作品投稿掲示板 - B-REVIEW

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お読み下さり、ありがとうございます。 >毛ほども考えたことがありませんでした 普通はニュースや動画を見ても、深くは考えないでしょうね。私の場合は 最初にちょっとした違和感を感じ、よくよく考えるとこんな物たちが残さ れているというのは、かなり異常な事態ではないかと気づきました。ゾッ として、背筋が凍りつき、この詩となりました。丁寧な感想をいただき、 ありがとうございました。 (1.5トンの遺留品)

2022-11-06

お読み下さり、ありがとうございます。 せっかくの内容とおっしゃっているので、内容については満足して いただけたようですね。 >無理に改行しなかった方が良かった 改行については、確かにいろいろな見方がありますね。改行しない といっても、ほとんど改行のない詩もあり、その程度の問題があり ありますね。私の場合、ほとんど改行のない詩は好きではないので 、適度に改行していたつもりでしたが。 (青空へのプレゼント)

2022-10-20

かりんちゃんへの愛情がヒシヒシと伝わってきます。おそらくこれは フィクションではないような気がします。安っぽいつくりものにはな い、何かリアルなものを感じました。 (かりんちゃん)

2022-10-10

お読み下さり、ありがとうございます。 色についてはあまり意識せずにつくりました。ご説明を読むと、色という ものにもいろいろ深いものがありそうですね。勉強になりました。また、 透明なロープにした理由にも言及していただき、感謝いたします。これほ ど丁寧に読んでいただくと、作者みょうりに尽きます。 (青空へのプレゼント)

2022-10-10

お読み下さり、ありがとうございます。 時々こんな童話のようなものが降りてきます。私のブログでは 最もイイネが取れた作品の1つです。ところが、某所ではほとん どポイントがつかなかったので、詩人さんたちは、こんなもの には興味がないのかななどと思いましたが、ちょっとその差が 大きいので、こちらにも投稿してみました。 (青空へのプレゼント)

2022-10-09

お読み下さり、ありがとうございます。 お好きなSFの世界にありそうな話だと思いましたが。 (前世の記憶などが集う場所)

2022-10-07

お読み下さり、ありがとうございます。 おほめいただき、励みになります。 (モナリザの告白)

2022-10-07

お読み下さり、ありがとうございます。 百科事典でお調べになるなど、本当に丁寧に読んでいただいたようで、 感謝いたします。作者冥利に尽きます!。 (モナリザの告白)

2022-10-04

追記をありがとうございます。でもいくら読んでも、その内容が残念ながら 理解できません。象徴的、抽象的な、まるで難解な現代詩のようで、理解で きたらいいのにと思いました。 (前世の記憶などが集う場所)

2022-10-03

お読み下さり、ありがとうございます。 >記憶にアクセス可能な脳と同じ性能が物質の全てに備わっている よくよく考えると脳も物質であり、確かに物質の全てに備わって いるのかも知れません。もし記憶が宇宙にあるとしたら、それが どんなに遠くにあっても、(量子もつれ)と同じ原理で瞬時に読み 書き可能と思われます。有名な(物質と記憶)のような、何か哲学 的な世界に近づいてきたような気もします。  (前世の記憶などが集う場所)

2022-10-01

お読み下さり、ありがとうございます。 >詩じゃないんじゃないの 詩情を感じていただけなくて残念です。前世とか、宇宙とか、 別次元とか、いろいろ面白く最近の脳の研究なども紹介しな がらつくったつもりでしたが。 (前世の記憶などが集う場所)

2022-09-30

短いけれど、何かグサッときますね。かの銃撃事件の犯人を 当てはめるとピッタリくるように、いろいろな事件が思い浮 かび、面白い試みだと思います。 (罪人)

2022-09-28

なるほど。フィクションでしたか。紅茶やお茶が好きで、毎日飲んでいる人は ドキッとしますよね。その意味では成功していますが、私の場合はできるだけ 役に立つ詩をつくる事を心がけていますので、ちょっと抵抗を感じました。 (コーヒー)

2022-09-27

>紅茶やお茶を飲むと唖(おし)になる はじめて知りました。検索してもそんな記事はみつかりません。 もしよければ、その情報源を教えて下さい。 コーヒーと油っぽい料理はピッタリですよね。チェロともまた ピッタリだと、私も思いました。 (コーヒー)

2022-09-25

お読み下さり、ありがとうございます。 そうですね。なんて残酷な時の流れでしょうか。今もど こかで次の事件の卵が着々と育っているのかも知れませ ん。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-09

上記返信はエイクピア氏へのものです。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-09

お読み下さり、ありがとうございます。 時間の経過とともに、いろいろな波紋が広がり、一番 驚いているのは本人かも知れませんね。特に同情論が 日増しにふくらんでいるのは、いかがかなものかと思 っています。お金の差し入れをしようなんて人もいる ようですね。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-09

お読み下さり、ありがとうございます。 そうですね。近頃この人への関心が高まっていますよね。肯定派もいる ようです。まぁ、彼のおかげでいろんな黒いつながりが明らかになった ともいえるので。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-08

お読み下さり、ありがとうございます。 犠牲者が国葬になり、我々の納めた税金にまでその影響が 及んで、日本の国民すべてにとってこの事件は、他人事で はなくなりました。腹立たしい限りですよね。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-04

お読み下さり、ありがとうございます。 ほんとに頭にきますよね笑。しかしその波紋の広がりで、 隠されていた事実が次から次へと明らかになり、またその 行動にもそれなりの動機があったという、興味深い事件に なりましたね。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-03

お読み下さり、ありがとうございます。 (一弾を投じて名を上げた男)

2022-08-03

お読み下さり、ありがとうございます。 そうですよね。ウクライナでも嘘が蔓延しているかもしれま せんね。 (恐怖の嘘ウィルス)

2022-05-09

お読み下さり、ありがとうございます。 嘘から身を守るといっても、流れてくる情報をすべて自分で 確認するのも大変ですよね。まあ、確認できないものは事実 や真実とは思わないことですかね。しかしウクライナやロシ アへ確認に行くのも面倒ですよね。しいて言うなら、ウクラ イナのある街の殆どが、爆撃で破壊されている動画なら、そ れをフェイクで作成するには、莫大な費用がかかるでしょう から、嘘ではないと思います。 (恐怖の嘘ウィルス)

2022-05-09

お読み下さり、ありがとうございます。 嘘の偉大な力を知っているプーチンが、その嘘でロシア国民のほとんどの支持を 得てしまうという、なにやら信じられない世界ですね。確かに、これが地球上に 存在している国か?と思わせます。しかし過去をみると、この日本での確かな実 績があり、嘘だけの国は地球上に存在していました笑。 (恐怖の嘘ウィルス)

2022-05-05

お読み下さり、ありがとうございます。 そうですね。自然治癒---嘘を事実や真実と思っている人は、それを自分の意志で見破ろ うとはしないでしょうね。偶然その事実などを見た時には自然治癒するかもしれません。 それにしても、いったいこの嘘が人間の集団に及ぼす影響とは、何なんでしょうかね。集 団催眠や集団心理とも異なる、もっともっと強力なもので、プーチンにとっては金のなる 木、支持票のなる木、権力のなる木などになっており、嘘は事実や真実をはるかに超える パワーを持っていることは確かです。 (恐怖の嘘ウィルス)

2022-04-27

お読み下さり、ありがとうございます。 そうですね。コロナで何かがおかしくなってしまった人間世界。しかしそれらは、過去 をみるとすでに存在していたものだった。ということで、この嘘の持つ巨大な力も、す でに日本で証明済み。ロシアの将来が心配になりますよね。 (恐怖の嘘ウィルス)

2022-04-27

いじめ問題や、さらには現在のプーチンのウクライナ侵略にも通ずるような な、人間のサガを、短いけれど端的に表現した詩だと思いました。 (いじめ)

2022-04-25

お読み下さり、ありがとうございます。 戦争というのはいつの時代も文学のテーマであり、また報道写真のように 写真家が実際の戦場に行き、その有様を世界に知らせるというものもあり ます。詩人も実際の戦場に行き、その有様を詩にして世界に知らせるとい う、報道詩というものもあってもよいのではないでしょうか。例えば、こ の春のない街という視点は、詩ならではのものです。報道動画では、この ような詩的な表現は皆無です。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-09

お読み下さり、ありがとうございます。 この光景がフィクションならよいのですが、現実のものであり日本もこれを 教訓として、今後の政治を進めて行かなければならないと思います。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-09

お読み下さり、ありがとうございます。 レイチェル カーソン,の「沈黙の春」は、残念ながら知りませんでした。同じ光景 ですが、爆撃の熱風で焼かれたものでしょうから、山火事と同じですぐに草木は芽 吹きはじめると思います。春は無理でも、夏ごろには花たちも咲き始めるでしょう。 現在のマリウポリでは、ほとんどの草木が焼かれてしまい、春の花はみつからない でしょうね。木々も焼かれているので、小鳥たちも寄り付けません。 ただ動画のなかで、赤い美しい花がポツリと咲いていた場面がありましたが、これ は死者を地中に埋めた後の、弔いのための献花でした。 プーチンが核のボタンを押すかもしれないのに、日本の核シェルター普及率はたっ たの0.02%です。海外では非常に高く、このマリウポリでも、まだ10万人以上の人 たちが残っていますが、地下のシェルターに住んでいます。 花たちが再び咲き始める夏ごろまでに、この戦争が終わっている事を祈りましょう。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-08

ロシア脳とは、大前研一氏の説のなかで使われた言葉です。 https://news.yahoo.co.jp/articles/2a8c201e8927db6603b5e64e5c2685e25dba8fe2?page=1 人が殺し合うのはもちろん嫌いですよ。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-04

お読み下さり、ありがとうございます。 私も自分の孫が殺されたら、老婆の祈りのように祈ったかも知れま せん。戦争とは、本当に残酷なものですね。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-03

お読み下さり、ありがとうございます。 今年の春はこの戦争のためか、桜をみてもなぜかその美しさを楽し めません。やはりこの街のことが気にかかっているのでしょう。本 当に残酷ですよね。春のない街は。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-03

もしあるとしたら、といっています。情に訴える言葉とおもっている のはあなたですよ。それがどんな言葉なのか、私のほうが知りたいく らいです。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-03

お読み下さり、ありがとうございます。 そうですね。ケンカ両成敗ですね。報道動画をありのままに表現して います。ですから、ここには私の情に訴える言葉などはありませんよ。 もしあるとしたら、実際に語っているウクライナの人たちです。たとえ ば、老婆の祈りなどはフィクションではありません。 まあウクライナや西側にも問題はあるでしょうね。ただ、この実際の 光景をみると、やはりロシア脳には抵抗が生まれてしまいますが。 (春のない街マリウポリ)

2022-04-03

お読み下さり、ありがとうございます。 返詩? もありがとうございます。 (WW3序曲)

2022-03-30

プーチンの暗殺が計画されている、というような報道も ありますね。独裁者とは孤独で、いつも暗殺を恐れてい るわけですから、精神状態がおかしくなってしまうのも 仕方がないですね。 (独裁者の恐怖)

2022-03-28

被爆国日本の核シェルター普及率が、0.02%とは唖然と しますね。無彩色の黒に染まるというのが、核の冬を意 味し、現在の状況に対する認識が甘い日本人への、警告 になっているような気がします。海外では、核シェルタ ー普及率が非常に高く、またすでにWW3が始まっている という人もいます。 (太陽のスペクトル)

2022-03-28

そうですよね。為政者も一人の人間に過ぎないのですから、特に 高齢になるとどんな病気にかかってもおかしくないといえます。 行動判断に影響を与えるような病気がこわいですよね。 (独裁者の恐怖)

2022-03-19

歴史をみると、独裁者はだいたい同じパターンですね。最初は 有能な側近の意見をきいても、次第に反対勢力を粛清し、いつ の間にかまわりがみなYESマンとなっていて、気づいた時は独 裁者。特に高齢になっておかしくなった秀吉にプーチンは似て いると思います。プーチンが独裁者だったかどうかは、歴史が 決めることでしょう。またケンカ両成敗なので、ウクライナや 西側にも問題はあると思われます。 (独裁者の恐怖)

2022-03-19

とても興味深いお話でした。なるほどと考えさせるところが多く、短いながら 短編小説のような趣で楽しめました。バーテンダーは奇術師とか、錯乱の夜に 満月はつきものだとか、相手のまとう気のようなものが、目を合わすといっき に私に入り込んでくるとか、大変参考になりました。 (Jazz Cafe Monterey)

2022-02-10

お読み下さり、ありがとうございます。 正解です。デカイ器のなかには他のスイーツたちも大勢いるというイメージです。 チョコパイも電子レンジで少し温めるとおいしいと思います。スイーツ好きの方 はいろいろ工夫して、よりおいしくなるような食べ方を研究しているようですね 。どら焼きなども冬場は電子レンジで温めると、よりおいしくなります。 (スイーツの王国)

2021-12-09

お読み下さり、ありがとうございます。 お名前からもスイーツ好きがわかりますね笑。私もチョコレートは 大好きで、毎日チョコとチョコパイを必ず食べます。それにどら焼 きとバウムクーヘンも加えて、全く飽きがこないのですよ笑。クリ スマスがもうすぐやってきますが、スイーツは別腹といっても限度 があるので、お腹をこわさないようにお互い気を付けましょうね笑。 (スイーツの王国)

2021-12-08

二〇一五年九月二十五日 「読むことについての覚書 >読み手は自分自身を読んでいるのである。 鋭い指摘だと思いました。この時読まれている詩は、鏡に なっているのだと感じました。 二〇一五年九月二十七日 「さいごの長篇詩について」 ポアロ VS ホームズ どちらがお好きですか。作品数では クリスティー の勝ちでしょうね。とにかく多くて、ポアロ だけでなく、ミス・マープル、おしどり探偵、バトル警視 などとドイルを圧倒しています。しかし、ホームズの人気 が衰えないのは、科学捜査をはじめて取り入れたことが、 評価されてのことだと聞いています。 (詩の日めくり 二〇一五年九月一日─三十一日)

2021-04-01

二〇一五年八月十九日 「『詩人園』、開園いたします! 入場料 無料です。」 漫才も顔負けの面白さ。大笑いしました。耳が痛い詩人が 多いのでは笑。 二〇一五年八月二十四日 「『詩人ダー!』新発売。」 >『詩人ダー!』新発売。 >なたの味方です。 なたの味方です。は あなたの味方です。ではありませんか。 (詩の日めくり 二〇一五年八月一日─三十一日)

2021-04-01

二〇一五年七月十二日 「オイルサーディン悲歌。」 復活するのも、考えもの。真理ですね。同じく永遠の命も。 二〇一五年七月十六日 「あいつ。」 確か学生服を投げて、川にいた大きな鯉をとった-----実話が ありましたよね。この「あいつ。」も実話かな?。 (詩の日めくり 二〇一五年七月一日─三十一日)

2021-04-01

前作は四行で、その一行一行が素晴らしく、それぞれの行の趣だけで 4つの詩ができそうなほどだったので、注目していました。たった一行 とは、チャレンジですね。でも、俳句よりは長い。7kmというところに 鍵をみつけました。制限速度というからには、km/hが普通です。従っ て、これは制限速度の数値ではなく、その道の制限速度で走った距離 ではないでしょうか。欠席して(サボって)海へ行き、泳いで遊んでそ の帰り道をバイクかな、走った距離の7kmは、まだ体がいたるところ 濡れていて、海のなごりが残っていた---------そんなふうに感じま した。傑作です。 と思ったが、作者のコメントをみたら、全然ズレてる笑 ?。 (欠席)

2021-03-31

詩というより、ごく短い小説のような気がしました。 小説として読むと、随所にみられる詩的表現が美し く、全体の長さも欠点とはならず、某所で高く評価 された理由も、そんなところにあるのかなぁと思い ました。 (ルート19号の幻想)

2021-03-31

コメントありがとうございます。 >ただ単調な作品 某所のコメントで、アイデアが素晴らしいとほめていただいています。まあ、 ひらめいてサラサラと書けたのですが、その過程まで見抜いた方がいらっし ゃいます。しかし、素直にこの爆発については共感していただけました。 (色彩のダイナマイト)

2021-03-21

コメントありがとうございます。 長い冬に閉じ込められた生き物たちが、春になって爆発するように 活動するのですが、特に花の色彩に焦点を当てました。次々に連鎖 する花々の開花が、短期間に起こり、まさに爆発です。それは春を まるで、祝っているようです。 (色彩のダイナマイト)

2021-03-21

この詩は某所で非常に高く評価された詩ですよね。ここでは残念 ながら、反応が少ないようです。私も最初は変な詩だと思って、 あまり興味がなかったのですが、高く評価された詩は美しい鏡で あり、自分を映すのだと思い、この詩のよさがわからないのは、 自分のせいではないかと、徹底的に分析してみました笑。かって な分析ですのでおそらく間違っていると思います。しかし、この 分析によれば、この詩の雄大なスケールがわかり、その面白い試 みも理解できて、なんとかそのよさもわかったような気がします 笑。 おそらく浜辺で、ふと海のパース、それも月から見た日本列島を 取り巻く、海のパースを描いてみようと思い立った。 海のパースで有名なのは、葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪 裏などですが、もしそうだとしたら月からとはユニークですね。 >海よりもとおい海の >浜辺には声の真空があり >水と石だけがきざまれて在る 月にも多くの海があり、海よりもとおい海ですね。そこには声 の真空があり、水と石もあります。 >列島の等高線をきりおとして >おんなたちは口々に >あれが星の曲率なのだとささやく 月から見ると、太陽の光たちは列島の高低差を消し(数千メー トル程度の差は誤差の範囲)、列島はただ球面上に長くのびて いる様を見せ、それは星の曲率に従ってまがっている。 太陽の光たちを、あたかも浜辺でたわむれているおんなたちと 同化させている。 >だがひとえに言ってしまえば >彼女らもまた >遠近法のパースの直線だ その太陽の光たちも、今描こうとしている海のパースの、海と 消失点を結ぶ直線となっている。 >くずれていくのはいつも >ちかい という言葉からだ >どこまでいけばいいのだろうか さあて、パースが崩れないようするのに、消失点をいくつにし て、それらをどこまで伸ばすかということだ。 >時計の針はすきとおり >水泡のなかになにもかもを なげ >またおんなたちがささやいている 時は過ぎてゆく。いろんなアイデアが浮かんだが、そのすべ てを水泡のなかに投げ捨てた。 >わたしは青ざめ >枯れた汗は燃え上がり >波音のふるえだけがたしかだ そのむずかしさに青ざめて、でた汗は乾き、波の音だけが 聞こえていた。 (海のパース)

2021-03-14

るるりらさんと同じ違和感を感じました。冬を閉じるには、 あまりにかわいい雪の子で、また矛盾も感じます。やはり 冬を閉じるのは、日に日に強く暖かくなる陽光であり、雪 の子ではないような気がします。私には、例えば以下のよ うな展開のほうが、自然に感じられます。 だれもが春めくなかで ひそやかにひそやかに 春とすれ違いに 小さな雪の子は 去ってゆく そして 日に日に暖かく 早起きになった陽光が 静かに静かに 冬を閉じていく (雪の子)

2021-03-05

はじめて読んだ時は、何かメチャクチャな感じでした笑。 しかし2回目になると、すべてが理解でき面白く、かつ 美しくつながっていることに気づき、さすがるるりら さんだなぁと思いました。以下、私の分析です笑。 >べるるとるるべは 2羽の鳥の名前 >べるるるるるる >るるるるるるべ と鳴いてるからそういう名前をつけた。 >幽霊船の匂いがして みんな まだ いきている 夏?の浜辺へゆくと、なにか腐ったような匂いがして くることがありますよね。しかし、貝たちはみんな 砂の中でまだ生きている------そんなふうに感じま した。 >ピーチクルパーティクル は潮騒を発する波たちのおしゃべり。 ビーチに来る と パーティに来る  を意味している変形ではないかな笑。 >光をまき散らすから >髪が草原になる  波たちが太陽の光をまき散らし とおさんの髪がまるで草原のように見える >はらっぱも うなばらも いっぱいのピンク ピンク色は少女にとって幸せと楽しさを表す色。 これらの分析は >風下の少女に聞こえている鳥の歌や >潮騒のおしゃべりをしてみせるけど というていねいな説明による。 >少女は 鬼子母神になって 大食いを表現し、恐ろしいまでの大食い笑。 これら以外はふつうに理解できました笑。 少女だった頃に、とおさんと一緒に単車で 潮干狩り行った、楽しい思い出ですね。 (ピーティクル・パーティクル)

2021-03-04

二〇一五年六月十七日 「誤字」 >「勝負をものにする」などという日本語にお目にかかったことがない。 確かにおかしいですね。勝か負けるかわからないのに、ものにするな どとは言えませんよね。ただあえて弁護すれば、ものにするというの が、暗黙に勝負の勝ちを意味しているとすると、その省略形ともとれ ます。即ち、本来なら---勝負の勝ちをものにする---となりますね。 実際に「勝負をものにする」が使われたサイトを見つけました。この なかで、一瞬の勝負をものにする、となっています。 https://buybuysale.top/pid-pidlink-348920.html 二〇一五年六月三十一日 「お母さん譲ります。」 何かぞっとするお話で、大変面白く、ふるえがきました笑。 (詩の日めくり 二〇一五年六月一日─三十一日)

2021-03-03

コメントありがとうございます。 >免疫を詩情に持ち込んだところ、いいな、と思いました。 >免疫機構の記憶とか、拒絶とか、詩と親和性が高いかも 今話題になっているワクチンに関係して、面白いのでは ないかと思い、免疫を含めた人間の記憶について深く調 べてみました。詩にするのには、旅に出るという設定が 一番かなと思い創りました。 (記憶のふるさと)

2021-03-03

あれれ。そうですね。現代詩フォーラムの最初のものだと思います。直す 前のものをコピーしていたと思います。投稿されたら、すぐにコピーしま すので。 (詩の日めくり 二〇一五年五月一日─三十一日)

2021-03-03

二〇一五年五月八日 「ゴルゴンチーズとオレンジの木」 >この二日間、再校に調理された素晴らしい食べ物を ここで再校は最高の間違いでは?。 二〇一五年五月十二日 「嫌な物語」 『厭な物語』も面白そうですが、『厭な詩』というのも また、面白いかもしれませんね(笑)。 二〇一五年五月十五日 「無意識領域の自我と意識領域の自我」 これは夢だと思いながら、夢を楽しむこともあり、完全な無意 識ではなく、意識との中間の自我ような気もします。 最近私が書いた詩の「記憶のふるさと」にも、意識して呼び出 す記憶と、無意識で取り出される記憶について述べていますが 、このほうがはっきり異なっていると思います。 二〇一五年五月三十日 「ハンキー・ドリー」 >数学の先生だっuていうから uはタイプミスでは?。 (詩の日めくり 二〇一五年五月一日─三十一日)

2021-03-02

二〇一五年四月四日 「Are you the leaf, the blossom or the bole?」 翻訳というのは、ほんとうに難しいものですね。有名な短い詩でも いろいろ異なる訳になり、あきれた事があります。人間がやってこ の有様ですから、AIがいくら進歩しても自動翻訳などはダメでしょ うね。詩ではない分野なら、何とかなるかもしれませんが。 (詩の日めくり 二〇一五年四月一日─三十一日)

2021-03-02

二〇一五年二月二十日 「詩論」 >こころが何が詩であるかを決定するのだ おっしゃる通りですね。美しい青年や風景、絵画、音楽-----みな詩で あると思うこころがその人にあれば、それらはその人にとっては詩で あり、ただ言葉による詩句になっていないだけ-----。同感です。 (詩の日めくり 二〇一五年二月一日─三十一日)

2021-02-25

べんもう様 お読みくださり、ありがとうございます。 138億年も膨張し続けている無から生まれた宇宙ですが、人間 のモノサシではなく、宇宙的なモノサシでみるとまだまだ生ま れたてなのかも知れません。無は後悔していないような気がし ます。だって、宇宙には美しい星々が、美しい銀河となり、そ こでは地球のように美しい生物たちが生まれ、繁栄しているの ですから、きっと無は満足しているでしょう。 (無のあこがれ)

2021-02-25

二〇一五年一月十二日 「詩人の才能」 >日常のささいなことのなかにでも、目にはしていても、それをまだ >だれも表現していないものがあって、それを詩句というもののなかに描出できる >ことを才能って言うんじゃないのかな ここで >「やおら冷蔵庫を開け/煙と共にしゃがみ込み」という表現にはほんとうに新 >鮮な驚きがあった とありますが、私にはどうみても普通の表現としか思えません。具体的にどの 部分が新鮮なのでしょうか。 二〇一五年一月十三日 「詩語についての覚書。」 >詩語は、もはやパロディー的に用いるほか、まっとうな詩作品など書けや >しないであろう おっしゃる通りですね。詩語が即ち詩句になると安易に思っているのでしょ う。そうなると、普通の言葉を詩句とするのがいかに困難かがわかりますね。 (詩の日めくり 二〇一五年一月一日─三十一日)

2021-02-24

福まる様 お読みくださり、ありがとうございます。 無とマルチバースは関連しています。無=真空ですが、この真空 のいたるところで多数の粒子がひんぱんに出没しているのです。 この粒子は、いったいどこから来るのでしょう。そう、別の場 所から来ている、その場所とは別の宇宙と考えてもよいような 気がします。それらの粒子により、無=真空が持つエネルギー の量は「無限大」というから驚きます。何かのきっかけで、そ のエネルギーによりビッグバンが起きます。 またマルチバースの簡単な証拠は、この宇宙が膨張している事 でも説明できます。即ち、宇宙が1つだけなら膨張している-- --などという事は意味がありません。他に何かがあり、そこへ と膨張しているのです。何かとは、別の宇宙、となりの宇宙と いってもよいでしょう。 (無のあこがれ)

2021-02-24

二〇一四年九月二十一日 「緑がたまらん。」 おそらく実話でしょうね。素敵な出逢い。柴田さんに その後また逢えたのか、気になりました。 二〇一四年九月二十七日 「卵」 数多い卵の話のなかでも長くてユニークで、SFのような 場面の転換が、タイムスリップのようで面白かったです。 (詩の日めくり 二〇一四年九月一日─三十一日)

2020-12-05

コメントありがとうございます。さわやかさを感じていただけた ようで、うれしいです。 (そよかぜと少女)

2020-11-21

とても密度の濃い作品ばかりの集合ですね。おもわず笑ってしまう 作品も多く、卵のかわいい話も素敵です。たいへん充実したもので 、どの日も勉強になるとともに、楽しめました。 (詩の日めくり 二〇一四年八月一日─三十一日)

2020-11-20

二〇一四年七月二日 「托卵」 二〇一四年七月十三日 「湖上の卵」 二〇一四年七月二十二日 「自分を卵と勘違いした男」 この詩に限らず、卵の話が多いようですが、何かワケがあるのでしょうか。 気になりました。 (詩の日めくり 二〇一四年七月一日─三十一日)

2020-11-19

二〇一四年六月十一日 「ホラティウス」 >詩語の廃棄である。これができる詩人は、現代においてもほと >んどいない。日常語で詩を書くことは、至難の業なのだ。 先日某氏に全く逆の指摘を受けましたが、日常語で詩を書くと、 非難されることがありますよね。 二〇一四年六月十日 「フォルム」 >詩における本質とは、フォルムのことである。 >形。文体。余白。音。これらがフォルムを形成する。 >意味内容といったものは、詩においては、本質でもな >んでもない。しかし、意味内容には味わいがある これについては、徐々に試してみようと思っています。 大変勉強になりました。はやく次が読みたい。笑。 (詩の日めくり 二〇一四年六月一日─六月三十一日)

2020-11-16

>そよかぜの悲しみはわだかまって雲となり、涙の雨をふらせる 素晴らしい感性をお持ちのようです。そのような展開も考えて いましたが、少し長すぎるような気がしてやめました。 (そよかぜと少女)

2020-11-16

>最後に救いのあるのがいいですね。 ゲーテの詩"すみれ"が、あまりにもかわいそうでしたので、モーツァルトが 2行を書き足したように、私も最後に救うことにしました。 >この詩についてはこの素直なままの方がいい 私もそのように思います。 (そよかぜと少女)

2020-11-16

>「亜麻色の髪の乙女」という曲を連想しました 鋭い。笑。この曲からイメージを広げて創りました。モーツァルトの 歌曲"すみれ"も参考にしています。 (そよかぜと少女)

2020-11-16

ご指摘は、今後の参考にさせて頂きます。 (そよかぜと少女)

2020-11-16

私もメルヘンを2作書いています。この作品より少し長いかも しれません。童話は子供たちに知識や教訓などを、楽しみなが ら教えるという、重要な役割を担っています。この作品が知識 や教訓を与えているかというと、少し弱いような気がします。 例えば、キツネの本当の習性や生活などをとりいれ、その知識 を教えるとか、いろいろ考えられます。雪を妖精にとか、月を お煎餅にとかは大人の詩人たちの表現であり、その点では大人 むけの童話のような気がします。今の子供たちが、雪を妖精と 思うでしょうか。近くにいる子供たちに、試してみるのがよい かもしれません。 尚、日本に生息しているキツネは、アカギツネだけ。4月頃に 出産し、巣穴から出てくるようになるのは6月〜7月で、親子で 雪をみることはないようです。親ギツネは、8月頃に子ギツネ を激しく攻撃して巣から追い出す(子別れの儀式)。 (まんまるお月さまとちびぎつね)

2020-11-08

早春のお墓参りでしょうか。実際に経験されたのでしょうね。 残雪が残る山道で、残雪に残る足跡にさらに早朝の薄氷がは り、それが別の誰かの足跡のように見えた、幻想的で美しい始 まりです。その薄氷の足跡が、おそらく祖父が亡くなったあ とすぐに亡くなった叔父の足跡に思え、それは祖父が亡くな る時につぶやいた(この時叔父は重病でそれが心配だった?) >オジサン あ、つし アツ、し アッシ が引き金となり、この幼いころのできごとが過去へといざな い、幼いころへとタイムスリッフ゜してゆく。まだ何も知ら ない幼いころ、もちろん鳥の名前や樹々の名前も知らない。 墓さえも。墓につくあたりで現在とオーバーラップして、 幻想的な白木蓮の花弁の描写は、まるで印象派の絵のよう です。最後に薄氷の足跡を踏み抜いて、完全な現在に戻る。 以上のように感じられました。全体が幻想的な美しさです が、"オジサン あ、つし アツ、し アッシ"という部分に 最初は違和感を感じました。亡くなる時につぶやく不明瞭 な言葉ではないかと思って、ようやく納得できました。 (知らない顔のあの人)

2020-10-23

久しぶりにのぞいてみたら、今創ろうとしている詩と 深く関係している、この詩を見つけ驚いています。 それは"無とは"という仮のタイトルで、無について のものです。いろいろな展開を考えていたところに この作品に出逢いました。無+Aで、A=形の場合がこ の詩であり、無+Aとすると、無単独よりは具体的と なり、無の本質がわかりやすくなり、面白いなぁと 思いました。ここで、 >無形の粘土達は、有形へ変容したがっていた ここが特に面白いですね。なぜかというと、長く なります。笑。ここはまさに無の真空が、量子論 的にみると、完全な無ではなく、粒子が現れては すぐに消えるという不思議なものなのですが、こ れが無が有になりたがっている----とみなすこと もできそうです。また、この粘土を物質をつくる 素粒子と考えると、いっそう面白くなります。 >この世のあらゆるものは、無形でないのであり まだ創作途中ですが、返詩のなかで ほんとうに何もない 無なんて ありはしない この部分と似ています。かってな解釈かも知れません。 それでは返詩です。 ***無とは*** 無がなければ 有はない 最大の発明の ゼロがなければ 今の文明は 存在しない でもそれは理論の中だけで 現実には ほんとうに何もない 無なんて ありはしない 巨大な力が 打ち消しあって 無となる時空に 僕たちは 住んでいる きみがうるさいって 言う騒音を 消してしまう装置は 音波の山と谷の 干渉で無音となっている それでもそれらが 完全ではないように せめぎ合う 巨大な力は ゆらぎ 無の中で 粒子が現れては すぐに消える そう 真空は無ではなく 巨大な力を秘めている 宇宙を生み出す 巨大な力を秘めている (粘土)

2020-10-22

ふじりゅう様 再びのコメントありがとうございます。 >なぜ主人公がYESと答えれば相手はNOと答えるのか、 量子もつれという現象を、ありのままに詩的に表現しています。 従って、なぜと問われても答えはありません。しかし、世界的 にヒットしたビートルズの「ハロー・グッド バイ」においても 、全く同じ You say yes, I say no という部分があり、なんの理由も説明していません。それでも 充分に通用しています。 (量子の彼方)

2019-12-21

真清水るる様 お読み下さりありがとうございます。 合気道とは、真清水るる様らしいユニークな発想ですね。確かにもつ れあい、互いの気でつながっていますね。ただ、二人の距離が近いと いう点が違っています。量子もつれは、どんなに離れていても作用し ます。例えば、一人が日本で、もう一人がアフリカにいても作用しま す。 ふじりゅう様 お読み下さりありがとうございます。 量子もつれについては、その現象は実験で証明されていますが、なぜ そのようになるのかは、現代の物理でもわかっていません。量子の世界 では、このような不可思議なことばかりです。従って >光速を遥かに超えた速度で反応する理由 をはじめとするいくつかのご指摘は、現代の物理でもわかっていません。 ただ、ご指摘のなかのいくつかは答えることができますが、あまり にも専門的になるので、興味がおありならご自分でお調べください。 例えば >なぜYESとNOが双方で逆になるのか これは電子を使った場合のスピンの向きで、上向き・下向きそれぞれを YESとNOとします。このほかに光子を使う場合もあり、その偏光状態が用 いられます。いわゆる量子もつれを実現するハードウェアとなります。 >量子もつれを使用して如何に情景や感情を捉えるか これは量子テレポーテーションで実現されており、この詩とは別の詩で 触れています。この詩は、量子力学を詩にしてみるというシリーズの最 初のものであり、量子もつれという現象をありのままに詩的に表現して います。また、量子もつれの面白さについては、あまりにも専門的にな るので避けています。 (量子の彼方)

2019-12-20

Jack様 お読み下さりありがとうございます。 楽しんでいただけたようで、うれしいです。 南雲 安晴様 お読み下さりありがとうございます。 過分なコメントをいただき、ありがとうございます。老若男女を問わ ず楽しむことができるメルヘンとして創りました。 (続・月と夜)

2019-12-20

右肩ヒサシ様 お読み下さりありがとうございます。 興味を持っていただいたようですね。量子コンピュータの時代です ので、無駄にはならないと思います。つい最近、50量子ビットのユ ニバーサルな量子コンピュータが商用化となり、現在のコンピュータ は、まさに古典コンピュータとなりました。従って、量子もつれや 量子テレポーテーションを知る事は、これからは必須のものとなるで しょう。 >書けば書くほど面白い詩となる ありがとうございます。しかし、この詩は、量子力学を詩にしてみると いうシリーズの1つですので、これくらいが丁度よいと思っています。 >彼女の気持ちがどういう状態にあるのかは観測するまで確定しない >告白してはじめて受け入れられるか、セクハラで訴えられるかが決 >まるんだ?? その通りですね。彼女の気持ちはYESとNOの重ね合わせ状態で、どちら なのかは彼女にも分かりません。告白(観測)してはじめて決まります。 仲程様 お読み下さりありがとうございます。 グルーオンを詩にするとは、素晴らしいですね。つい最近物質に質量を 与えるというヒッグス粒子の発見があり、量子コンピュータの話題とと もにミクロの量子の世界が注目されており、これを詩にするというのも 面白いのではないでしょうか。 (量子の彼方)

2019-12-20

なるほど。家出をした時は、確かにこんなふうになりますね。 他人の戸籍を買い、別人となって生きているのでしょうから、 故郷で生きていた自分は、死んだものとなる。そのように考 えると、この詩の流れがすべて自然なものとなります。 ちよっと暗い人生ですが、あり得えますね。しかし >自転車が静かに走って 私を追い抜いて行く 自転車に追い抜かれるたびに、故郷を思い出し後悔する。 そしてある日友人と出逢い、家出をした後の事を知る。 >母は私を馬鹿だと言い続けたっけね この--言い続けたっけね--は--言い続けたってね--とするべ きではないでしょうか。そして >駅裏 人生の裏街道を感じさせるこの言葉が、すべてを表現している と思いました。 (駅裏へ)

2019-12-19

いすき様 お読み下さりありがとうございます。 マクロの宇宙も不思議なことだらけですが、ミクロの量子の世界も 不可思議で、特にこの量子もつれは、量子コンピュータにも利用さ れる量子テレポーテーションに関係しており、重要なものです。 >僕がイエスと思ったときは、きっと君はノーだろう なるほど、面白いと思います。ありがとうございました。 (量子の彼方)

2019-12-19

渡辺八畳@祝儀敷様 お読み下さりありがとうございます。 >人は死んでも原子になって 量子もつれによる量子力学の非局所性を詩にしてみましたが、 そんなふうにも読めるのですね。量子もつれを説明しますと ---ペアになった粒子Aと粒子Bのそれぞれのスピンの向きが 「Aが上向き・Bが下向き」と「Aが下向き・Bが上向き」との 重ね合わせ状態を形成している場合です。このような場合、 一方の粒子を観測してその状態が分かれば、もう一方の粒子 の状態は観測するまでもなく、決まってしまうのです。たと えば、Aが下向きだと観測されれば、その瞬間Bは上向き状態 に決まります。これは状態の瞬間収縮により瞬時に起こります。 ------ 「量子もつれ」の関係にある2つの粒子は、どんなに離れていて も、この性質を示します。しかも、これは一瞬で起きるのです。 この上向き・下向きは1つの例えで、YESとNOでも、helloとgoodbye などでもよいのです。粒子Aと粒子Bをそれぞれ君と僕にしています。 この詩は、量子力学を詩にしてみるというシリーズの1つです。 楽子様 お読み下さりありがとうございます。 量子もつれを詩にしたところ、ビートルズの「ハロー・グッド バイ」を思い出す方が多く、また哲学的な感想もあり、驚いて います。もちろん、楽子様 と同じような感想もいただいていま す。ありがとうございました。 (量子の彼方)

2019-12-18

>物理を極めることで、禅定の境地まではゆけそうですね そうですね。有名な物理学者で、この世界の神秘さに触れ、神父に なった人もいます。 返詩です。 ****神によりかくされた次元**** かくれた次元に秘密がある いな 神により かくされた次元と言うべきか  そこはまるで 海のように 数々の波たちの 住みかだった ある波の振動数に共鳴して この世界の粒子が生まれる(超弦理論) そしてその粒子は 母なる かくされた次元の 別の波に導かれて この世界を漂う(波動関数) すなわち 粒子の本体は波であり かくされた次元の また別の波に導かれて この世界とかくされた次元を 動きまわる 量子の世界の 数々の謎はみなこの かくされた次元のなかにある このかくされた次元はなぜか 見られる事(観測機器により) を嫌い(観測問題) 見られていない時にだけ現れる まるで神のように 見られている時は 粒子はただの粒子となり この世界に確実に存在する しかし 見られていない時は 粒子はかくされた次元の 虜となり この世界のものではなくなる 不可思議な量子の振舞いは すべて このかくされた次元で説明できる いったい このかくされた次元とは何なのか 神だけが その答えを知っている (物質の真実)

2019-12-01

物質の真実----深遠なテーマですね。この問題は哲学的な立場や宗教的 な立場、あるいは 量子力学などの物理学的な立場で追求する事が可能で す。この詩では、最初は宗教的な立場かなと思いましたが、最後のあた りでは、むしろ哲学的な立場になっているような気がしました。 私は物理学に興味があるので、物理学的な立場から、最新の情報に基づい て、この問題に触れたいと思います。というのは、その内容がこの詩の答 えとほぼ同じだからです。 物質の真実とは、物質の正体とその振舞いにあると思われます。つい最近、 物質の正体についての、これまでの最大の発見がありました。それは物質 に質量を与えるというヒッグス粒子の発見です。これで物質の正体がほぼ 分かったと言われています。 さて、その物質の振舞いがなんとも不思議なのです。即ち、粒子は観測す るとある位置に現れるのですが、観測しない場合、どこに存在しているか はっきりとは言えず、確率でのみ表現できるのです。観測とは、観測機器 によるものをいいます。従って厳密には、人間が見るという行為とは異な りますが、ほぼ同じとすると次のようになるのです。   我見るゆえに 我あり   我見るゆえに 物あり 即ち。見ていない時は我も物もどこにあるのか分からない---4次元のこの 世界ではなく、5次元の世界にいるかもしれず、まさに不可思議な世界と なるのです。そうすると、いかに物質の正体がほぼ分かったとはいえ、そ もそも、我も物も確実に存在しているのだろうか、という疑問が自然に発 生します。ここで、物理学と哲学や宗教が一致してしまうという、なんと もいえない面白さ、それがこの詩の真実だと思います。 >物質は偽りだと思う この言葉が、黄金の輝きをもっている事を証明してしまったようですね。 (物質の真実)

2019-11-26

帆場蔵人様 お読み下さりありがとうございます。 >すべてを乗せて気持ちよく湖に消えて 来年もまた訪れるかもしれません。コバルトブルーの湖、その湖底に 眠る落ち葉に逢 いに-----未練かもしれませんね。 なゆた創a.k.a.NORANEKO様 お読み下さりありがとうございます。 お楽しみいただけて 、嬉しい限りです。 (コバルトブルーの湖)

2019-11-24

せいろん様 お読み下さりありがとうございます。 >入水自殺 ふじりゅう様とせいろん様が、そのように感じられたというので、少し 考えてみましたが、確かにそのような展開もあり得ますね。 湖底へと沈む枯葉を見て、入水自殺の誘惑が起こり、その枯葉を追いか けてゆく------とてもロマンチックな終わり方だと思いました。 この詩はもう作者のもとをはなれて、読者のものとなっていますので、ど のように解釈されてもよろしいかと思います。なるほどと思いました。 >コバルトブルーのほうが好き、と言ったのは彼女なのでしょうか 彼女なのですが、確かに主人公が言ったとしても、おかしくはないですね。 (コバルトブルーの湖)

2019-11-23

ふじりゅう様 お読み下さりありがとうございます。 >せつないイメージで一貫している 捨て去ることができない、終わったばかりの恋を、美しい映像とともに 表現してみました。 (コバルトブルーの湖)

2019-11-20

現フォでもコメントしましたが、音階の高低を描く微妙な尻尾のうごき---発想が素晴らしい ですね。 (猫族の村会議)

2019-11-05

taishi ohira様 お読み下さりありがとうございます。 >幻想ポロネーズを弾いてました この難曲を弾けるとは、うらやましい限りです。この曲について、「この痛まし い幻影は芸術の域を超えている」とフランツ・リストは評していますが、この詩 のタイトルにある幻影と、偶然でしょうが、重なりましたね。4人の女性との儚い 恋物語が有名ですが、この曲は男装の作家ジョルジュ・サンドと関係があるよう です。 私も趣味で弾きますが、モーツァルトのソナタとか、バッハの平均律のなかの簡 単なものとか、グールドなどの演奏を聴いて興味を持ったものを、実際に弾いて みたいということからの、遊びです。ありがとうございました。 (初恋・幻影 ---ショパンを追悼して)

2019-11-04

/舜舜 様 お読み下さりありがとうございます。 >モネの絵画を脳裏に浮かべながら 私もモネの絵画が好きです。 >文体が抜群に美しかった ありがとうございます。できる限り美しい言葉をちりばめています。 >優しさ、切なさ、温かさ、鮮やかな目に見えるものたちと同じだけ、 >見えぬものが思い浮かぶ ありがとうございます。さよならって言いそびれると、ずっと気になって しまいますが、コバルトブルーの湖に浮かぶ 落ち葉の舟に乗せて旅立た せれば、優しい解決をしてくれそうな気がしての最後の一文です。来年も また訪れるかもしれないコバルトブルーの湖、その湖底に眠る落ち葉に逢 いに-----未練かもしれませんね。 (コバルトブルーの湖)

2019-11-02

あああ様 お読み下さりありがとうございます。 楽しんでいただけたようで、うれしいです。 遠藤ヒツジ様 お読み下さりありがとうございます。 >かなり駆け足なのがすこし気にかかりました 確かに、その通りですね。じつは私もそのように感じていました。 >少年の家路までを空が見守る姿 この部分をあらたに追加すれば、より面白いドラマになると私も思い ますので、現在考慮中です。貴重なご指摘、ありがとうございました。 (月と夜)

2019-10-26

あおい様 お読み下さりありがとうございます。 >絵本のように描かれている この詩が絵本と同じ効果を読者に与えているとしたら、それは 杜 琴乃様 が指摘している---誰もが目にしたことのある「月に 雲がかかる」という風景----をドラマにした事が成功したのか も知れません。 (月と夜)

2019-10-25

このようなノンフィクションの美しい思い出に、レトリック などは無理に必要ないと、私も思います。 ただ、少し違和感を感じた部分があります。 >気難しくて 勉強家で 遊び人で このなかで、勉強家というのは、むしろ好ましい性格ですね。 >心からは楽しいとは感じていなかった >僕は感情を表に出せない人間で >お二人に無礼があったのではないかとやや不安なのです このながれでは、僕は感情を表に出してしまう人間で---のほ うが自然のような気がします。 またよいと思ったのは、--僕を誘ってくださった--からには旅 費などを二人の老人が負担したと思われるので、その強い動機 が必要になりますね。そこで >でもみんなにはとても親切で明るかったはず ここを補強して、-でも勉強家で みんなにはとても親切で明る かったはず---と、ここで勉強家という性格を追加したらよいの ではないかと思いました。 (二人の老人と僕)

2019-10-15

驚きました。これがノンフィクションなら、あきれてしまいますね。 そんないじめがあるなら、ニュースになってもおかしくない、深刻 な状況だと思います。 フィクションなら、ちょっとジョークが過ぎるように思いますが?。 ノンフィクションかフィクションで、いれるポイントが違ってきま すので、ポイントは保留します。 (いじめ)

2019-10-12

せいろん様 お読み下さりありがとうございます。 >読んでいて気持ちが良かった 楽しんでいただけたようで、うれしいです。 杜 琴乃様 お読み下さりありがとうございます。 >月を「迷惑」と感じる存在がある、という視点が >とても新鮮で面白かったです 中秋の名月に嫉妬した夜と星たちが、月を「迷惑」だ として 秋の夜のドラマが始まります。私も最初は少し違和感があった のですが、書き進めると結構面白いので、成功したかなと思い ました。 >老若男女問わず楽しむことができる ありがとうございます。今後もこのようなメルヘンに挑戦して ゆきたいと思います。 >夜空への好奇心が残り 杜 琴乃様におかれましても、秋の夜の違ったドラマに是非とも 挑戦してみて下さい。 (月と夜)

2019-10-10

渡辺八畳@祝儀敷様 お読み下さりありがとうございます。 >童話としての面白さはあると思う 現実の世界では、北極のシロクマと南極のペンギンが出逢うことはない ので、童話の世界だけで可能となる、そんな面白さかもしれません。 (ペンギンとシロクマ 魔法のメルヘン)

2019-10-07

渚鳥様 お読み下さりありがとうございます。 お久しぶりですね。過去の記憶を失われたとお聞きして、心配してました。 >読んでいて楽しかったです。 ありがとうございます。ちいさなメルヘンとして創りました。 なつ様 お読み下さりありがとうございます。 >とても癒されました まさに、その目的で創っています。 (月と夜)

2019-10-06

ゲーテの詩『すみれ』を思い出しました。ゲーテの詩は、 「人知れぬ恋ののぞみを、ひそやかに抱いて歌う」青年 の心を表現していますが、このなかでも、すみれ=青年 なのですが、詩に登場するのは すみれ だけてす。 この詩では >僕は花だ とか、僕----が多く登場していますが、この僕をなくして、 ゲーテの詩のように花だけにしたほうが、よりおもしろい のではないでしょうか。もちろん僕をなくすと、修正する 部分がでてきますが----。 (徒花)

2019-09-24

大変興味深い作品ですね。ステレオさんの好きな宇宙、惑星、方舟、天使、 ラファエロ.......を登場させて、2019年の大晦日----平成の30年間の最後 を、世紀末のようにとらえて、この作品をお創りになったように感じまし た。 新たな令和を迎えて、これまでの世界を振り返ってみると、この詩のよう な世界だった------。 >軌道から外れた惑星の旅が、終わっていく夜.... 平成の30年間と、その最後を表現していると思います。 ラファエロという絵画の世界の第一人者と、その描いた絵のなかの天使など を、その業績として使い、堕落した権威者の有様を表現した作品で、とても 興味深いものですが、ラファエロのファンにとっては、少し酷かもしれませ んね。 (ラファエロ)

2019-09-14

藤 一紀様 お読み下さりありがとうございます。 谷川俊太郎の『二百億光年の孤独』は、検索しましたがありませんでした。 『二十億光年の孤独』 のことでしょうか。作品は、谷川氏によれば1950年 5月1日に執筆され、二十億光年という距離は、当時の谷川氏の知識の範囲内 にある宇宙の直径を意味しているらしいですね。この詩のなかで >宇宙はどんどん膨らんでゆく >それ故みんなは不安である という部分が、私の詩の >いったいどこまでわたしは    ひろがってゆくのだろう という、わたし(宇宙)でさえわからない、その不安と同じもの になっていますね。この答えは、現代の科学でも解っていませ ん。そこで、この詩の着地点として、神を登場させています。 >神のみぞ知る この部分です。 ホーキング博士は神の存在を否定しており、そ の場合は、宇宙創成に着地点はないということになります。 谷川俊太郎の『芝生』と、私の詩との関連はないと思います。 (七色の空間)

2019-09-06

み う ら様 お読み下さりありがとうございます。 宇宙の始まりから現在までを、現代の科学で知られている仮説を もとに、詩にしてみました。 >時間の概念が無い世界観を時間の存在を語ることによって表現 ありがとうございます。宇宙の始まる前の世界は謎ですが、虚数 時間が実際に存在しているとして考えてみると、こんなものにな るのではないかと、私は思います。すべてが逆に動く七色の空間 ----それは宇宙の故郷です。 虚数時間は、ホーキング博士の宇宙の始まりについての、無境界仮説 のなかで、量子論の波動方程式に道具として使われたものです。現在 は、道具として使われた虚数時間が実際に存在していると、博士も思 っているようです。 宇宙には何があるのか・・・・ 実は、“見える物質”は宇宙のわずか4%を占めているにすぎません。 残り96%を占めるものはいったい何か。それが 「ダークマター23%」 と「ダークエネルギー73%」です。 stereotype2085様 お読み下さりありがとうございます。 >以前持ち得ていた価値観を、再度見せていただいた 宇宙の始まりについては、いろいろな仮説がありますが、私と同じ 仮説をお好みのようですね。こういう詩は、宇宙に興味を持つ人で ないと、その内容が理解できないという面がありますが、挑戦して みました。stereotype2085様も、ぜひとも一度挑戦してみて下さい。 楽しみにしています。 (七色の空間)

2019-09-05

ふじりゅう様 お読み下さりありがとうございます。 >神を中心に据えた 時間は現在も謎のままで、人間がどう考えても、その答えがでる とは思えません。とすると、人間もふくめた生物の謎、宇宙の謎 などとともに、やはりこれらを創造した神のような存在を考えざ るを得ません。そこで、世界各地の伝説などを参考にして、私の 考えを詩にしてみました。 また、(あらゆるものが 消え去ってゆくからこそ 素晴らしいの です)という部分は、女神が最高神を納得させる重要な部分とな っています。 (時をあやつる女神)

2019-08-22

ジミー様 お読み下さりありがとうございます。 >説得力がありますね! 時間というのは、科学が進歩した現在でも謎のままです。 神がもし存在したならこんなふうに、時間を世界に与え たのかもしれません。説得力は、確かにありますね。 (時をあやつる女神)

2019-08-19

出物腫れ物所嫌わず、ですね(笑)。以前、知人が阪急電車のなかで急に催してト イレがないので、車掌さんに新聞紙を敷いてもらい用をたしたという話を聴いた ことがあり、思い出しました。 (肛門(イエローゲート)攻防戦)

2019-07-15

>人魚のことばは あぶくです この発想が、素晴らしいですね。私もメルヘンを2作ほど書いていますが、あとは 魔法や魔法使いが登場すれば、子供たちも喜ぶと思います。もしかして、この作品 が、アンデルセン童話賞(?)などに投稿されたという作品の一部でしょうか。だと すれば、これはほんの一部分で、続きがあるように思います。 (めるふぇん)

2019-07-09

静かな視界 様 お読み下さりありがとうございます。 お褒めいただき、たいへん光栄です。 美しい映像とともに、別れのはじまりがいつだったのかと、 楽しかった思い出のなかを逍遥するイメージとなっていま す。 (石畳の道)

2019-07-02

沙一 様 お読み下さりありがとうございます。 >空白でゆとりをもたせるよりは、文体をぎゅっと縮小していた方が 確かに、少し空きすぎていますね。修正が難しいようですので、次回の 投稿から考慮します。ご指摘に感謝いたします。 (石畳の道)

2019-07-01

短いけれど、短歌や俳句に通ずる趣があり、必要かつ十分な 長さだと思います。とても好きです。 >静寂の >池を見ている >月二つ 単独で、俳句になっていますね。 (月と僕)

2019-07-01

フォーラムであなたが主張されている、映像的、音楽的要素が 必要であるという立場に、私も立っています。ただ、難しいこ とを難解な表現で書こう---というのは、違っています。 私の場合は、できるだけわかりやすく、かつ美しく創ろうとしま す。 この詩では、才能がある詩人の、るるりら さんでさえ理解するの が難しいと感じている、とおっしゃっています。 私なら、以下のように創るでしょう。参考までに。 空を舞い 落ちてくる 冬の妖精たち きらめいて 白銀のかんざしが 通りすぎてゆく 光と風とささやきを残して------ (あるなんでもない日)

2019-06-28

太陽以外は、すべて人間の過ち。原発も、核兵器も、戦争も。しかし時間が 経つと、人間はなにもかも忘れてしまう。何かにして残しておかないと、再 び同じことが繰り返される。次の瞬間に、同じ惨劇が降りかかってくるかも しれない、という事を知らせるために。あの東北の大震災では、(これより下 に家を建ててはならない)という石碑がありました。人間は、それをなぜ忘れ たのでしょうか。詩人は詩として残すという、素晴らしい詩だと思います。 (太陽と原発と八時十五分に寄せて 二編)

2019-06-19

実際に経験された事なら、人生で一度あるかないかの衝撃の記憶として残り、 詩人なら、こんなふうに詩をかくと思います。良くできていると思います。 (名前の付けられない記憶、そして今。)

2019-06-19

この詩は現フォに投稿して、まあまあのポイントをいただいたものですが、少し気に なるところがあって、2箇所ほど修正しました。改訂版として再び同じところに投稿 される方もいますが、私はこちらに投稿しました。完成度を高めたと思っています。 哀愁亭 様 お読み下さりありがとうございます。 >行間からアルビノーニのアダージョが聞こえてきそうです。 鋭いアンテナをお持ちのようです。つい最近ですが私の創った詩(涙のカルテット)で も、少女が大空の神秘的なカルテットを聴くという部分があります。最初だけ紹介し ます。 少女が窓辺に腰かけて 静かに外をながめながら じっと何かに聴き入っている その目からこぼれ落ちる 涙のしずくは キラリとひかる美しい ダイヤモンドのように つめたく輝いている なぜ泣いているのだろう あまりに悲しいめにあうと 聞こえてくるという 青空と太陽 そして 風と雲がかなでる 神秘的なカルテット 少女はきっと恋人と 離ればなれになったのだろう-------- こんなふうに、趣味の音楽を採り入れたものが多くなっています。 (過去からの旅人)

2019-06-17

とっても素敵です。もし、自身のことを書いているのなら、ずっと負け続けているほうがよいのでは。過ちの始まりなんてことは、彼女に失礼 ですよ。 (過ちの始まり)

2019-06-15

こういう、わかりやすい詩が好きです。内容も若々しく、初々しくてとても よいと思います。返詩します。 ***** 暗闇の残像 ***** きみを抱きしめて すべての映像がじゃまになる くらやみに手がのびて   僕の感覚は研ぎ澄まされる 柔肌のぬくもりが     残像と重なり合い たかまる鼓動を      おさえきれない もうなにもいらない    これからおこることがすべてだ  (はじまりとおわり)

2018-10-29

夢というのは、潜在意識にあるものを見ることが多いと思います。 この詩では、白く 無垢である少女にあこがれても、現実の世界で は生きていくため、世の汚さにこころなどが黒く染められてしま まっているので、それらをすべて脱ぎ捨てさせた裸体の少女を想う のに、その少女はどこか 遠い世界へ美しく沈んで逃げて行く----。 美しい少女へのあこがれを表現しているように感じました。 (夢、裸体、そして残酷)

2017-12-01

大切な人であればあるほど **別れる時に さよならって 手を振れない 別れのあいさつは できない **別れたあとに いつもいつも 笑顔ではいられない (その時の)悲しみの涙は 忘れられない **別れの原因について 神様からの質問に 何も答えられない **おそらくその原因は 大切な人でも 時には守れないこともある 描かれる六枚つづきの世界によって、大切な人との別れを 表現しているように感じました。 (六枚つづきの世界)

2017-11-01

(すべてを思い出すために---すべてを忘れる) プレヴェール『夜のパリ』を思い出しました。 (完全なくらやみは      そのすべてを想い出すため) 向こうのサイトでもコメントしていますが、ちよっと調べてみました。 寺山修司さんの「思い出すために」はやはり、プレヴェールの『夜のパリ』から影響を 受けているようです。 「思い出すために」 セーヌ川(岸)の手回しオルガンの老人を  忘れてしまいたい  青麦畑で交わした  はじめてのくちづけを  忘れてしまいたい  ---以下一部省略---  みんなまとめて  今すぐ  思い出すために とても好きなプレヴェールの有名な名作に原点を持つこの作品も、当然 ながらとても好きです。 (たとえ、あの日を忘れかけても)

2017-11-01

思わずドキッとしました。私がライカのコレクターである事を ご存じだとおもうのですが、耳が痛いです。でも、こんな話も あります。ライカのコレクターの間で有名な話ですが、この詩 と同じように、ライカのコレクターがなくなり、遺族が遺品を 整理して、なんと当時は20万円以上もしたライカを知らずに捨て てしまったという、面白い話です。捨てられたライカを他のコレ クターが発見し、大儲けしたというものです。この場合は1台だけ ですので、コレクターではなく、本当に欲しかったものを1台だけ 持っていたのかもしれません。この詩のなかに、このような宝物も なかにはある----というエピソードがあれば、より面白いような気 がします。 (蒐集家)

2017-10-21

タイトルと内容が変わりましたが、(ある終末の一ページ )は 冷たい美しさが、(人はそれを青空と) はあたたかみのある美しさ があるように思います。ここでは修正ができないようで、大変です ね。でも修正前と比較できるので、このシステムもよいかも知れませ ん。 (人はそれを青空と)

2017-10-07

この詩ほど美しくはないですが、同じ心象風景としての 青空を表現してみました。 **** 青空の住所は君の中 **** さびしかった つらかった いつも一人だった ぼくのこころのなかは いつも くもりぞら ときどき冷たいあめがふり 大風が荒れ狂う きみとの出逢いがなかったら ぼくは 闇の中で息絶えていた きみはいつも ぼくのこころに 青空をとどけてくれる 青空の住所は君の中さ わすれないでほしい きみなしでは生きられないことを (ある終末の一ページ)

2017-10-05

青空---神様が気まぐれに描かれた空のこと とても新鮮でユニークな表現で、感心しました。私の詩や短歌でも、青空は よくその中に存在していますが、なかなかそれ自体の面白い表現は困難で、 できませんでした。この表現を参考にして、私もいろいろ試してみたいと思い ました。この表現によって、この詩のような展開が可能となっており、いかに 重要なものであるかを知る事ができます。青空を主役にして、ここまで美しく 創られた詩は、これまでなかったような気がします。そう言えば私も、つい最近 創った短歌の中で、**青空の国のパスポート**という表現を使いました。 渡り鳥 どこでもゆける パスポート 青空の国 翼の住人 (ある終末の一ページ)

2017-10-05

キャンバスの地平線を越えて---という表現が素晴らしいと思いました。 前作と比較して少し難解ですが、素敵です。私も夢の映像という詩の なかで、カラスの似たような墜落を表現しています。夢のなかですが、 その落下感覚はリアルで、まるで自分がカラスになり落下してゆくよう な、恐ろしい経験をもとに作成しました。 (リトル・ムーヴメント)

2017-09-12

私も三浦果実さんと同じ感想です。なぜなら、私もこのような詩ばかり 書いています。詩人さんたちにはあまり受け入れてもらえないようです が、私は自分の音楽ブログで、音楽を聞きながら詩を楽しむというコーナ ーで自分の詩を紹介しており、一般の読者が分かり易い詩を、意識して作成 しています。音楽ネタが多く、その道の人ならわかるエピソードなどを、詩 のなかで表現したりしています。詩人さんたちとは異なる反応です。 また、このようにわかりやすい詩の作者として、尊敬する田中宏輔さんもおり、 その言葉で、強いフレーズを必要とするのは、才能のない者だけである。と おっしゃっており、反論する方もいるかもしれませんが、真実のような気がします。 (いつか終わりの日に)

2017-08-30