運営の皆様におかれましては、日々の誠実な運営、感謝しております。

さて標題に関してですが、現状、システムの不備や新規開発など難しい状況である事を認識した上で、今後、機会があればご考慮頂ければと思い認めさせて頂きます。

かつてネット詩には「返詩」という文化がありました。一時期はメビウスリンクなどで隆盛を誇ったこの文化も、メビウス閉鎖後の現在、見る事ができなくなった、いわば廃れた文化とも言えます。

昨今、ビーレビュー上で、評者の成長や投稿者のレベルの底上げなどが提案されていますが、この「返詩」文化を再興する事により、上記提案の解決の一助とするのは如何かという考えです。

「返詩」とは、ある詩を読んでインスパイアされたものが、それを下敷きにあたかも「返信」(answer song)するかのように詩作を編む事です。
パスティーシュ、オマージュ、書き換え、何でも良いのですが、投稿された詩を読んで惹起された詩想を作品に昇華する事で、今までにない自らの新たな境地に気づくきっかけとなります。また原作者が返詩を読む事により、新たな気づきを得ることも可能です。
また「返信」するためには、該当作品を読み込みの必要があり、それは詩における読解能力の向上の取り掛かりとして充分なものであると考えます。
そして、この返詩文化を投票に活かす事で、返詩の機会を容易に発生させ、新規投稿者のハードルを下げる試みも行えると考えます。

ゆくゆくは返詩タグを設けて頂き、対象作品(原作)のURLなどを添付した作品に関して、他の投票と同じようにある一定のポイントを付加する、と言った事が具体的な部分になります。もちろん、月2回の貴重な投稿権の一回を使う事になりますので、それなりの高ポイント付与を期待します。
また、返詩作品に対しての投票は自由とし、返詩への返詩を発生させることで、更なる読解の深化を期待する、という事もできます。

詳細に関しましては良くご協議頂き、ご検討賜る事を期待しております。

現状、実装は難しいものの、ネット詩である特性を活かして、今後ともビーレビューが発展いたしますこと、またそれには各投稿者と運営各位の絶えない努力がある事に感謝いたしまして、乱文ではありますが提案させて頂きました。
長文、失礼いたしました。

「新たな投票制度「返詩」のご提案」に3件のコメントがあります
  1. 運営さんが返詩をルール化するかどうか疑問ですが、わざわざシステムに実装しなくても、コメント欄に「この詩は『〇〇』という詩への返詩ですので、この詩への票は『〇〇』への票に追加してください』って書いて、運営さんが後で手作業で加算すればいいんじゃないですかね。ゴミみたいな返詩にまで一定の票数付与の権利が与えられるのは道理が通らないと思います。また返詩が元の作品のポイントを超えたらその追加も無効になるようにしておかないと、元の詩の評価を捻じ曲げてしまうと思います。どうあれ返詩システムの導入に関しては運営さんが決めることですが、匿名さんのご提案のシステムに対して私は以上のような疑問を抱きました。

  2. 「返詩」という形式の「作品」として扱えばアリなんではないでしょうか。特にもとの作品にポイント付与とかしない、投票としても扱わない、単純に他の投稿作品同様その月の投稿作品として投票対象にする、ということであれば問題ないのでは。以前まりもさんだったかな、そういう形で投稿していたと思うけど。それに絵画や映画や小説諸々の作品のみならず作り手に対して贈答する「形式を用いた」詩作品は割りとあるわけだし、それと同様の捉え方なら問題ないと思います。

  3. 私も他のサイトでも ビーレビでも インスパイアした作品に 変詩を書いた経験があります。返詩文化を 深めるためのご意見は 魅力的なご意見だと思いました。
      
    返詩をするにあたって、一番に重要なことは 元の作品に対する敬意であると考えます。コメント欄での返詩と、一作品としての作品としての返詩の違いは 前者は作者にあてた詩であり 後者は 閲覧者の全員に読まれることを期待て書かれた作品であることであると考えらます。
    作品をバカにしたような変な詩 おちょくり作品も 書こうとおもえぱ書けてしまう可能性があります。
    本サイトは荒れないサイトを目指していることを考えた場合に、元の作品に対する敬意が担保されやすい形である必要があると思います。単に返詩を作品と認めるだけにしてしまうと、作者の気持ちをさしおいて 作品を コバカにした作品が、多くの人々の目にとまる可能性があります。

    ご提案は「ゆくゆくは返詩タグを設けて頂き、対象作品(原作)のURLなどを添付した作品に関して、他の投票と同じようにある一定のポイントを付加する、と言った事が具体的な部分になります。もちろん、月2回の貴重な投稿権の一回を使う事になりますので、それなりの高ポイント付与を期待します。
    また、返詩作品に対しての投票は自由とし、返詩への返詩を発生させることで、更なる読解の深化を期待する、という事もできます。」というご意見でした。

    私としては、批評文のルール内で、返詩を行うのは どうでしょうか?つまり、月に五作の批評文の権利の中に、返詩も良いこととするのばどうでしょうか?その際に、批評文のためのマナーを遵守した作品であることを必須とすることとしたら どうでしょうか?下記は批評文のマナーです。
    https://www.breview.org/forum_blog/criticismlaws

    そして、できればコメント欄に 作者に インスパイア作品を投稿した旨は、伝えてから辺詩を投稿した後で、ひとつの作品としての評価を 仰いでいただくような手順があれぱ良いと 私は感じました。

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