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汽水


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投稿者の燈火

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蛾兆ボルカさん、コメントありがとうございます。 詩中の言語はすべて架空の言語で、意味はあってないようなものなんですが、主人公の言語は少女の言語と対照的にしたくて。自らの言語を選んだ主人公の言葉が、「ハードボイルド」に聞こえるというのはある意味ぴったりで、音の響きで選んだ羅列が想像していた印象で伝わっているのかな、と思うと、嬉しい限りです。 言葉の使い方は多種多様で、全てが通じることはないけど…でも…という緩やかな諦めと無理のない歩み寄りが同居する空気感のことを映したかったので…。見えないことはたくさんあっても、やっていけるなあ、みたいな。とりとめのないコメント返信ですみません。 (ファルセナ語を話す少女)

2019-08-16

句読点の少ないまま進む、息継ぎだけをして滔々と語りかけるような文章に引っ張られるように読み進めてしまいます。心情のことを、それもかなり危うく、とげとげしい感情を扱っているように感じられるのですが、視点がブレること、単語の羅列、めまぐるしい展開や開き直った語り口のすべてが読者を「それを傍観するもの」にしてくれるため、いい意味で彼女に没入することなく、一つの詩人の在り方として、なにか共感を抱くような気がします。それは感情移入ではなくて。 締め方のいっそ清々しいまでの無責任さが、彼女の中に渦巻く”役者”としての感情は、この劇場全体から見れば些事でしかないような、そんな虚脱感も感じられました。肩の力が抜けるような。 短編の映像作品のようなシニカルなドラマ性を感じました。とても好きです。 (詩人が語る言葉は、すべて詩でなければならない)

2019-08-16

好きです。短く言葉を切られた一文一文が、語り部が訥々と独白しているように聞こえて、ある種の無常感と誠実さを感じました。 (羅針盤)

2019-08-14