作品投稿掲示板 - B-REVIEW

少女屋


投稿作品数: 1
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美しい少女と誰も幸せになれない物語、それから花のアクセサリをつくる、女学生の店主が商うお店です。研究と受験と生活の鬱。▼お仕事のご依頼はDM、BOOTH、MAILのいずれかよりお願いいたします。✉:syojoshop@gmail.com

少女屋の記録 ON_B-REVIEW・・・・

投稿者の燈火

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花やかな嘘

2020-01-27

いまりさま コメントありがとうございます。ご推察の通りその通りで、「美しいものを美しいまま、ずっと自分のもとにおいておきたい」というのは詩というよりわたくしが日々そう思いながら暮らしていることなので、綴った文字から自分を見透かされたようでドキリとしました。もっと自己を混ぜず、技巧的に自分の脳味噌の中にあるうつくしいものを詩にぽとぽと落としたいと思っておりますがなかなか難しいものですね。見透かしていただきありがとうございました。 (花やかな嘘)

2020-02-03

石碑さま コメントありがとうございます。「花と性」は仰る通り対称的なモチーフだと思っていて、眩しい新月の夜のような、昏い小春日和のような、そんなものを目指して書き綴りました。片方のモチーフに憎しみを抱きながら書いたので、そこから生まれ出た猟奇的な感覚を少しでも共有できたのなら嬉しいです。 (花やかな嘘)

2020-02-03

栗虫幼子さま コメントありがとうございます。読む人の中にある最もうつくしい花の情景を思い起こさせるような詩が書けたらなぁ、と思いながら書き記したので、栗虫幼子さまの脳裏に浮かんだ情景がうつくしいものであれば嬉しく感じます。 「人工の球根」「造花」などに代表される「生の紛い物」「生きているのに死んでいる」といったモチーフが好きでついつい気合を入れて詩の中に忍ばせてしまうので、そこに着目していただき書き手冥利に尽きます。ありがとうございます。栗虫幼子さまが感じてくださった「生と死の矛盾」ということば、わたくしもとても好きです。いじらしくてみじめで。 (花やかな嘘)

2020-01-29

”腐った死体みたいなあなたの愛情”、それから”あなたのおうちを知っていたせいです”に行き着くまでの流れに酷く惹かれるものを感じました。ふたつが繋がるまでの、淡い関係性どうしを繋ぎ合わせた一連も好きですが、”腐った死体みたいな愛情”を誰か(”わたし”かもしれない。そうじゃないかもしれない。そのあやふやさすら恋しい)に与えていた”あなた”、そのひとの”おうちを知っていたせいです”から垣間見える僅かな甘え、幼児性。それまで、そしてそれ以降も巧みな語彙で綴っていた”わたし”が唯一使った”おうち”という言葉と甘えをひた隠すような、一息で綴るような一行だけ長い”あなたのおうちを知っていたせいです露台から見えるあの四つ辻、宇宙ステーションの部品みたいな自販機。”。 漢字のひらき具合が絶妙で、やわらかく、けれども飲み込んだ棘のように何処か引っ掛かるものがある(「鬻ぐ」など)、甘美な詩でした。はじめてのコメント故、不作法などございましたら申し訳ありません。うつくしいことばを読ませていただきありがとうございました。 (うつしみ うつせみ)

2020-01-27