作品投稿掲示板 - B-REVIEW

萩原 學


投稿作品数: 17
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僕は20年以上前に洋書で読んだのに、覚えてないどころか勘違いしてました。黙示録的というより旧約聖書的に、虎じゃなく造物主を讃えた歌なんですよね。 無学な貧民のように言われたブレイクは、実際には相当な勉強家だったのでしょう。ヨーロッパに虎は居なかったし… (The Tyger.)

2020-07-12

戦後日本では人気がないブローニングも『ハーメルンの笛吹き』ばかりは童話として、複数の訳が出てはいるのだけど。『クリスマス・キャロル』みたいな季節性もなくて売りにくいようです。 レッド・ツェッペリン『天国への階段』にも少しばかり引用されているくらいだから、故国では知らない人がないのでしょうに。そこを意識した訳書もないようで。 詩人が「童話」と称したくらいにはメルヘン扱いされてるけど、元ネタは実録、でも真相は未だに不明。普通に移民だったら記録した筈。思うに政変劇だったから、史実そのままは支配層には都合悪くて改変したんじゃないかな、と。 (ハーメルンの子供たち)

2020-07-12

御玉杓子路上に轢かれ乾涸びた 踏み外し地上に落ちた夜の李白 ビルが回るぐるぐるぐるぐる 暑いけどシャワーだけだと肩は凝る 卓上に噴水置いた朔太郎 貴女は言ったショパンが好きと …俺のフーガも脈は尽きたか (お酒に溺れれば、山頭火になれるのなら。)

2020-07-11

ちょっと引きずってまして、「ハーメルンの子」とは孤児のことでは?と思えてなりません。 (ハーメルンの子供たち)

2020-07-11

餡がたっぷり入った円筒型の、地域によっては今川焼とか大判焼とか呼ばれる菓子が、当方では回転饅頭と呼ばれていたものですから『回転鯛』とは何と目出度い!などど思ってしまいました。そこまで甘くはなかったか。 普通の言葉を使って詩を作るのが難しいのは、普通に書くだけでは日常にしかならないから。ですが。その日常の物事を、どこか新しく感じさせるところが実に良い。僕は競馬は判らないし、ビール嫌いでハイボール好き、自転車ももう乗れなくなったし、趣味は合わないけれどこれは良いなと。 (かいてんたい)

2020-07-09

最初の伝承が『魔法の笛』伝説を下敷きにするのは当然として、『出エジプト記』も混ざっているように思えます。『魔法の笛』自体、ギリシャ神話に由来する筈だけど、どうもパンパイプは一時期、欧州では忘れられていたようで。オーボエのような縦笛がステンドグラスには描かれていました。当時の笛は、今で言うリコーダーに近い縦笛が大半だったようなのですが。縦笛が廃れて後には横笛の絵も出てきたり。笛そのものの描写が曖昧なのは、その辺を後から作った話なのかも。 1箇所だけ触れたレッド・ツェッペリン『天国への階段』で冒頭に吹くのはリコーダーのようですから、パンパイプを知らなければそんなものかな。 (ハーメルンの斑な笛吹き The Pied Piper of Hamelin)

2020-06-21

この有名な物語は諸説あり、ブローニングはNathaniel Wanley "Wonders of the Little World"に拠った。Piedとはカササギ(magpie)のように斑模様な服装を意味する。ハーメルンの教会にあったというステンドグラスの模写(Wikipedia)を参照。なお、ステンドグラスの記述では1284年6月26日の事、笛吹き男は「色とりどりの衣装で着飾った」とされている。 このバラッドは1842年春、William Macready の求めに応じ、病床にあったその息子 Willie のために書かれたもので、発表予定はなかった。詩人の妹 Sarianna がこれを写して Alfred Domett に見せたところ、非常に高く評価され是非とも新作に含めるよう強く勧められ、収録に至った。その描写は終始、魔術的雰囲気にあり、当時の詩人の趣味が窺える。詩人は後年、妻を霊媒が騙すところを見て一気に冷めてしまうのだが。 Brunswick:ドイツ語読みで「ブラウンシュヴァイク」。ブラウンシュヴァイク公家が1277年に守護職の権利を得て後、ハーメルンはブラウンシュヴァイク公国に属した。そもそもハーメルンはフルダ修道院の所領に属したものを、12世紀から13世紀にかけてエーフェルシュタイン伯家に実権を奪われた。ハーメルンの支配権を見限ったフルダ修道院は1259年、ミンデン司教区に売り飛ばし、ケルン大司教に認められた。これに反発したエーフェルシュタイン伯家およびハーメルン市が1260年、ミンデン司教軍とゼーデミューンデに戦い、ハーメルン市民軍は壊滅。捕虜はミンデン司教区に連行され処刑。ミンデン司教区は戦後、エーフェルシュタイン伯家と対立したブラウンシュヴァイク公家にハーメルンの禄を与え、ここにブラウンシュヴァイク公が登場。つまり連れ去り事件は権力の移行期に起きた訳である。 Rats!:鼠については、実は当初の記録になく、1559年以降に付け加えられたと判明している。黒死病の最初の流行は1347-1351年。 ermine:オコジョの毛皮。英国王室御用達にも定められた高級品で、裁判官や貴族が正装に用いた。ここでは政治家の法服を指すが、ブラウンシュヴァイク公国で通用したかは定かでない。 Corporation:英国では自治体の議会を言う。 trap :「罠」であり「計略」であり「窮状」であり「口」でもある。いずれとも読み取れる。 pit-a-pat:本邦では「ドッキドキ」という辺りだが、それだと韻が踏めない。 great-grandsire: sire はラテン語 senior に由来する古い言葉で「先達」ここでは「父親」を意味する。この曾祖父の趣味がアヴァンギャルドであったのか、笛吹き男が死霊に見えたのかは語られていない。 Trump of Doom’s tone:『ヨハネの黙示録』では7人の使徒がそれぞれラッパを吹き、「最後の審判」が始まる。タローカードの大アルカナ(=Trump)第20『審判』は、その思想を承けてラッパを吹く大天使を描き、その音に死者も墓から蘇る。ブルトンの詩集Arcane 17 を訳して『秘法17』とする例に倣った。 painted tombstone:欧米の墓は一般的に、復活を願って土葬し、墓石が傷んできたら塗り直すものであった。 self-same:言及済みのものと同じであることを言う。 cheque:checkに同じ。neck と韻を踏むため、pied に代えてこの語により市松模様を指す。ファッションとしては、Checkeredが規則正しい格子縞、Checkedは不規則でも四角に区切られたパターン全般といった違いがある。 pipe:パンパイプなどの縦笛。パンパイプはギリシア神話の牧神パーンが使ったというほど古い歴史と魔術性を備え、日本では排簫と呼ばれた。モーツァルトのオペラ『魔笛』に登場する笛もパンパイプ。そのネタとなった欧州の古い伝承では、魔法の笛を聞いた誰もが踊り出す。魔法なので止まらない。 Tartary:モンゴルやテュルクを欧州ではタタールまたはタルタルと呼んでおり、この語は『韃靼』『たたら』に当たる。元は突厥が諸部族を総称したテュルク語。後にタタルを自称する部族も現れ、これが欧州に知られたもので、蔑称ではない。 Nizam :インドにあったムガル帝国の一部が独立した国の君主。王号は称さずニザーム(統治者)と名乗り、その国はニザームの国あるいはハイダラバードのニザームと呼ばれた。 three shrill notes: 3 はフリーメイソンの聖数。オペラ『魔笛』の台本は、その世界観に合わせるため、かなり無理をしている。 muttering;grumbling;rumbling;tumbling:いずれも「(不平不満の)呟き」「(雷が)ゴロゴロいう」の意味があるのを段階的に使い、その音が次第に大きくなるのを表す。 dancing :聞く者を踊らせるのは、魔法の笛本来の効能。物語によってはヴァイオリンに置き換える。 Julius Csar:シーザー"Caesar"の綴りを一部略。ラテン語読みで「ユーリウス・カエサル」。記録魔だったカエサルは、アレキサンドリアの船上に敗れた時も、書類のみを抱えて泳ぎ逃れた。一説にそれが『ガリア戦記』原稿だったとも。カエサルの故事はラテン語初心者の教科書に使われ、Willie 少年もこれを知っていたらしい。 psaltery:ツィターに似た昔の弦楽器。drysaltery と押韻。 drysaltery:英国に昔あった薬局を兼ねた乾物屋。 nuncheon:軽い飲食物を指す古語。 All ready staved:初出では"R eady staved"。何を以て ready とするかは定かでない。人が樽を開けるにはバールのようなものを用意するが、鼠は歯を以て齧るのみ。 A thousand guilders! :夜の女王が悪役へ転じるように、市長は支払いにあたり豹変する。以下その強欲が描かれるものの、マッチポンプを疑うようでもある。 Grave:ボルドーワインの産地。当時の名声は今のメドックに匹敵する。 Hock:ラインガウのワインをいう。 To pay this sum:約束した1,000ギルダとは、議会の大晩餐会に銘酒をもれなく列べた上に、(安酒用の)大樽にも銘酒を蓄える予算に匹敵する大金だ(そんなの支払えるか)と言っている。 Bagdat:ハーメルンからバグダットまで4,600km。魔術師としての異能を強調している。が、余計に嘘つきにも見える。 scorpions:蠍は古くから食材としても利用されてきたが、残念ながらそういう話ではない。物陰に潜む奴等と穴を掘る奴等に分かれるが、穴を掘るタイプにしても一つの巣にうじゃうじゃ群れるわけではない。 stiver:オランダで使われた最低の硬貨。ダッチ・ギルダの1/20 。 to another fashion:初出は"after another fashion"。「物事の違った側面」とすると訳語が嵌らないので意訳する。決まり文句か呪文にも見える。 “With idle pipe - :強欲な市長が胡散臭い笛吹き男を怪しむ。七つの大罪を制覇しそうな市長はこれで唯一、この物語に於て血の通った人物となっている。 long pipe of smooth straight cane:cane は籐杖を指すので、詩人は杖を笛にしたようなものを想像したようだ。パンパイプは葦や竹で作るので、案外間違っていない。 There was a rustling that seemed like a bustling:ここから始まる ling 祭りは訳出困難、しかし勢いばかりで意味はあまり無いようだ。 The wonderful music with shouting and laughter.:Led Zeppelin "Stairway to Heaven"は、この行と次の節を変形して引用する。 on the rack:rack は「棚」「台」に当たるが、the rack というと「拷問台」を意味した。 portal:今ではWorld-Wide Web 上の一サービスとして知られるこの言葉は、元来『キエフの大門』のような正式の門または入口をいう。 cavern:鍾乳洞などの洞窟をいう。tunnel とはしておらず、照明など装備も持たず、ワープゲートの1種を想定したようだ。 he was used to say,—:居残った子の話はグリム童話に類似し、より古い記録には無い。付加された可能性が高いにも関わらず、「此処より住みよい異邦の地」を語るところは、実際に行われたであろう宣伝工作を彷彿させる。 As the needle’s eye takes a camel in!:マタイによる福音書19章24節「また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい』。」 their records dated duly:正式な記録について日付の起点を定めたとは、ここで改暦したことを意味する。実際、ハーメルンの記録はこの事件から始まっており、これが政変劇であったことを示している。 “On the Twenty-second of July,“Thirteen hundred and seventy-six:”:1376年7月22日という日付はWanleyではなく、その引用元 Richard Verstegan "A Restitution of Decayed Intelligence in Antiquities"に拠る。語呂の良さを採ったらしい(W & K)。ヴェルステガンの同書は、ハーメルンの笛吹き男を紹介した、英語では最初の本。但し典拠不明。 trepanned:caught in a trap (W & K) So, Willy,:最初と最後に話し手が登場するのは、物語詩であるバラッドの特徴。ここでは私信を兼ねた。 さて史実はどうだったか。1260年のゼーデミューンデ戦にハーメルン市民軍が敗れたとき、親を喪った子が多数出たであろう。1284年に連れ去り事件が起きたなら、あるいは30歳を過ぎ、既に要職に居たかもしれない。そんな彼等が、親の仇と繋がったブラウンシュヴァイク公を歓迎したとも思えない。 一方、新品の服を誂える事が贅沢だった時代にあって、色とりどりの柄に着飾るのは、相当の富あるいは権力の存在を暗示する。加えて当時は lokator と呼ばれる移民斡旋者が、権力者の意向を受けて各地を回っていた。というのはさて置くとしても、大掛かりなエクソダスを実行するなら、よく目立つ者を先行させないと迷子も出るであろう。 この事件でブラウンシュヴァイク公の支配権が確立した以上、出ていったのは旧支配層に属した旧勢力の筈。しかも当時のハーメルンは城塞都市だったから、門番までもグルになっていないと出ることも叶わない。実際は低年齢層ではなく市長以下、働き盛りの労働力が中心となり、何らかの外部勢力と繋がったからこそ、大脱出が成功し新支配者に痛手を与え、記録されるに至ったと考えられる。旧勢力の怨念を聞く気がするのは、訳者だけであろうか? (ハーメルンの斑な笛吹き The Pied Piper of Hamelin)

2020-06-19

詩なんだから新しい試みは常に必要だし、同僚が元気に兼業農家してた頃は毎年「お米です」と新米くれてたし、そう思って読むと最初と最後で繰り返しになってて、案外考えて構築したようだし、タイトル以外の思いつきは悪くないと感じる。 しかしこういう一発芸的なものをやってウケなかった時というのは、侘しいものがあるわけで。「見つけたんです」には勢いがあるのに、その勢いが続かないからかね? (予測変換:ダダイスム)

2020-05-15

俳句にできないか考えてみた。  泥染めの色も喪う春の襤褸  母笑う昨日のひかり今いずこ …やっぱり元が俳句じゃないし、そのままでは無理かな。 (アメリカの俳句)

2020-05-15

短詩として訳すなら 泥に染まった宿無し爺のちゃんちゃんこ、晒されたは春のそよ風に といったところか。季語らしきものも入ってはいる。 (アメリカの俳句)

2020-05-13

皆様お楽しみ頂いたようで何よりです。これは20年くらい前、別名義で書いた恋愛詩の1つです。はい、恋愛詩です。(異論は認めます)1行詩として構想した訳ではなく、ソネットを書くつもりが、ここから動かなくなったのです。隅っこで萎れている女の子をイメージして『別れ』と題したのだけど、男の子でも構いません。シューズ片方とは限らず、折れたピンヒールとか、履き潰したスリッポン、白い上履きでもいいし、猫が履いた長靴なんかが小屋から出てくるかも知れません。読者の経験次第で同じ作品の意味から変わってしまうのが、詩の面白いところですね。この時ばかりは詩人やってて良かったなと(笑 (別れ)

2020-05-10

何処に行ったか「アエネイス」 読みさしていた大作は 大作過ぎて行きつ戻りつ 中々読み進めないのを楽しんでたのに 前の掃除で放り出されたか トロイを逃れたアエネイス シュリーマンが掘ったトロイ ギリシア語でならイーリアス 地図から見れば小アジア ローマ人の祖アエネイス 母アプロディーテーの島キプロスへ… 今では小さな古代の砦 トロイの木馬のその頃の 地層は最早知るものなし ぶち破ったも知らぬまま 自慢していたシュリーマン 今なお掘られるトロイの遺跡 強者共が夢の跡 (トロイの木馬が検出されました)

2020-05-07

ブローニングの得意とする「劇的独白」の例ともされる本作はバラッド形式で、ギスモンド伯爵夫人が夫との出会いを語る。のだけど。 元ネタが判りません… シンデレラ異譚との説あり。 (ギスモンド伯爵、またはプロヴァンスのエクス Count Gismond: Aix in Provence)

2020-05-03

とても良いのに何かが足りない気がして、考えてたのですが。 形式的には、とどめの1行がない。初めに3冊の本があって、順に開いてますね。開いた3冊の本はどれも閉じてないので、これを最後に閉じれば、詩も閉じる形になります。バラッドに近い形式。 でも、そうすれば詩として完成か?というと、それも違うような。構成も言葉遣いも優れているとは、読んでいて感心するので、あと一歩が欲しいなと。 (美しい国の┣住人┳すみびと┫)

2020-05-03

はい、こんばんは。 アパートの四階にすむ詩人としての見地から、 さらさらの雪を望まれる件には反対致します。 そもそも空港の周辺に於ては、 鳥や豚や少年とぶつかる危険を除くため、 その飲料を厳しく規制するとは、 皆様ご承知のとおりです。 一体成型ポロプリズムが 左目に埋めてあるからといって、 身を乗り出して覗き込むような振る舞いは 二つに割れた王冠を持つ淑女に対して失礼というものでありましょう。 針様樹がガラスの葉を降らせたくらい、 何の驚くことがありましょう。 格好いい死に場所など求めたところで、 何処も彼処も綺麗に消毒されてしまう今日この頃。 最早ラグランジュ点くらいしか存在しません。 中也はかつて皆様に握手を求めましたが、今ではそれもできません。 これも時代ゆえ致し方ありません、 せめては珈琲の豆を炒りましょう。 ジャックが豆から生えてこぬよう、 念入りに炒りましょう。 (自殺の詩)

2020-04-28

今宵の月も行ったり来たり (自由律俳句 202004-1)

2020-04-28

Ferrara の Duchess と言えば「フェッラーラ公妃ルクレツィア・ボルジア」が先ず思い浮かびます。というか、そのために場所を指定したのでしょう。 1日で描いたなら油彩は有り得ず、漆喰に水彩で描くフレスコ画です。漆喰が乾くと強固な皮膜を形成するため、千年経っても色褪せないその代わり、その日のうちに仕上げる必要があります。壁画なので動かせず、日頃は幕を掛けてあり。後妻を迎える伯爵家からの使者に絵を観せるべく、当主が幕を下ろした訳ですね。 「笑顔の全てをとどめた」という言い方を「永遠の微笑み」と受け取るなら、発想はダ・ヴィンチの「モナ=リザ」。画僧パンドルフは実在しません。 このように明瞭なモチーフを持つ本作に、ともすれば Ferrara を個人名と勘違いしたような皮相的解釈が横行するのは、嘆かわしい限りです。 「モナ=リザ」を善悪反転したような前妃を忘れるどころか、壁に塗り込んである寝室に、後妻を迎えようという神経は、架空の人物とはいえ見たくもない代物ではありますが。 (先の我が公妃 My Last Duchess)

2020-04-08

僕の車を停めている駐車場は、裏手に桜並木がありまして。この季節には花開くこと、車の屋根に差し掛ける傘の如くでありますから、花吹雪の文字が実感できるほどには、我が車は桜を浴びております。出掛けるには先ず花を払うのがひと仕事でありまして。花弁やら萼からが車体に張り付き、必ずしも愉快な仕事ではないのだけど、それで駐車位置を換えようという気にはなれず。黄砂を齎し花を散らすというより樹を揺する春風は優しくはなく、できれば乱暴はしないで欲しいものですが。これを止める力など僕にはなく、風々吹くなと呟くばかり。ビニール傘はお勧めできかねます、あれは余りに安価で職人の仕事を奪い、余りに透けて見えるので恥知らずにも、つい傘をさしたまま天を仰いで仕舞うのです。 (桜の雨)

2020-04-08

これは最初「悪夢に追いかけられる恐怖」を書いていたのが「悪夢」と「悪魔」がごっちゃになり、「食われる」なら悪魔というより吸血鬼かなと思いついたのが、進んでいくにつれて吸血鬼に追われていたのが吸血鬼が追われていたりするようになったものなのです。 (吸血鬼)

2020-04-07

お疲れ様でした。長くて訳者はうんざりしたけど、これでも向こうでは短詩らしい… 本作はブローニングの恋愛詩として知られ、中でも女が語る「蛾のキス」「蜂のキス」が有名で、そこだけ抜粋されてたりします。中間部はよく判らず、高価な舶来の注釈書を買って読むと、ブローニングが見た絵とか文章とかを取り込んだものらしい。 とどめの一節で suprised を「驚かされた」と訳してしまったのは「不意打たれた」とすべきでした。おそらくラフカディオ・ハーンの指導下でこの作品を読んだ厨川白村は、上陸した途端に敵に刺されたと解釈していますが、どうもこれは船内で会話中にブッスリ殺られたんじゃないかと。で、最期に刺した相手に抱いてもらうと。 …どこが楽天的宗教詩人なのだろう? (小舟にて In a Gondola)

2020-04-07

回折格子はプリズムと同じく分光器の1種で、鏡というか姿見ではありません。コンパクト・ディスクの信号面には、顔は映らず、光を当てると虹が見えますよね。反射型の回折格子があんな感じです。 回折格子は別名グレーチングとも言うくらい、元は格子そのものの形をしていて。光を当てると背後に虹(実はスペクトル)が浮かぶので。初めて見るとビックリします。光が波であることを利用した現象とは解っていても。そういう透過型のグレーチングは、しかし今では滅多に見ないので、鏡と思われてるのかな?天文学の分野でも、プリズム表面を階段状に刻んだグリズムというのを使うようになったし。 そういう訳で回折格子を謳うなら、舌の2枚や3枚どころか、虹の七色が欲しかったところです。……まあ、そんな人間と話ができるとは思えませんけれど。 (鏡(回折格子、格子))

2020-03-03

林檎の皮って、薄くて紅くて綺麗ですよね。途中で切れたくらいで終わらなくても。前半は良い詩なのに。 自分の場合は剥いても剥いても終わらない代わりに痩せ細ってしまう、玉ねぎの皮みたいなことばかりだったので、何ともこれは比べ物にならないというか… (恋の林檎)

2020-03-03

ロバート・ブローニングのこの詩は、海外では有名らしいのですが、僕は見た覚えがありませんので訳してみました。 廻廊と訳したのは、スペインの修道院が持つ構造上の特徴で、意訳するなら修道院とか僧院とかになるでしょうか。 キリスト教修道士が語っている筈なのに全編これ悪意の塊で、そういう生々しさが人気の秘訣なんでしょうか、正直読んでて理解できない点多数… 改訳の提案をお待ちしております。 (スペイン廻廊での独白 Soliloquy of the Spanish Cloister)

2020-03-02

有難うございます。僕の小さい頃は、スーパーマーケットがまだ珍しい時代で。買い物は市場に行くか、こまものやで済ませていました。日用品とタバコ屋、食料品店、駄菓子屋を兼ねた、今で言うコンビニに近い存在だったかな?何故か「よろずや」とは言わなかったな。隣に貸本屋があって『カムイ伝』『忍者武芸帳』が並んでたり。夜や休日は閉まってましたね。 よろずやに 車止まらず 今昔 (書かれなかった日記)

2020-02-23

ワカメを古くはメと呼び、神饌として珍重されました。日本では。門司の和布刈神社とか、松江の賣布神社とか、メを特に神聖視したところもあるほどで。 世界的には日本人と韓国人くらいしか食用とはせず、他国では侵略的外来種として嫌われる程度には繁殖力が強く、「殖えるワカメ」というのはその通りですね。 今となっては金にならないのでしょうけれど、利用しないと殖える一方。その繁殖力こそ神のように崇められたのでしょうし。 味噌汁に ワカメ浮かべて 宙仰ぐ (わかめ)

2020-02-23

なるほど、おまじないですか。詩の言葉に呪力がないと、読んでてつまらないけれど。元々言葉には呪力があったのじゃないかとも思ったり。 まじないを 呪いと書いて バナナ踏む (バナナはおやつに入りますか)

2020-02-22

リフレインは、同一節でも使えますよ。例えば 鳥が舞います、茅葺き屋根に 降りてくるのは雲雀でしょうか 春を尾に引く雲雀でしょうか 羽根が落ちます、茅葺き屋根に とやる訳です。でも歌に近づくので詩想は薄まるし、濫用するとくどくなるし、その辺はセンスですかね。 茅というものの実体はススキだったりするので、材料としては珍しくなく、洋の東西を問わず使われてきたのだけど、今では見かけなくなりました。残ったものも火事怖さにトタン被せて、がっかりです。 廃屋に スズメ巣をかけ アヴェ・マリア (茅葺き屋根と春の詩)

2020-02-21

僕が住むアパートの下にあるスーパーマーケットでは今、バナナ一房を100円で売っています。バナナの絵と言えば僕にとっては、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバムジャケットを飾ったアンディ・ウォーホルに尽きるのですが、当時のバナナは今よりずっと高級品だったような。 当時も今も主にフィリピン産が輸入されていて、円高というだけでなく、中国とやり合ったフィリピンの産物が嫌われて日本に流れて来ている側面もあるとか。フィリピン頑張れ。 という訳で、さっき一房買ってきました。これはおやつに入らないと思います。 インダス産バナナは食べたことないのでわかりません。そもそも有るのか無いのかも知りません。先生に言ったら植えてきてくれるのでしょうか。 (バナナはおやつに入りますか)

2020-02-18

有難うございます。作者の予想もしなかった感想を頂く度に、生きる悦びを感じます。この世界が自分の妄想ではなく、世界の中にある自分を存在させてくれるからです。 言い換えると、詩の半分は読者が作ってくれるのですよね。余計な説明が要らない分、小説家などにはならなくて良かったなと(笑) 夏休みには虫かご虫取り網が標準装備だった作者としては、虫取りの感想に行かないのが寂しくはありますが……もちろんオイルショック前でも、10円で虫取り網は買えなかったので、その辺は夢の中ですね。 (書かれなかった日記)

2020-02-18

有難うございます。実は暗誦できる数少ない自作の一つだったりします。それで今回も原稿見ずに書いたのですが、やっぱり1箇所、改行入れ損ねました(笑) 自分では、何やってんだろ的要素が付いて回る1作だけど、お気に召したら幸いです。 (書かれなかった日記)

2020-02-15

端正なリズムで歌う映像が美しく残酷なだけに、これで終わってしまうのは切ない。もう少し続けてみませんか?罠に落ちた先までくらいは見てみたく思います。 潮風に 海月も踊る 月の夜 (夜を売る少女)

2020-02-10

有難うございます。オイルショック前の10円は、ホームランバーからブロマイドまで、大抵の駄菓子や玩具が買えたのでありますよ。今では50円なり100円なり要するでしょうが、それだと僕の詩にはならないので。  10円の 錆をおとして 顔うつす (書かれなかった日記)

2020-02-10

いまりさんにしては、妙に硬くて重いところがあって。これはちょっと、ほうり投げられないな、というのが正直なところ。この繰り返しは好きなんですが。 しかし精算もできず生殖に励んだ5月が結局のところ、それでも2人しか居ないのか。励めよ5月、山羊って言えばシュブ=ニグラスだろ。そんなザマでは成仏できないぞ。 (約束)

2020-02-04

ブローニングのこの詩は、邦訳が見当たりませんので、自分でやってみましたが。前半と後半で男女が入れ替わっているようで、訳者の見落としが有るにしても、普通に訳すのは無理でした。 屋根裏部屋って居住には向かない筈なのだけど、何か拘る理由があるのかしら? (時は巻き戻る Time's Revenges)

2020-02-04

この形式はパントゥーンといって、ボードレールが『悪の華』に一曲だけ用いています。元は東南アジアで儀礼的に歌い交わしたものだそうで。思わず真似してみたのが10年ほど前、やってみると上手く行かなくて。 2年前の寒い冬、脳梗塞で入院し。もうダメかも知れぬと覚悟を決めた時、心残りを思い出して書いたのがこれでした。 (船出)

2020-01-30

「メメント・モリ」は「死を思え」って意味なので、死体の一部をどこかに入れるのが伝統なんですよ。髑髏とか花びらとか。静物、動かないものでないと。 このままだと表題に対して一声足りない感じ。死はフィニッシュじゃなかったりするので。 (メメント・モリ)

2020-01-03

ぴちぴちのこの詩に感想くらい直ぐ付きそうなものが、だんだん下がってくるのも見てられなくて。代わりに魚になってくれるほど愛される魚がほんとうに存在するのならば、それはそれで羨ましい限りですが。 いや、ほうり投げてはいけないでしょう。つい、そう言いたくなってしまうのです。 (言いなり)

2020-01-02

この3曲を含むロバート・ブローニングの詩集Dramatic Lyricsは1842年に発表されました。題材は清教徒革命(1642-49)で、実際には作者が見聞した訳ではなく創作入ってます。王党派=騎士党Cavaliers(トーリー党の前身)の肩ばかり持ったように見え、ブローニングが後に保守派の首魁として攻撃される一因にもなったようですが。史実のチャールズ1世は失政を繰り返して支持を失い、議会派に敗れて処刑されたので、むしろ皮肉か判官贔屓な感じ? 対する議会派の中でもクロムウェル率いる急進派は、髪を伸ばして贅沢する貴族に反発して頭を丸め、円頂党Roundheads(ホイッグ党の前身)と呼ばれました。たぶん向こうでは常識の範疇なのでしょう。 翻訳は基本的に逐語訳で、できるだけ押韻なども再現しました。これで満足いかないなら、あなたが翻訳なさい。 (騎士よ調子を Cavalier Tunes)

2020-01-02

僕の6畳間は音楽を掛けっぱなしで、今も年末に買ったドビュッシー全集が鳴っているので「白けたサウンド」は寂しいな。とか。僕のアパートの前の大通りからは自動車の排気音が、駅からは電車のレールを踏む音が聞こえたりするけれど、田舎だからか、むしろ静寂を感じます。とか。 「あれは/これは 鯨ですか 太陽ですか」との繰り返しが好きなので、とどめの2行にも使って欲しかった。いやでも、解体変形したからこれで良いのか。などと、つい考えてしまうのです。 (黒点)

2020-01-02

ありゃま。「芯」ではなく「軸」と書くべきだったか。 でも、そうですね。カラカラと音を立てて回るトイレットペーパーな一昼夜。そんな詩もぜひ、読んでみたいものです。 (天球儀)

2019-12-29

僕はジャスミンよりラベンダーの方が好みなのだけど。トイレの芳香剤なんかに使われていたら、ちょっとがっかりしてしまいます。 喉の痛みには、どうなんだろう?ミントが効きそうだけど、カモミールが良いとも聞きます。入院中に風邪引いて上気道炎になった時、そういうのがあればなあ。 夜の輪が回るなら、昼の芯は取り替えがきくのかな、とも思ったり。 (天球儀)

2019-12-28

英語版Wikipediaに、この詩の記事があったのですが。史実ではなく、フランダース年代記とかによくある話の印象に拠って創作したものとか。 ゲントはベルギー北部、エクス Aix はドイツ西端アーヘンのことらしい。イギリス国内の話と思っていたのに、とんだホラ吹きだった… ("How They Brought The Good News From Ghent To Aix"「ゲントからアイクスへ吉報の伝え方」)

2019-12-10

お金で幸せが買えるなら。と積み上げたいところが、どうやら此方の位相にある日本円は通用しませんね? 見渡せば駅の上では、とっくに枯れて種の収穫まで済ませた筈の向日葵が、種明かしをする前のタヌキよろしくおいでおいでをしているようだし、ナッツ売りの猫の子のナッツには、季節違いの夏でも込めてあったのかと。 でも、貰いますからね?僕のアパートでは、引き取った後の世話までは出来ないことになってるけど。 (ナッツ売りの子猫)

2019-12-06

冒頭はとても良いのです。ごく普通に始まって、しかし普段とは全然違う。 ところが進んでいくと足元ばかり気にしてしまい、せっかくの詩が抜けてしまって単なる描写に堕していくのは正直見てられません。 つまり第3・4・5節は、無い方がよろしい。もう少し練り上げると、良いものができそうなのに。 (雪国)

2019-12-05

前半は好ましく読めます。リズムといいイメージといい。 それが「貴方」が出てきた途端に平板化しゃって、後半は読んでられません。残念というか何と言うか、詩になってないとしか。 (秋の詩情)

2019-12-04

『徒然草』にある、大根の勇者が二人出てきて敵をすっかり追い払ってしまう話が小さい頃から大好きなのに、あまり大根を好きではありませんでした。でもそれが何故なのか、自分では覚えていないのです。 (秘伝の口上レシピ『大根の誰うま煮』)

2019-12-03

いや実際、白黒灰色は無彩色で、明度が違うだけなんですよね。ブラックさんとホワイトさんと白黒つけようとじゃんけんする辺りは何か可愛いけれど、傍からメイドさんが出てきたら「中の人は同じなのに何やってるんですか」とピシャリとやられて終わりそうな気も。 (Black and White)

2019-12-03

今回はウイリアム・ブレイクのバラッドを訳してみました。標題 The Mental Traveller に「心の旅人」と充てたものを見たことがありますが、そんな可愛いものではなくゴシックホラー感満載の変態ワールドで、僕の訳はゴシック調にしました。 バラッド ballads は物語詩なのだけど、ブレイクのそれは伝聞でなく自身の幻想を描いたものらしく、その物語自体が男女老幼貧富を対比し、更にはピンク・フロイドのアルバムみたいな循環構造になっていて、見た目以上に複雑。血と性の匂いも入り、まあ訳語に悩むこと。流石ブレイク、キチガイ扱いされただけのことはあります。The Wall に匹敵する……と言ってはジャンル違いかしらん? (精神の放浪者 The Mental Traveller)

2019-12-02

パンケーキって、切って分けるようなものでしたっけ?確か小さく枚数勝負で、バタや蜂蜜かけて……ってのはホットケーキか。あれ、パンケーキって何だっけ。 僕が作ってたのはパウンドケーキで、職場で分けてたのですが。砂糖減らそうが焼き過ぎてガラガラになろうが、まっったく変わらず「次も!」とせっつかれるのは軽く凹みましたが、1番嫌だったのは後片付けだったり。 だからこの詩で、とどめの一行が出来上がりなのはホッとするところで、でも後片付け(以下略 (あげる。)

2019-12-01

「魚の骨みたいな回路図が嫌」との意見をネットで読んで、何でだよ魚の骨、シンプルでしなやかで綺麗だろ。と反発したのを思い出しました。でも実際のピアノの骨には物凄い張力が掛かっていて、伸び縮みできるように設計された肋骨とはとても呼べないほど頑強であるらしい。 でも僕自身は頑健には程遠く。入院中の病院で風邪を引き、夜中にトイレに起きて嗽する度に、これも風邪気味な看護師に心配される有様。今では看護婦とは呼ばないらしい、可愛いのに。雨が降って流れていってしまえるなら楽なのに。 (冷たい)

2019-12-01

有難うございます。僕も英語は喋れないし、第2外国語も取った筈なのに覚えてません(笑 なるほど… 鐙とは鞍に提げる踏み台らしいので「鐙を踏んで跳び上がった」とするのが正しいのでしょう。ただ、それだと冗長だし。into the midnight だから「深夜の中へ」だけど、…有りがちじゃね?と思ってしまって。 『エルヴェ・リエル』の紙芝居的構成に対して本作は、乗馬のリズムに合わせたのか、最後まで韻律的で。かなり意識して逐語訳した積もりだけど、その分日本語として不自然ではありますね。もう少し練らないと。 ただ、自分の発想にないものに取り組むのが愉しくもあり、って自作は未投稿だったか。月が替ったら新作投げますね。 ("How They Brought The Good News From Ghent To Aix"「ゲントからアイクスへ吉報の伝え方」)

2019-11-30

これも『エルヴェ・リエル』と同じくブローニングが書いたバラッドなのですが、昔話ではなく、自分のことのように語っています。地名などは見たまま音写したので、発音は違うかも知れません。乗馬もした事ないので、勘違いもあるかも。 そもそも good news の内容には一切触れてなく、何をそんなに慌てていたのか腑に落ちないし。 dome-spire は直訳すると「丸い尖塔」で、宗教的意味もあるかも。ですが形態的にタンポポの綿毛なので、その辺は略しました。 ("How They Brought The Good News From Ghent To Aix"「ゲントからアイクスへ吉報の伝え方」)

2019-11-28

うーむ、読みにくいですか。RFCやHTMLやGPL/LGPLなどを訳した時このスタイルだったのは、訳し漏れが怖かったからですが。 更にこの詩は伝統バラッドをかなり忠実に模倣しており。最初と最後に語り手が現れ、各奇数行・偶数行ごとに音節を揃えて韻を踏むという凝った造りになっています。とてもそこまで面倒見切れないので、訳文は参考程度に留め、後は原詩で味わってね?もっと良い訳文あったら教えてね?という積もりでした。 実は定型的「バラッド形式」があるものと思っていて、その勉強に始めたのに、どうやらそうではないらしい… ちょっと考えてみます。 (Hervé Riel エルヴェ・リエル)

2019-11-27

え、これで終わりなのですか? 昔『ウルトラセブン』には宇宙人のくせに日本語を流暢に喋り、日本昔話「むじな」そのままの芸を見せるそれはそれは酷い宇宙人が出てきましたが、出てきたところで終わりなんて、アレより酷くありませんか? (ゆっくり生きましょう)

2019-11-27

著作権は作者の死後50年から70年に延びました。Robert Browning (1812-89)にとっては大差ありませんが。 1871年に書かれたこの作品は、史実でないものも含んでいます。フォルミダーブル‘Formidable’はトラファルガー海戦に参加した戦列艦で、この時は存在していません。艦隊を指揮したのはトゥールヴィルTourville、ダンフレヴィルDamfrevilleなる者は出所不明。 Malouinsはよくわかりませんでした。検索すると「フォークランド(マルビナス)諸島」とか出てくる。 (Hervé Riel エルヴェ・リエル)

2019-11-27

「コンメンタール」が出てくる辺り、法学生さんですか。 それより無数のかかしと先を争う様に期待したのに、せっかくのかかしが視界なんぞを気にするようでは心からがっかりです。 無数のかかしの唐傘が一斉に爆発し、ついでにコンメンタールが3段ジャンプして作者を低軌道まで放り投げ、作者が再突入してホウキ星になるくらいの次作を待っています。 (変わり雨)

2019-11-26

「エピメニデスのパラドックス」または「ウソつきのパラドックス」というのがありましての。 “クレタ人エピメニデスは宣った。『クレタ人は皆ウソつきで御座る!』” 冒頭で思わず期待したのですが、取り上げて頂けなかったようで。そればかりが心残りにございます。 (博愛主義)

2019-11-26

これは小説にしてしまうと、つまらなくなるような。つまり、説明ぽくなる神様云々と、歌のところは不要な気がします。 それ以外はごく楽しい詩文だけに。 (少女独白~詩飾り小説の欠片~)

2019-11-26

初めまして。翻訳詩のコーナーは見当たらないので、こちらに投稿しました。 ロバート・ブローニングは19世紀イギリスの詩人で、レイモンド・チャンドラーがネタにするほど英米では有名らしく。対して本邦では上田敏さんの抄訳と、芥川龍之介が私淑したという程度。何かのきっかけになれると良いなと。 (Hervé Riel エルヴェ・リエル)

2019-11-26