平素よりB-REVIEWへの投稿・コメント活動にご参加いただきありがとうございます。5月の月間B-REVIEW大賞が決定いたしましたので発表いたします。

~~~~~

目次

・月間B-REVIEW大賞
・投票作品
・推薦文
・大賞作品へのコメント
・雑感 by 貴音

~~~~~

・月間B-REVIEW大賞

暗谷時宗『じっちゃん。~ポエトリーリーディング~』8票
あさ『 花火 』8票

・投票作品

最終投票数が3票以上の作品を発表します。

むむむむむむむむむむ 5票
カステラプリン5票
出世したい来世 4票
青の時代 4票
5/24票
she ))))>< ಠ Ɛ⁍̴̆ ❕   4票
客観的な当選に於いて(2) 4票
俺は人生において悩みが一個もねえんだ   4票
日課 4票
やっかみ 3票
地球 3票
フリーズ 3票
3票
はじまりの世界へ 3票
傘の中で飼育する 3票

5月分の投票について
いくつかの作品において、空打ちコメントが散見されましたが、いずれも空打ちコメント以外に作品に対するコメントを述べていたため、無効票とはしておりません。

・推薦文

続いて5月投稿作品に書かれた各推薦文をご紹介します。

推薦文タイトル対象作品
「じっちゃん」 ラップのリリックで万感込めてじっちゃん。~ポエトリーリーディング~
心地よい絶望 むむむむむむむむむむ

・大賞作品へのコメント

【貴音】
今月はじっちゃん。~ポエトリーリーディング~(暗谷時宗)、花火(あさ)のダブル受賞となります。記憶違いでなければ、お二人とも今回が初めてになります。おめでとうございます。今回、この二作を読み比べしてみたんですが逆になっているような気がしました。じっちゃんは推薦文を頂いています。一人の方に深く突き刺さるものだったのです。花火は多くの方から1票ずつです。これを見たときに自分はどう在りたいのかなって思いました。MVPに選ばれたいって話ではなく、自分の詩を誰かに読んで貰ったときに一人に刺さってもらいたいのか、多くの人に「おお!」ってなってもらいたいのか?って話。何度か考えたことはあるんですが、相変わらず応えというのが出ませんね。じっちゃんは今まで共に過ごした大切な時間を詩文、音楽ともに丁寧に静かに積み上げていくような感じがしました。私にはここまでの事が出来ないので天晴れです。それに対して花火は、今この瞬間!ライブ感ですかね。感性って花火をヒューンと打ち上げてでっかい音と色を咲かす感じですね。ほんとタイトル通りです。いやーほんと、楽しい五月でした。投稿、投票された皆様!ありがとうございました。

【mmm】
じっちゃん。~ポエトリーリーディング~
個人的には詩の内容はあまり目を引くものではなかったのですが、音楽とラップがあると、場の真実のようなものが生まれて、それっぽくなるなと思いました。あとはやはり、ポエトリーリーディングというアプローチというのもありますが、本人が努力して作品の完成度を高めているのが実感できるのが良い意味でびーれびっぽくないなあ、と思いました。詩にも、方向性の違いがあると思うのですが、どういった方向であっても完成度が高いと、それは人の目をひきますよね。

花火
とてもきれいな詩だと思いました。歯切れがよく、読みやすい文章で作られているので、一見すると筋が通らない文章もすらっと読めてしまいます。単語のイメージが頭に浮かびつつ、会話の流れを勢いで押し切って、気持ちの良い読後感だけが残ります。文自体が論理的に読むタイプのものではないので、変な雑味がないのも良いです。すっと読んで、あ、なんかこれ良いな、とふと思っちゃう、そんな詩でした。このような詩を書いてみたいと思えました。

・雑感 by 貴音

【あいさつ】
入梅の候、お変わりなくお過ごしのことと存じます。仕事やテンションの問題もあってあらかじめ呟きの方でも話した通り、ちゃんと詩を読む事は出来ませんでした。その辺は許してください。でも、読める範囲ですが新陳代謝が行われているように思えます。私はビーレビ17年組の古参側でございます。多分、土みたいなポジションなんじゃないかなと思います。そして新しい人達は草花みたいな位置なのかなと考えます。しっかりと根付けるようなものにやっていけたなら良いですね。ただ、ひとりではそれが出来ないので皆様には引き続きですが、ご協力をよろしくお願いいたします。

【自詩について】
少し前までは大雑把に言うと、女性らしさの路線ってのが私にはないなーと思っていたんで、それを開拓する為に推敲だとかひらがなをなるべく意識して使うとか、私が女性らしいと思う歌詞を読むとかやっていたんです。やって分かったのが作るのは大変、しかも下手くそだしなんだよ。これ、燃費やら消化やらが悪いなって思っていたんです。でも、また書きたての頃みたいな気持ちになれましたかね。でも、女性路線でメラやホイミを覚える前にまたヒャッハー暴走族の路線に戻ってしまいました。うーん書いていてやっぱり、その時のノリと勢いで何処までも速く、遠くへ!みたいなのが好きだなってのも認識したよね。もう女性路線をやらんって訳ではないけど、今はまたヒャッハーしている。皆も、新しいを今の作風から見付けられないなら、ちょっと違う方向に進んでみるのも良いのかも知れないですね。多分、私はモヒカンヘッドしているけどリボン付けているし、肩のトゲトゲに小鳥が止まるくらいにはなったかも知れない。

【ビーレビの話(ちょっとだけ)】
ビーレビがやっている訳ではないがギルドが始まったり、誰もが主催者になれる部活ツイキャスも始まり、なかたつさんと百均さんが詩人さんと対談するキャスをするようになった。小林素顔さんも、カクヨムの方で呼び掛けをしてくれており、私はこれを好ましいと思っており感謝をしています。良い意味で皆が勝手にビーレビの手足になって動いてくれる事で、ビーレビが活発化していくと感じている。そして、これがずっと続いて行くものであるならば、次の世代の運営さんも楽に出来るだろう。または他の所に知恵と力を使う事が出来るでしょう。あ、そういえば皆さんの総評とかを募集しています。今月は既にお1人から協力を頂いております(中止になったけどね!)別に総評じゃなくても良いです。なんでも良いです。エッセイやコラム、詩論、好きな物、自分の詩が出来るまでの話とか…とにかく何でも募集しています。恥ずかしいなら名前も別にペンネームでやってもいいです。総評がデジタル詩誌になってくれと夢見ています。お前らに託す!

【運営ツイートについて】
何人の方からお声は頂いているのですが、「お前のもんじゃないぞ?」「私物化すんな!」って意見があります。私は酷く落ち込んだのですが「言わなきゃ分からないんだよきっと。」というアドバイスを受けたので話したいと思います。私は自分がバカであり、周りの人間は賢い人ばかりと思っていました。だって投稿作品への読み解きとかめっちゃ出来ているから。こんな人達だから私がビーレビでなんでそんなん呟くの?って行動も分かると勝手に思っていたようですが、どうやらそれは間違っていたようです。理解しがたい存在だったのです。私から見たビーレビ公式は、投稿アーカイブを自動で呟くだけの装置に見えました。別にこのままで問題はないのですが、黄色い模様に終わっているような気がしました。なんか、そうだったらもったいないと思いました。自分の思いついたことや、考えたことを、詩なんかに関係ないことを呟くことで、少しでも多くの人に知れるならそっちの方が良いと感じたので私は呟いています。ユーザーよりも遠くの人にも知ってもらえたらと思うんです。ビーレビを知るきっかけが詩でなくても良いのかなって思うんです。飼い犬のこと、仕事のこと、音楽のこと、あー眠いーとか、そっからが入り口になってくれるかも知れないと信じて今日もいい加減な事を呟かせてもらいたいと思います。

【しめのはなし】
何だかんだ3ヶ月になってしまいましたがどうなんでしょうね?それなりにやれているのだろうか…と言う気持ちがビーレビやお仕事を通して常に付きまとっております。私は繰り返す人間なので今回もこりずに言うと、私は最短で半年、最長で1年で辞める予定である。この先、ビーレビにどんなことが起きるか、どんな事が出来るかなどで進退を決めようと思っている。めっちゃ真剣に考えて決める訳じゃなくて「あ~続けよ~。」「んなぁ~辞める!」みたいな感じで動いてくと思います。仮にだけど私が途中で居なくなった場合の話をすると、運営二人三脚の相方、mmmさんは私の数倍もしっかりとしていて柔軟のあるお方なので、安心して飛び込んで来てほしいと思う。後、私が退いた後に花園的なビーレビがスラム街みたいな方向に面白さを開拓していっても、それでも構わないと思っている。別に最初から気にしてないと思うけど、どんどん好きにやっていけと考えております。取りあえず、私でもここまで助けられてやって来れてるから、君達でも出来るぞ?はいおしまい!

以上で5月選考の発表とします。

2021.6.16 B-REVIEW運営 一同