著者名を表示させないという機能について

1. 湯煙さん、こんにちは。stereotype2085です。僕は匿名機能は使いませんが、匿名を使うことで「○○さんの作品は今回はこんな感じか」という詩の読まれ方をされない利点があります。中には名前を知られずに純粋に詩の中身だけで評価して欲しいという方もいるようです。ここで名前を出すのは相応しくないので伏せますが某人などは、匿名機能があったお陰でビーレビを続けられた。私にとって匿名機能は私に付随する諸々の情報を隠すために必要だった。匿名機能に感謝するとも仰っています。このような理由で僕は匿名機能使わずとも匿名機能に賛成しております。一応ご意見を一つ書いておこうと思いまして。これはもちろん湯煙さんのお考えを否定するものではありません。それでは。

2. 私もステレオさんの見解に同意で、それに付け加えることがあるとするなら、匿名投稿は、詩誌はもちろん他の詩投稿サイトにも類をみないまったく斬新なシステムだということ。ネット上では作者名を偽ることもできるでしょうが、その仮名が定着し、活動すればするほど匿名性がうすれていくもの。紙媒体においては、詩の本文よりも先に作者名が表記されるという慣習はいっこうに変わりそうもない。故に匿名投稿はこのビーレビならではのシステムなんですね。
   この匿名投稿機能の発案当初は「谷川俊太郎が投稿できるようになる」とまで云われ、それは冗談をまじえた誇張に過ぎないでしょうが、しかしそれぐらい画期的なアイデアだと思うんです、この匿名投稿機能は。

3. 湯煙さん、こんにちは。本当に匿名制度って謎ですよね。
   わたしは匿名制度導入に賛成の立場でした。以前も運営の方にご意見を送ったことがあります。
   今日運営の方から連絡をいただき、このスレッドにその時の意見を書いて欲しいとのことでしたので、他の方もすでに書かれていますが、じぶんで覚えていることを書きにきました。

   個人的に匿名制度について思うことです。

   1読み手の評価に書き手の名前が影響されない
   2書き手に於いてもじぶんの名前に左右されず、あたらしい挑戦ができる場になってたのしい
   3新しいユーザーの獲得（これは現在の期間限定ではなく完全匿名制度が実装された場合、より多様なユーザーを呼びこめる）
   4あたらしい視点での詩の楽しみ方（この書き方はきっとあの人だなーとかマニアックでたのしい）

   中でも1は書き手にとっても読み手にとってもよりフラットでより厳しい評価ができるとおもうので、作品読解の質が向上すると思いますし、短歌の歌会などでは匿名での評価は一般的と思います。

   詳しい導入の経緯は覚えていませんが、ビーレビユーザーの中から、1の意見があがっていたのはよく覚えています。あの人は名前だけで評価されてるから、匿名になったら選ばれないだろうというような意見もあったと思います。すごく有名な詩人さんが来たときに、ビーレビの読み手は読めるかとか。詩の開かれたあたらしい可能性をさぐること、詩誌に対する挑戦的な意味合いもあったと思います。

   なのでわたしはプログラム上の負荷が無いのなら、ぜひ実装を継続して頂きたいです。　
   10作に1作程度の割合で匿名が使用されているようですし、ニーズは充分にあると思います。

   こういったお話を定期的にすることには意味があるとおもいますし、湯煙さんのご意見を否定するものではありません。
   みんなでいろいろ話しながら、よりよいサイトになって、詩がもっともっとたのしく、世の中に開かれていったらいいなと思います。

4. stereotype2085 さん
   さいち さん
   武田地球 さん

   湯煙です

   それぞれお考えや実装されましたきっかけ等について、詳しくまたご丁寧にお教えくださりありがとうございます。
   なるほど。各々の利用する理由や目的、楽しみ方があるということですね。また他には見られないであろう機能の一つでもある、そういうことなんですね。わかりました。
   スマホでの閲覧時の画面表示にやや重さがあり気になっていましたものですから、よい機会かと思いスタッフの方にお聞きしてみようかと思った次第です。
   私も実際「著者名を表示させない」を利用して投稿を行ったりもします。

   　ありがとうございました。
   　また宜しくお願い致します。

   　　　　　　　　　　　　　　　湯煙

5. でもあれですね。
   月ごとのアーカイブを見ますと、色ごとにわかりますね（笑

コメントは受け付けていません。