日頃よりB-REVIEWをご利用いただきありがとうございます。

 さて現在、運営の中の懸案事項として、下に掲げる投稿作品をきっかけに、B-REVIEWのいっそうの安全を期して何らかの画像・映像投稿規準の策定の必要があがっております。運営内で議論を進めますが、ご利用者様等、外部からのご意見も受け付けております。

投稿作品: 芝生に入るべからず Keep off the grass.
https://www.breview.org/keijiban/?id=9312

 以上の件、簡略ではありますがここに報告させていただきます。(B-REVIEW運営一同)

「【お知らせ】画像・映像投稿規準に関して」に14件のコメントがあります
  1. 言論の自由と、表現の自由は日本では法律で保証されています。ですので、ビーレビではどうするかをサイト内で決めるしかないと思います。

  2. 私は詩も絵も好きですが、詩集より絵画の購入の方が多いです。それで私見を書かせてもらうと、純粋にいい絵だと思いました。ですので、この作品を策定のきっかけにされた事に違和感を感じます。また、あからさまな性的表現のある詩作品も投稿されているのに、なぜ文章なら良くて画像はダメなのか、素朴に疑問です。

  3. いつもお世話になっております。B-REVIEW運営です。

    本記事について補足説明をさせていただきます。

    記事本文で掲示いたしました投稿作品の画像が、わいせつ物頒布等罪に抵触するおそれがあるのではないかと運営内で考えました、しかし現行のマナーガイドライン&ルールには画像・映像作品投稿の規準は設けられておらず、今後の対策として規準を策定する必要があると考え、運営で議論を進めております。

    本件について、皆様からも忌憚なきご意見をお待ちしております。
    よろしくお願いいたします。

  4. てんまさんの作品については、作家性を考慮すればわいせつ物頒布にはあたらず、芸術表現として何ら問題ないと私は思います。しかし、もしもなにかあったときに裁判所に出る覚悟はちょっとないかもしれません。なので、実戦的には容易でない問題ということはわかりますし、運営の皆様が感じてるであろう緊急性は理解できます。

    私は、この問題には多くの時間をかけることが大切だと思います。しかしながら、どれだけ議論を重ねて慎重な結論を得たとしても、その規準の境界自体が消えることはありませんので、これはOKだ、NGだという類の議論は、毎度のように起こそうと思えば起こせるという「規準」になるんじゃないかと思います。本質的な問題を、いろんな言葉で言い換えるだけの議論になってしまうくらいなら、エイヤできめてもいいんじゃないかと思っているということです。

    もっと言えば、失礼かもしれませんが、性描写規制とカード発行はそう変わらないと思っています。カード発行には明確な規準がありはするが、その運用に関して言えば、誰でもが同様に裁くことは難しいんじゃないでしょうか。

    ただし一点、ビーレビの機能的に考えて、現実的にはR-18コンテンツであると明確である作品は規制したほうが良いと思います。実装上の問題もあるし、利用者層としても、私は個人的に10代の人や、0歳から9歳までの人がいたほうがよいと思います。

    そのためにじゃあどうするかは難しいですが、CEROとかの出している規準とかを参考にするとよいのではないでしょうか。

    「CERO指定のZ区分に該当する作品は投稿を禁止する。ただし、その審査は運営が個別に実施する。」
    という運用だったとしたら、無責任な運営だということで、誰かいやだという人はいませんか? 
    あるいは、Z作品までOKにしたい方はいないでしょうか?
    それとも、これ以上運営に負荷をかけるやりかたは、サスティナブルではなくやめるべきでしょうか?
    あるいは、CEROはこういった議論においては不適切な参照先になるでしょうか?

    議論の進め方としては、まず、対立意見が出るまでは待ってほしいとおもいます。

    PS
    私は「B-REVIEWのいっそうの安全」のいう安全とは利用者の安全なのか運営の安全なのか、利用者だとしたら青少年健全育成的観点で未成年の安全なのかそれともプラットフォームとして投稿者を守るという意味での安全なのかということは、かなり大切な問題ではないかと思っていますが、しょうじきいって、難しくて全くわかりませんでした。とりあえず上の発言は、運営の安全is利用者の安全という観点で、ひとまず運営にフォーカスしました。

  5. 私は絵画に関して素人ですが、あの絵は良いと思いました。性器が描写されているわけでもないし個人的には問題ないのではと考えます。写真や映像などの場合は性器がモザイク処理されていても場合によってはわいせつであると判断されるという判例があったと記憶していますが、あの絵は絵画的な筆致ですし大丈夫ではないかと思っています。あくまでも個人的な意見ですが。

    ただし、もし何か問題が発生した場合にはスタッフ側も責任を取らされる可能性がゼロとは言えません。そういったリスクを回避したいのであれば、例えば「投稿された文章・画像・映像等が法律や社会通念上看過できないほどわいせつである、差別的である、特定の個人や人種や民族等への誹謗中傷であるなどと運営が判断した場合は作者の了承を得ることなく削除することがあります」みたいなルールを追加した方が良いと思います。

    この場合、どこで線引きをするかの最終的な判断は運営側でやってください。調べれば過去の判例は容易に見ることができます。ルール作成までは私たち投稿者側の意見も参考にすべきではありますが、いったんルールを定めたらその具体的な適用は投稿者に意見を求めずスパッとやるべきだと思います。何かあった時に泥をかぶるのはスタッフなので。

  6. 個人的感触で言えば、ビーレビには規制という動きに対しては法律とはまた違った立場で毅然として立ちはだかって、作品を守る盾となって欲しいという希望があるが、基準っていうと作者の意図したものではなく単なる印象で采配されてしまうということでもあるので、下手なガイドラインなど設けると此処が単なるおままごと集団に陥ってしまう可能性もありますよ。最終的にどのような基準を設けるにせよ、法律の側ではなく作品の側に立っていて欲しい。そしてやむなく法律に従わざるを得ない場合があっても、それなりの抵抗、カウンターパンチを見せて欲しいとは思う。
    そして子供たちに対しても、世間ではあーだこーだ言う人もいるかもしれないけれど此処は大丈夫だよ、貴方たちの感じたままに自由に過ごして欲しい、と言ってあげたいものである。

  7. 象の開いた口を見て「女性器だ」と騒ぐ連中もおりますので、あまり気にせずと思ったりはいたします。
    しかしながら、そのことで誰かが社会的に責めを受けることは本意ではありません。
    如何に放送禁止用語を定めようと依然として「そのもの」はそこにあり続けるように、このウェブサイトとそこに集う人の精神も気高くあり続けるのだと信じたいです。
    具体的な方法は思いつきませんねえ。
    難しい。

  8. 私は問題ないといったけど、ガチ性行為は白消し等で修正するのが業界標準っぽいので、てんまさんの作品はちょっとヤバイかもしれませんね

  9. >B-REVIEWのいっそうの安全
    『安全』が何を指しているのか具体的ではないので今ひとつ何を議論しているのか見えないのですが…

    ●刑法175条
    第1項

    わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。

    第2項

    有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする。

    法律に明るくないのですが、もし法的な心配をされているなら、上記を読む限り、『公然と陳列した者』に該当するのは媒体であるSNSのビーレビューではなく投稿者個人ではないでしょうか?仮にツイッターに個人がわいせつ画像を陳列しても媒体のツイッター社が訴えられたり責任を負ったりしないと思うのですが。どうなんでしょうね?法律上に関する問題は自己責任において投稿する旨を念の為にルール明記すればよいのではないでしょうか?

  10. 付け加えると、上記意見はあくまでも私見ですので、法的なことであればユーザーではなく専門家に確認された方がいいです。

  11. テキスト投稿にも同様の懸念事項は常にあると思うのですが、現状「①運営の方によるルールの事前提示」と「②カードの発行」、あと「③参加者の自治の意識(と言うのでしょうか)、」そういったもので一定のバランスがとられていると感じています。表現方法が変わることで生まれる影響にはどんなものがあるだろうかと今も考えています。

    そもそも何のために本件について話し合うのかという点は、確かにさらに明確に出来たら良いなと感じました。
    >B-REVIEWのいっそうの安全
    この文言に対する皆様のイメージにばらつきがあるなら、その意味についてより深くうかがいたいなと思いました。

    ちなみに発端となった作品については、私個人としては特に問題を感じていませんでした。

  12.  『下に掲げる投稿作品をきっかけに、B-REVIEWのいっそうの安全を期して何らかの画像・映像投稿規準の策定の必要があがっております。』

     『記事本文で掲示いたしました投稿作品の画像が、わいせつ物頒布等罪に抵触するおそれがあるのではないかと運営内で考えました、』

    以上2つの運営者さんからの文言について、作者に対して非礼な感じを私は抱きました。覚悟へは覚悟で示して欲しいものです。
    運営者さんが持たれた懸念を念頭に置かれて作者は投稿をされていないでしょいう。
    堂々と表現作品を発表をされている。
    作者が一定の覚悟を持って公に発表されていることは作品のクオリティをみれば察せられると思うのです。
    であれば、上の懸念を示される理由をまずは運営者さんが覚悟をもって示すべきではないでしょうか。
    「なんとなく将来問題になるような」というのはあまり覚悟感じません。いや、ラフな問題提示でもいいんです。でもその場合は、作品をたたき台にする必要はないですよね。

    運営者さんがこのトピックで何をテーマにしていらっしゃるか、主旨は理解しておりますが、覚悟ある作者を舐めているように思えまして。
    物言いを付けて恐縮ですが、念のために申し上げれば、以上の物言いへの何らかのレスポンスは求めておりません。
    作者さんの気持ちを想像して云ってる個人的な指摘ですので。

    【美味しいマリネさんのコメント以下引用】
    『法律の側ではなく作品の側に立っていて欲しい。そしてやむなく法律に従わざるを得ない場合があっても、それなりの抵抗、カウンターパンチを見せて欲しいとは思う。』

    この意見、200%同意です。

    【真昼さんのコメント以下引用】
    『付け加えると、上記意見はあくまでも私見ですので、法的なことであればユーザーではなく専門家に確認された方がいいです。』

    こちらの意見にも同意です。
    この場で表明する立場を、(ドメインの所有者、つまり裁判沙汰になった際に訴えられる人間として)イレギュラーですが、意見させてください。
    私は、現状のままフリーの空間のままで継続して欲しいと願っております。
    懸念される究極の事態、訴状が仮に起きた場合の覚悟は持っております。

    ただ、一つだけお願いごとがあるとすれば、覚悟無き投稿は止めて欲しいということにつきます。
    なんとなく投稿したら、法律にふれちゃってましたという人に当然ながら私は付き合うつもりはありません。
    運営者さんから、「この作品のステイトメントを開示してください」という求めへは、
    答えれレませんとか、コンセプチャルアートですとか、そのような非協力的なことは止めて欲しいかな、ということを望みます。

    この後も、多くのご意見、興味あります。

  13. 「記事本文で掲示いたしました投稿作品の画像が、わいせつ物頒布等罪に抵触するおそれがあるのではないかと運営内で考えました」

    との運営さんのお話を聞いて思ったのは、では 実際の判例では、どのようなものが わいせつ物頒布等罪に抵触し罰せられたかです。ざっと検索した限りでは、写真や動画のケースで 抵触した場合があるという内容がヒットしました。
    実際には 世相と照らし合わせて その罪は問われているようです。

    では、今の世相は どうなのか?ですよね。 運営さんが危惧したのは、陰部が表現されていたからでしょうか?
    「春画」や「猥褻な芸術作品」は、インターネット上に 多数 あるのが、現状です。
    人々が芸術作品とみとめてネット上にあるものには、陰部もあります。よって、運営さんの心配には及ばないと思われます。

    しかし、このサイトは絵画を軸にしたサイトではなく、詩サイトです。
    詩サイトとしてどうかということも考えるべきかもしれません。
    本作品の言葉による作品部分とのバランスを考えたときに、作者は下世話のことをしよう
    としてはいないことは、明らかです。

    ただ、世の中には 卑猥で低俗な性表現が氾濫しているのは事実です。ビーレビがそのような卑猥なサイトではあってほしくはありません。
    ルールブックに、「運営が猥褻であると判断した場合は 削除する。」という内容の 一文は、追加されたほうが良いのではないでしょうか?この作品は、それには該当しないと個人的には感じていますが、別件が派生する可能性はあると 思われますので、ルールの追加提案させていただきました。

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