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演技
芝居では異性との 演技が上手くなければ 採用されない 人間では難易度が高いので とりあえず牛の異性で 訓練することにした 春の蚊が飛び交っているので 牛は自分の尾で 盛んに蚊を叩こうとしている場面は カトゥーンだけの場面ですよ 実際の牛はそんなことをしない 私は相当の自信をもって 雌の牛の尾を撫でてあげた まずはスキンシップから入れば ばっちりと思っていたのが 失敗だった 雌の牛は不機嫌そうに 自らの角で私の腹を 刺すぞと言う姿勢を見せたので 私は這(ほ)う這(ほ)うの体で 牛舎から逃げて来ました いやあ演ずる仕事と言うのは 本当に難しいですね 私は人間とのステージに上がる前に 挫折してしまった
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演技 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 352.7
お気に入り数: 1
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2024-04-30
コメント日時 2024-05-01
項目 | 全期間(2024/05/20現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「実際の牛はそんなことをしない」 実際/演技とは何でしょうかね。 牛が春の蚊を叩こうとする→女性が口説きに来る男を払って独りで飲む と照らしてみると、そんな女性いないという皮肉が込められているようにも思えます。 ただ、そんな態度だから彼は牛に刺されそうになって、「演ずる仕事は難しい」と挫折する。この人にとって、本当に難しいのは現実(実際)の方だろうなぁと思いました。むしろ、彼こそ演者に向いてそうな気さえします。
0プロは両義性(ダブルバインド)の世界で、 >挫折してしまった という結びは、 個人的には、作者の人のよさが滲み出ている気がしました。 普通は挫折すらもさせてくれない。
1~食事中だけの場面ですよ。etc. で、日本語でもいいのではないかと思った。カトゥーンだけの場面ですよ。この横文字操作。横文字だけにこれはあまりにもフレーズから逸脱している印象で、立ち尽くしてしまいました。
0滑稽な場面が目に浮かびました。 その可笑しみがスパイスとなった良い詩です。
0全体の自嘲気味のトーンと最後の二行がとてもおもしろいと思いました。
0ナンセンス詩になると思いますが、日々の牧場での仕事柄状況がありありと浮かび、「そりゃそうなるがな。よりによってたまにいる凶暴な牛を選んでしまったのか。しかも割と大きい奴を」という感想が浮かんでしまいました。 ちなみに大体の牛はこっちの都合を完全に無視して、顔を近づけ匂いを嗅いできて舐め回してきます。 尻尾を撫でても撫でなくても、牛がやる事は変わりません。
1牛は自分の尾で 盛んに蚊を叩こうとしている場面は カトゥーンだけの場面ですよ 実際の牛はそんなことをしない 知りませんでした。
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