作品投稿掲示板 - B-REVIEW

一陽


投稿作品数: 3
総コメント数: 8
今月は0作品にコメントを付与しました。
プロフィール
記録
プロフィールはありません

一陽の記録 ON_B-REVIEW・・・・

初コメント送信者の燈火

作品への初コメント数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

活動的投稿者

投稿作品数バッジ(くわしく)
獲得バッジ数

蝋来様、夏村木様、沙一様 解題「らり言葉」 語尾に付いて形態形状形質を表すオノマトペに類する副詞を「らり言葉」と呼んでみました らり、るり、ろりの三つの言葉から成ります 「らり」は、「か、き、く、さ、す、た、ち、の、は、ふ、ゆ、が、ぎ、ぐ、ざ、ず、だ、ば、ぶ、ぱ」の語尾に、 「るり」は、「く、す、つ、ぬ、ゆ、ぐ、ず、づ」の語尾に、 「ろり」は、「け、こ、そ、ち、と、の、ほ、よ、ご、ぞ、ど、ぼ、ぽ、きょ、ちょ、にょ、ひょ」の語尾にそれぞれ付きます 「らり言葉」はその響きから日本語の表現を豊かにする要因の一つになっていると思われます 「からりと晴れ渡った空」「キラリと光る金剛石」「さらりとした梅酒(どこかのCMで使ってましたね)」 「くるりと踵を返す」「つるりと滑る」「ぐるりと囲む」 「そろりと参ろう」「ごろりと横になる」「にょろりと顔を出した蛇」 などなど私たちの様々な生活の場面で、使われている言葉です この「らり言葉音響歌」では連歌を模した五、七のリズムを用いて詠んでみました 音響詩ですので、声に出して自由な節回しで詠むと、色々遊べるかもしれません 音響詩は様々なものがありますが、20世紀初頭に活躍したドイツのダダイスト詩人Hugo Ballの作品が有名ですね 「Gadji Beri Bimba」や「Karawane」は今日でも時折ダダイスム音響詩の朗唱パフォーマンスとして行われることがあります 意味のない言葉で綴られたこれらの詩は、その無意味さゆえにダダイスムの真骨頂ともいわれる作品の一つともいわれています 下段にyoutubeに散見される「Karawane」と「Gadji Beri Bimba」から、各一つづのURLを貼っておきます 私もこれまでに何編かの音響詩を作詩しておりますが、各作品とも朗唱パフォーマンスとしてフェスティバルや朗読会で発表したものばかりです 今回の「らり言葉音響歌」は昨今の事情により朗唱による発表に機会を得ておりませんが、お気に召しましたら先程も書きましたが、声に出して自由な節回しで詠んで遊んでいただけると幸甚です Hugo Ball's "Karawane" performed by Marie Osmond https://www.youtube.com/watch?v=JVpjIJ8a9cA jolifanto bambla o falli bambla großiga m'pfa habla horem egiga goramen higo bloiko russula huju hollaka hollala anlogo bung blago bung blago bung bosso fataka ü üü ü schampa wulla wussa olobo hej tatta gorem eschige zunbada wulubu ssubudu uluwu ssubudu tumba ba-umf kusa gauma ba - umf Hugo Ball : Gadji Beri Bimba https://www.youtube.com/watch?v=aiKHSeDlU1U&t=31s gadji beri bimba glandridi laula lonni cadori gadjama gramma berida bimbala glandri galassassa laulitalomini gadji beri bin blassa glassala laula lonni cadorsu sassala bim gadjama tuffm i zimzalla binban gligla wowolimai bin beri ban o katalominai rhinozerossola hopsamen laulitalomini hoooo gadjama rhinozerossola hopsamen bluku terullala blaulala loooo zimzim urullala zimzim urullala zimzim zanzibar zimzalla zam elifantolim brussala bulomen brussala bulomen tromtata velo da bang band affalo purzamai affalo purzamai lengado tor gadjama bimbalo glandridi glassala zingtata pimpalo ögrögöööö viola laxato viola zimbrabim viola uli paluji malooo tuffm im zimbrabim negramai bumbalo negramai bumbalo tuffm i zim gadjama bimbala oo beri gadjama gaga di gadjama affalo pinx gaga di bumbalo bumbalo gadjamen gaga di bling blong gaga blung (らり言葉 音響歌)

2021-08-21

田中宏輔さま コメントありがとうございます。 浪花節を思い出されたとのこと、意外な反応に、一瞬戸惑いました。 一度、浪花節調で拙作を唸ってみます。 (江戸の風)

2021-07-01

stereotype208 さま コメントありがとうございます。 ご指摘ありがとうございます。 全体をイ長調で突っ走りましたが、確かに途中、嬰へ短調の響きがあっても良かったかもしれませんね。 吟味の余地ありです。 (江戸の風)

2021-07-01

小林素顔さま コメントいただきありがとうございます。 お気に召していただいたようで幸甚です。 mmm様のコメントの返信にも書きましたが、江戸っ子の私の友人は「ひ」と「し」の区別がつかず「広い道」を「白い道」と発音したり「錦鯉、何匹飼っているんだい?」「にしき(二匹)だよ」とまあこんな風でそれこそ落語をやっているような友人でした。 この「江戸の風」は私が風呂に入っているとき、窓から一陣の風が流れ込み、思わず「おっ!風が吹いていやがる」と口をついて出た言葉がきっかけでした。亡き友の思い出に浸りながら、一気に書き上げた拙作です。 (江戸の風)

2021-07-01

MMMさま コメントありがとうございます。 私には、「ひ」の発音が、全部「し」になってしまうという、友人(もう亡くなりましたが、江戸っ子で詩人、鶴屋南北の研究者、国語の先生でした)が、居りました。彼と話していると、私まで「ひ」と「し」がおかしくなり、べらんめい調になってしまったものです。下町の飲み屋で、朝までホッピーを飲み明かしたのを思い出します。 (江戸の風)

2021-07-01

cold fish 様 拙作にお目を通していただき、有難うございます 
上記コメントの【解題】「点滴と涙と見まごうほどの常無常に落ちる虚空を」にありますように、若かりし頃の精神の混乱を、Automatisme(自動筆記)によって描いた作品です 何かを感じ取ってくださったという感想は、とても嬉しいです (点滴と涙と見まごうほどの常無常に落ちる虚空を)

2021-06-14

きょこち様 コメントをいただき、有難うございます この歳まで永らえ、未だ生のカオスの中で身悶える自らの姿に愕然とします 惑い続け、そこに詩を紡ぐ言葉を見いだす日々がもう少し続きます (点滴と涙と見まごうほどの常無常に落ちる虚空を)

2021-06-13

解題「点滴と涙と見まごうほどの常無常に落ちる虚空を」
 1970年の秋日 あの日私は確かに旅立とうとしていたのか? 新宿風月堂の2階の椅子に私は座っていた そこが私の数少ない安堵の場所であった ウエイターが運んできた薄いコーヒーを口に含みながら、私は逡巡していたのであろう カバンの中から取り出した小振りの薬瓶の中身を、コーヒーの皿に全て空け 暫くの間ながめていたのだ 何かを決意したわけではなっかった ただなんとなく手が皿に撒き散らかされた白い錠剤に伸び、一粒づつ摘まんでは口へと運んだのだった 隣に座る友人は、不安げに私を見つめていた 一瓶全てを飲み下しても旅立つには不充分だと知っていたのか それともこのまま旅立ってしまっても良いと思っていたのか 記憶は定かではない 暫くして私は息苦しさを覚え、椅子から立ち上がり いささかおぼつかぬ足取りで階下に降りた 店の扉を押して外に出ると、陽の光に目がくらみ、よろよろした足取りで歩き始めた 友人は私を気遣い、私を支えるように腕を取って一緒に歩いてくれた 何を話したかなど覚えているはずもない ただ空しき言葉を並べたのであろう やがて御苑までやってくると 私はよろめくように苑内の芝地に横になって眠ってしまったようだった それからの記憶はほとんどない 御苑からタクシーで自宅まで友人に送られたこと 支えられるようにしてベッドまでたどり着いてそのまま眠りについたこと それらが微かに私の記憶の皿に残っていた 目が覚めた時は、3日が過ぎていた 三日三晩一度も目覚めずに眠り続けたらしい 友人も家人もきっと随分と心配したことであろう だがそのことについては私に何も尋ねるでもなく、触れようとはしなかった 目覚めても本当に目覚めたか疑わしいような日が更に幾日か続いた 混乱する頭の中で、あの日友人に対して無礼な振る舞いをしたのではないかと不安になり 迷惑をかけたことを謝罪し、何か失礼なことをしなかったかと尋ねた 友人は「何か難しいことを一人で喋っていたけど、私には紳士的に振舞っていたわよ」と微笑みながら答えてくれたのだった 更に友人は私への切ない気持ちを吐露した だが私は混乱の海の中に溺れ、その想いに応える言葉を紡ぎ出すことが出来なかった そんな折、私は脳内の異なる回路からおびただしい言葉が噴き出してくるのを感じ カイエの上にペンを走らせたのだった それはまるでSûrréalismeのAutomatisme(自動筆記)による詩作の試みのようなものであった 意識下にあったロゴスが闇の中から顔を出すような感覚に私は浸った (点滴と涙と見まごうほどの常無常に落ちる虚空を)

2021-06-13