひとつひとつが野球を中心に構築されている人は 野球人だと感じます。いまだと大谷選手がまさにそうですね。 それを本作の下記の連から同じようなことを感じました。 >煮物を煮ながら本を読むわたし >洗濯をする間に文を編むわたし >自転車で大根と切手を買いに行くわたし >静かな夜に詩を書くわたし >それはわたしが物書きだからだ 行動のひとつひとつが物を書くことを中心に構築されていて、 生きていることと言葉がとても密接していることが、 この作品から感じ取ることができました。 (これは詩だ)

2021-12-15

短歌は完全素人なので、よくわかっていないのですが、 人の魂同士がつながろうとするときに生じる摩擦のようなもの、 痛みのようなものが伝わってきました。 比喩による視覚的なイメージと、触覚的な感覚に訴えるものがありました。 (うた『たまつなぐぬひはり』)

2021-12-13

インパクトがありすぎる作品ですね。 この作品を解釈するにたり、 5歳がこれだけ漢字を書けるだろうかと疑問に思い、 普通の日記なら〇歳表記もしないだろうと思い、 これは17歳の子が過去を振り返って書かれたものではないか、と考えました。 その時に、毎年チーズを食べたことだけが書かれた意味ですが、 純粋にチーズが好き、ともとれるし、 他になにもなく、チーズにしか思い出がない、とも 両方にとれるかなと思いました。 たぶん、読む人によって見方が分かれるのかもしれません。 わたしの感覚では、後者に方として読めました。 過去を振り返って書く、ということ自体に後ろ暗いものも感じます。 いろいろ想像の幅が広いおもしろい作品でした。 (チーズを食べた)

2021-12-12

電車が人を吐き出し、また飲み込んでは、まだ吐き出す、 というこの繰り替えしが毎日続くわけですが、 このように俯瞰してみると、なんだかなにかの病気で苦しんでいるけど、 それが当たり前と何事もない表情でがんばっている人(電車?) のように見えてきました。 そして、最後、プラットフォームにひとり残された"私"は、 その普通なのだけど、普通ではない様子に違和感を感じ、立ち止まっている、、 なんでもない日常的な光景から違和感を切り取られた シンプルでとてもいい作品だと思いました。 (朝のプラットフォームにて)

2021-12-12

つららさん、返信をいただきありがとうございました。 つららさんの真剣な訴えのおかげで、 自分でも無意識に落とし込んでいた価値観に気づくことができましたし、 風景描写は手段、という考え方は、昔の自分の考え方であって、 今の自分に当てはまるのだろうか、と考えを見つめなおすいい機会になりました。 つららさんも、詩作に対するさまざまな葛藤があおりかと思いますが、 どうかよい方向にいかれるよう、期待しております。 (アトピーと冬の雨上がり)

2021-12-08

すみません、追加で感想が浮かんだので追記をさせてください。 2連目の「彷徨った犬は」ですが、 他の連と対比した時に、 >わん。腹を空かせて彷徨った犬は >ニンゲンに愛されて幸せになりました。 の方が自然なのかな、と思いました。 また、これは勝手なアイデアなのでスルーして大丈夫ですが、 タイトルは、「にゃー、わん、ぴよ、」や「にゃー、わん、ぴよ、ところで」のように 含みをもたせることで、 ニンゲンの部分にニュアンスをもたせることができかなと思いました。 動物にできて、ニンゲンにできない葛藤を 対応し比較させて描写されたところが良い作品でした。 (にゃー、わん、ぴよ)

2021-12-07

ニンゲンは、赤ん坊の頃はギャン泣きして母親を呼ぶことで、 幸せや安心を確かめられたと思うのですが、 ギャン泣きを卒業した後、次のステップがわからなかったニンゲンは 先々苦労しますね。 それとも母親を呼んでも幸せや安心を得られないなにかがあったのか、、 自分もそっち側の自覚があるので、考えさせられる作品でした。 (にゃー、わん、ぴよ)

2021-12-07

ここでのコメント欄でのやりにも出ていますが、 以前「まちのかげ」のコメントで「もう一歩踏み込んだなにかが欲しい」と書きましたが、 たしかに漠然としていたので、改めて頭を整理してコメントしたいと思いました。 もしここでのコメントを求めていなかったら、スルーしていただいてかまいません。 また「まちのかげ」のコメント欄がすでに閉じているので、こちらに書きますが、 もし問題でしたら注意やカードなどいただければと思います。 個人的な話ですが、二十年くらい前、詩を書き始めたころ、 私もよく風景を描写する詩を書いていました。 しかしだんだん、風景描写は詩を書くうえで、 書きたいテーマを表現するための手段であって、目的ではないんじゃないか、 と思うようになり、それ以降、風景描写を目的とする詩はあまり書かなくなりました。 「まちのかげ」でのコメントを書いたときは、 恐らくそのような自分の内的な経験が元になって、 「もう一歩踏み込んだなにかが欲しい」と思ったのだと思います。 そういう意味では、 「それは貴方が個人的に読みたいもので、その詩の内容の考察をあまりしていないのではないか」というのは、その通りだと思います。 できるだけ相手の目線や視野に立って詩を読めるようになれるといいんですが、 まだまだ力不足でした。 (アトピーと冬の雨上がり)

2021-12-05

湯煙さん、コメントをいただきありがとうございました。 題材への着目への言及ありがとうございます。 たしかにムンクの叫びなどもそうですね。 作者が世界への違和感を感じ、それを作品に反映する時、 その作品は世界に調和するというのが、不思議だなと感じます。 惑星の回転、イメージが豊かですね(笑)言われてみればたしかにそうです。 (木目)

2021-12-05

コメントをいただき、ありがとうございました。 良いと感じていただけてよかったです。 今年のはじめ頃に、なんとなくゴッホの画集を眺めたり、 半生を調べたりしていたことがあったのですが、 そういう経験が、日常にあふれるものと繋げられたのがよかったなと思います。 (木目)

2021-12-04

コメントをいただき、ありがとうございました。 「まわにり」はわざとではありません(笑)ケアレスミスでした、、 最後の締まりですか、なるほど、、 今回の作品は自分でもなにかが足りないと思いながらも投稿してみたのですが、 やはり読み手のみなさんには、伝わってしまうんだな、 ということがわかりとても勉強になります。 ただ、面白いと感じていただけたことが良かったです。 どうもありがとうございました。 (木目)

2021-12-04

s.tさん、コメントをいただきありがとうございました。 ご指摘の点はまさにその通りでして、 今回の作品は半年くらい前からアイデアはあったものの、 なんかパンチが足りないと思って、投稿はしていなかったのですが、 やはり読み手からもそう見えるんだな、とあらためて実感いたしました。 発想はいいとしても、表現している手段がただの説明というか、、 しかし、自分の詩がなにが足りないか、理解することができました。 ご意見をいただきありがとうございました。 (木目)

2021-12-03

確かに網があると、私も感じます。 ただ、鳥と1つ違うのは、 自分のまわりにある網は、半分は他者が巡らせていると同時に、 もう半分は自分が張っているんじゃないか、という気がしました。 自分が張っている、ということに気が付くと、 網を断つとはどういうことか、すこしわかるような気がします。 そういう気づきを与えられた作品でした。 (鳥)

2021-12-03

白川さん、コメントをいただきありがとうございました。 ご指摘の点はまさにその通りでして、 これを自分ではA not B構文と呼んでいるのですが、 鼻たれ坊主の頃から手癖のように乱用している構文で、 じゃあ、Aのくだりいらないじゃん!Bだけ言えばいいじゃん! と毎回反省します。 しかしやはり読み手にはわかってしまうんだな、と改めて勉強になりました。 どうもありがとうございまいた。 (木目)

2021-12-03

本来は、家の鍵をなくしても、 管理人さんに連絡すれば問題ないのですが、 「鍵をなくす」から「死」へ思考が直結しているところが、 タイトルの通り、冷たい孤独を感じさせます。 短い詩行ですが、そういう含みのある作品だと思いました。 (冷たい孤独)

2021-12-02

藤さんのご返信の内容を読んで、 あらためて詩をよく読み返すと、 ああ、確かにそうだな、と思いました。 わたしは直感的な性質なので、 「ふるえ、ふるふる、ぷるぷる」という印象的なリズムから、 想像や解釈がはかどってしまい、 詩のなかの大切な事実を見落としてしまっていまいした。 私生活でもこういうことがよくあります(笑) 貴重なご指摘をいただき、大変勉強になりました。 どうもありがとうございました。 (ふるえ)

2021-11-30

人間の側から見たジャムをパンに塗って食べる楽しさと、 ジャムが感じているかもしれない、食べられることへの恐怖という、 相反する感情を受け取りました。 そうすると、ふるえ、ふるふる、ぷるぷる、というリズムは 軽快なようにも、そら恐ろしいようにも聞こえてきます。 火曜日という、なんでもないありふれた日常のたたずまいが、 その効果をいっそう引き立てるようです。 そのような二面性の感じられるおもしろい作品でした。 (ふるえ)

2021-11-30

コメントをいただき、ありがとうございました。 上記のつららさんからいただいたコメントもそうですが、 なんだか深層心理を見抜かれているようで、恥ずかしくなってきました(笑) >水や、不確かな未来。この詩作者は不安に打ち震えて居るのかもしれない 書いている時は意識していませんでしたが、 たしかに、そういう感情が詩に出ているのだと、気づくことができました。 読んでいただきありがとうございました。 (水)

2021-11-29

つららさん、コメントをいただきありがとうございました。 つららさんの解釈、とてもおもしろかったです。 詩作をする時は、ほとんど直感的に書くので、 あまり細かいロジックは本人もよくわかっていないのですが、 つららさんの解釈を読んで、「たしかに、そうかも!」 と思いました(笑) 特に、 >外の世界を忘れられる >後半の幻想的な情景と、前半の日常風景が葛藤している は自分でもよくわかっていなかったことですが、 なんだかとても納得できました。 このビーレビューのいいところは、 詩は、書き手だけのものではない、と思えるところです。 すばらしい解釈をありがとうございました。 (水)

2021-11-29

コメントをいただき、ありがとうございました。 水なのかもしれない、というごくごく内的な感覚が 伝わるか自信がなかったので、とても嬉しいです。 思った、の繰り返しはご指摘の通り、語彙の足らなさと言いますか、 もう少し変化を付けれるとよかったですね。 (水)

2021-11-28

コメントをいただき、ありがとうございました。 詩作の際はほとんど無意識で書いているので、 楽しんでいるのかどうか、自分ではよくわからないのですが、 そういうふうに見える、というのはひとつの発見、と言いますか、 これでいいんだな、という気づきになりました。 どうもありがとうございました。 (水)

2021-11-28

>なにもたしかなものはない この一文がすべてと思いました。 「なにもたしかなものはない」ということを、 表現されたすばらしさがそこにありました。 「なにもたしかなものはない」が故に、 わたしたちは不安であり、他者とつながりを求め、 なにかを発見したり、それを表現しようとするのかもしれません。 (夜空のかたち)

2021-11-28

気づいたら自分の居場所がどんどん狭く、小さく、頼りなくなってしまう ということはあるのだろうと思います。 バスのベンチでなかったとしても、 マンガ喫茶の個室、自室、いじめの教室、、 >コンビニのおにぎりを盗みたい >本当は大声で泣き喚き助けを呼びたい >でもそれをすると、それをすると >人間ではなくなりますから 人間ではなくなる、とありますが、 本当に生きたいなら、それをしなければいけないのかもしれません。 むしろすることが人間なのかもしれないと思いました。 もっと前のあらゆる段階で、自己主張をしたり、 助けを求めたりできないと、 人間ではないものに近づいていってしまうのかもしれない、 と感じました。 つらく厳しい作品でしたが、 自分も自分の居場所がどんどん狭く、小さくなってしまう側なので、 自戒をこめて感想を書かせていただきました。 (20201116)

2021-11-28

詩人は、よく詩とは何か、について詩にするのですが、 ミュージシャンが音楽とは云々を語り、 料理人が料理とは云々、 サッカー選手がサッカーとは云々と語りますが、 それぞれの作品やパフォーマンス自体もさることながら、 じつは本気でそれに取り組んでいる人が語るそれ、 というのはとても魅力的なんですよね。 変な話、作品やパフォーマンスそのものよりも好きまであります。 とはいえ、語り過ぎては本末転倒にもなりますし、難しいところでもあるのですが、 結局、なにが言いたいかと言うと、そのような葛藤はありつつも、 やっぱり湖湖さんの視点から見た詩についての詩が好きでした、ということです。 さびしさと優しさを感じました。 (綿棒 詩とはなにか)

2021-11-24

宛てもなく漂うコウカイはコウカイというより、 漂流なのかもしれないと思いました。 コンパスがあるといいんですけどね。 (こうかい)

2021-11-19

図書館っていいですよね。 静かだけど、人と本のぬくもりというか、 息づかいのようなものを感じられて好きです。 >読み切れもしない分厚い本 を手にとりたくなる気持ちわかります。 私は本を読むのがあまり得意ではないので、 こういう本を読むのが好きな人というのは、 内側にどれだけ広い世界観があるんだろう、とうらやましく思います。 素朴でとても共感できる作品でした。 (読書の秋も悪くは無い)

2021-11-16

詩形全体が、雲の切れ間に見える青い空のような、 (または空に浮かぶ秋の雲かもしれません) おもしろさがありました。 最終行の、 >雪を迎えるために で、今この時だけではなく、 ほんの少し先も見据えた視点のすがすがしさも 感じることができて、とても素敵な詩でした。 (青の上に)

2021-11-10

ミニミニエッセイ集のようですが、 ひとつひとつのテーマが芯をついていて、 とても共感できました。 個人的には、 >陰口を言う奴の陰口を言う奴になりたくないから >陰口を言わないように距離を置くと >全ては一見さんの世界になってしまう。 が好きです。 (1bit、10月、ツイート詩、#、)

2021-11-05

コメントをいただき、ありがとうございました。 昔、日本史だったか倫理だったかで、 アニミズムは自然崇拝と習った記憶があったのですが、 改めて調べてみると、生物・無生物を問わないのですね。 そうすると好きな考え方です。見識を広げていただきありがとうございました。 (ひこうき)

2021-11-05

コメントをいただき、ありがとうございました。 明るい印象を受けたという感想が意外でした。 自分的には、閉塞感を表現したのですが、 まったく逆の印象を与えることがあるんだなと、新鮮な驚きがあります。 (ひこうき)

2021-11-05

>伝える勇気すら無い自分が 僕は憎くてしょうがない 自分もときどき、あの時どうすればよかったんだろう、 と考える時があります。 でも、過去のことって後悔してもほんと意味ないというか、、 いまの自分に、小さなことでも、 なにかできることが見つけられるといいんですけどね。 (片想い)

2021-11-04

触らなければ、いつのまにかに変わってしまって 黴が生えてしまう、大切に思うなら、とりあえず触っておくことだ― 詩のなかでは、触る対象を特定していませんが、 あらゆる人やものごとに共通する、普遍的なものがあります。 自身の醜さに怯えている、とあるように、 触らなくなってしまうのは、自分の内側に問題があって、 本当にそうだなと思います。 それゆえに、 最後の大丈夫、という言葉がとても優しく響きます。 (コピー)

2021-10-31

>いつも「ほんとうは」の自分がいて >いつも「ほんとうは」は嘘になっていく この一節が心に残りました。 だいたい、「ほんとうは」と言う時に思い描いている自分は、 「ほんとう」ではないんですよね。 こういう部分を冷静に観られるところが好きです。 (自分の愛し方すら知らない25歳の人生は)

2021-10-29

「5分になれば4分と6分のことを考え 6分になれば5分と7分のことを考え」 この一節が好きです。 今や現実を生きることができない頭のなかがよくあらわされていて、 とても共感できます。 (街には会話があふれて)

2021-10-29

昔、楽しかったこと、夢中になったことが、 大人になってから、同じように楽しいと思えない、 夢中になれない、ということがよくあります。 一抹の寂しさがありますが、 もう前に進みなさいと、自分に言われている気がします。 ほかにももっと知ることができる世界がある、経験できることがある、 そう捉えられるといいですね。 (私の空)

2021-10-26

コメントをいただき、ありがとうございました。 いただいたコメントに、「生まれてきたついでに生きてるのかな」とありますが、 実は似たようなニュアンスのセンテンスを入れようかとちょっと考えました。 しかし、なんでもかんでも書くのもよくないかな、と思い入れなかったのですが、 そこまで想像、解釈していただいたことがとても嬉しいです。 (ついで)

2021-10-25

コメントをいただき、ありがとうございました。 「ついでのお陰」というは、まさにその通りでして、 自分はものごとのハードルを上げて考えがちなので、 なにかのついでにやれればOKくらいの考え方の方が、 うまくいくなあ、と感じたことが詩になりました。 (ついで)

2021-10-24

森石さん、コメントをいただきありがとうございました。 「自分のバイオリズムや行動一つまで見直す」 というのは、実はそのとおりでして、 ちょっと病気などをして、どういうことが自分にできて、できないかなど いろいろ考えたり、試したりしているなかで、できた詩でした。 マザー・テレサをよく知らないのですが、 マザー・テレサっぽいんですね、なるほど、、 (ついで)

2021-10-24

背伸びもない、うらぶれることもない、 素直な等身大の言葉で、とても心に響きました。 私も、自分と母親の関係にいろいろ思う時がありますが、 たいてい屈折したものがあって、素直に考えることができないのですが、 本作を読むと、なんというか、ああこれでいいんだな、 と思えるようになります。 まっすぐな詩をありがとうございました。 (思い出)

2021-10-24

うつくしい、としか言いようがないです。 うつくしいものは、作ったり、こしらえたり、編み出したりするのではなく、 すでにそこにあって、形はないけど何億年も何光年も前からそこにあって、 普段は忘れているけど、この作品で語られるように 石の存在をとおして、透明な音楽の流れを感じる時がある、 そういう瞬間を浮かび上がらせる、ただただうつくしい詩です。 (丘の上の墓碑)

2021-10-22

コメントをいただき、ありがとうございました。 つららさんの考察はとても鋭くて、 「つがれて」は、半分は言葉遊びでしたが、 もう半分は仰られる通り、ある因果関係を示しています。 ただこの詩のなかでは、因果関係をわかるように明示していないので、 ちょっとわかりずらかったかもしれない、と反省しています。 (ついで)

2021-10-21

コメントをいただき、ありがとうございました。 「日常に溶け込んでいてみえていないものがみえてきて」 という感想がとても嬉しいです。 こういう、言葉じゃないものを言葉にできると楽しいですね。 (ついで)

2021-10-21

鳥が地下鉄のホームを飛んでいく、という、 日常のなかに突如としてあらわれる非日常を切り取った 一枚の写真のような、絵のような、そんな素敵な詩です。 とくに「空の存在を思い出させてくれる 地上の鳥にはできないこと」 の一節がとてもいいです。 1点、「その光景があまりにも幻想的」の一節が、 ちょっと説明的に感じてしまいました。 ここは、なにか詩ならではの表現があったらなあ、と思いました。 (地下鉄の鳥)

2021-10-19

普段は忘れがちですが、先日のような大きな地震があると、 地球の上にいるんだな、ということをまざまざと思いださせてくれます。 宗教には様々なものがありますが、 自然への恐れという感情、畏敬の念が、 とおい先祖の代から私たちの根っことして息づいているのは、 やはり感覚的にわかるような気がします。 そういうことを本作を読んで考えさせられました。 (震度)

2021-10-09

冒頭七行、正直意味はよくわからないんですが、 頭では理解できなくても、心にじゅわっと染み込んでくるものがあります。 比較的硬質な語りのなかで、、 肉じゃがに照れている~、お風呂上りのあなたに~ という柔らかい部分が挿入されてドキッとします。 湖湖さんの詩は、こういう強さと弱さ、確かさと脆さ、尊厳と葛藤のような 二面性を兼ね備えているところに魅力を感じます。 (鳩の心を持て余し)

2021-10-08

正直、テレビや新聞、インターネットで見ることができるような 一般的な意見以上のものは読み取れませんでした。 せっかく表現をなされるわけですので、 福まるさんでなければ書きえないものを お書きになられる方がいいんじゃないかと思いました。 (沖縄 いまの気持ち)

2021-10-07

生きていくための、孤独の詩だと思いました。 「君が君を導く 私は誰も導かない」 この一節が私に勇気を与えてくれます。 (私は生きている)

2021-10-07

「優しさが チーズと同じようなもの」 という描写に、違和感がありました。 「使い切ったらもうお終い」だとすると、 たぶん、それは優しさではない、違うものを すり減らしているんじゃないかと思いました。 (優しさとチーズの詩)

2021-10-06

冒頭1連に「本を見ていても」という行がありますが、 普通なら「本を読んでいても」となるとこを、 「見る」という言葉が当てられています。 この「読む⇔見る」のあいだに隔たっている 壁のようなもの、膜のようなもの、 もやのようなもの、闇のようなものに、 私たちは「ぜつぼう」を感じるのかもしれないと感じました。 (ぜつぼう)

2021-10-01

「先に生きる」と書いて先生という言葉であるわけですが、 この作品で描写されている教授は、 先に生きて経験したこと、感動、形成した価値観を表現する、 まさに「僕」にとっての先生であったわけですね。 自分にとって、水に寄せるように信頼できた先生がいたかな、 と考えさせられました。 (信頼)

2021-09-29

コメントをいただき、ありがとうございました。 まさにコメントにいただいた通り、 木の恵みがとても身近にたくさんあると、 ふと気づいたところから、この詩ができました。 なにもそこに生えている、立っているものだけが、 木ではないんだなあと。 (木)

2021-09-28

コメントをいただき、ありがとうございました。 「客観的な描写が詩情を含有すると言う詩」と言う言葉がとても嬉しいです。 正直、こういう描写の仕方が、何がどれだけ伝わるものだろうか、 と思っていたのですが、 想像していた以上に、読み手の皆様が能動的に感じ取ってくださっていて、 ありがたいことだなあ、と感じております。 (木)

2021-09-28

こういうテーマのことを私もよく考えるため、 内容的にはとても共感できました。 しかし、結論の部分だけが書いてあるため、 読み手に想像させたり、解釈させたりするスペースが やや狭いのではないかと思いました。 読み手に与えるスペースをもっと広くとった方が、 より広く伝搬される作品になるのではないかと思いました。 (哲学とリアリズム)

2021-09-28

コメントをいただき、ありがとうございました。 ロカさんからコメントいただいた通り、 完全に読み手の解釈に委ねているので、 だからなに?で終わってしまうことも全然可能なんですが、 この詩からいろいろ感じ取っていただけたことが嬉しいです。 (木)

2021-09-28

コメントをいただき、ありがとうございました。 「敢えてじっくりと読みたい」という感想がとても嬉しいです。 (宇宙旅行)

2021-09-28

形式的にハッピーと思われる行動をとっても、 ビールがぬるくなる、というたった一つの真実の前に、 それらが虚構であることを思い知らされるという、 おかしみと悲しみが印象に残りました。 しかしながら、やってみないとわからないこと、ということがあるので、 こういう経験は大切だなと、思いました。 (ハッピー・ライフ)

2021-09-27

「鈍色の背景に、直線の輪郭を描いただけの空間」 「暖色の空間。メリハリのない、淡いような空間」 という仕事と休日との対比がよかったです。 その間で、「よそゆきの前髪が邪魔なので、ヘアピンで留める」が、 日常的な、生活感のある動作ですが、 空間が変わるためのひとつのスイッチになっているのもよかったです。 (休日)

2021-09-27

私は体質的にお酒が飲めないので、晩酌に憧れがあります。 他人より楽しみが1つないなんて悲しいことです。 赤ワインにビーフシチューはないかもしれませんが、 すでにあるものはあるんじゃないか、と思いました。 (幸福な食卓)

2021-09-25

コメントをいただきありがとうございました。 私たち、に主眼をおいたアレンジですね。 主語が強調されている分、意思の強さというか、 力強さを感じます。 (海と言う、空と言う)

2021-09-24

コメントをいただきありがとうございました。 そうですね、線を引くのは便利なのですが、 そのぶん、余計なものも失ってしまう気がします。 (海と言う、空と言う)

2021-09-24

コメントをいただき、ありがとうございました。 いいところを感じ取っていただけて良かったです。 (木)

2021-09-24

私が生まれ育った場所は海がなかったのですが、 町の真ん中に、南北を縦断する川があって、 思えば私の友達は川でした。 学校、デパート、図書館、河川敷での野球 どこへ行くにしてもいつも一緒でした。 そうか、あの川は友達だったんだ、と、 記憶と景色を新しい光で彩ってくれた、 とてもうつくしい詩です。 (友達)

2021-09-23

「外国よりとおいベランダで」がいいですね。 私はタバコを吸わないので、ただぼーっとベランダにいると不審者っぽいので、 外国より遠いところに行きたいけど、行けません。故に憧れます。 「ひとは退屈で死ねる」 とてもよくわかります。それでも、退屈を感じられる、というのは なにも感じないよりまだいいのかもしれません。 (ほうけだましいの歌)

2021-09-23

優しさのベールに包まれて いっけん、そうとは見えないのですが、 3、4連の描写にとんでもない狂気を感じました。 強烈な孤独感の裏返しのように感じて、心がつらくなります。 (月明かりの物語)

2021-09-23

すみません、最終2行の顔については、 たぶん、想定されてる時間を読み間違えてました。 仲良くなった頃のことですね。 大変失礼いたしました。 でも、仲良くなった頃とすると、 最終2行がますますいいと思いました。 顔を読み手に想像させる表現となっていますが、 この主題は、個人的な経験からも共感できる内容なので、 どういう顔か具体的に描写するより、 私にとってはリアリティーをもって訴えかけてきたからです。 (クラウドナイン)

2021-09-22

横スクロールゲームのような躍動感とリズム感、 「一軒家が左右から 見下ろしている」「俯くクロユリ」の立体感、 「空はあかいのに 路地は真っ暗 暗闇に紛れる 黒猫」の色彩感、 これらが一体となって、追体験しているような不思議な没入感があります。 「車両基地」でも思いましたが、独特の視点があります。 しかし、なんでしょう、 湖湖さんのコメントにもちょっとありましたが、 もう一歩踏み込んだなにかが欲しいと思ってしまいました。 不思議な感じ、ノスタルジック、だけで終わるには もったいないといいますか。 (まちのかげ)

2021-09-22

漆黒の宇宙にひとりぼっち、なら さびしさを感じます。 しかし、宇宙最後の日、透明になってなにもなくなる、となると、 さびしさすらも、感じることを許されません。 さびしさは精神的にはつらいものはありますが、 そこには他者の予感と、どうしようもない孤独の2つが あるんだな、というようなことを考えさせられました。 (花咲く乙女たち)

2021-09-22

沙一さん、コメントをいただきありがとうございました。 意図していなかったのですが、 現代の生活感が浮き彫りになっている、というのが、 驚きというか、なるほど、と思いました。 こうやって、詩にしてわかりましたが、 やはり木の恵みというのは、どこか安心感を与える気がします。 (木)

2021-09-22

コメントをいただきありがとうございました。 新参者なんてとんでもないです。私も全然新参です。 良い印象を受け取っていただけてよかったです。 (木)

2021-09-22

湖湖さん、コメントをいただきありがとうございました。 今回、描写を極力シンプルにして、 説明やメッセージ的なものをすべて排除し、 解釈を完全に読み手に委ねる形にしたため、 なにがどう伝わるものか、かなり不安があったのですが、 好意的に読んでいただけたことが嬉しいです。 これもアリなんだな、と思えました。 (木)

2021-09-21

小学校までは、ちょっと乱暴なやつもいたけど、 クラス全員ある程度仲が良かったのですが、 中学になると、不良がますます不良らしくなり、 クラスの雰囲気がギスギスしていることに違和感があったことや、 仲がよかった友達が、だんだん素を見せて粗暴になって、 自分はもう心が離れているけど、そうとは言えず、 いやいや遊んでいたことを思いだしました。 「そのとき俺はどんな顔してたか」 この一節が秀逸ですね。 たぶん、その友達から遊びの誘いの電話がかかってきたときの 自分と同じ顔をしていたと思います(笑) (クラウドナイン)

2021-09-21

「水面を求めなければと、もがく必要はない。その深黒の中にあって私は充足している。」 この一節が印象に残りました。 人は、なにかを求めると、むしろ遠ざかっていく、 人に必要なのは、気づくこと、認めること、であって、 それではじめて前へ進むことができるのではないかと、 考えさせられました。 (断絶とめぐり合い)

2021-09-20

治る、と言うことは、 元の通りになる、ということですよね。 雪は元々、何色だったんでしょう、 私は元々、なんだったんでしょう、 そういうことを考えました。 以前、別の方の作品で、 みずからを金魚に例えて、 「赤いことは罪でしたか 金魚は生きることが苦しかった」 という一節に感銘を受けたことがあります。 現在の自分に罪の意識や、病の気を感じることは苦しいことですが、 制服のくだりや、最終行で現実と向き合う姿勢があることが救いだと感じました。 (トラワレ)

2021-09-20

すみません、私のコメントのなかで、 RindaHonamiさんのお名前に、さん、を付け忘れて投稿してしまっていました。 大変なご無礼を申し訳ありませんでした。 (  整理整頓が出来ない件について。)

2021-09-19

タイトルが面白いと思いました。 自分が整理整頓できていない時って、どんな時だろうと考えました。 自分なんかは、見えている部分は綺麗にするけれど、 ロッカーを開けるとぐっちゃぐちゃ、というタイプですね。 でもそういうのって、心のありようをそのまま反映しているような気がします。 内心では大丈夫ではないのに、外面では大丈夫みたいな顔をしている、というか。 詩というのは、心の整理整頓でもあるような気がします。 詩を書いて投稿し、ついたコメントに返信したり、 他の人の詩を読んでコメントを書いたり、 というなかで、自分はなにが好きでなにが嫌いなのか、 どういう価値観をもっているのか、 なにを許容できて、なにを許容できないのか、 なにを知っていて、なにを知っているつもりになっているのか、 私はビーレビに来てから、まだ1年弱ですが、 ここでそういう心の整理整頓をしているような気がします。 RindaHonamiがもし、これからもビーレビにいてくださるなら、 そういう心の整理整頓ができる場になったらいいなあ、なんて思いました。 (  整理整頓が出来ない件について。)

2021-09-19

きょこちさん、コメントをいただきありがとうございました。 他の方からいただいたコメントでも考えさせられたのですが、 内的感覚や空想に終始してしまった感があり、 現実での経験や、肉体感をともなっていないため、 読み手に伝えきれていない感があるのが反省点です。 じつは、この詩は、きょこちさんの「はじめまして」 からイメージが膨らんでできたものです。 きょこちさんのすばらしい発想に感謝です。 (海と言う、空と言う)

2021-09-19

冒頭の「列車とは何なのか」から引き付けられるものがありました。 特に、画家や詩人を列車に例えて描写したところは、 冷静さや、緊密さがあり、読んでいて迫ってくるものがありました。 しかし、4、5連くらいから、急に軽くなってしまった印象があります。 それまでは、しっかりと土に根が生えるよう、じっくりと育てていたのに、 4、5連くらいから、まだ幹がしっかししていないのに、 急に葉っぱをわしゃわしゃ生やし始めたような印象です。 思うに、自己完結を急ぎ過ぎているというか、綺麗にまとめようとし過ぎている気がします。 4、5連以降で描かれていることは、 ひとつひとつが、まだ若葉の状態で、 もっとじっくり育てられる気がします。 なぜ暴走列車に乗ろうと思ったのか、 なぜ降りようと思ったのか、 忘れえぬ出会いはどういうものであったのか、 こういう部分をじっくり育てて、観察していくと、 詩がよりいいものになっていくのではないか、と思いました。 (憧れという名の列車)

2021-09-19

同じことを表現しているのに、 言葉の選び方ひとつでこうも印象が変わるのか、 という面白い作品です。 ユーモアがすばらしいですね。 ただ、ユーモアだけで終止してしまった感もあります。 核となるような主題があり、そこにユーモアがふりかかる、 くらいのバランスが理想的なのかもしれません。 (アフタヌーン)

2021-09-18

学生時代にやるキャンプファイヤーの空気感が よく詳細に描写されていると思います。 ところどころに素敵な表現があるのですが、 特に第7連の、火を中心にみんながひとつの自然となっていく様子が、 キャンプファイヤーの大きな火を見つめている時の、 どこか神聖な気持ちになるあの感情を思い起こさせてくれます。 ノスタルジックな感情があふれる、いい詩でした。 (夏の夜)

2021-09-18

ガラスの芽、ということは、 もうその芽は成長して若葉が咲くことはないのかなと、 想像してしまいました。 掌の上のガラスの芽は無垢を象徴しているように読めました。 さらけ出された無垢が傷つかないように、そっと生きていく様子を思い浮かべると、 苦しい気持ちになります。 詩形によるイメージと合わせて感情に訴えかける詩でした。 (奇跡)

2021-09-17

「わがまま」という言葉は、 自分がしたいことが「ある」状態なので、 詩の内容とは逆じゃないかなと思いました。 ここでは、「甘えと片付けないで」の方がしっくりきます。 詩の内容を踏まえると、 匿名投稿という部分に、もっとも無を感じました。 匿名投稿は、人によってさまざま意義があるのだと思うのですが、 個人的には、名前を背負って表現することで、 他人からの感想や評価を自分のものとして受け止められるような気がします。 ぜひ今度は記名で投稿してみてください。 (無)

2021-09-17

真清水さん、コメントをいただきありがとうございました。 ご指摘いただいた第4連ですが、たしかに書いている時に、 海の成分要素を入れるかどうかは、ちょっと考えたのですが、 今まさに飲んでいる水、今まさに吸っている空気、という感じの方を選びました。 他にコメントをいただいた方からのご指摘もいただいたのですが、 あまり自分の内的な感覚に頼り過ぎず、 もう少し現実的な視点を据えた方が、普遍的になったかもしれない、 というのが反省点です。 長くなって申し訳ないですが、 じつは私も、こちらが粗相をして疎遠になった友人、知人がいて、 もやもやを振り切るために、連絡をとって謝罪をしたことがあります。 結果、どちらも無視されましたが、そのことによって、 過去を断ち切り、一歩前に踏み出せた気がします。 書いた時は意識していなかったのですが、 もしかすると、その経験がこの詩をつくらせたのかもしれないと思いました。 もし、真清水さんにとって、一歩前へ進めるきっかけに、 この詩がなったならば、こんなにうれしいことはありません。 こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。 (海と言う、空と言う)

2021-09-17

壮大な雪山の美しさ、 それと対比するような名もない花へのまなざし、 過去への執着と、そこから逃れるべく、 大自然と対峙する姿勢が感動的です。 このような経験は、すぐにはわからなくとも、 今をせいいっぱい生きる、ということを積み重ねていくことで、 未来が形作られていくものだと、思いました。 自分の感情と、今と、向き合ううつくしい詩でした。 (白馬)

2021-09-17

文体がリズミカルで、使われている語句も独特で面白いと思いました。 ちょっと雰囲気が椎名林檎っぽいかな、と思いました。 個人的な好みとしては、ちょっと皮肉がきつすぎるかなあ、と思ったのですが、 このくらい皮肉が効いている方が好み、という人もいると思います。 (紙くず)

2021-09-16

コメントをいただき、ありがとうございました。 白川さんの感じたことと同じかどうか、わからないのですが、 改めて見直すと、自分のなかでは思い当たる節があります。 第4連以降を、空想で逃げるべきじゃなかった気がします。 現実での落としどころを模索するべきだったと感じています。 貴重なご指摘ありがとうございました。 (海と言う、空と言う)

2021-09-14

「人は、一人一つの鏡をいのちの真ん中に持ってる」 この一節が好きです。 とくに、詩というのは、鏡に反射して映し出された光の造形なんじゃないか、 と思う時があります。 YUMENOKENZIさんの詩の特徴として、 心の内面というか、観念的な描写が多いと思うのですが、 心の外側、現実的な部分もしっかりと見つめると、 より詩に奥行がでるんじゃないかと思ったんですが、 このへんは好みかもしれないです。 (自分は、そういう点を自分の課題に感じているのですが、  なにが課題かは人それぞれかもしれません) (夜明け)

2021-09-13

「生涯、無頼で家に金を入れない父だったけれど、  ながらく憎みに憎んだけど、  全く親がいない人よりはいいのかな」 この一節が、心に残りました。 私も、父に対しては、 家に金入れない、ほぼ家にいない、早死にしたうえに借金まで残しくさると、 いろいろ思うことはあるんですが、 それでも、私と父だけが共有している思い出なんぞもあり、 まあ、それ以上でもそれ以下でもないのだな、と思うことがあります。 スパゲティをテーマにこんなに深い感情を描けるんですね。 とても素敵な詩でした。 (スパゲティ)

2021-09-12

コメントをいただき、ありがとうございます。 日がな、ぼーっと、あーでもないこーでもない、 とあれこれ考えているなかで、ふっと変なことが思いついたりして、 そういうことが詩になったりします。 (海と言う、空と言う)

2021-09-12

水の透明感と、激しく流れるドライブ感があって、 読んでいて高揚感を感じる気持ちのいい詩ですね。 ひとつ気になったのは、「コンクリートの狭い路地」という情景ですが、 ふつうの自然にある川とかではなく、 なにか人工的な場所なのかな、どういうところなんだろう、 というところがちょっと不思議な感じでした。 (流動)

2021-09-12

転がるごとに、岩は石になり、さらに小さくなり、主語は俺から僕になり、 一見、どんどん弱々しくなっていくようですが、 よく見ると、そこにはつるんと光っている石があります。 ここからは、勝手な解釈ですが、 社会や世間を生き抜くために、武装したものをはぎ取っていくと、 一見、弱々しく、小さくなっているように見える自分がそこにはあるのですが、 よく見ると、つるんと光っている無垢の自分があります。 詩作というものは、無垢の自分を掘り当てて 発見する作業でもあるような気がしました。 (『俺と僕』)

2021-09-10

子どもの頃は、自分のなかで湧いた問いは、 なんでもお母さんに「ねぇ、ねぇ」と聞き、 お母さんは、なんでも答えてくれます。 本作における子どもの問いは、純粋であるが故に悲しいのですが、 お母さんの答えは、とても深い愛を感じます。 しかし、こつぽんさんの以前の作品 「独り」や「てん てん てん」を拝読すると、 大人になるにつれて、自分の中で問いが湧いても、 もうお母さんに「ねぇ、ねぇ」とは聞けませんので、 自分で答えを見つけなくてはいけないんだな、 それが大人になる、ということなんだな、と 改めて気づかされました。 (ねぇ。)

2021-09-09

騙されたと思って、 「生きるって楽しいなイェェェェエ!!!」 と叫んでみました。(小声で) 叫ぶ前より、ちょっと楽しい感じがしてきました。 どうもありがとうございます。 (生きるって楽しいなイェェェェエ!!!)

2021-09-07

コメントをいただき、ありがとうございました。 演繹法を知らなかったのですが、 調べてもよくわかりませんでした(笑) そうですね、見える景色は人それぞれですね。 (宇宙旅行)

2021-09-07

以前やっていた仕事では、 2次元の設計データを扱っていたのですが、 そのデータを座標データに置き換えると、 単なる数字の羅列になるわけです。 でもその単なる数字の羅列をビュワーで変換すると、 綺麗な設計データが浮かびあがってくるという。 この作品を見て思ったのは、 群青という色を、言葉の座標データのようなものに置き換えたもので、 この言葉の座標データをビュワーで変換すると、 あの深みと憂いのある群青色が浮かび上がってくるのかな、 なんていうことを想いました。 (群青の群青による群青のための群青)

2021-09-07

コメントをいただき、ありがとうございました。 一本指でコンピューターのボタンを押すだけの存在、、、 心当たりがあるので、ギクリとします。 詩はそのような進化?退化?に抗う武器であったらいいなと思います。 (宇宙旅行)

2021-09-06

以前、私の投稿した「雨」に湖湖さんからいただいたコメントのなかの、 「雨は何度も描きたい風物詩ですね」という言葉を思い出しました。 とても優しい詩ですね。 雨はさまざまなものを象徴しますが、この雨は慈しみの雨ですね。 みたいを連発するのは下手糞とありますが、 降りしきる雨の音みたいに、気持ちのいいリズムを醸し出していて好きです。 (夏の終わりの雨は)

2021-09-06

コメントをいただき、ありがとうございました。 そうですね、空や海以外にも、人が便宜的に区切っているけども、 実際はもっと曖昧だったり、グラデーションになっていたりすることが あるんじゃないかと思っていて、 そういうものを詩にできたらいいなあ、なんて思ったりしています。 (海と言う、空と言う)

2021-09-06

コメントをいただき、ありがとうございました。 そうですね、人は利便性のために言葉を規定してきたのに、 逆に言葉によって思考や行動を規定されているような気がします。 詩はそういう枠をちょっと広げるものだったらいいなあ、なんていうふうに 思ったりします。 (海と言う、空と言う)

2021-09-05

「孤独は他者が作る 他者のいないところに孤独はない」 この言葉が印象に残りました。 私は、どちらかというと、みずから70億人を無視して 誰もいない星へ一人で行っちゃったタイプの人間ですが、 それでも、他者というものがわかりたくて、 今日も今日とて他者がつくった詩を読んでしまうわけです。 人間は面倒な生き物ですね。 (孤独の星)

2021-09-05

コメントをいただき、ありがとうございました。 そういえば、若い頃も詩の感じから、女性と間違われたことがありました。 いかんですね、もっと豪快な詩を目指していきます。 (海と言う、空と言う)

2021-09-04

選者っぽくなんて、とんでもないです。 詩については、いつも悩んでいるので、 思わず悩みがダダ漏れになってしまいました。 yasu.naさんのコメントの後半、まったく同意です。 (海と言う、空と言う)

2021-09-04

コメントをいただき、ありがとうございました。 yasu.naさんからご指摘いただいた、雑誌投稿や賞的なものについては、 以前より葛藤がありました。 詩に上下や優劣はない、という気持ちと、 他人に評価される詩が書きたい、という相反する気持ちを持っているのですが、 yasu.naさんの「創造に背いて」を読ませていただき、 そこでは自分本位な身勝手な解釈をぶつけてしまいましたが、 そのことによって、自分の葛藤と向き合うことができたような気がします。 今後気持ちはいろいろ変わるかもしれませんが、 今の時点では、まず自分が納得できるものを書きたい、 そしてそれが100人に1人くらい伝わったらラッキー、 ぐらいのところが自分には合っているような気がしています。 (海と言う、空と言う)

2021-09-03

コメントをいただき、ありがとうございました。 失礼なんてとんでもありません。 自分自身、ちょうどいい長さだな、と思っていました(笑) 良く見せようとすると、ムダに凝ったり、長くしてしまいがちなのですが、 たぶん、自分の資質はそうじゃないだろうな、と最近思いつつあります。 逆に十さんは、 いい意味でとりとめのない言葉が(注:いい意味です) 自然と詩に昇華されていて、長くてもちゃんと必然性が感じられます。 私にはできない書き方なので、うらやましいです。 (海と言う、空と言う)

2021-09-02

コメントをいただき、ありがとうございました。 表現が難しくて、25回ぐらい読んで、だんだん浸透してきました(笑) そうですね、すでに括られているものごとに対して、 人間個々が持っている力で括りなおすことが詩の役割で、 括りなおすことで生じる波紋が感動なのかもしれないと、 湖湖さんのコメントを読んで思いました。 (海と言う、空と言う)

2021-09-02

コメントをいただきありがとうございました。 そうですね、相対化された視点があった方が、 深みがでたかもしれません。 難しいですが、これからの詩作に活かしたいと思います。 (海と言う、空と言う)

2021-09-02

湖湖さんの以前の作品「我が心は漂い」でも、 赤、自由という色がキーワードとなっていましたが、 本作でも同様でした。 「我が心は漂い」では、赤のもつ意味をちゃんとはわからなかったのですが、 赤、というのは、本能のうつくしさなんですね。 そして、本能うつくしさを抑制されて生きている葛藤が、 自由を求める葛藤こそが、 湖湖さんの詩に共通するテーマのひとつなんだな、 ということをこの2作を通して感じました。 (赤よ)

2021-09-01

とても好きです。 前作と今作が、詩の雰囲気に自由さを感じられて、 とてもいいなあ、と思います。 湖湖さんのコメントで、 春夏秋冬とは違う季節、の意味の話が出ていましたが、 たしかに意味はよくわからないのですが、 前後に出てくる幽玄や宇宙というイメージとあわせて 単に形式的に4つに線引きされた季節にとどまらない情緒や深みを感じられて とてもいいと思いました。 (咲く)

2021-09-01

前作と本作で書かれていることが、 最近、自分のなかでぼんやり考えていることが作品になっているようで、 とても共感しています。 私は結構、過去のよかった時とかを引きずって、 なかなか前に進めないタチなのですが、 最近は、過去の良かった時は、 あれもこれも通過点だったんだな、と思えるようになってきました。 前作、本作に登場する「夢」は、 いまの自分にできることをし、やりたいことをやる その先につながっている気がします。 (夢の途中)

2021-08-31

カレーライスというのも、 水曜日というのも、 なにも特別なことはないのに、 特別な気持ちが生まれてくる、というところが素敵だと思いました。 (カレーライス)

2021-08-31

秋の朝、というテーマに対して、 描かれているのはもっぱら内心の揺れ、 とくに現実と理想をシニカルに切り取ったものなのですが、 一見、叙情的にみせかけたテーマと相反するようで、 絶妙に共存しています。 そして、客観的に見ると、ただ麦茶を飲んでいて 飲み終わったら、鉛筆を削りだしただけの、 よくある行動でしかない、というのもおかしみがあります。 そして詩形やリズムが好きです。 何度も音読したり、目で楽しめる作品だと思いました。 そいう心理描写のシニカルさや、叙情的なテーマとの相反と共存、 客観的にみたおかしみ、詩形やリズム、 こういうものが和をなして、 自然な美しさを醸し出していると思いました。 (秋の朝)

2021-08-29

「僕らは本当の詩を書けているだろうか?」 が私にとって、他のセンテンスとは違う色をして見えたのですが、 それは自分の抱える葛藤だからだと思います よく考えもせず、自分の葛藤をyasu.naさんにダブらせてしまい、 わかったようなコメントを書いてしまいました。 大変失礼いたしました。 (創造に背いて)

2021-08-27

素敵な日々を過ごしているんだな、ということが伝わってきました。 願わくば、「あなた」がどういう人なのか、 人物像が伝わるような描写があると、 より感情移入できそう、と思いました。 (シークレットダイアリー)

2021-08-26

この作品は、6連44行で構成されているわけですが、 そのなかで、明らかに他のセンテンスと違う光を放っている行が1行だけあると感じました。 恐らく、それがこの作品の幹にあたるのだと思います。 ただ、その幹は細くて、ひょろひょろしていて、いっけん頼りなく見えるので、 6連44行という枝葉をたくわえさせた、 そういう作品に見えました。 (創造に背いて)

2021-08-26

はじめ読んだときは、 なにがなんやらさっぱりわからなかったのですが、 2回、3回と読んでいくうちに、 その硬質な言葉づかいや、多角的な視点による構成から、 なんだかまるで、 オリンピックやオリンピックの記憶、 オリンピックをを取り巻くメディアや環境などを、 六十四面体の水晶にパッケージして、 反射したり歪んだりしながら美しくにぶく光るそれを、 いろいろな角度から眺めているような気持ちになりました。 (トーマス・バッハ会長)

2021-08-25

コメントをいただき、ありがとうございました。 そうですね、自分の軸がしっかりしていると、 私、を押し付けないでいられるような気がしています。 (わからないだろう)

2021-08-24

はじめ見た時はなんじゃこりゃ、と思ったのですが、 もう1度見たら、音読したくなって音読してみました。 そうすると、普段使っていない筋肉を使ってるな、と感じました。 普段、使っていない筋肉を使うということは、 普段、使っていない脳を使ったに相違なく、 なるほど、これが世にいうリフレッシュというのものか、と 壮年にして新しい発見があるというのは、うれしいことです。 でも、数100回 数1,000回は無理です(笑) (努力の賜物?)

2021-08-24

「拍手の音が出ない」とはどういうことか、とか どうして「本当ではない答えが広まって」しまったのか、とか 正直よくわからなかったのですが、 最後の「たぶん違う」は、「そうか、違うんだな」ということが、伝わってきました。 もしかすると、詩というのは、自分のなかだけでも 本当のことをつまびらかにしようとすることかもしれない、 願わくば他人にも伝えられるかもしれない、ということが、 根っこにあるのかもしれないと思いました。 (拍手の音が出ない)

2021-08-24

コメントをいただき、ありがとうございました。 久しぶりなんですね。久しぶりに好きな詩に出会うと、 ちょっと嬉しいですよね。 ありがとうございました。 (わからないだろう)

2021-08-24

雨上がりというのは、 どうしてこうも世界がうつくしいんでしょうね。 こういううつくしさに気づける時と、気づけない時とがあって、 気づけたいまの自分に感謝感謝ですね。 作品のなかでの「あなたにも 見せたい」が、 違うかもしれませんが、特定の相手ではなく、 この詩を読むかもしれない不特定多数の誰かにむけて 「call」しているのかもと考えると、 とても素敵だなと思いました。 (call)

2021-08-23

夏村木さん、コメントをいただきありがとうございます。 そうですよね、それぞれにあった生き方があると思います。 私は3年前に病気で仕事をドロップアウトしたのですが、 その時は外に出ることすらままならなかったのですが、 3年経ってようやく、夏村木さんが感じたものと同じ感情を 自分のなかで見つけることができたのかもしれません。 (たんぽぽ)

2021-08-22

コメントをいただき、ありがとうございました。 表現の仕方があまりよくなかったんですが、 ビーレビに対して、というよりは、 ビーレビで詩を読んだり、投稿したり、コメントを書いたりしているなかで、 自分が大切にしたいこと、を表現したかったのですが、 最近、茨木のり子さんの詩集を読んでる影響か、 むだに説教くさくなってしまいました。 そこは反省点です。 (たんぽぽ)

2021-08-21

今までに投稿された作品の動画のなかで、 個人的に青が好きなので、この動画が一番好きです。 このサイトにいると、 ついつい詩の内容や書いてあることに気をとられるのですが、 音楽や、写真、ナレーションなど いろいろな素材をつなぎ合わせて ひとつの作品をつくるという過程が楽しそうだなあ、と思いました。 (アオゾラの約束)

2021-08-21

視点が鋭利で、心に突き刺さりました。 地に足がついていないと、この視点は得られないと思います。 詩にはいろんな側面がありますが、 視点を表現できるというのは、木で言えば 詩としての根っこの強さのようなものを感じます。 (あなたにそうしてほしいこと)

2021-08-21

もう作品として完成されてらっしゃいますね。 人の営みと自然の作用から生じる摩擦を、 自然ににじみでるユーモアとして表現されていて素敵です。 こういうにじみでるようなユーモアを書ける方というのは希少だと思います。 今後の作品も期待しています。 (天のお父さま)

2021-08-21

コメントをいただきありがとうございました。 この詩はブチギレながら書いたのですが、 ブチギレながらもできるだけ普遍的なものでありたいと思い、 このような形になりました。 (わからないだろう)

2021-08-21

この違和感、私もずっと思ってました。 思っているだけでなく、違和感をすくいとって、 言葉にしているところが、いいと思いました。 (目を見るのってむつかしい)

2021-08-21

子どもの頃って、 今考えるとよくわからない妙なこだわりがあって、 親と対立することで、自我を形成していくのかもしれません。 この作品では、夏靴という言葉、 (夏靴という言い方ははじめて見ましたが、  いろいろイメージが広がるいい言葉ですね) 夏靴に対する愛着、 おかあさんのハイヒールにそっと足を滑り込ませるという ほんのちょっとした抵抗、 どれもが可愛らしくも、子どもにとっては とても大きなことなんだろうな、と思いました。 よく覚えていないけれど、きっと自分にもあったんだろうな、 とどこか懐かしさも覚える素敵な詩でした。 (夏の玄関で決めたこと)

2021-08-20

たびたびの返信ですみません。 一日経って、沙一さんのコメントに対する考えを、 もう少し分解できたので返信させてください。 本作は「世界に一つだけの花」を意識したものではないので、 そこを超えるというのは、書き手と読み手との 意図の違いがあると思いました。 また「世界に一つだけの花」をきちんと読んだことがないので、 同じ主題であるかどうかもよくわかりません。 ただ、読み手は読み手の経験と感覚のなかで評価をしますので、 「世界に一つだけの花」と比較し、超えていないという評価をされたことは、 なんら間違っていないと思います。 そこは、自分の価値観を伝えきれなかったという点で、 表現力不足でした。 次に活かしたいと思います。 (たんぽぽ)

2021-08-20

さらっと読むと、一見、 荒唐無稽なナンセンスもののように見えますが、 何度か読むと、自分以外の登場人物は、 犬、小屋の男、父親、学校の先生すべて自分に否定的、攻撃的な点で共通していて、 もっというと過去の記憶が、散策というなんでもないはずの むしろリラックスできるはずの時間さえも 支配してしまうことの苦しさを感じました。 (散策)

2021-08-20

コメントをいただき、ありがとうございました。 そうですね、心のうちを見透かされているようで お恥ずかしい限りです。 (たんぽぽ)

2021-08-20

コメントをいただき、ありがとうございます。 忌憚のないご意見、大変参考になります。 いろいろ表現力不足を感じます。 (たんぽぽ)

2021-08-19

コメントをいただき、ありがとうございました。 「簡潔に、それでも感情が伝わる描き方」 とても大切にしている部分だったので、 そこが伝わってとても嬉しいです。 (たんぽぽ)

2021-08-19

シンプルに面白いです。 1つ1つのエピソードが人間味が溢れていて、 シニカルさが絶妙です。 通知表では表しきれないものを、 詩というものは表わしてくれるなあ、と思いました。 (通知表)

2021-08-19

冒頭からとても好きです。 帽子に鯨を乗せて、という比喩?も鮮やかでいいですね。 届かないなら、想像すればいいし、 それを詩にして人に伝えることもできちゃうという。 そうすると、ここは空と思えば、すでに空かもしれないし、 海と思えば、じつは海なのかもしれないと思いました。 (はじめまして)

2021-08-17

人の心は分光器からのくだりが面白かったです。 私たちは感動により脳に生じた電気信号を 脳波として数値やグラフで出力することができないので、 文章や絵画、造形にパフォーマンスなど さまざまな出力形式での変換を試みてきたのかもしれません。 そしてそれを芸術や表現と呼んでいるのかもしれない、と思いました。 (モータルゴッドは三度重ねる)

2021-08-16

冒頭からぐっと引き込まれました。 当たり前に固定されている概念を ちょっと分解して再構成する面白さですね。 ただ、海を第二の宇宙とする論拠として、 無限という言葉を使っているところで、 ちょっと引っかかりました。 厳密には、宇宙は空間的にも時間的にも有限なので、 ここだけそのまま飲み込めませんでした。 しかし、科学が成立するより前の人ならば、 海も空も等しく無限であり、 宇宙であったんだろうな、と思います。 そういう意味では、 私なんぞは蓄えた知識が詩情より優先されてしまっており、 宇宙をちょっと失ってしまっているのかもしれません。 逆に筆者様は、詩情の大切さをを忘れずお持ちなのだろうな、と思いました。 (この冷たい無限 は永遠 で海と 呼ぶ)

2021-08-15

孤独、 というタイトルと、 みんな一緒にひとりぼっちを生きている というたった一行のセンテンス それは以外はなにもありません。 真っ白です。 みんな一緒、とありますが、 この白さからは、 みんな一緒(だったらいいな) という願望のようなものが浮かんできます。 実際には、みんなの存在はあるのですが、 真っ白に塗りつぶされている、というか。 もしこれが宇宙なら、 実際には星は1,000兆個あるけれども、 自分以外の星はすべて宇宙の漆黒に塗られている。 自分には他の星の光はとどかない、 他の星もそうだといいな。 そういう印象をこの詩から受けました。 (孤独)

2021-08-12

暗い夜道は、ふつうなら怪談の舞台となる場所なのですが、 本作では夜道は怪談の舞台となりえず、 リラックスできる場所であるはずの自分の部屋が 不安と恐怖の装置となっているという、 通常の価値観と逆転した世界観になっています。 でもなんとなくわかる気がします。 私も家に帰りたくなくて、ちょっと遠回りしたくなる時があります。 家に帰ると、現実の明日と地続きな感じがするんです。 現代では、怪談よりも現実の明日が もっとも不安と恐怖を駆り立てるのかもしれません。 (怪談になれなかった文章)

2021-08-11

知らない人たちと、 知らない土地の墓を掃除したり コミュニケーションをとったり、 歴史を感じたりする。 どういうコミュニティなのかよくわからないのですが、 こういう繋がりもあるのか、こういうのもいいなあ、 と思いました。 yasu.naさんから詩の短さについてのコメントがありましたが、 コメントを見るまでは、 この短さでも充分伝わるものがあると思っていましたが、 たしかに掃除や、仲間たちと話した近況、 歴史家から聞いた古史の話なども もう一歩掘り下げて書くとよりよくなる可能性がありそうと思いました。 (山すその朝日あたる墓地にて)

2021-08-11

パラパラ漫画を文章で表現するというのが面白いですね。 また漫画の内容も、センテンスがすすんでいくごとに、 躍動感が増していくのもよかったです。 最後のオチは、どうなんだろう、 ちょっと尻切れトンボに感じてしまいました。 ストンっという感じに落とすよりは、 もっとドッカーンと振り切った感じの方が、個人的にはよかった気がします。 (パラパラ漫画)

2021-08-10

タイトルと作者名が冒頭にあるのが、 間違いなのか意図的なのかわからなかったのですが、 夏休みの作文感があって、面白いと思いました。 内容的には、野放図に広がる夏休みと その虚無感が伝わってきました。 特に、5連の捨てられたサイダーから始まる表現は 心象のイメージが良く伝わってきました。 ところで、最終連の「毎日を丁寧に」が一番気になりました。 毎日を丁寧とはどういうことで、 それが世界を豊かにすることにどう作用するのか。 「思いたいから……」の後に続く無言は、 心理的にどういう抵抗が発生しているのか。 そういう部分が気になりました。 (夏休み)

2021-08-09

「私には架空の街 廣島」 この言葉がとても印象に残りました。 歴史って当事者でなければすべて架空なんですが、 当事者の話や、 当事者から聞いて語り継ぐ人の話を耳にした以上は、 なかったことにはできずに、 想いを巡らしたり、想像したりする、 それが今を生きる人間に できることなんじゃないかと思いました。 (覆水も お盆には かえりますか?)

2021-08-08

YUMENOKENZIさん、 返信いただきありがとうございました。 返信いただいてはじめて気づきましたが、 戦争とはなんだろうと、 興味関心を持ち始めるような世代の方がいらっしゃって そのきっかけ、という役割も表現の世界には必要なんだな、 ということが、はじめてわかりました。 思ったことを言う、というのは ほとんど無知と器の小ささをさらすようなもので、 怖さと恥ずかしさがあるのですが、 それでもYUMENOKENZIさんのように 受け止めてくださる器の大きい方に出会うと、 価値観が広がっていくのが、詩のすごいところだと思います。 ご返信いただき、本当にありがとうございました。 (Children's Summit  - ぼくらの決心 -)

2021-08-07

現代の日本人が戦争を表現するのはとても難しいと思う。 なぜなら、戦争を経験していないから。 経験していないと、イデオロギーか空想に走るしかない。 自分でなにか行動していれば、その経験から価値観が生まれるが、 メディアからの情報で知った気になって、なにも行動しなければ、 イデオロギーか空想に走るしかない。 ジョンレノンにイマジンという曲がありますが、 彼やこの曲は空想的平和主義と言われることがありますが、 誰でも想像することはできるんだよ、 しかし想像することぐらいしかできないんだよ、 という希望と限界の両方の側面をあわせもつ いたって現実的な歌詞だと思う。 戦争を経験していない人間が戦争を表現するならば、 理想と現実のあいだにある葛藤が表現されてしかるべきなのではと思う。 (Children's Summit  - ぼくらの決心 -)

2021-08-07

本当はこういう詩が書きたいんですけど、 びびりなので書けません。 ストレートに書けることが素晴らしいです。 できるだけ茶番は耳にしないようにしたいけど、 残念ながら世界は茶番で構成されていて、 茶番に疑問をいだかない人たちがマジョリティなんだろうなと、 最近思ったりするんですが、 じゃあ、疑問に思っちゃう場合はどうすればいいんだろう、 ということをよく考えます。 (でっちあげるな!)

2021-08-06

仄秋チズさん、 コメントをいただきありがとうございました。 ここ数年、CDをかなり廃棄して もっぱらSpotifyで音楽を聴いていたんですが、 やっぱりモノがないと味気ないなあ、と思うようになりました。 かといって今からCDを再び買い集める気にもならないので、 結果、なぜかレコードプレーヤーを買うところまで ぶっ飛んでしまった自分を理論武装して肯定するための詩です(笑) お読みいただきありがとうございました。 (私はなぜION Audio compact LPを買ったか)

2021-08-06

以前、「井戸」で私のコメントに対していただいた返信のなかで、 「人の個別的な、そして本性的な内的経験から出るのがおもしろい」 というお話をいただきましたが、 本作を読んで、まさにその言葉が頭に浮かびました。 野球のルールを知らないが故に、 サードからファーストへの送球という、 野球を知っている者からすると 見慣れたなんでもない景色に対して、 フィルターをかけずに、そのうつくしさを捉えられる、 というところがとてもいいです。 ラストの、うつくしさをかんじる、という感覚に対して、 自分のなかにもそれがあるかもしれない、という部分に はっとさせられました。 私の場合、うつくしさを感じるものは、 大概あこがれの対象であって、 自分にはないもの、手が届かないものと認識してしまうのですが、 ラストまで読んで、こころの枠をすこし 押し広げられたような気持ちになりました。 (サードからファーストへの飛行)

2021-08-03

足の薬指なんて たぶん、この詩を読んでいなければ、 このまま一生、その存在を思い出さないままだったと思います。 普段、足の指なんてまず意識しないのですが、 足の指にはそれぞれ役割やキャラクターがちゃんとあって、 1本だけでは頼りないですが、 みんな揃ってはじめて地に足がつく、前へ進めるんですね。 私が働かずに金がほしー、世の中不公平じゃー、 とかぶー垂れてるあいだにも、 黙ってちゃんと仕事をしてくれているという。 そう思うと、なんだか足の指にも感謝したくなってきますし、 ときどきは、お風呂で足の指1本1本 洗いたい気持ちにもなってきます。(洗うとは言ってない(洗えよ)) とてもいい詩でした。 とても素敵な詩でした。 (足の ゆび)

2021-08-02

過去から未来への時の経過を水の流れに例える、というのは わりとよくあると思うんですが、 本作では奔流、還流という単語をチョイスしているところが いいと思いました。 奔流、還流ってふだんあまり使わない単語ですが、 こうやって声に出して読んでみると、かっこいいですね。 そして過去はなかったことにはできないし、 まったく無視することもできないが、 それでも前へ進むしかない、という結末が ただ前向きなわけではなく、ただ後ろ向きでもなく、 現実を見据えた地に足のついた視点で、いいなと思いました。 (もはや過去の思い出は)

2021-07-30

自分的に、ひとつひとつのセンテンスが よくわからないような、でもなんかわかるようなという ポエミーライン(造語です)が絶妙で、とても好きです。 このラインが自分に合ってると、何度も読んでしまいますし、 なんども読んでいるうちに新し発見がでてきて、 詩全体の印象がどんどん更新されていくのが楽しいです。 最後の一文はこの詩全体がいたって冷静な視線で 描かれていることが告白されていて、 そら恐ろしいような、だがむしろそれがいいような なんとも言えないような、癖になるような読後感があります。 (根拠のない優しさという名を持つ君は)

2021-07-30

空へと飛び立った気球、 大地を駆ける馬、 肉体と魂が行く先は空と大地が交わる地平線であり、 そこに父母が待つ村の泉があって、 痛みを抱えながらも、風の赴くまま、 そこへ旅をするのが人生、、、というふうに読みました。 ご両親への思いを、このような力強い、 それでいて優しい詩としてこの世界に表わせるということが、 とてもすばらしいと思いました。 (地平線の彼方まで)

2021-07-29

森で聴こえる音が、 音楽のように聴こえるというのはとてもわかります。 ジャズでインプロビゼーションの演奏がありますが、 そのなかにも決まり事があるように、 森の音楽を奏でるものたちのあいだにも決まり事があって、 そのなかで自由に演奏しているのかもしれません。 そんなことを思うと、 森から聴こえてくる音楽も、 またちょっと違う聴こえ方がしてくるようです。 (踏み入ると)

2021-07-27

思いだす必要のない過去ってありますよね。 なにげないタイミングで、それが首をもたげて顔を表す時があって、 そのままマインドがずるずるダークサイドに堕ちていってしまうことがありますが、 本作では、ダークサイドに堕ちそうになるところをグっとこらえて、 現実に引き戻して、今ここにある幸せを描かれたところが、 とてもいいと思いました。 (かけてる)

2021-07-23

読点、句読点をあえて普通じゃない位置に置くのは、 気をてらっているようで、あんまり好きじゃなかったんですが、 本作をなんどか見ているうちに、 どことなく、雨がひさしから不作為の間隔で滴る音のようにも、 水のなかで、魚や植物から出る空気が泡になって消えていくようにも見えてきて、 本作の雰囲気ともあいまって、 ああ、これはこれでいいなあ、と思えてきました。 ( 夜)

2021-07-22

ABさんと同じく、素直にいいと思いました。 綺麗にまとまっていて、過不足なく表現されていると思います。 でもちょっと魔法という言葉が出てき過ぎかな、とも思いました。 もう少し、テーマを多角的に捉えてみると、 ぐっと深みが出る気がします。 ちなみに、私立恵比寿中学というアイドルに、 「幸せの貼り紙はいつも背中に」という曲があるんですが、 本作と同じテーマを歌詞にしているので、 よかったら聴いてみてください。 (僕たちは魔法使い)

2021-07-21

最近、本を読んだ中で、 人の、正常と異常のあいだにはグレーゾーンがあって、 異常までいけば病気だが、グレーゾーンは本来病気ではない、 しかし現代ではグレーゾーンまでをも病気として 正常と分け隔てようとしている、 しかし、この正常と異常のあいだのグレーゾーンの価値観を表現するのが 詩であり、詩人であり、ひいては芸術である、 というようなことが書いてありました。 本作ではまさにその正常と異常のあいだの グレーゾーンを描写している詩だと思いました。 (それでいいのだなのだ。)

2021-07-19

拝読させていただきました。 最初の2行、 「長い曇りは過ぎ 今日はやっと夏の快晴だ」 を読んだ時、正直、文章がとても稚拙に感じたんです。 でも、読み進めていくと、 「でも視界には 平行移動する いつもと変わらない建造物」 「こんな窮屈な住宅街じゃ 消失点なんて想像しか出来ない」 という、とてもいい表現がでてきたり、 なんか小学生と高校生が混在したような、 不思議な世界観になっていて、 なんども読んでいるうちに、 ああ、なんかいいなあ、と思ってきました。 詩って、一見、文章表現のようでいて、 じつは根っこの部分ではそうじゃないんじゃないか、 ということを最近思っていて、 ちょっとうまく言えないんですが、この作品を読ませていただいて、 やっぱりその思いをあらためて感じました。 (車両基地)

2021-07-18

ああ、これは詩だなあ、いい詩だなあ、と思って なんども読み返しました。 過去から未来にかけての人生を、 海の物を拾う、という行為を通して 現実的過ぎず、空想的過ぎず、 ちょうどいい塩梅で描かれているところが好きです。 ただ1点、ちょっと最終連が駆け足に感じて、 特に「補強した」という言葉が、 ちょっと浮いているというか、なんかあっさりしてるというか、 この詩のなかだと、なんか身も蓋もない感じがしたのが、 ちょっと気になりました。 でも、ひさびさに詩を読む楽しさに浸ることができました。 どうもありがとうございました。 (高校3年間、私は浅瀬を歩いていた)

2021-07-17

コメントをいただきありがとうございました。 仰る通りでして、最後の2連とそれ以前の語り口調にギャップがありますね。 個人的にはツンデレに見えます。 (わたし)

2021-07-17

拝読させていただきました。 たぶん、作者の意図はそうじゃないと思うんですけど、 最後の「道端の花は笑います」が、 花が私に微笑みかけているようにも、 私が花に笑われているようにも どっちにもとれるところが好きです。 (せっかちに泣き濡れて)

2021-07-17

拝読させていただきました。 オブラートに包む、という言葉は、 一般的には、刺激的な表現を避けて、 やわらかい物言いに換える、 ということをさすわけですが、 本作では、そういう意味合いではない 使い方をしていることに気が付きました。 本作でのオブラートには表裏の意味があって、 一方は、君を包んで守ろうとすること、 もう一方は、僕が包まれて飲み込まれるべきこと、です。 空っぽで無力な僕が、 世の中の苦しみのなかで生きていくために 包んでいるオブラートなのですが、 そのオブラートで君を守ろうとする、 しかしそれは僕が生きていくためにかろうじて包んでいる、 なんなら飲み込まれてしまいそうになるオブラートなので、 それで君を守ろうとすることで、葛藤や矛盾が生じる、 そういうとても苦しい心の内を感じる作品でした。 (オブラート)

2021-07-16

谷川俊太郎に吉増剛造、  ヴァレリー・アファナシエフとニール・ホール、 この4人は詩人ですよね。 そしてロザリア・ロンバルドは幼女のミイラです。 全世界の終末において、具体名としてあがっているのは、 詩人と幼女のミイラ。 詩人は本作(においては私という主語はありませんが)の中における私を、 幼女のミイラは君を投影しているんじゃないかと思いました。 詩人4人は存命です。しかし幼女のミイラはすで死んでいます。 つまり君は、私にとって現実には会えない人なんじゃないかと。 Wikipediaで調べたら、ロザリア・ロンバルドの父は、 彼女に会うと悲しくなってしまうので、 いつしか会いにいかなくなってしまったそうです。 私は、君を思うと悲しくなってしまうので、 君を思うことをやめることにした。 喉を切って自ら死を選ぶ。 死は私にとって全世界の終末であり、 私の世界から君がいなくなることである。 しかし、そんな気持ちとは相反して、 そんな私は不幸なのか、 そして君を残して去ることは、気がかりである、 そういう心中の葛藤をあらわした詩として 読ませていただきました。 (Doomsday clock)

2021-07-16

過去作まで見ていただきありがとうございます。 感情と経験は、詩にとって大切なことだと思っているので、 そこを感じていただけたのが、とても嬉しいです。 (わたし)

2021-07-16

とっても素敵です。 夜の風景から "電線の五線譜 満月は「ファ」" を切り取った感性で優勝です。 (初夏或夜)

2021-07-15

拝読させていただきました。 「六畳一間には君の宇宙が眠る」という言葉が印象に残りました。 人はその時、その時で、 あらゆる環境に身を置かなければならないのですが、 そんな人を根っこでささえているものは、心の自由なんだと思います。 心さえ自由であれば、六畳一間も宇宙空間であると、そう思いたいです。 いい詩をありがとうございました。 (きみらしい)

2021-07-15

はじめは、なんか童話チックな夢物語かな、 と思っていたのですが、 じっと考えているうちに、 ひと月に千円ずつしか貯金できないこととか、 家を建てないと迎えにいけないこととか、 一生家を建てられそうにないこととか、 それはたぶん精神的な王国であって、 精神的に王様であるという 強烈な孤独とさびしさを感じました。 (王国)

2021-07-14

名無しの右派アナーキストさん、 読んでいただきありがとうございました。 じつは昔から、自分の書いているものが 詩なのかポエムなのか ショートショートなのかエッセイなのか あんまりよくわかってなかったんですが、 ポエム風エッセーと言われて、腑に落ちました。 そして自分の書いたものに付加価値を感じていただけることが すっごい嬉しいです。 ありがとうございました。 (工場の妖怪)

2021-07-13

拝読させていただきました。 詩のなかでは明示されていませんが、 恐らく過去の戦争が題材になっていて、 私は現代の日本人が書く反戦詩が大っ嫌いなのですが、 本作の価値は、じつはそこではなく、 過去の奴隷になるのは心が空しい時であり、 こんな井戸から離れるがよい、という 自分との葛藤と、現在と向き合う姿勢が描かれている部分にこそ 価値があるのだと思いました。 (井戸)

2021-07-13

チャレンジャー海溝って知らなかったので、 Wikipediaで調べたのですが、 地球上でもっとも深い海溝なんですね。 それで、環境に適応した微生物がいる一方、 海溝がまだ今より浅かった頃、海溝が成長していくにつれ、 死滅していった微生物も大量にいると。 ここからは一方的な解釈ですが、 私たちは死んだあと、風に吹かれて、海に流れて、 めぐりめぐって、チャレンジャー海溝の底に堆積して、 彼ら微生物の餌になって、 彼らの養分のひとつになっているかもしれない。 そして彼らは、何億年も先、 進化して別の私たちになって 地上に文明を築いているかもしれない。 そういう時間や距離がもっとも隔たれたような 私たちと彼らとの、ありえないかもしれないけど、 ありえるかもしれない、結びつきを感じました。 (ささやかな刻み)

2021-07-12

かふかさん、コメントをいただきありがとうございました。 形を変えて繰り返したり、とか 最初で出てきた言いまわしを、最後の方にももってくる、とか そういうのやりがちです。 楽なんですけど、楽しててしまうんですよね。 雨の物理的視点、私のぼんやりとした詩情から、 こんなにロジカルに読み取っていただいて、嬉しいです。 最近聴いたラジオドラマで、 情報処理装置を脳に埋め込んだ未来の人の話、というのがあり、 武装集団に追われた主人公が、 武装集団の情報や気象条件などのデータを記憶し、 記憶したデータを元に想像力でマシンガンの銃弾をかわす、というシーンがあり、 それにとても影響を受け、試行錯誤の末、 このような詩になりました。 (雨)

2021-07-12

yamabitoさん、コメントをいただきありがとうございました。 冒頭はたしかにありきたりですね。 どうしても説明したくなってしまうので、 引き算の表現がなかなか苦手です。 私は散文を読むのがあまり得意ではなく、 読むのも書くのも避けがちだったのですが、 たしかに散文にすることで雰囲気がまた変わってきますね。 今まで詩を書く際は、当たり前のように改行してきましたが、 散文も意識すると幅が広がるかもしれないと思いました。 貴重なご意見ありがとうございました。 (雨)

2021-07-12

奥田民生に「最強のこれから」という曲があるんですが、 自分のことを最強って言っちゃうんだ! と半ばびっくり、半ばあきれたんですが、 そういうこともあって、この最強っていう、ワード結構好きなんです。 で、ここからはただの深読みなんですが、 最強な人は自分のことを最強ってあんまり思わないんじゃないか、と思っていて、 上記の奥田民生も、どちらかと言えば、未来への不安の裏返しとして 「最強(であるための)これから」、というこの(  )が本当はあるんじゃないかと。 そして本作では、開放されるパワーのようなイメージが表に出ていますが、 最強だったのは過去形で、最終行で記憶の話であったことが明かされています。 すると、未来への不安の裏返しとして、 最強であった過去と比較し、 現在をうらめしく思っている詩、なのではないかと感じました。 (燦々)

2021-07-12

コメントをいただきありがとうございました。 過去作と対になっていることに気づいていただいて嬉しいです。 シンビフォルミスの気持ちを想像してみました。 (わたし)

2021-07-11

私の場合ですが、 意識は過去か未来を、 無意識は現在を司っている気がしています。 現在が行き詰っていると、 意識領域で過去か未来ばかり考えてしまう。 すると無意識領域ではなにもできなくなってしまう結果、 ますます現在が行き詰ってしまう。 そういうことを考えさせられました。 (自殺予防)

2021-07-11

ほかの なにかさん、 コメントをいただきありがとうございました。 ポイントのズレた親切、、、たしかにそうですね。 よかれと思ってあれこれ面倒をみていることが、 裏目にでていることが多々あり、、ます、、ね、、、 (わたし)

2021-07-11

私にとってはジェットコースターのように 感情を激しく揺さぶられる、刺激的な作品でした。 ありの巣の穴を埋めたり、水を注ぎこんで 遊ぶタイプの子供だった私にとって 「ありの行列を またいで歩いた」 の一文は衝撃的でした。 こんな優しすぎる世界観があることに衝撃を受けるとともに、 己の半生を振り返り、その下劣さ、醜さを呪いました。 しかし、「スプーンで すくったような あくびをひとつ かみしめる」で、 作者自身もそのような平和にどこか退屈、退廃、憂鬱を感じている描写で ちょっと安心しました。 で、ですよねー、ってなりました。 そして「点滅する青信号を 小走りで渡る時の 気持ちで 危うい賭けをしたい」で、 言うほど危うい賭けなのかな、、、と思ったのですが、 自分のなかではごく普通の日常に感じられることも、 この世界観では危うい賭けなんだなと、納得しようとしましたが、 やっぱり危うい賭けなのかな、、、と感情を揺さぶられました。 この作品は一見、やさしすぎる世界観に隠れて、 退屈、退廃、憂鬱が表現されているように見えて、 やっぱりやさしすぎる世界観にコーティングされているところが、 一筋縄ではないなと思い知らされました。 (猫ちぐら)

2021-07-11

コメントをいただきありがとうございます。 実は、「川の向こうの神社」の意図としては、 「川の向こう」の三途の川的な感じと、 朝の「神社」の神秘的な感じとで、 不吉さや不穏さを漂わせようとしたのですが、 むしろ安心感を与えていたとはびっくりしました(笑) やっぱり詩は読み手側のものだなあ、と思えるのが面白いです。 (工場の妖怪)

2021-07-10

コメントありがとうございます。 怖いのにもう一度会いたい、って不思議ですね。 まあ、ホラー映画は見たくなりますからね。 そういうもんですね。 (工場の妖怪)

2021-07-10

真清水さん、コメントをいただきありがとうございます。 真清水さんもハオルシアを育てているんですね。 ハオルシア仲間がいて嬉しいです。 「オトコはだまって」は、 実際のところ性別はさだかではなかったのですが、 クールポコのショートコントが好きで、 思わずそのフレーズを引用してしまいました。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-07-09

「土のにおいのするコンクリートのあの天才みたいな質感。」 がどんな質感なのかまったくわかりませんでしたが、 天才かと思いました。 天才かと思ったんですが、 全体的に独創的な部分と、ありきたりな部分が混在していて、 それがなんとも言えないカオスとなって 独特の詩情を醸し出していますね。 なんとなく若い方かなと想像したのですが(違ったらごめんなさい) 今しか書けないもの書いていて、 とてもうらやましい気持ちになりました。 これは余計なお世話ですが、 筆者さんの場合、うまくまとめようとしたり、 答えらしきものを出そうしたりしなくて いいんじゃないか、と思いました。 (うまく言えないけれどわたし、あなたとはなしがしたかった)

2021-07-09

コメントをいただきありがとうございました。 最近聴いたラジオドラマで、 情報処理装置を脳に埋め込んだ未来の人の話、というのがあり、 それに影響を受けてSFチックにしてみようと思い、 紆余曲折ありこのような詩になりました。 (雨)

2021-07-08

めっちゃ好きです。 こういう素直な詩が書きたいな、って思います。 (わたしなりに)

2021-07-08

抽象的な詩は苦手なのですが、 (それでもこの作品は抽象度が高くない方だとは思いますが) この作品は、はじめはよくわからなかったのですが、 なんどか読み返しているうちに、 だんだんすっと入ってきました。 随所に好きなフレーズがあるのですが、 特に、「金魚は生きることが苦しかった 赤いことは罪でしたか」 は存在自体を否定するような、 とてもせつなく悲しい問いかけなのですが、 前作同様、冷静で、理知的で、多角的な振る舞いとの ギャップがあるところが、とても素敵だなと思います。 (我が心は漂い)

2021-07-07

不変蟹藻さん、コメントをいただきありがとうございました。 恋人の方と一緒に詩を読んでらっしゃるなんて、 素敵すぎます。鼻血が出そうです。 好きと言っていただいてとても嬉しいです。 恋人の方にもよろしくお伝えくださいませ。 (雨)

2021-07-07

遊び心があってセンスが好きです。 「いいし」は一見、笑い声の方かと思いきや、 よくよく考えると、どっちともとれるのが怖いです。 ただ過去作も拝読した印象で、 死という言葉との距離感が近すぎる感じがしました。 生と死のあいだにはさまざまなグラデーションがあって、 そこをつぶさに観察すると、 ゆがみさんの持っている遊び心やセンスが より活きるのではないかと思いました。 (しかし)

2021-07-07

喧噪の背後にある静寂のうらさびしさが すっと入ってきました。 詩情の醸している感覚に、 とても共感をおぼえます。 (寝物語)

2021-07-06

全編通してやさぐれているのですが、 やさぐれ方が、冷静で、知的で、多角的で、かっこいいです。 檸檬や御御御付というワードとそこからの連想が素敵です。 ネットやSNS上の詩人に心惹かれることがありますが、 それを心だけの愛というのはなるほどなあ、と思いました。 (浅草旅行にて)

2021-07-06

湖湖さん、お読みいただきありがとうございました。 「詩は世界の美貌を切り取るもの」、、、すごくいい言葉ですね。 よく詩ってなんだっけ、、、?ってわからなくなってしまうのですが、 そんなときは湖湖さんのこの言葉に立ち返ればいいんや! と思いました。 素敵なお言葉をありがとうございました。 (雨)

2021-07-05

森石さん、読んでいただいてありがとうございました。 最近聴いたラジオドラマのなかで、 脳に情報処理装置を埋め込んだ少女が、 気象条件や狙撃部隊など諸条件の情報を記憶し、 想像力で銃弾を予測し、踊りながらマシンガンをかわす、 という描写(なんのこっちゃよくわかりませんが)に影響を受けて、 理系、というかSFチックにしたいと思い、 なんじゃかんじゃあって、このような詩になりました。 (雨)

2021-07-05

コメントありがとうございます。 なんとなく、仰りたいことがわかる気がします。 というか、漠然と思っていたことを、言語化していただいた感じすらします。 詩を忘れて欲しい、というのが特にそうです。 (雨)

2021-07-05

コメントありがとうございます。 なるほど、そこまで深いこと考えてなかったです。 でも、「あなたのことを想って泣いてくれた」というのは、 はなもちさんらしいですね。 (雨)

2021-07-05

鳥はなにもかもが自由だった少年期、 獣は自我に芽生え、大人になった気になったけれど、 ただ自由なだけではいられなくなった思春期、 魚は社会に出て、生きづらさのなかで、 自分のテリトリーでしか安心を得られない青年期、 そして蛇は現在、、、 というイメージで読みました。 正直、自分のことかな、と思うくらい 自分を重ねて読んでしまいました。 (私だった)

2021-07-05

今作はちょっとレベルが高いというか、 どう解釈すればいいのか戸惑いましたが、 私はサイコホラーだと受け取りました。 とりあえず、ヤバそうな匂いが濃厚に漂ってきました。 (★堕天使★あゅ)

2021-07-05

まず、すきな音楽をかけて踊るのがいいですね。 そして前半と後半の対比にドラマがあります。 また書いてある部分もいいんですが、 書いてない部分にもドラマがあって、 とても素敵です。 (そうか)

2021-07-05

くすっときました。 おっさんなので例えが古いんですが、 エンタの神様とかレッドカーペットとかに、 この詩を歌いながら踊るリズム芸をする芸人がいそう、 って思いました。 ザーザーはブリッジっぽいですし。 (産声)

2021-07-03

子供の頃にもっているちょっと不思議な感覚が、 やがて大人になるにつれて、失ってしまう悲しみを 感じかけたのですが、 途中の、汗の流れない8月、の一文が気になりました。 「かごめかごめ」における「後ろの正面」のような、 ちょっとひやりとするような不条理さが、 普通に解釈することを拒んでいるように、 ひっそりとたたずんでいるように見えます。 (部屋)

2021-07-03

森石さん、読んでいただきありがとうございました。 かわいかったんですが、みるみるうちに徒長したり、枯れたり あられもない姿になってしまいました。 植物に名前をつけるなんて粋ですね。 植物は初めて育てているのですが、 育てていると、いろいろ気づきや発見があるもので、 またそういうものがあれば、 連作ができたらいいなあ、と思います。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-07-02

mimiさん、すみません、 いただいたコメントを見逃しておりました。 大変失礼いたしました。 めちゃめちゃ熱いコメントをありがとうございます。 以前は別の投稿サイトにいたのですが、 半年前からビーレビで投稿するようになって、 なんだか田舎から都会に出てきた大学生みたいな気分です。(中身はおっさんです) ゆえに、都会に染まろうとして、我を失っているかもしれないです。 しかしながら、せっかく都会に出てきたからには、 いろいろ読んで、いろいろ書いて、 経験していくしかない!と思っています。 熱いメッセ―ジをありがとうございました。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-07-02

前半の鳥、人、町の描写は 現実を写実的に捉えていて、とても素敵だと思ったのですが、 中盤に出てくる宇宙のくだりで急に空想的になって、 ちょっと疑問でした。 空想的な描写が入ること自体が悪いのではないのですが、 完全に現実の真反対まで行き切ってしまったので。 空想が入るにしても、できるだけ現実ベースから離れない方が、 よりきょこちさんの魅力が出るんじゃないかな、と思いました。 (飛べない)

2021-07-02

ほかのなにかさんの作品は、 過去作も含めて、自身のネガティブな部分を書いているのですが、 なぜだか落ち着く、安心するんです。 だぶん、ネガティブな心情の表面的な部分、 他人から見たら嫌な部分ではなく、 多面的に、1個掘り下げたところを書かれているので、 読み手に発見を与えるのかもしれない、と思いました。 (47歳女性)

2021-07-02

崇拝されたい、って良いですね。 これが褒められたいとか、尊敬されたいだったら、 表面的な心情吐露なんですけど、 この崇拝されたい、という言葉を掘り出したことで、 詩としての深みや説得力がでていて、 読んでいて安心感や落ち着きややすらぎを感じます。 そして最後の一行はもはやカッコいいです。 (さびしい)

2021-07-02

私の方こそ、トゲのある言い方になってしまって申し訳ありません。 詩が生き物だとしたら、詩は自由に野放ししてほしいんじゃないか、 と思ってしまって、 それで上のコメントのような感想が出てしまったのですが、 どうも視野が狭くてだめですね。 いろいろな考え方の詩人がいるという、 至極当然のことを気づかせていただきました。 ありがとうございました。 (飼い慣らせ)

2021-07-02

とりあえず言葉で圧倒したいのかな、と思いました。 音楽で言ったら、 ジミ・ヘンドリックスとジャック・ブルースとジョン・ボーナムが ハチャメチャにジャムセッションしているみたいな感じ。 途中の病名を並び立てている箇所は面白いけど、 ちゃんと全部読む人はいるのだろうか、というのが気になりました。 (おれのじじつにわななけ)

2021-07-02

コメントをいただきありがとうございました。 縦書きのご指摘はギクリとしました。 縦書きにすると、詩形が丸見えになるわけですが、 私の詩は、表現が平凡、文章が平易と言われることが多く、 詩形が丸見えになることで、それがあからさまになることを気にして、 今回思わず横書きにしてしまったのですが、 そういうところって見抜かれているんだと思いました。 締めですが、植物を育てるのは初めてで、 どう育ててよいかよくわからん、 という不安感が正直にでてしまっていますが、 いつかはドヤっとした締めができるくらいになりたいです。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-07-01

返信の返信でたびたびすみません。 「このような作品は賛否両論あるとは思っており、覚悟はしていましたが、勇気を出して載せて良かったです。」 という一文がとても大切な気がして、 私も勇気をもらった気持ちになりました。 ありがとうございました。 (月光の音色《演奏》)

2021-07-01

途中まで同じような葛藤を持つ者として、 うんうんと共感しながら読みました。 しかし最後の「飼い慣らせ」で、とても悲しい気持ちになりました。 詩人の行く先が「飼い慣らせ」では、とてもさみしいです。 (飼い慣らせ)

2021-07-01

マリオが言葉の星々から降ってきて、 ~~でボヨンボヨン跳ね返って、 記号の星できらきらっと光って 音符に落ちると、ドレミの効果音が鳴って、 最後、言葉の海に着水して、ふわっ、ふわふわっと泳いでいる、 という感じのイメージが湧いてきてとても楽しかったです。 とても素敵な作品でした。   (月光の音色《演奏》)

2021-07-01

タイトルの「詩のための言葉」 という言葉がとても気になりました。 書きたいものがあって、詩を書くのか、 詩を書きたいがために、詩を書くのか、 前者の場合、意識は外側を向いていますが、 後者の場合、意識は内側を向いているので、 「せいとしと自分の話ばっかり」になりそうな気がします。 (詩のための言葉を使うやつは詩人じゃないんだ)

2021-07-01

「決して消えない光がある」の3連発に 胸が熱くなりました。 前作の「優しい人が好き」で、 私は心が廃れている人間なので、 てっきり悪意と受け取ってしまったのですが、 本作の「決して消えない光がある」3連発で、 少しだけ不幸かもしれない人たちへのこの眼差しが、 森石さんの詩人としての視点なんだなあ、と思い直しました。 その節は失礼いたしました。 (ネットカフェ)

2021-07-01

わざわざ過去作まで読んでいただいて、申し訳ないことです。 そしてめっちゃ鋭いですね。 「●●●●●● ● ●●●● ●●●● 」のコメント欄で、 作者さんがneue Ära recordsさんに返信した内容に 頭を打たれたような気持ちになり、 できるだけ視点を外にもっていくように、 今回ほぼそれだけを心がけました。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-07-01

読んでいただきありがとうございました。 おっしゃられるような解像度の低い、平易な文章というのは 私の詩を成すほぼすべてなのですが、 以前、投稿していた場所ではそれが"らしい"ということになっていたのですが、 ここではただ平凡な表現にしかなってないと思われて、 もっと技術的なことを身につけるべきか、 ということに葛藤があります。 ちなみに前回の「工場の妖怪」で、neue Ära recordsさんから タイトルから内容の想像がついた、とのコメントをいただいたのを踏まえ、 今回の詩を書くにあたって、 絶対にタイトルから内容が想像がつかないようにしようと、 今回ほぼそれだけを心がけました。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-06-30

抽象的な詩は苦手なのですが、 この作品はリズムが良くて読みやすかったです。 中盤、( で続くセンテンスから雰囲気ががらっと変わって面喰い、 それが終わると、急にキャベツのポップな印象に早変わり、 (The Beach BoysにBegitablesという野菜をかじる音が  効果音としてふんだんに使われている楽曲があるのですが、  それを思い出しました) 最終連のとおりぐるぐる、ぐるぐる、 舌先が乾かぬうちに、いろんな表情、印象をめぐらせる作品だと思いました。 (アップルデイリー)

2021-06-30

コメントをいただきありがとうございました。 植物が音声らしきものを発しているというのは知りませんでした。 波長や周波数という選語は、クソ文系野郎がイキって用いることができる ギリギリの理系用語でして、 ありきたりというのはその通りで、ぐうの音もでません。 精進します。 (ハオルシア・シンビフォルミス)

2021-06-30

作品としては構成がうまくて、 よくできていると思いました。 ただ自然の仕組みを乱した、という観点に違和感があって、 地球は歴史的に見れば、動植物の絶滅、極端な気候変動を みずからなんども繰り返しているので、 むしろ地球自身の方がもっとドラスティックに それをやってきたという自負があるだろうな、 と思ってしまいます。 なので、自然の仕組みを乱した、というよりは、 人間にとって都合のいい環境を人間が乱した、 という徹頭徹尾、人間の話でしかない気がします。 とはいえ、こういうひねくれた考えのやつはマイノリティなので、 マジョリティを対象とした場合、いい作品だと思いました。 (一言)

2021-06-30

コメントをいただきありがとうございました。 確かに、子供が機械の詳細はわからないですね。 でも、あまり整理されすぎているよりは、 もっと子供の認識と大人の認識をごちゃまぜにした世界観でも よかったかな、と思いました。 (工場の妖怪)

2021-06-30

コメントありがとうございます。 そうですね、妖怪と妖精は面白いですね。 たぶん、妖怪と妖精は一緒で、 恐れれば妖怪で、崇めれば妖精なのかもしれないと思いました。 (工場の妖怪)

2021-06-30

たびたびすみません。 1個大事なことが抜けてたので コメントを修正させてください。 "優しい人が好き"っていう、 ほぼ中身のないワードをあえて一致させているところに、 筆者の悪意を感じとれて、とてもいいです。好印象です。 (優しい人が好き)

2021-06-29

この後の流れがいろいろ想像されて面白いです。 "優しい人が好き"っていう、 ほぼ中身のないワードが一致しているのがいいですね。 (優しい人が好き)

2021-06-29

コメントありがとうございます。 実際に子供の頃に感じたことなので、 まさに子供の世界のまんまです。 書いていて思いましたが、今の自分が見たものを 書かんといけないなと思いました。 (工場の妖怪)

2021-06-29

気持ち悪さと、かわいらしさ襲ってきて 頭の中がミキサーのようになった後に、 申し訳程度のさわやかな終幕を迎えて おいしくミックスジュースをいただいたような 壮絶な読後感を味わいました。 いろいろ形容しましたが、なんと形容していいのかよくわからない いい作品でした。 (しつ)

2021-06-29

たびたびすみません、 ビビって思ったことが言えなかったのですが、 やっぱり追記させてください。 作品自体はとてもよくできていると思うのですが、 綺麗にまとめよう、という感じが出過ぎてる、というか 計算が見え隠れするのが気になりました。 本作は「A だけどじつは B」という論法になっていて、 Bという主題を強調したいがために、 それと相反するAをあえて前半で意識づけをさせておく、という構成で、 本作においては 「ジャマイカについてなにも知らないけど時計(孤独)の音は世界共通である(ことを知っている)」 となります。 しかし、この「ジャマイカについてなにも知らない」というくだりに 前のコメントで書いたような、微妙なディテールのずれがあって、 そのずれている部分に計算が見え隠れするわけです。 作品後半は筆者の心の部分でとても自然にできたものに感じますが、 作品前半は筆者の頭の部分で作られた感じがして、 作品全体を俯瞰すると、微妙にミスマッチを感じました。 (真夜中のジャマイカ人)

2021-06-29

冒頭では街や水族館が"ある"と断定されていますが、 それ以降は"かもしれない"になっていて、 "なにも知らない"とするなら、冒頭も"かもしれない"の方が いいんじゃないかと思いました。 また"なにもしらない"割には、 "ハイチ人"という言葉がでてきて、結構知ってる感じがしてしまいます。 またカリブとかレゲエとか、世界的にはまだイメージが湧く方の国で、 なにも知らない、というのはちょっと不自然に感じました。 作品全体が丁寧にオーガナイズされている分、 こういうディテールの部分が若干気になりました。 (真夜中のジャマイカ人)

2021-06-28

neue Ära recordsさんへのコメントを含め、 自分の創作に対する考え方の痛い所をつかれたと思い、 何度も読み返しました。 ご返信ありがとうございました。 (●●●●●● ● ●●●● ●●●●)

2021-06-28

海、勃起、気持ち良い!海、勃起、気持ち良い! が大好きです。 圧倒的、無邪気。 プロレスラーの武藤敬司が、少年時代、 地元山梨で、広大な富士山の景色をおかずに オナニーしていたらしいのですが、 それを思い出しました。 富士山、勃起、気持ち良い!富士山、勃起、気持ち良い! (死ね、ニュートン)

2021-06-28

すみません、正直よくわかりませんでした。 どうしても意味を読み取ろうとしてしまうんですが、 意味をわかろうとするほど、遠ざかっていく感じがします。 一番気になったのは、タイトルでもあるスローアマリリスでした。 アマリリスが前後の文脈からすると唐突で、 しかもスローであると。 タイトルなので、この詩を象徴する言葉なのだと思いますが、 そこが一番悩んでしまいました。 でも何度も読みかえし、こうしてコメントをしているということは、 なにかが心に引っかかったはずで、 そのなにかを言葉にできたらいいのになと感じます。 どうもありがとうございました。 (スローアマリリス)

2021-06-28

私は今、あまり手のかからないガジュマルや多肉植物を育てているのですが、 いつか朝顔も育ててみたいと思っています。 植物を育てるのって、植物とコミュニケーションをとってるみたいだなあ、 なんてて思うことがあります。 水やり3年なんて言うらしいですが、毎日土の湿り具合を確認して どうなんやろ、君は水がほしいんやろか、とか考えたり。 そういう植物とコミュニケーションをとる楽しさを 感じられる素直で素敵な作品でした。 ありがとうございました。 (6月1日 午後6時30分)

2021-06-27

コメントをいただきありがとうございました。 私は書く時も読むときも、 タイトルってあまり重要視していなかったのですが、 タイトルから内容を想像する、という読み方もあるのか、と 新しい発見でした。 どうもありがとうございました。 (工場の妖怪)

2021-06-26

たびたびすみません。追記させてください。 私は1人になりたいけど、1人ではいたくない、みたいなジレンマがあり、 1人でいても心が自由な人、という人間像に憧れがあります。 そのためこの作品の15歳の子に、自分の理想を投影したのかもしれません。 短い詩行でしたが、自己の内面を投影させられる良い作品でした。 ありがとうございました。 (十五歳)

2021-06-26

テストなんかそっちのけで空想にひたり、 運動部が校庭や体育館で 走ったり、声をだしたり、ボールの音が響くなか、 1人教室でスケッチブックを広げている姿が目に浮かびました。 傍目から見たら一見、1人でさびしそうに思えるのですが、 たぶん、本人はそんなことてんで意に介しておらず、 1人でも心のなかはとても賑やかで夢中なんじゃないか、と思いました。 (十五歳)

2021-06-26

コメントをいただきありがとうございました。 他の方からも、妖怪とは?というコメントをいただき、 鈴木さんからも同様のコメントをいただいてハッしたのですが、 自分のなかで(ある意味当たり前に)感じている感覚でも、 読み手は(当たり前ですが)まったく異なる感覚を持っているので、 なぜ妖怪のように感じたか、という部分を もっと説得力をもって描写する必要があったんだな、と気づかされました。 しかし鈴木さんのご回想のように、 非稼働時の工場はなんだか妙な不気味さがありますね。 貴重なご意見をありがとうございました。 (工場の妖怪)

2021-06-25

コメントをいただきありがとうございます。 私が子どもの頃に住んでいた町には、 まだ木造の建築物がポツンポツンと残っていて、 その妙に時代に取り残された感じが、 妖怪感というか、その土地のヌシ感というか、 この世ならざる者感みたいなものを 子供心に感じていたような気がします。 (工場の妖怪)

2021-06-24

たびたびすみません。 若干キモい内容で書くかどうか迷ったんですが、 やっぱり追記させてください。 youtubeに現代詩花椿賞授賞式で 女優の杏さんが受賞作の詩を朗読する動画があるのですが、 ああいうしっとりとした喋り方で朗読されると、 最高に心が落ち着く作品だと思いました。 キモくうまれてすみません。 (君は夜だよ)

2021-06-24

自分は自分でいいんだよ、と 語りかけられている気持ちになりました。 とても優しくて、心が乱れた夜に読むと、 自律神経のバランスが整いそうな素敵な詩です。 朗読で聞いてみたいと思いました。 すばらしい作品を読ませていただき、ありがとうございました。 (君は夜だよ)

2021-06-24

たびたびすみません。 追加で感想が浮かんできたので、追記させてください。 縮こまり快楽という謎の概念に対して、 多角的にいろんなアングルで考察、説明、表現されているのが、 なんでしょう、読む万華鏡とでも言うのでしょうか、 万華鏡をころころ転がすと、多面的な模様が浮かび上がるように、 本作も読み進めるごとに、多面的なアングルからの言葉や表現が ころころと転がっていく様が、 とても楽しい詩体験になりました。 (縮こまり快楽)

2021-06-22

読んでいてシンプルに楽しい作品でした。 私は川や森が好きなんですが、 川の流れや森のゆらめきをいつまでも見ていられるのと 同じような感覚で、 この言葉の流れやゆらめきを いつまでも眺めていたい、という気持ちになりました。 すばらしい作品を読ませていただき、ありがとうございました。 (縮こまり快楽)

2021-06-22

コメントありがとうございます。 私が子どもの頃に住んでいた町には、 この作品にあるような木造の工場や、 木造校舎の小学校、木造駅舎の無人駅など 木造建築の建物がまだ残っていて、 微妙に時代に取り残されている感じが、 妙に妖怪感というか、その土地のヌシ感というか そういう感じを受けていたのが、この詩につながっています。 (工場の妖怪)

2021-06-21

たった2行しかない詩なんですが、 父母の関係や、子に対する思いなど 書いていない部分でいろいろ想像させられました。 余韻の残るいい詩ですね。 (雑草)

2021-06-21

高く売れるといいですね笑 (あめ)

2021-06-21

エアリプを飛ばし合うなんとも言えない距離感なんですね。 しかしメルカリに出品するまではいいとして、 それをエアリプで匂わせるのが謎で面白いですね。 相手はどういう気持ちなんだろう、、と想像してしまいました。 たいせつな/彼からもらった/プレゼント メルカリで売って/エアリプで匂わす お粗末様でした。 (あめ)

2021-06-21

さらさらした文体なんですが、 心にせまってくるものがあり、 読んでいて胸が苦しくなりました。 そして、とても感情に対して自然というか、 風や海や森が地球の感情に対して自然にそうあるとするならば、 この詩も筆者の感情に対して自然にそうある、 というような、そういう感動を受けました。(何を言ってるのかよく分かりませんが、、) すばらしい詩を読ませていただき、ありがとうございました。 (なみ)

2021-06-21

コメントをいただきありがとうございます。 ビーレビに投稿するようになってから半年、 はじめて投票をいただきました。とても嬉しいです。 この詩は、子供のころに神社でやるラジオ体操に行くときの、 夏の早朝、木造のボロい工場、破れた窓、そこから見えるくたびれた機械・設備 という、そこで感じたなんとも言えない雰囲気や感情を 詩に表してみたものです。 (工場の妖怪)

2021-06-21

たびたびすみません。 ひと晩たって、性的なニュアンスの強い詩なのかな、 という気がしてきて、もしそうだとすると、 開放的な行為を、敢えて抑制的であろうとすることに 快感を見出そうとしているような、 そういうマゾヒスティックなものを書いているように感じました。 抽象度の高い詩は苦手なのですが、 あれこれ想像しながら読む面白さがちょっとわかったような気がします。 そういう詩体験をさせていただいたことに1票を入れさせていただきます。 どうもありがとうございました。 (電撃)

2021-06-20

たびたびすみません。 昔好きだった人とtwitterでつながってるなんていいですね。 こういうのに弱いんです。 あなたも泣いてくれたらいいのに、 という感情は自分にとっては不思議でとても新鮮です。 そういう背景を含めて本作を読むと、想像が広がるというか ぐっとくるものがあります。 コメント込みはあんまりよくないのかもしれませんが、 素敵な詩体験をさせていただいたことに 1票を入れさせていただきます。 (あめ)

2021-06-20

なんとなくですが、 子どもの頃に、ワープロを使って こういう遊びというかいたずらというかを しがちだった気がします。 そんなことを思い出しました。 (●●●●●● ● ●●●● ●●●●)

2021-06-19

放電というと一見、開放的なイメージがありますが、 この作品では放電の在り方が一貫して抑制的なのが アンバランスさを生み出しているなと思いました。 (電撃)

2021-06-19

コメントありがとうございます。 こういう早朝の雰囲気はいろいろな感情が湧いてきてとても好きです。 (朝焼け)

2021-06-19

コメントありがとうございます。 対象的に並んでいる感じが伝わってよかったです。 (朝焼け)

2021-06-19

コメントありがとうございます。 朝焼けが夏の季語というのは初めて知りました。 確かに、朝焼けは夏が一番綺麗かもしれません。 (朝焼け)

2021-06-19

そっと、っていうところがかわいくて好きです。 (あめ)

2021-06-19

心と体はつながっているのに、 頭がそれらと分離していると感じることがあります。 心と体は動かないのに、頭だけあれこれ働いているというか。 生きづらさを感じる要因じゃないかと思っています。 (老化)

2021-06-19

先にコメントした時点では、 作品としてどうなんだろうと思ったんですが、 その後、やっぱり貴重な学びをいただいた作品だなと思いを改め、 このコメントにて投票いたします。 (俺は人生において悩みが一個もねえんだ)

2021-05-31

導入の「作ることは 終わりの無いこと」 からはっとさせられて、引き込まれました。 なんのことだろうと思いながら読み進めると、 「時に見返りを求めず 永遠と続く営み」で 料理かな、と思いつつ、 作っていただいたものを食べる側として、秒で心が痛みました。 しかし、その次の 「作ることは いつまでも 自由だということ」 という一文を、読んですぐは、どうして自由なんだろう、 「見返りを求めず 永遠と」作り続けるというと 一見、不自由な感じがしたのですが、 見返りを求めると不自由で、求めないと自由なのかな、と解釈しました。 そして、それは料理のみならず、詩作にも共通するのではないか、 と思いましたが、私は完全に不自由な側の人間だなあ、と思いました。 ということに、気づかされるすばらしい詩でした。ありがとうございました。 (つくる)

2021-05-30

悩みがない人は、わざわざ悩みがないんだ、 とは言わない気がします。 本文が空白なのは、悩みを見ないようにしているか、 見ているけど、言いたくないか、 なのかなと、勝手ながら思いました。 (俺は人生において悩みが一個もねえんだ)

2021-05-29

コメントをいただきありがとうございました。 角度を変えると怖いような、というのはまさにその通りで、 書きながら気持ち悪いなとは思ったんですが、 気持ち悪いのもまた自分の側面だと思い、書ききってしまいました。 (きみの名前)

2021-05-21

コメントをいただきありがとうございました。 細かいディティールまで考察いただき、ありがとうございます。 どうして書くのか、という考え方は自分のなかで新しい角度だなと思いました。 (きみの名前)

2021-05-21

コメントをいただきありがとうございます。 我ながら気持ち悪いなとは思ったんですが、 気持ち悪いのも自分の側面のひとつ、と書ききってしまいました。 (きみの名前)

2021-05-21

コメントをいただきありがとうございます。 たしかに平凡ですね。 (きみの名前)

2021-05-20

コメントをいただきありがとうございました。 また素敵な返歌(というのかな)もありがとうございました。 (きみの名前)

2021-05-20

コメントをいただきありがとうございました。 そうですね、物事が洗練されていく過程というのが、一番印象に残ることかもしれません。 (きみの名前)

2021-05-20

冒頭の会話、 「終わっちゃった」「続かない」「終わったまま」 に死を連想しました。 詩全体に、死と、死があるからこその精いっぱいの生、 という雰囲気を感じます。 「終わりを支えに伸びていける」という表現に 死んでいくものと、残されたものの関係が あらわされている感じがします。 向日葵の発芽時期は、調べたらちょうど今頃ですね。 そして開花時期は真夏ですが、 真夏というとお盆があります。 向日葵がもっとも元気に咲いている時、 死者と向き合う時でもあるような。 それらを踏まえたうえでの、 最後の四行の描写、 ほんの短いあいだの精いっぱいの生のきらめきに、 感動をおぼえました。 (はじまりの世界へ)

2021-05-19

コメントをいただきありがとうございました。 そういう意図はなかったのですが、そう言われてみると、 そのように読めますね。 むしろそうとしか読めなくなってきました。 隠しきれない変態性が溢れ出てしまっているのかもしれません。 どうもありがとうございました。 (カーテン)

2021-05-15

違うかもしれませんが、 わたしらしくないことが頭をよぎるときというのは、 なんとなく、大切なことから目を逸らしているときとか、 ものごとの優先順位を間違えているとき、 私なんかはそうなりがちです。 そういうことを感じさせてくれる、心にくる詩でした。 ありがとうございました。 (ショートショート)

2021-05-15

とても好きな詩です。 本作と先月の2作が感覚的にとても好きです。 ただ感覚なのでどう好きか、というとうまく言葉にできません。 申し訳ないです。 あと、タイトルを見て「やっかみ」なんだ、と思いました。 もし私の場合だったら「憧れ」かもしれないなあ、と思いました。 (やっかみ)

2021-05-02

なんとなくですが、言葉で相手を傷つけてしまうことを 詩全体で暗喩しているのかなと感じました。違うかもですが。 なにげない日常の一コマのなかに落とし込んでいるのが好きです。 (平べったい器)

2021-04-24

コメントをいただきありがとうございました。 日常のなかのちょっとしたことを詩にするのが好きなので、 それが伝わってよかったです。 ありがとうございました。 (散歩)

2021-04-24

みやびさんへ ご推薦いただきありがとうございました。 詩人という評をいただきとても嬉しいです。 推薦は作品に対してというのがルールなので、 今回はルールから外れているのだろうと思います。 しかしお気持ちは確かに受け取らせていただきました。 どうもありがとうございました。 (あ、詩人だ。そう思った。)

2021-04-16

人と関係性の不得手さに対して 「良くも悪くも」というフレーズの繰り返しで、 全肯定ではない、かといって悲観するのでもない、 現実をありのまま受け止めて生きていこうとする実直さを感じて 自分もそうありたいと思いました。 また繰り返しのリズムとテンポがよかったです。 (良くも悪くも)

2021-04-14

ぼくじゃないぼくがぼくの真似をし、 ぼくじゃないぼくの真似をぼくがする、という 写し鏡のようにぼくがぼくを失っていく過程が心に刺さりました。 また詩のリズムとテンポもとてもよかったです。 (ぼくじゃない)

2021-04-13

コメントありがとうございました。 昔から、道ばたに寝ころんでみたい、という夢があるのですが、 行為そのものはとても簡単なのですが、 恐らく、叶えられそうです。 (道ばた)

2021-03-28

コメントありがとうございます。 そういうことに、いい年になってからようやく気付いてきました(汗) (イヤホンのコード)

2021-03-04

コメントありがとうございます。 コードのほどきかたと問題の解決の仕方、 たしかに心理的な共通点がある気がします。 (イヤホンのコード)

2021-02-28

コメントありがとうございます。 そうなんですよ、めんどくさいんですよね笑 しかしながら人間関係をいい加減にやると、 後々、大変なことになると いい年になってから実感しました。 (イヤホンのコード)

2021-02-28

冬の終わり、または春のはじまりの 素敵なファンタジーですね。 春のおとずれの軽快さのなかに 雪の子が姿を消すせつなさもまじって 1年のなかの ほんのわずかな季節にしかない郷愁を感じました。 短い詩行のなかに、 とても豊かなものを感じることができました。 (雪の子)

2021-02-27

雪の子

2021-02-27

ヒビ

2021-04-13

ぼくじゃない

2021-04-13

良くも悪くも

2021-03-21

平べったい器

2021-04-05

やっかみ

2021-05-01

つくる

2021-05-30

あめ

2021-06-18

なみ

2021-06-20

雑草

2021-06-08

縮こまり快楽

2021-06-05

君は夜だよ

2021-06-24

さびしい

2021-06-15

浅草旅行にて

2021-07-05

わたしなりに

2021-07-08

足の ゆび

2021-07-31

2021-08-01

がいしゅつ

2021-08-09

はじめまして

2021-08-16

主語主文

2021-08-13

うご

2021-08-15

通知表

2021-08-19

散策

2021-08-17

天のお父さま

2021-08-21

call

2021-08-22

努力の賜物?

2021-08-24

今を語ろう

2021-08-25

創造に背いて

2021-08-26

高校の帰り道

2021-08-27

秋の朝

2021-08-28

カレーライス

2021-08-31

夢の途中

2021-08-31

咲く

2021-09-01

赤よ

2021-09-01

皮肉と風刺画

2021-09-01

まちのかげ

2021-09-04

孤独の星

2021-09-04

白米

2021-09-07

ねぇ。

2021-09-01

『俺と僕』

2021-09-10

流動

2021-09-11

スパゲティ

2021-09-10

2021-09-16

白馬

2021-09-17

トラワレ

2021-09-19

メールは嫌い

2021-09-18

友達

2021-09-23

幸福な食卓

2021-09-24

一言

2021-09-13

休日

2021-09-25

信頼

2021-09-28

咲き直し

2021-10-01

薔薇の園

2021-10-01

ぜつぼう

2021-10-01

震度

2021-10-07

地下鉄の鳥

2021-10-08

霧の音

2021-10-08

自顔

2021-09-16

今際

2021-10-18

丘の上の墓碑

2021-10-19

思い出

2021-10-01

私の空

2021-10-26

コピー

2021-10-27

狭い

2021-10-31

片想い

2021-10-30

青の上に

2021-11-08

こうかい

2021-10-13

20201116

2021-11-16

夜空のかたち

2021-11-13

愛想の行方

2021-11-04

ふるえ

2021-11-09

冷たい孤独

2021-11-30

2021-11-28

静止

2021-12-02

これは詩だ

2021-12-09

海へ

2021-12-13

黄金の時間

2021-12-14

仄か

2021-12-13

平等

2021-12-14

別れ

2021-12-17

十五の朝

2021-12-16

九月

2021-12-19

今に

2021-12-19

久方ぶりに

2022-04-19

芽生え

2022-05-05

一ページ

2022-06-03

山の辺の道

2022-06-29