作品投稿掲示板 - B-REVIEW

斉藤木馬


投稿作品数: 28
総コメント数: 180
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プロフィール
記録
プロフィール:
海と詩と写真と朗読。オープンマイクを渡り歩く人。海岸を歩き続けて半島一周した人。第三回ポエトリー・ナイトフライト(2020.3.22)スラム優勝。
自作の一押し・・・・ 落雁

斉藤木馬の記録 ON_B-REVIEW・・・・

初コメント送信者の燈火

作品への初コメント数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

優良B-Reviewer

総合コメント数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

大ベテラン投稿者

投稿作品数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

まくらに歯

2020-08-13

緑の石橋

2020-06-10

ママンへ

2020-05-06

約束

2020-03-06

落雁

2020-02-04

Home(音声版)

2019-05-04

Home

2019-03-28

獰猛の月

2019-01-22

安心

2018-12-11

舟のあしなが

2018-10-12

薄明

2018-09-11

新宿ナード

2018-07-12

生える

2018-05-12

大行進

2018-04-02

空蝉の

2018-03-04

広縁日和

2018-02-14

あっちいね

2018-01-28

撹拌

2018-01-14

生業

2017-12-12

宣告

2017-11-22

層雲

2017-10-12

餌やり

2017-09-18

鳴海幸子様 コメントありがとうございます。 鋭いですね。かつて私の素性など誰も知らない海辺の町に、一か月だけアパートを借りて住んだことがありました。その部屋の天井です。私は臆病者でして、慣れない部屋を真っ暗にすると寝付けないので、こうしてカーテンを開けておくのでした。 (まくらに歯)

2020-08-29

ちょむ様、初めまして。 ラストの二行はそうですね、残酷になり過ぎると陳腐になるので気を配ったつもりでいます。 丁寧に読み説いてくださりありがとうございました。 (まくらに歯)

2020-08-22

読後感がとても気持ちの良い作品でした。しかし再読したいかと言われると難しいかなという気もします。とても丁寧に書かれているのですが、そこが手取り足取り親切が過ぎたのではないかと感じました。 つまり時間軸に添って心理、情景、ト書き、セリフが余すところなく描かれており、私には、想像力を必要とされずテキストを受け取ることに終始してしまったように思われました。 冒頭六行の情景描写はとても魅力的で引き込まれたのですが、その点が残念に感じたところです。 (あぜ道)

2020-08-19

舟虫さんの作品は時々帰着点が弱いと感じることがあるのですが、本作は“Kon Kon”という音を軸に諦観が貫かれ、構成が練られているなと感じました。 それだけに >こんこんと雪が降り続けいているようだな この箇所がおそらく変換ミスだろうと思うのですが、目についてしまいました。 しかしながら、ここで「雪」につなげるという発想が新鮮でした。 (昏々)

2020-08-19

アキラ様 コメントありがとうございました。「落雁」というのはまさにこの海のことです。気が向きましたら是非また見て聴いてやってください。 (落雁(音声版))

2020-07-31

落雁  沈黙は誰にも   明け渡してはならない 砂にまみれた 小手すら舟虫の子らがしゃぶり 私もとうとう海となるのだ 雨の濁りに髪はこわばり 濡れた藤壺 打ち上げられた浮標の    沈黙 打ち捨てられたドラム缶に詰まってる 私はそれを 信頼と呼んでる   * 仮のおふくろの作る、飯は美味い 雨どい伝う竈のあくびに 目はつむられ 猫の咀嚼を無心に 数える     こくろ。  こくろ。 木遣りの声に聴き入る年の瀬 欠けた茶碗のすくい取る酒 素足を削いで、桟橋にもたれる あんたは海だ 誰もが知ってる (落雁(音声版))

2020-07-25

こうだたけみ様 コメントありがとうございました。 そういえば最近、読むことに「躊躇がない」と評してくださった方がいたことを思い出しました。そのうえで極論を言えば、私は詩の内容を伝えることよりもまずはエンターテイメントとしての朗読を重要視しています。例えば日本語の分からない異国の人に対しても引き込むことができるか、といったような。 縁あって近頃はポエトリーリーディング界隈の他、演芸の舞台やライブハウス等で一人、他ジャンルの人間に混じって詩の朗読を披露する機会が多くなりました。そのような場では詩の朗読に触れたことのない人やそもそも興味のない人も多く、ある種の先入観を持って見られる場合も多いので、第一声から掴み、間で座らせ、そして聴かせるという工程を意識してステージに立っています。そのためにはやはり声そのもののサウンドとしての説得力、そして立ち姿の説得力が必要だなと感じています。 かといって言葉の伝達をないがしろにしているつもりはもちろん無く、むしろ音としての流れやまとまりと意味表現は一心同体だと思うので積極的に響きや区切りを試行錯誤しています。この辺りの意識がナルシシズムの一歩手前で踏みとどまっていられる(と自分では思っている)理由かもしれません。 しかし何より大切に思えることは、このスタイルはあくまで自然にたどり着いた形であるという点ですね。だからとにかく楽しい。思い切りよくぶつかっていけます。 私も人と人とは隔絶されたものだと思っていて、ではどのように隔絶されているのかを観察するために私は詩を書き、他者に向かって投げかけています。これは個人的なことであると同時に、大げさではなく世界の成り立ちへの手がかりだと思うのです。差異は尊い。尊いです。 (ママンへ(音声版))

2020-06-27

AB様 コメントありがとうございました。 今までの動画の中では一番ライブに近いと思います。テキスト単体でも朗読単体でも、鑑賞に堪え得るものを書くことを目下の目標としています。 (ママンへ(音声版))

2020-06-23

照れ隠しというやつが多分に含まれてしまいました。素直に嬉しかったです。ありがとうございます。 (ママンへ(音声版))

2020-06-17

白川 山雨人様 コメントありがとうございます。しかしそれはちょっと、申し訳ないです……。 (ママンへ(音声版))

2020-06-16

沙一様 コメントありがとうございました。自分としては随筆のつもりだったのですが、どちらにしてもこれは素直に書いて残しておくべきものと思いました。 ビーレビに愛着はありますね。この名前を名乗った最初の場所だからでしょうか。拙い作であっても真摯に向き合ってくれる人がいた、という経験はやはり大きかったと思います。 (緑の石橋)

2020-06-16

沙一様 コメントありがとうございました。本作はまだステージで披露したことがないので演出が過ぎるのかもしれません。どう育つものか楽しみです。 (ママンへ(音声版))

2020-06-16

白目巳之三郎様 コメントありがとうございます。ご指摘の箇所、確かに違和があると思います。私が思うに特に「深く」がよくないのでしょう。他は写実的な描写を多用していますが、この一文だけは読者にイメージを問おうとしている。筆者として狙い過ぎたことは否定できませんね。 素朴、という言葉に嬉しくなりました。 (緑の石橋)

2020-06-12

湯煙さま コメントありがとうございます。随筆は慣れず気恥ずかしくもあります。去年の台風で川筋は変わってしまいましたが、今なお大切な場所であることに変わりはありません。 (緑の石橋)

2020-06-12

内容としては当たり障りなく終着している感があるが、タイトルに引きがあると思う。「仲良くなりたい」、ではそのために何をしていくのか、していきたいのか、或いは何もできないのか、そこまで明かしていくことで他の作品との差別化が図れると思うし、作中話者の顔立ちも見えてきて、読み手も肌感覚を持って受け取れると感じたのですがいかがでしょうか。 (優しくなれたなら)

2020-06-10

ママンへ 鉄砲玉に鳴り止まぬ夕暮れ 腫れ上がる命だった 土踏まずに踏ませた「さようなら」の たんぽうぽ 晒に巻かれた三徳包丁、その 柄の黒ずみだけが無言 を唱える 死ぬのか だろうな 戒名くらいてめえで付けたいよな スクリーミングパンダ、おまえだって死ぬんだ こわいものはとにかく 食らってしまいたかった   * ママン、今この瞬間まで どこへ行かずともよそ者だった I am the mountain, I am the sea. 生命はしめやかに 遣わされていたのね         . (ママンへ(音声版))

2020-06-09

(果実)

2020-05-25

はじめまして、コメントありがとうございます。 ママでも母ちゃんでもなく、やはりママンでなくてはなりませんでした。この一語で詩としての体裁を整えられたのではないかと思っています。 (ママンへ)

2020-05-15

コメントありがとうございます。 おっしゃる通り「ママン」は象徴としての意味合いを持たせたつもりでおります。宵の明星、確かに! (ママンへ)

2020-05-09

再度のコメントありがとうございます。「たんぽうぽ」はともかく、冒頭一行に関してはそこまで抵抗を与えるというのは私の認識が甘かったのかもしれません。夕暮れの方こそ鳴り止まない、というイメージに盲進が過ぎて丁寧さを欠いたと気づかされました。感謝いたします。 (ママンへ)

2020-05-09

コメントありがとうございます。 今作は今時期にしか書きたくないなと思ったので思い切りよく書きました。 (ママンへ)

2020-05-09

コメントありがとうございます。 ビーレビさんの仕様を研究して自分なりの写真詩に挑戦しました。 ご指摘の二カ所については意図した表記ですので間違いございません。 よろしくお願いいたします。 (ママンへ)

2020-05-08

過分なお言葉、ありがとうございます。 <寂寞、寂寥感が描かれていながら孤独じゃない、押し付けがましくない。> というお言葉がことさらに嬉しく存じます。 (ママンへ)

2020-05-08

>でも、そんなあなたに歌ってほしい >胸を張って > >マトリョシカのように >フォルダの中にまたフォルダ >それぞれフォルダ名は曖昧な、優しい建前の言葉 >その中の中…にジップしたフォルダ >圧縮された思いを ここの表現にグッと来ました。 自分の言葉で丁寧に伝え続ける、続けるということが大事なのではないかな、と私事ですが最近感じています。 >あなたは恐れている 以下の連はいささか読みづらいので推敲の余地があるように思います。 >またいつか > >その歌を聴かせて 「あなた」の歌を聴いたことがあること、率直にいいなあ、と思えました。 (あなたの歌)

2020-04-27

明確な情景が提示されている感触はあるのに、言葉運びが新鮮で掴めるような掴めないような。心地よい夢を見ているようで何度も読み返したくなります。 (ダンスホール)

2020-04-27

なくなって初めて理解できることってありますよね。なくならないと分からないこと。 (おかあさん)

2020-04-27

圧倒的孤高の存在を、冒頭三行で描き切ったように感じました。しかしそれは作品の本来意図するところではなかったのかもしれません。ゆえに個人的には、以降の描写が存在感をありふれたものにさせ、尻すぼみな印象を受けてしまいました。 それだけ導入部にちからがありました。 >照りつける熱い道路の上で過ごす >叫びなのである。 ここは素敵な表現だと感じます。 (殻から出れぬセミである。)

2020-04-27

初読では「我」の表記が仰々しくも感じられました。しかし掴みどころのないイメージの中で四連、グッと薄いピント面が合った感覚があり、それは紛れもなく「我」の効果だということに気付かされました。 (blink)

2020-04-26

人類の営みがサーディンランのように感ぜられました。惜しむらくは「ちきちき」「めらめら」「えんえん」が効果的とは思えないこと。宇宙規模のスケールを感じる作品なので、いっそ削った方が物言わぬ迫力が出るように思いました。 (Pistol.)

2020-04-21

タイトル、読点と改行に読まされました。B級ホラーの傑作! というような存在感があります。 (豚男爵)

2020-04-21

声にだして朗読をしたくなりました。 やや冗長に感じられる部分もありますが、だからこそ  >ぐづぶぶしゃしゅり  >ぐぐしゃりづぶぶ がソリッドに響いてきます。 また構成もわかりやすくメリハリがあり、三度すべてに表情の変化があるので飽きさせませんね。 (名残の雪)

2020-04-18

投身を図ったそのめくるめく数秒を凝縮した描写が、馬の絵ただ一枚に蹴散らされる。観念としての自殺と、現実の死とのギャップがポップに表現されていると思いました。 また文章自体も画像としたことでサイトのフォーマットに左右されず、まるで試験管を覗くようなある種の冷酷な視点を持たされたのですが、同時にまるで文字化けを起こしたような文字群に不安も覚える。視覚に訴えてくる作品でした。 (ううっ! 終わらないのに、なんで終わらないのに、こんなに言葉を書かないといけないから、私って、うう、もう終わりたいのに、終わらせた、いのに、うぐっ、冗長ですよね? だっだから、わわわわたしには生きる意味が無いから無いからないからっ!つまらないなあ、とっ、思いましたか? 思っててもいいからわたしのためにもう少し時間を無駄にしてっ あー、欲しいけど、やっぱ、いいです………あの、でもとりあえず、あっ、(もう少し簡潔にする努力を…)全然凡庸、ですよね、ですですです。?ちょっとだけ質問がしたい、けど、いっ、死にたい)

2020-04-18

「自分は鳥」というところに作中話者のこころの機微を感じます。おそらく「自分はカラス」とフォーカスしてから「騒がしい鳥だ」とした方がすっきりすると思うのですが、まず最初にカラス、と言い切れない作中話者に対して非常に人間味を覚えました。このことが作品に通底する思いを迫真のものにしていると思います。 (烏)

2020-04-15

一目で掴まされる親しみやすさはいわゆる写真詩のそれに近いですが、あくまで詩に立脚している点に好感を覚えました。木漏れ日から星影へ、日々は悠久に巡るようでいて巡るものではなく、ゆっくりと転がっていくような感覚。ラスト二行でぐっと奥行きと色彩が増しますね。麦藁帽の傍らに寝ころび、いつまでもどこまでも空を見上げているようでした。 (降りそそいだ)

2020-04-10

一太刀で鮮やかに斬り捨てられたかった。 そんなカタルシスを鈍らせたのは >現在はベッドに固定されている ここで瞬間、「斬られる」と身構えた自分がいました。 太刀筋の速さに結局、斬り捨てられてしまうのですが。 分かりにくい例えでしたら申し訳ありません。 それぐらい研ぎ澄まされた緊張感のようなものを感じました。 (菜穂は激しく脱糞した)

2020-03-21

あかさま コメントありがとうございます。 後半は普段あまり書かないような書き方を採用しています。宿命にまつわることはさらりと読まれたいですね。 (約束)

2020-03-09

クヮン・アイ・ユウさま コメントありがとうございます。 「呼んでる」「詰まってる」等の口語の使い分けは意識しています。そのあたりは朗読を聴いていただけると顕著だと思うのでいつかぜひ(本作は朗読で披露していたものです)。 作(中話)者にとっての海、とはいったい何なのだろう。と他人事のように思わされています。 (落雁)

2020-03-09

千才森 万葉さま コメントありがとうございました。 冒頭は意識して置きました。心情を排していかに心情を語るか。そういうものを書きたいと思っています。拙作を味わっていただけたことに感謝致します。 (落雁)

2020-03-09

(落雁)

2020-03-06

(落雁)

2020-03-06

AB様 コメントありがとうございます。 以下、過去にビーレビにて投稿した際のテキストです。よろしくお願いいたします。 https://www.breview.org/keijiban/?id=833 (層雲(音声版))

2020-02-17

楽子様 コメントありがとうございます。 「こくろ。」は実際に削ったものも検討したのですが、やはり崩しが足らず物足りませんでした。そのあたりの間のようなものは、近ごろ精を出しております朗読活動の経験が生きているのではないかと思います。 (落雁)

2020-02-17

真清水るる様 勿体ないお言葉をありがとうございます。 こちらは本来縦書きを想定しており、投稿もしばらく見送っていました。「こくろ。」も縦書きになるとまたイメージが変わるかもしれません。 本作は心情を語らずして描こうと、空気感を切り取るような情景描写を心掛けたつもりです。もし再読に耐えうるのならば、そのような試みが功を奏しているのではないかと自分なりに分析してみます。 (落雁)

2020-02-12

ミリウェイズ様 コメントありがとうございます。 せいかつの温もりを感じていただければ嬉しく思います。 (落雁)

2020-02-06

第三者の視点で進んでいく筆致は個人的に好きです。 ただ全体の構成のバランスに難があるように感じました。 起:係長として活躍していた 承:異動して体調を崩し会社を辞めた 転:療養生活 結:老人との出会い 私としては上記のように捉えたのですが、「承」はスピード感のある描写で畳みかけたのに対し、「転」については >男はしばらく静養という名目で家で寝て起きての日々を過ごす >骸といった状態から少しずつであるが快復していくことに気づく という二行の状況説明に終始しています。それまでの詳細な描写を考えると「骸といった状態」とは実際にどのような状態なのか、という描写があってもよいのではないかと思いました。 また「転」としてのフックの要素が加わると、より一層ラストの老人の言葉が活きると思います。現状ですと「転」が弱いために全体として抑揚に乏しくラストの言葉が埋もれてしまっているように感じられました。 もう一点付け加えるとするならば、センテンスを見直す余地がまだあるのではないかと思います。例えば >引き抜かれてから男は(今の仕事で毎月の)残業時間が70時間を超えていた (今の仕事で毎月の)は本当に必要か >そのような日々が続く >まるで地獄のような感じがする 直前と同じようなことを繰り返していないか >そして今度は何をしようかと考えつつ子供のころによく釣りをして遊んでいた河原へ行く もっと簡潔な言い方はないか >そこに定年間近(あたり)の老人がいた (あたり)は本当に必要か などです。 リーディングの観点からいうとまた違うのかもしれませんが、今回はテキスト視点ということでなにとぞご容赦を。 (働き方骸骨)

2020-02-06

AB様 詩篇を紹介してくださりありがとうございます。 海はどこまでもつながっていますね。それだけで救われた気になってしまうことがあります。 (落雁)

2020-02-06

stereotype2085様 丁寧に読み解いていただけたことに感謝いたします。今作は朗読で披露しているものです。あらためてテキストとしてご意見をうかがいたく投稿しました。 喧騒から遠く逃れ、静けさの中で耳にする波音や生活音。私は少々耳が弱いので余計にロマンめいたものが宿るのかもしれません。日々のせいかつの切れ端を紡ぎ、練り上げていく。そんな詩を書きたいと常々思っています。 (落雁)

2020-02-06

佐久 乱様 コメントありがとうございます。 ひとり語りスタイルですとなかなか背景などを説明できないので、言葉づかいの胡散臭さというものは重要な要素でした。 土地土地を転々とする中で固有の言葉が刷り込まれたのか、あるいは身につけたかったのか。結果的にちゃんぽんになっている彼のルーツは、芯は一体どこにあるのかないのか。 >下品さがなく、偉ぶるところもないし、 と感じていただけたのも、感情よりも出来事ばかりにフォーカスして話しているからだと思います。 そういう意味では、今回あらためてリーディングしたことで表現できた部分も多かったのではと感じています。 (空蝉の(音声版))

2019-06-17

仲程様 コメントありがとうございます。 自作を読む、というのも難しいですね。読者の足かせになってはいけない。例えば拙作『海はひとりに限る』は作者として自分で読むには難しいと感じています。その点こちらは独白スタイルですので、印象の違いを受け入れてもらいやすいのかもしれません。ちなみに「しわがれ」感はわたしも欲しく、風邪っぴきを狙って録音したのですが、むしろ鼻声ですね。 (空蝉の(音声版))

2019-06-15

帆場蔵人様 コメントありがとうございます。 私もカウンター横のおっちゃんに管を巻かれているイメージがありました。話が長い。また人物像の手掛かりとして意図的に話し言葉をぐちゃぐちゃにしているため、我ながら読みづらくもありました。 (空蝉の(音声版))

2019-06-15

静かな視界様 コメントありがとうございます。 ビーレビは自由度が高いので手探りでやらせていただいています。 (空蝉の(音声版))

2019-06-09

ふじりゅう様 コメントありがとうございました。 自分なりの声を生かせるように精進したいと思います。 (Home(音声版))

2019-06-04

竜野欠伸様 コメントありがとうございます。 オーディオブックというにはお粗末かもしれませんが、音として受け入れていただけて嬉しいです。B-REVIEWは動画投稿もできるようになったので、動画で完結したものを提示してどのように受け止められるか、という意味でも私としてはチャレンジの一作でした。 (Home(音声版))

2019-05-08

tOiLeT様 コメントありがとうございました。 今回テキストはあえて添えませんでした。原文は三月に投稿していますので(https://www.breview.org/keijiban/?id=3174)ご一読いただけると嬉しいです。印象がだいぶ違うと自分では思っています。 私自身リーディングはほぼ初めてですので、あまり語ることができません。本作において映像に意味があるのか、という問いはけっこう重要だと思っています。私にとって実験作でしたのでこうした問題提起はありがたいです。 (Home(音声版))

2019-05-08

かるべまさひろ様 コメントありがとうございます。 どちらかと言いますと、音作りも含めてヒップホップとは適切な距離を保ちたいと考えていました。目指すところは朗読やリーディングであり、それに寄り添えるようなトラックを作りたいと思い(本作でいえば明け方の空気のような)音数を減らしてルーズなベースラインを弾いてみました。 ところが実際に読んでみると、逆にトラックに寄り添っていくような感覚も生まれて、結果テキストバージョン(三月投稿https://www.breview.org/keijiban/?id=3174)とは内容の解釈すら異なっていきました。アカペラで録ったものはもう少しテキスト寄りでしたが、要するにぶん投げたブーメランは戻っては来なかった。朗読としては失格だと思いますし、しかし作者目線としてはテキストとリーディング、どちらの解釈も受け入れたい。 そのうえで >ゼロ年代前半に出てきたシンプルな世間への反抗に感じました。新しさ、あるいはひとえにただ単に自分(詩中主体)の人生でしかあり得なかったできこと、を表現できていないからだと感じます。 この点、読み手として省みるべきと感じました。主観的にしゃべり過ぎたのかなあと。朗読でもリーディングでもなく「しゃべり」。ですので例えば冒頭の「~屯してる」までの主体は、本来は八割がた「朝」なのですが、音声版では「俺」に聞こえる。前述した解釈が異なっていった箇所でもあり、それも良しとしたことが「世間への反抗」という印象につながっていくのではないだろうかと思いました。映像の字幕も迂闊に並べてしまったと思う。 ここまでくると >声色のここの部分が、子音のこの部分が、こういうニュアンスで聞こえる、と細かく分析して伝える方向 にも興味があります。もしよろしければお時間のある時、ひとつでもご教示いただけると今後の励みになります。 (Home(音声版))

2019-05-08

可読性のための保険のように感じられた箇所がありました。つまり作品として饒舌に思える部分です。それらが無くても十分に読みやすく魅力的な作品だと感じます。 乱暴をお許しいただけるのなら、私であれば >僕ら振り向くべきかい? >立ち止まる? >人間に留まりたければそうすればいいさ >そんな僕らの愛ってなんだろうね? >そんな空間での愛し方に君は耐えられるだろうか? これらは思い切って削り、また推敲を重ねると思います。 (トビウオ)

2019-05-01

stereotype2085様 コメントありがとうございます。 朝日が町中に射しこむ瞬間に立ち会うような、そんな空気を込めようとした箇所でした。歳を重ねると背負うものも多くなりますが、一方で本当に大切なものはそれほど多くはない。そんな主人公の潔さといったところでしょうか。 (Home)

2019-04-13

小寄道様 コメントありがとうございます。 今作はまさしく朗読を前提に書き上げたものでした。しかしテキストとして見ても個人的には気に入っています。ヒップホップの影響は大きいですね。それをどのように咀嚼して詩に還元するのか、ということはよく考えています。 (Home)

2019-04-13

沙一様 コメントありがとうございます。 眼光の消える瞬間を待ちました。写真のセレクトがまずは成功しているようで安堵しています。 (Home)

2019-04-13

あっ本当でした。渡辺さんありがとうございます。 片想いコツメカワウソさん、大変失礼いたしました。 (なんで)

2019-04-08

句の生まれる瞬間に立ち会ったような感動を覚えました。しばし余韻に浸ります。 (永遠)

2019-04-08

リフレインが少々くどく感じられました。ひとつはリズムがかみ合っていないこと、もうひとつは対になる一行の展開が飛躍に乏しいこと、そのように私が感じたからだと思います。例えばリフレイン自体にもミニマルな緩急を取り入れれば、テンポとスピード感が増すのではないかと思いました。 (カナル型イヤホンが耳に入らない)

2019-04-08

びっくりしました。キャッチコピーとしては弱く感じますし、片思いや切なさもあまり感じられない。そして肝心のアカウントが見当たらない。つまり私の負けです。 (なんで)

2019-04-08

静かな視界様 コメントありがとうございます。 今作は特に朗読を念頭に置きましたので、その点がリズムにも反映されているのだと思います。自信はそうですね、持てるまで推敲を重ねるタイプでありますし、根っこの生えた言葉選びをしたいとは考えております。 (Home)

2019-04-01

朽鷺さん、返信ありがとうございます。この場において看過できなかったので少々生意気を申し上げること、お許しください。 聖書の内容を広く知らしめたいのであれば引用元をはっきりと示し、ご自身の言葉を以てその素晴らしさを語ってほしかった。あるいは朽鷺さんの手による翻訳を披露してほしかった。それならば投稿「作品」として私も受け入れられたでしょう。現状「翻訳物の一部を自作と騙って公開」しているだけです。まったくのコピペです。作品投稿掲示板において、私としては到底認められる内容ではない。 なので次があるのであれば、ぜひ朽鷺さんの言葉を読ませてください。 (愛の本質)

2019-02-07

思い当たるところがありましたので。 もうひとつの投稿作とあわせて、ぜひその投稿意図をご教示いただけたらと思います。 (愛の本質)

2019-02-06

数日前にテレビで偶然ハクセキレイを見て、この鳥のことかと。 固くなり過ぎない韻と抑えたトーンのさじ加減が好みで、私の呼吸によく合い心地よかったです。 >寝具潰れている 二度現れるこのフレーズが秀逸でした。ともすると「あなたとわたし」の世界になりがちなところを一歩引き、場の空気を見事に捉えていると思います。同時に寝床の温もりの変化を感じさせ、時間的な奥行きもあります。 一方で三連、 >寒い息する胸壁 身体 ここでの体言の止め方はまだ推敲の余地があるのではないかと感じました。結果的に三連はフレーズの分割が続き、四連の冒頭の「とぼとぼ」の印象が薄まっているように思います。 (ハクセキレイ)

2019-01-31

社町 迅さま コメントありがとうございます。「筋肉が張っている感覚」、私にとって新鮮な評をいただくことができました。作中主体がいつになく能動的なのです。てっとり早く、人間のくさみを嗅ぎたかった。 (獰猛の月)

2019-01-29

まりもさま 名前を挙げていただきありがとうございました。 励みになっております。 (B=REVIEW 2018年12月投稿作品 選評)

2019-01-16

かるべさま このたびは推薦作に選んでくださりありがとうございました。 今作は自分の中での扱いが難しく、投稿するのかどうかを二ヵ月悩んでいました。 ですからとても励みになりました。ありがとうございます。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年12月分>)

2019-01-16

「同じ店の空間」 という箇所ですが、さらに踏み込んだイメージを突きつけても良かったように思いました。一読者としての期待ですが、この詩にとってもっと相応しい、一連目に挙げられたような人生の交錯する「どこか」があるように思えてならない。 (他人の人生を笑うな)

2019-01-16

つきみさま 知性化のお話、腑に落ちるところがありました。今回に限らず、私は意図的に情感を切り離した書き方をすることが多いです。勉強になりました。ありがとうございます。 (安心)

2018-12-18

つきみさま 不勉強なものでネットで調べて参りました。 (安心)

2018-12-17

つきみさま 言ってみれば「あらゆる事への不感症」を俯瞰しようとしています。「私」の行動・思考は本当に不感症的なのか。外在化がなされていないだけで、きっと「私」なりの論理や感情に基づいているはずです。作中のようなエピソードを情念側から描いた作品はありがちですが、その逆のアプローチを取った形です。 (安心)

2018-12-17

かるべまさひろさま コメントありがとうございます。 私が必要とするものは人の数だけ存在しうる真実ではなく、唯一の事実なのだと思います。 (安心)

2018-12-14

お世話になっています。 酷評こそマナーのうえに成立するものだと思いますので、酷評する側だけが匿名になることに違和感を覚えました。堂々名乗っても困らないのではないかと。困る人はそもそもやるべきではない。 (【実験企画】酷評OK箱の設置 )

2018-12-13

つきみさま コメントありがとうございました。これは詩であって回顧録でもあり、つまり書く行為それ自体の持つ意味を思い書いたものです。お言葉を拝借すればそう、「感覚がない」。だからこそ行間に湧き立つ何ものかを確かめ、信じるために書いてきたように思います。 (安心)

2018-12-13

切実な思いは伝わって参ります。しかし作中話者固有の思いとしては表現しきれていないように感じました。ひとつには言葉選びがいささか凡庸であること、ひとつには構成の起承転結があまり感じられないことでしょうか。乱暴な意見で恐縮ですが、例えばすべての連をランダムにシャッフルしても成立してしまうのではないかと思うのです。 (無題)

2018-12-11

これだよ、これ。 改行がとても功を奏していて、読者もつい作中話者に突っ込みを入れながら読んでいる。 作品世界の構築の一端を自然と担わされています。 そこが楽しくてまた読みたくなるのだと思いました。 (名前 *)

2018-12-11

>あなたの推敲の歴史は 人類の歴史なのです ここに果てしないロマンを感じました。筆が進まない時は夜空を眺めてみようと思う。 (最古の詩人に捧ぐ)

2018-12-11

>瞬いた。 が抜群の効果を発揮していますね。 同じ敬体でも前半と後半でまるで響きが変わります。 それこそ光が屈折するような。 そして文字通り、恒星が瞬くのだと思いました。 (お星様)

2018-11-22

fiorinaさま このたびは大賞に推してくださりありがとうございました。また頂戴致しました選評に身が引き締まる思いです。自作が自身に作用するのは当然ですが、同時に他者へと託されているのだと実感しています。死に切るとはどういうことか。私自身のテーマでもあります。 (<選評フル>  大賞は「薄明」)

2018-10-19

渡辺八畳@祝儀敷さま コメントありがとうございます。 そこを汲んでもらえて嬉しいです。 フナムシは、本当は踏まれたがっているんじゃないかと。 それをなぜ逃げるのかと。 住まう世界の対比を一連目に託したかったのですが、難しいですね。 (舟のあしなが)

2018-10-14

no.20さま コメントありがとうございます。 わりと実感のこもった音感なのですが、果たしてどう伝わるのかなあと気にしている部分です。フナムシは最初は気持ち悪くて踏まないように歩いていたのですが、まったくの杞憂だと気がつきました。臆病なくらい逃げ惑う姿が可愛くもあり、切なくもあります。 (舟のあしなが)

2018-10-14

個人的な話で恐縮ですが、私はめっきり夜遊びをしなくなり、久しく夜空を眺めておりませんでした。それがつい先日、夜の海に照り返すお月さんを見る機会に恵まれて甚く心動かされたばかりです。この作品を拝読してあの時の感動をまた反芻しております。ありがとうございました。 (素敵な満月)

2018-10-12

前半と後半の対比が印象的でした。それだけに >あったものがなくなって >なかったものがある という箇所は種明かしであり、読者としては描写の中でそこに気づきたかったとも思いました。つまり主人公目線とは別にもう少し「何かが違う」という不穏な気配、緊張感を楽しみたかった。 この構成であれば中心部分がぎゅっと締まると、前後半の対比がさらに鮮烈になる気がします。 (マンションからの風景)

2018-10-12

るるりらさま コメントありがとうございます。 私は響ではなく山崎の方が好みでしたね。 さて該当の箇所ですが、 一、「いちびり」という語の持つ小者感、および「ちびりちびり」という音感から導いた「すずめ」であること。また「あいくち」は扱いを間違えると自身も怪我をする、つまり扱いきれなくとも他に危害を及ぼすものであることには変わりないこと。 一、「匕首」は七つの首とも見えることから、そのまま雀のくちばしと見做し、夕日の中を飛ぶ「すずめ」の姿を表すこと。 一、一歩引いて「酒」はさんずいに酉であること、「酉の刻」からの連想。 以上のような意図を込めていました。 私は本来、好きなように読んでもらいたいタイプなのですが、しかし説明を要するようではいかんなあと反省しています。ひとに読んでもらえるからこその学びです。ありがとうございました。 (薄明)

2018-09-12

かるべまさひろさま コメントありがとうございます。 自分としてはどちらかというと堅気でない人物を書いたつもりでいました。 シーン、イメージ。 私は写真的に切り取る書き方のほうが得意なのだろうと感じています。 動きのあるものが書けずにいる。 (薄明)

2018-09-12

懺悔の告白だと素直に拝読したのですが、だとすれば改行することによって情念が分散されてしまっているように感じます。散文一塊として読ませた方が懺悔としての重みがより伝わるのではないかと思いました。 (懺悔)

2018-09-06

Rさま コメントありがとうございます。 朗読ですか。音読は常に頭においているので、読者に委ねた時どのように読んでもらえるのかと想像するとわくわくします。同時に書き手として、リーディングよりも文章において真価を発揮するものを書きたいという思いもあります。ですから「文字から音が聞こえてくる」というお言葉は正直、嬉しい。さらに言えばその先の静寂をえがきたいと思っています。 (コンカラ様が通る)

2018-09-04

橋本 哲也(投稿名 うしうたさと�さま コメントありがとうございます。 ありふれた祭りのようで、いつのまにか異界の敷居を跨いでしまったような雰囲気を出せたらと思っていました。 (コンカラ様が通る)

2018-08-29

渡辺八畳@祝儀敷さま コメントありがとうございます。 音頭を音で聴くべきかはさておき、祭りの喧騒を戯画的に捉えたいという意図はありました。私自身本来、語らずとも聞こえるような文章を書きたいと思っています。拙作の様式に必然性を見ず、ということはまさしく強度が足りていないのだと痛感しました。 (コンカラ様が通る)

2018-08-29

藤 一紀さま コメントありがとうございます。 昔は神輿も担ぎましたが、越してきてからは祭り自体から距離を置くようになりました。 土地が肌に合わないのか、それともよそ者の遠慮でしょうか。 毎年、遠く冷めた目で見ている自分がいます。 (コンカラ様が通る)

2018-08-22

stereotype2085さま コメントありがとうございます。 「祭り」には皆何かしらの強いイメージがあると思うので、あえて読者の想像力に委ねました。一方で、大きな祭りの行われる地域の一般住民にとっては交通規制が敷かれ酔っぱらいが溢れて、普段は巧妙に隠されている町の狂気が表出する時期でもあります。とくに最終日の深夜などは撤収作業と相まって、さながら百鬼夜行の様相を呈しコンカラ様に怯えます。 (コンカラ様が通る)

2018-08-20

三浦⌘∂admin∂⌘果実さま コメントありがとうございます。 オッペケペー節も同じですか、なるほど。 私も踏切の遮断機が裏拍で聴こえるタイプです。 (コンカラ様が通る)

2018-08-20

帆場蔵人さま コメントありがとうございます。 祭り囃子の昂揚感は時に怖ろしくも感じます。 (コンカラ様が通る)

2018-08-20

༺❦柿原 凛☂༻さま コメントありがとうございます。 あらかた単語の羅列で構成されるので、リズムと語感には気を使いました。 (コンカラ様が通る)

2018-08-20

粋な豆腐だ。これは絹ごしに違いない。 そんな贔屓の相手の正体は、豆腐の神様でした。 起承転結の手本のような名文です。背筋が伸びました。 (冷や奴と申します)

2018-08-18

なんと申しますか、実習がいろいろ大変だったことを思い出しました。 一挙手一投足に求められる理論的裏づけに振り回されてしまったり。 現在は言語のみではコミュニケーションが成り立たない場におりますので、 >オリジナルのあいさつで >オリジナルのかんけいには >迎え撃ちたいのです。 という箇所には深く頷いてしまいます。 (詩でしか言えない)

2018-08-18

ミュージックシーンのくだりはバッサリ削った方が、緊張感を保ったまま駆け抜けられたように感じました。 コメント返しも弁護士に扮するくらいの徹底ぶりがあっても良かったと思います。 (サンプリング)

2018-07-21

かるべまさひろさま コメントありがとうございます。 「 お し まい。」には明確なイントネーションと声色のイメージがあります。 それが伝えられるかどうかで、読まれ方が変わってくると思っています。 (新宿ナード)

2018-07-19

湯煙さま コメントありがとうございます。 語り手の時間軸はあやふやですが、世代が伝わればと思いました。 おっさんのトラウマといったところでしょうか。 (新宿ナード)

2018-07-19

まりもさま 言及していただきありがとうございました。 励みになっています。 (6月分選評)

2018-07-19

かるべまさひろさま 選評をくださりありがとうございました。 コメントの切れ味に、いつもぞくぞくしています。 (【フル】かるべまさひろの選評<2018年6月分>)

2018-07-19

藤一紀さま コメントありがとうございました。 「言葉のもつ音」ということに関して言えば、私は音読されることを前提に書いていますので嬉しいお言葉でした。 恥ずかしながら長いこと詞曲を書いておりましたので、その影響も大きいのだろうと思います。 (海はひとりに限る)

2018-07-19

五連において、なぜ語り手は「願った」のだろうと考えていました。 気づくでも思うでもなく、願う。 もしかすると語り手は >中にはそうでない寂しげな顔もあったけど という、そんな顔になりつつある自覚があったのかもしれません。 それゆえ >まだまだ僕の顔も >真っ白であればいい と願ったのではないかと。 さりげなくも深みのある言葉だと思いました。 (のっぺらぼうの町)

2018-07-12

三ツ矢サイダーと恋心の相性の良さは何なのでしょう。 淡い思い出をくすぐられました。 二連目以降、こんなメールを送られたことがあったなあと苦笑いしてしまいました。 (夏に靡くスカーフ)

2018-07-10

夜半に降る雨の匂いが感じられるようでした。 日差しが次々に広がってゆく様も目に浮かぶようです。 ですので、時間の移ろいを時刻で示すよりも情景で描き切ってほしかったとも思います。 (雨)

2018-07-10

仲程さま 選評をいただき大変うれしく思います。 とても励みになります。 (選評 さうら)

2018-07-10

天地がぐるぐると回るようなダイナミズムを感じました。 つかみどころのない様相が心地よいです。 だからこそ「今日」「明日」と落とすのは少々無難すぎたようにも思えます。 (足りない全て、一つの欠片と)

2018-07-10

まりもさま いつも丁寧に読み解いていただきありがとうございます。 拙作は三浦半島南部の海岸段丘地帯が舞台です。幾重にも重なり模様となるシルト岩、スコリア質の凝灰岩のように「さうら」という言葉にも多元的な意味合いを感じ取ってもらえたらと思いました。 >言葉の調子が美しく流れ過ぎてしまうような これは作中のアクセントと言いますか、今回に限らずメリハリの利いた躍動感が足りないと感じている部分でもあります。精進します。 (海はひとりに限る)

2018-07-08

次郎さま もったいないお言葉をありがとうございます。 該当の箇所ですが、最後に死生観を語らせることで「さうら」という言葉を生かしたいという意図がありました。 徐々に心情の揺らぎを見せ、その振れ幅が大きくなったところで「ぱ しゃん」と真っ直ぐに落とす。 毛筆で平仮名の「わ」を書くようなイメージでしょうか。 ですのでご指摘を受けて見直すならば「友」ですね。 これは作品よりも我を通したと反省すべき点かもしれません。 (海はひとりに限る)

2018-06-14

仲程さま 返詩をいただいたのは、これが初めての経験です。 >(ように見えた) >(ように聞こえた) この()のなかにレジリエンスを見い出しました。 拙作語り手の、今を生きながらもどこか取り残されたままの心を解放してもらえた気がします。 仮のタイトルは『五千百と一回目のゆうべ』というものでした。 ほんとうに感謝します。 (海はひとりに限る)

2018-06-14

社町 迅さま コメントありがとうございます。 私は海岸を歩くことが多いですね。 波音に身を任せていると、いろいろなことが思い浮かんできます。 (海はひとりに限る)

2018-06-14

かるべまさひろさま コメントありがとうございました。 おっしゃる通り、とある海岸段丘にある港の外れ、というイメージにレイヤーを重ねています。 蕪村のオマージュもそのひとつと読んでいただければ幸いです。 思い描いていた「海」の姿を読み解いてもらえたような気がしました。 ありがとうございます。 (海はひとりに限る)

2018-06-14

小さな虫になったような感覚になりました。 花瓶を見上げる虫です。 虫の視点からだと「花瓶にマヨネーズが活けて」あるように見えるのかもしれないと、妙な説得力がありました。 マヨネーズに有り付ける瞬間をひたすら待ち続けていたような、いじらしさや逞しさを覚えます。 (マヨネーズをめぐる愛憎劇)

2018-05-21

かるべまさひろ様 コメントありがとうございます。 何を書いているのか、ということを書きたかったのです。 (生える)

2018-05-13

>出る杭を打つ精神の大工さん >とてつもなく生産性の無い大工さん 私としては、敢えてこの連を挿し込むことに必要性を感じられませんでした。 最終連がきれいに落ちているだけに、むしろ削った方が物語として無理なく読めたと思います。 (金槌を持った大工さん)

2018-05-13

以前、あるコメントで断絶について書いてらっしゃるのを拝見して、勝手なシンパシーを感じておりました。 その断絶が垣間見えた気がします。(なんちゃって) (軽薄な自我か記憶無き散文か)

2018-05-13

「好きです」と言い切ることの清々しさがとても心地よいです。 江の島には所縁があり、冒頭から掴まれてしまいました。 四つの連を最後の「人生」に落とし込む起承転結として読んだときに、やや偏りを感じました。 これは内容が、というよりも「江ノ島」「伊豆」「キャンパス」「人生」という見出しがそう感じさせたのだと思います。 とはいえ、そんなものは吹き飛ばすくらいの眩しさでした。 (人生)

2018-05-11

まりもさま コメントありがとうございました。 返信が大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。 おっしゃる通り場面、場面を切り取るような描写であり、後半はフォーカスしたものをシャープに切り取るような感覚でした。 その分、前半はそこに至るまでの状況説明の意識があり、そこが曖昧さにつながったのだと思います。 音感か、イメージか。 悪い意味で欲張ってしまった気がします。 (大行進)

2018-05-11

まあ様 コメントありがとうございます。 少しでも引っかかる部分があれば嬉しく思います。 (大行進)

2018-04-24

社町 迅さま 選評を書いてくださりありがとうございました。 ご自身のスタンスをはっきりと表明された方に推薦をもらえる、ということは大変光栄なことだと思い、とても嬉しく拝読しました。 おっちゃんに対する印象は読者によってまったく異なるのでしょうね。 ゆえにタイトルと冒頭二行の読まれ方が変わってゆく。 私はそれが良いと思っています。 (選評)

2018-04-10

Rさま 選評に取り上げていただきありがとうございました。 本文とタイトルの対比が肝だと思っているので嬉しいです。 そして空蝉「の」のツボも近いものがありそうです。 全編クセのある話し言葉で押し通す作風は、個人的にはチャレンジでした。 ですのでどのように読まれるか、気にしていたこともあり励みになりました。 ありがとうございました。 (【初心者の】三月選評【Rのファンレター】)

2018-04-10

藤一紀さま 歌うヘッドライトが通じるのはなんだか嬉しいです。 人それぞれの生き方があり、苦労も人それぞれかと思いますが、その体験をどのように糧とし生きた経験へと昇華するのか。 そんなことを思いながら書きました。 (空蝉の)

2018-04-02

まりもさま この語り手は情景を交えて語る一方、「割に合わねえ家族ごっこ」だけは曖昧に濁しています。 二十歳で路上生活をしていた語り手の家族観とはどのようなものか。 行きずりの人間の集まりに何を期待していたのか。 感情的な部分をあまり表に出さない彼の心情を、浮き彫りにできないかと思ったのです。 ですが導入からのバランスの悪さ、思わせぶりな書きぶりが、読み手にそのように感じさせてしまったのだろうと省みることができました。ありがとうございました。 (空蝉の)

2018-04-02

「安心して絶望できる人生」という言葉を思い出しました。 冒頭からの描写は、途中に挿し込まれる引用と相まって混沌としています。これはスマートフォンから読むとより顕著でした。 後半に冒頭の自爆の連が丸ごと二回繰り返されますが、今度は引用が入らないために一律の周期となり、嵐が過ぎたような寂静を感じさせます。そしてその後に続く引用の数々。かつて救いを求めた言葉が語り手の血肉となり、内に存在していると思わされました。 >長く ようやく 息を吐く このようなことをできるようになったのは、語り手に余裕が生まれたから、ではないのだろうと思うのです。コメント欄の言葉をお借りすれば「諸々の生きにくい特性と共に折り合いを付ける事が出来」る己である、と知ることができたからではないでしょうか。 「ようやく」の重みを想います。 (自爆それと)

2018-03-24

初読ではスモーカーのひとりごとに始まる話と読みました。 私自身、雨が降ると軒下に身を寄せて煙草をのんでいたことを思い出したからかもしれません。 対比の箇所はそれまでの暗いイメージの場面から一転、街灯や火花の残像が目に焼きつくような眩さがあります。 全体を見渡した時に導入部分が少し説明的に感じました。 >よるにあめ >ぽつり ぽつり と直後の >あめがふりはじめたね は重なる部分があると思いますし、夜という場面も「がいとうのひかり」や鉄の粒の閃きが導いてくれると感じたからです。 コメント欄を拝見して、私はふたりのやりとりとは読んでいなかったのですが、「ホタル族」の哀愁を感じられた作品でした。 (始まらない話)

2018-03-08

Rさま コメントありがとうございます。 これは一度書いたものを思い切って、独白スタイルとして全編書き直したものです。 登場人物を、一心不乱にしゃべり続ける人とそれを黙って聴くしかない人(ここでは読者)のふたりに絞ったことで、よりタイトルが際立ったと思っています。 (空蝉の)

2018-03-08

李沙英さま コメントありがとうございます。 語り手のちょっと長い身の上話にお付き合いいただきありがとうございました。 わたし自身、お酒の席ではちょっとご遠慮願いたいタイプの人かもしれません。 口調の訛りが変に混ぜこぜになっていて、なんだか胡散臭いのですよね。 (空蝉の)

2018-03-08

鹿さま コメントありがとうございます。 読者に一方的に語りかけるスタイルなので、声として伝えられたことを嬉しく思います。 この男の印象は読み手によって全く違うのだろうと思っていますが、差し入れなどいただいたら調子に乗ってリミット3000字まで語り続けるのだろうと思います。 (空蝉の)

2018-03-08

仲程さま コメントありがとうございます。 一貫して話し言葉なので、リアリティと語りのリズムを大事にしたつもりでいます。 (空蝉の)

2018-03-08

饒舌で淀みのない語り口からは厭世観の裏に潜む、生への執着が感じられました。 献体となるのは禊の意味合いもあるのではないかと思います。 >生き生き生きて夜の陰 >死に死に死んで朝の露 という箇所で空海の言葉を連想させるなど、言葉選びから日本仏教的な死後の世界観を想起しました。そのことで言外の「もし来世があるのなら」という期待を感じさせるのかもしれません。 最終連が少し説明的に感じられ、「ホルマリンの棺」という言葉の存在感が弱まってしまった気がします。 >それではお暇いたします の差し込みの間が絶妙でした。 (或る女の剖検)

2018-03-04

エイクピアさま コメントありがとうございます。 民謡のリズムとは面白い気づきをいただきました。 自分でも想定していなかった声が聴こえてきたような思いです。 感謝いたします。 (広縁日和)

2018-03-04

鹿さま コメントありがとうございます。 「のんゆり」という表現が読者にどのように伝わるか、気になっていました。 ですから受け取り方を示していただき感謝しています。 どうかおこがましいなどとおっしゃらず、切磋琢磨できればと思っています。 (広縁日和)

2018-02-28

社町 迅さま コメントありがとうございます。 正直「多くの日本人が捨ててしまった風景」かどうかは分かりませんが、確かに描きたい風景やたおやかな時間の流れがありました。 登場人物のこころの動きも含めて、読者の方に伝わるものがあれば嬉しく思います。 (広縁日和)

2018-02-28

仲程さま コメントありがとうございます。 花ひらく直前のつぼみからは、グロテスクなほどの生命力を感じたりもします。 「心情がにじむ」ような描写は心がけたいなと思っています。 (広縁日和)

2018-02-28

ささま コメントありがとうございます。 これは雪解けの庭園にて書きました。 気に入っていただけて素直に嬉しいです。 ご指摘の行は視線の移ろいの描写に腐心した箇所でした。 (広縁日和)

2018-02-28

奇偶さま コメントありがとうございます。 うつくしい言語感覚を身に着けて、崩せるようになりたいです。 (広縁日和)

2018-02-28

kaz.さま コメントありがとうございます。 読む際のテンポ、緩急の流れのコントロールを心がけました。 (広縁日和)

2018-02-28

ぜひ生産ではなく出産していただきたい。 そして拝読させてください。 >それは嘔吐のように口から溢れ出す。 睡眠薬も効かない、言葉の発作。 吐瀉物に塗れて、私は朝を迎える。 この連において睡眠薬という言葉は、すこし唐突かなと感じます。 おう吐からの吐瀉物という流れの中で違和感を覚えました。 (自己紹介、私が言葉を書く理由。)

2018-02-23

前コメント、誤送信をしてしまいました。すみません。 初読では、二日酔いの朝はこのように取りとめなく感じたり、ぐるぐると考えていることがあるなあと思いながら読んでいました。ですから >素面も度を越すと思い出がつくれない という一行にも、それでも自分は素面と思う「二日酔いあるある」の可笑しさにクスリとしました。 しかしながら作中、どこにも酒を「飲んでいる(た)」という描写がないことにも気づきました。そうなるとこれは素面の状態なのか、はたまた白昼夢の世界なのか。あれこれ思案しているうちに、最後の一行の虜になってしまいます。 (下戸)

2018-02-23

(下戸)

2018-02-23

Rさま コメントありがとうございます。 庭園の景色とともに、日々変化していくこと。 そんな様子が少しでも伝われば嬉しく思います。 韻律の雑味という観点からも、漢字と仮名の表記には気を使いました。 初読で淀みなく読んでいただけるか。 ですから「大正三色」は悩みましたね。 錦鯉に興味のない方に、果たして「さんけ」と読んでもらえるのかと。 (広縁日和)

2018-02-18

その場の空気感が伝わるようでした。4の会話の間が心地よいです。実際のプレイの描写が加わると、登場人物たちの「障害」と一括りにされがちなそれぞれの特性が引き立ち、その後のありんこメンバーからの手紙の内容がより生きるのではないかと感じました。 (夕立)

2018-02-13

KURA_HITOさま コメントありがとうございます。 情景を紡いでいく書き方は好きなのですが、ともすると雰囲気だけで終わってしまう危険がありますね。 これからも精進したいと思います。 (撹拌)

2018-02-03

蛾兆ボルカさま コメントありがとうございます。 >生なましい現場を繊細な写真技術で写し取ったような とのおことば、とても嬉しいです。 と言いますのも、好きで写真を撮っていまして、詩を書くにあたって組写真をイメージすることも多いからです。 >読者に渡さないものが何かあり、隠蔽と封印の気配の中に留め置かれます。 今回は殊更に核心には触れませんでしたが、情景描写のすき間から主題が湧き立つような作品を書きたいと常々思っています。 (撹拌)

2018-02-03

百均さま 丁寧に読んでいただいてありがとうございます。 とある夜景スポットに機銃掃射の痕が残っていることを知ったときの気持ち。 おっしゃる通り終戦、これはシベリア抑留体験者とその家族の話を初めて聴いたときの経験がベースにあります。 (撹拌)

2018-02-03

二条千河さま コメントありがとうございます。 タイトルに言及していただけて嬉しいです。 自分としては呼びかけ調のほかにも掛けたつもりでいます。 (あっちいね)

2018-02-03

百均さま コメントありがとうございます。 まりもさまへの返信でも触れましたが、大雪の影響でお湯が数日間出なくなり >お湯はそれだけ人間の生活と切り離せない そのことを実感したのでした。 短文ですので、色々読めると言っていただるのは嬉しいです。 (あっちいね)

2018-02-03

まりもさま コメントありがとうございます。 大雪で水道管がやられてしまったのでした。 >片方の手袋を無くした人の「寒さ」「冷たさ」に想いを馳せながら、自分はまだ、蒸気で手を温めることができる、と、そんな余力も持ち合わせている、そんな語り手のバイタリティーを感じました。 年を重ねて、生活者として逞しくなったのかもしれません。 そう信じたいものです。 (あっちいね)

2018-02-03

エイクピアさま コメントありがとうございます。 >一人で行きたかったんだっけと言う逡巡がこの詩の眼目のようにも思えました。 この箇所とタイトルをどう読まれるかによって、印象がまったく変わるのだろうと思って書いています。 (あっちいね)

2018-02-03

蛾兆ボルカさま コメントをくださりありがとうございました。 やかんの底からのぼる気泡を眺めていて、ぽっと出た青くさい感傷が可笑しかった。 ですから最後の行は描きたいことではありました。ただ、勢いで書き過ぎたのかもしれません。 いただいたアドバイス、たいへん参考なっています。ありがとうございます。 (あっちいね)

2018-01-31

完備さま コメントありがとうございました。 >個人的にはギリギリアウトの分からなさです。 ひとつには核心に触れず、その周りをもやもやとしている情景を描きたかったということがありました。それは言い訳として、書き手として「ギリギリセーフ」のライン上を行き来できる技量を身に着けたいと思っています。 (撹拌)

2018-01-18

三浦⌘∂admin∂⌘果実さま コメントありがとうございます。 >半透明な霞みがかったなかでビーズがころころ回るように遠のく子どもたちが最後にくっきり映った円になって消えちゃうような このように読んでいただけたこと、新鮮でうれしくなりました。ありがとうございます。 (撹拌)

2018-01-18

アラメルモさま 的確なアドバイスをくださりありがとうございます。今作では言葉に掴みどころがないような、声をあげて読みづらい文章を書きました。そのうえでもう一度、韻の流れや一文としてのうねりを生み出すといった観点で見直してみます。 (生業)

2017-12-23

百均@B-REVIEW ON/さま コメントをくださりありがとうございます。 投稿からしばらく経ちましたので白状すると、この作品では「障障介護」の語り手の頭の中で起こっていることを描きました。 ですから 「ごめんください」 に始まるコメント欄は他者との接点そのものです。もちろん「よめませんでした」も含めて関わりを持っていただけたことに意味があります。 (生業)

2017-12-23

三浦果実さま コメントをくださりありがとうございました。 >私には、本作の「本質的な良さ」を感じる感性がない、と思いました。 伝えられないのはひとえに私の力不足によるものです。すみませんでした。 その中にあっても >語り手が持つ他者との距離感覚みたいなもの を感じ取っていただけたことを嬉しく思います。「隔絶」が大きなテーマとしてあります。 (生業)

2017-12-13

読み切るのに体力が必要だなあというのが率直な感想でした。『キラキラ光る、お空の欲しいよ…』はPC閲覧ですと文字記号が細かすぎてくどく感じました。ただしスマートフォンからですと独特の浮遊感があります。 その後の『ご相談があります。』が、作中女性が妄想(本人にとっての現実)を語るような読みごたえのあるものだけにもったいなく思いました。 >とても怖くて特に気を付けているのは目に入る大きさの棒状のものです。 >私が何かで倒れた時、目に入る棒が無い位置にしか立てません。 この箇所は特に生々しい当事者性を感じさせます。 しかしながら「カオティックハードコア」と聞いて納得するスタイルでもありました。良い意味でどこまで破茶滅茶な作品を読ませていただけるのか楽しみにしています。 (お子さん、SUNgです。)

2017-12-12

独特のタイム感と余韻に浸りました。 <胎児と <お母さんは共犯者 だんだんと胎児が主犯格に思えてきて、ならば女は何を愁いでいるのかなどと思いを巡らせてみたり。読み返すたびに味わいが増していきます。感想に終始してしまい申し訳ありません。 (黄金色のストール)

2017-12-08

オムニバス形式で読みやすいですね。それぞれの語り口調にもう少し個性があればさらに流れが小気味良くなるように感じました。が、日記を介して人の意識にアクセスを試みているようなこの空気感も捨てがたい。 (僕たち私たちの恋愛日記)

2017-12-02

夏生さま はじめまして、コメントをくださりありがとうございます。 「覚悟」が表現できているのだとしたら作品としては及第点かなと安心しました。わたしという人間が弱いからこそ、断固とした決意表明をする必要があったのだと思います。 (宣告)

2017-11-24

もなかさま 過去の投稿作品まで遡り、背景まで読んでいただけたということに本当に感謝しております。鋭い読みについ生々しい話をしたくもなりますが、それは作品の品格に関わるだろうと思い直しました。 ですので時系列について一点だけ。この作品は一年ほど前、自分を奮い立たせるために書いたものです。そしてその時からずっと、いま現在も、支えとなっている言葉なのです。 (宣告)

2017-11-24

まりもさま いつも興味深いコメントをくださりありがとうございます。 わたし自身は「生き切る」という言葉のポジティブな響きが少々苦手であったりします。川に放たれた稚魚のうち、いったいどれほどが成魚となり川へと帰ってくるのか。そのほとんどが死ぬための旅に出ているように、誰もがドラマティックで語り継がれるような最期を迎えるわけではない。それでも最期に向かって粛々と時を刻んでいく、そんな人に対するわたしなりの敬意が「死に切る」と言わしめました。 これは生に対して悲観的な向き合い方をしているのではなく、死そのものや残される者に対する、いたって周到な準備が含まれるように感じるのです。 (宣告)

2017-11-24

花緒さま コメントをくださりありがとうございます。 詩というにはストレートに書き過ぎたかなと思っています。これは一年ほど前、自分自身を奮い立たせるために書いたもので事実、支えとなった言葉であります。 言葉のちから、詩のちから。 我ながら青臭いですな。ですからリーダビリティと強度に言及していただけことを大変うれしく思います。 (宣告)

2017-11-24

冒頭からの緊迫感あふれる描写に導かれ、解かれるように内的世界へとつながっていく、その様と展開に引き込まれました。 しかし四連冒頭、 <まだ温かい肉体は 物質であって父ではない という箇所がやや説明的に感じられました。「父でない」ということは <父は あの明るみの中に居る という描写で十分伝わると思うからです。 重要な一行であるだけに、わたしにはそれまでの切れある流れが滞ったように感じられて、続く四連も冗長な印象を受けてしまいました。それだけ前半の完成度が高いのだと思っています。 (海)

2017-11-20

難しいことは考えずにただ、繰り出される言葉にまみれていました。ひねりとスピード感が心地よい。また番号がつくことで、おみくじや日めくりに通じる言葉との出会いの鮮度、期待感が保たれているように感じます。 (70の文と70の数字。)

2017-11-05

人生を樹木の年輪に例えることはありますが、角度とは。背中に生えるということは他人の樹はよく観察できたとしても、おそらく自分の樹のありさまを知ることは難しい。そのことが作品に深みを与えていると思います。 (背中の樹)

2017-11-05

>ああ、これだけは一枚しか書きませんので、 という断り文句の理由を >「あの人にはかなしみがない」 として第三者に語るところに、書家の神通力あるいは滑稽さを感じました。 「かなしみ」とは何か。それは花か。白か。裡にあるものなのか。個展会場という閉鎖空間には到底収まりきらない、物言わぬ「かなしみ」たちの立ち昇っていくイメージが儚いです。そこに力強さを見い出せなかったのは、一方で書家の言葉に図星を突かれているからかもしれません。 (個展)

2017-10-30

山あいで新しい季節が孵化する瞬間を、息をひそめて目撃したようでした。季節は繰り返すのではなく連綿と生まれ変わっていく連続。青紫、白、赤などの色名があえて明示されていることで、ちぎり絵のような大胆さや力強さが付与されているように感じます。 (たたきわる)

2017-10-21

5or6さま コメントありがとうございます。 遠くばかり見ている主人公の胸ぐらをつかんで、顔を近づける父の姿が浮かびました。新しい登場人物を見い出してもらえたこと嬉しく思います。 (層雲)

2017-10-20

深く感じ入るものがあります。しかしそれを言葉にするのはこの場にふさわしくないと感じています。ストレートな作品であるがゆえ、自分の人生と切り離して語ることがどうにも難しい。それでも書かずにはいられなかった。読ませてもらえたことに感謝いたします。 (カテーテル)

2017-10-18

まりもさま コメントをくださりありがとうございました。 リズムに関してはむずむずするような揺らぎを取り入れたいと考えています。 >昨日できていたことが、今日も出来ているか?という問いかけ、軽く記されているけれど、重い問いだなと思いました。昨日の私と今日の私の連続性が、途切れている感覚。 この箇所に言及してくださったことに感謝いたします。 (層雲)

2017-10-17

もなかさま コメントをくださりありがとうございました。 「とちの木の、さらに向こう」 の末尾、まさに一字加えるかを推敲した箇所でした。 しかし六連七連を通して、イメージを出来るかぎり遠くへ広げていきたかった為、投げっ放しにしました。つけ足すと目測できる距離感に収まってしまう気がしたのです。 >欲張らず、丁寧を磨くように詩作する、この作品に出会えてよかったと思いました。 もったいないお言葉ですがありがたくいただき、糧にしてまいります。 (層雲)

2017-10-13

三か所の「すきだ」というところ、私はそれぞれ「好きだ」「隙だ」「鋤だ」と読んでみました。孤独とはいったい何だろう。暮らしの上で孤立が困るのは分かる。疎外感も理解できる。しかし「孤独」というものには特段の価値があるように思えてなりません。 (独り)

2017-10-02

思考や言葉が襞のように詰まったり拡がったりしながら大きなうねりとなり、どっと押し流されていくような感覚になりました。無軌道になりそうでならない表現の積み重ねはやがて巨大で精緻な世界のシルエットを描きだし、最後その前にたたずむ作者の姿が見えるようでした。 (回想タクシー)

2017-10-02

まりもさま 一連目の解釈、とても新鮮味を持って受け止めました。 男性でも女性でもふくらはぎに目がいきます。 腓腹筋は力こぶになり過ぎない方がいい。 足首はきゅっと、カモシカのように締まった方がいい。 ランナーよりもロードレーサーが好みです。 それから次亜塩素酸ナトリウムをバケツで薄めていると時々、どっちが薄まっているのやらと思うことがあるのです。 (餌やり)

2017-09-25

湯煙さま 調べてみました。 BOROさんの『大阪で生まれた女』ですね。 歌詞が21番まであり読み応えがありました。ありがとうございます。 詩作の過程で音読を繰り返しているので、「音からも面白く感じられる」とのお言葉をいただけて嬉しく思います。 (餌やり)

2017-09-24

三浦果実さま 「本能的なやり場のない気持ち」 なるほど癇癪とはニュアンスが異なりますね。 食事の世話を、ふと、餌やりと同列に感じる瞬間とでも言いましょうか。 口にはもちろん出せずとも、突然湧き起こってしまう考えなど。 いろいろな思いに振り回されて、それでも一日の終わりには「げんこつ」を包んであげたいと思う。 思いたいのです。 (餌やり)

2017-09-21

初読のとき、わたしは熱にうなされていました。 内臓を揉んでいるかのような感覚でした。 それはそれは心地の良い時間だったのです。 くりかえし読み返した病み上がり、川原に赴くとそこにはイスはなく 男も女もおらず、ただ裸の小学生が泳いでいるだけ。 それでも「溺れないで」と願わずにはいられない。 だからきっと、サボテンの針も見つけられるのでしょう。 (椅子と沈黙)

2017-09-19