B-REVIEWの沿革
・創設までの紆余曲折
天才詩人の呼びかけに応じた発起人(当初)により、文学極道の作品を外部から批評する「bungokureview.wardpress.com」が開設(現在はサイトクローズ状態)。紆余曲折あり、詩その他テクスト形式の作品投稿サイトの創設に至る。開設年月は2017年2月。
現在の当サイト副題は「現代詩投稿=批評プラットフォーム」であるが、当初の草案では「現代詩&クリエイティブライティング投稿プラットフォーム」なる文面も存在したように、当サイトは「新しい文章の形」を模索しようとした形跡が多分にある。それは現在のガイドラインの冒頭「参加資格」の項にも見て取れる。
文学極道の派生を端緒とする事から当サイト名称「B-REVIEW」の「B」は文学極道を由来とするが、創設者の天才詩人曰く「文学極道に集ったメンバーによって立ち上げられたという記念碑的な『思い』をこめてはおりますが、”B”は『文字』『文学』『文化』とか、”A”(メインストリーム)ではなく”B”というオルタナティブを志向するという私なりの思考の表現でもあります。」と記述されてあり、別個の理念があることが伺える。
・当時の情勢とサイトコンセプト
当初の掲示板形式の現代詩投稿サイトが相当程度荒れていたことを踏まえ、「マナーガイドライン」と称したルールを制定。荒れる事や「批評」という言葉を笠に着た罵倒から脱却した状態での投稿=批評をめざした。罵倒酷評の否定の背景として、詩の投稿と合評を主とする場に生じる「ナワバリ意識」を否定すると語られており、言論レベルの向上と公共性の復権をサイトコンセプトとして掲げた。花緒の言によると「 『馴れ合い』と『場の荒廃』という、ありがちな2つの落とし穴のあいだの狭い隘路を上手く突破しようというプロジェクト 」であると述べられている。
・B-REVIEW選考の歴史
発足当初は作品に対して4段階(A~D)の評価を付与するとしていたが、間もなく「キュレーション」と称する選考方式へとシフトした。
初期段階では選考者(キュレーター)が全作品の中から「大賞」「優良」の賞について議論の上で決める(当初は準大賞は存在しなかった)方式であった(※キュレーター推薦賞の決め方は筆者の調べでは不明であったが、存在は確認できる)。また、選考会議(チャット)の模様は公開されていた。その後選評提出方式へシフトした(大賞の取り決めなどの情報は不明、追加情報求む)。
2018年4月より「全員キュレータ―制度」と呼称される、参加者全員が自由に選評を記述できる制度がスタート。各々が選んだ大賞候補の中から投票でその月の大賞作品が決定していた。
2019年5月に「REIWAビーレビCUP」と称する、賞金付きの選考イベントが開催された。その後暫くは選考活動が停止状態にあったが、2019年10月より2段階選考形式が採用された。
2020年10月より、全ユーザーによる選考システムへリニューアルされた。(詳しくはこちら)
※追加情報/加筆求む
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B-REVIEW 運営
発起人
※第二期以降は特定の代表者は設けていない