お世話になっております、B-REVIEW運営の渡辺八畳です。
この度、2020年の7月31日づけで運営から退任することをユーザーの皆様へお知らせしたく、このような投稿を行いました。

私がB-REVIEWの運営に参画したのは2018年の8月です。同じタイミングで運営でstereotype2085氏とかるべまさひろ氏も参画し、またその後にはふじりゅう氏・帆場蔵人氏・afterglow氏・るるりら(真清水るる)氏も運営となりました。
気づけば私と同タイミングまたは後から運営になった方々のうち3人が私より先に退任し、現運営の中では最古参です。就任から丸2年、 歴代で最長の任期であるわけだし、ここで後進に道を譲るのも良いだろうと考え、今回の退任を決めた次第です。退任の時期を自ら決められたことを非常に嬉しく感じています。

現在、B-REVIEWには月に170~200作前後の投稿があります。これは私が就任する直後の1.5倍以上です。もちろんすべてはビーレビを愛してくださっているユーザーの皆様のおかげですが、それでもいくらかはビーレビの中興を支えられただろうと、その数字から自負しております。

私は明確にやりたいことがありB-REVIEWの運営になりました。それはサイト全体のデザインやポイント制、画像・動画投稿、またはサムネイル表示などといった、いわゆるB-REVIEW3.0のシステムです。詩の世界はほかのジャンルと比べてIT分野で後れを取っている。特にネット詩なんかは2000年代初頭のシステムをそのまま使用し続けているサイトばかりです。それを是正したいという目的を達成する場となってくれたB-REVIEWには感謝しかありません。私のやりたいことは8割達成できました。

B-REVIEWという場は実験場として非常に優秀です。ぜひそういった場を運営する面白さを味わってほしい。だから、私が退任するこのタイミングで新しい運営を募集します。
「ビーレビを媒体としてやりたいことがある」「今のビーレビは不十分だから自分が手直ししたい」理由はなんでも構いません。ビーレビを愛し、詩を愛し、そして何かしら行動したい方はぜひご連絡ください。ビーレビは変革していくべき場です。少なくとも私はビーレビがどんどんと変わっていくことを支持します。なお、私の退任後も残る3人の運営は誰もがビーレビについて熟知した者たちなので、基本的な業務に関して心配する必要はありません(必要があれば私に聞いてもかまいません)。

B-REVIEWはまだ発展途上です。さらなる進化を促すのは私ではなく、私が去った後も運営として活動される方々でしょう。私は私が成し得なかったこと、また私が思いつきもしなかったことを達成してくれる方が就任してくれないかと楽しみにしております。

2020.6.13 渡辺八畳

「渡辺八畳の運営退任&新運営募集のお知らせ」に9件のコメントがあります
  1. ショックだ。思えばビーレビューを私に紹介してくれたのも渡辺君。二人が運営に立候補したタイミングも同じ。渡辺君とは某現代詩賞の受賞式で出会って以来奇妙な二人三脚を歩んできたと私は思っている。私が足を引きずることもあったかもしれないが、二人は妙な両輪だった。これで私の知るビーレビはなくなったと言えるかもしれない。私が運営を降りる時「けいせいさんは運営の自律神経だった」と渡辺君が声を掛けて、その後二人で交わしたやり取りは今でも覚えている。残念だし寂しい。本当に激変期のビーレビをよくぞ引っ張ってくれたと思う。心からお疲れ様そしてありがとう。まだまだ書き足りないくらいだが、一先ずはこれで。本当にお疲れ様でした。

  2. 渡辺八畳さん

    選考委員としても大変頑張られており、大変だったと思います。
    色々、ありましたね!
    渡辺さんも若いのでこれからやりたいことをどんどんやっていってくださいね。
    ありがとうございました。
    お疲れ様です(*^^*)

  3. 二年間にわたる運営、おつかれさまです。
    ビーレビ3.0および4.0において、サイトは一つの完成形に至りました。この発展は、渡辺さんのリーダーシップのもとに運営諸氏が力を合わせた結果だとみています。ありがとうございました。
    退任された後も、益々のご活躍を願っています。

  4. お疲れ様でした。
    ITに疎いのは、自分自身がまさに思い当たるところでもあり。相変わらず対面の合評やアナログの通信や文字に素朴に特化したところで、何が出来るか、何を伝えられるか考えながら、生まれたときからネットが当たり前の世代が何を試み、何を求めているのか、目まぐるしいような変化を傍らから伺う位置に後退しておりましたが・・・人と人との交流という基本は、ネットを介したとしてもそうでなくとも大きく変わるものではないと思っています。
    この経験が、今後とも様々に、自他共に活きていくことを願っています。

  5. お疲れさまでした。渡辺さんが推進してこられた動画投稿、これは紙の詩誌ではどんなに頑張ってもできないことで、ネットならではの特質だな、と今頃になって思っています。目の付け所がいいなあ! お疲れさまでした。ありがとうございました。

  6. 渡辺さん運営のお仕事、お疲れ様でした。

    詩の世界の常識に捉われないあたらしい風を吹かせてくれて、ありがとうございました。
    その一歩を踏み出す時に必要な力を、渡辺さんは持っていたように思います。
    忌憚無くご意見をおっしゃることのできる渡辺さんの存在は、選考の際にもとても大きいように思えました。

    これからもご活躍お祈りしています。いろいろとありがとうございました。

  7. stereotypeさん

    振り返れば長い縁ですね。2018年の8月、新運営としてstereoさんが名乗り出たのはまったくの意外でした。stereoさんがビーレビにて成したツイキャスは決して私はできないことでした。運営はさまざまなタイプの方が担うべきです。私とは異なる能力を持つ方と同時期に運営を担えたことは幸運でした。
    運営は退きますが、当然ながら詩作は続けます。今後ともよろしくお願いします。

    せいろんさん

    どうもありがとうございます。せいろんさんは最初の選考委員制を担っていただきましたね。素晴らしい形でスタートできたからこそ現在まで続けられています。今後とも励んで参りますので、ぜひせいろんさんも頑張ってください。

    沙一さん

    かつてstereotypeさんに「けいせい(stereotype2085)さんは運営の自律神経だった」と言いましたが、それに合わせて「かるべさんは脳、私は手足」とも述べました。運営全体のムードを調整するstereoさん、プログラマー兼参謀として力を発揮するかるべさん、そして実行者として前面に出る私です。手足として、B-REVIEWに貢献できたと我ながら思っています。

    まりもさん

    ビーレビ界隈にて最も正統的な詩に近い場所に立っているまりもさんには色々とお世話になりました。
    もちろん、ビーレビでの経験は今後に役立てるつもりです。今後ともよろしくお願いします。

    藤一紀さん

    ネットだからこそのことを成して、ネット詩が紙媒体の下位互換にならないようにしたいという気持ちはありました。これからは後任の運営たちがビーレビにてさらなる進化を遂げてくれるでしょう。

    武田地球さん

    詩と思想に寄稿した文章に「詩人突然変異種」という題をつけたことがありますが、まさに私がそれです。どこにもかっちりはまらないからこそできることがあるだろうと思い、これまで2年間走ってまいりました。これからも頑張ってまいります。ありがとうございました。

  8. 今日、久々にビーレビに作品を投稿しました。
    思えば、私が作品を投稿し始めたのも、渡辺さんが動画で選評をしてくれたからではないかと思うのです。

    だって、そんなこと、ないですよね、他のサイト。

    ほんと、あざした。楽しい思いが出来ました。
    今後も同行はチェケラしていきます。

    あざした。今さらですけど、感慨深いので。

    あざした。

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