黒塗りの幸せ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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きょこち(久遠恭子)

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黒塗りの幸せ    

あなたの夢や希望 そういうものを書きましょうと 先生が微笑んだ いつか叶うからと 私にはたくさんの希みが 切実な願いが膨大にありました だから毎日書いた 病の完治、容姿の美しさ、溢れる才覚、 幾日も休みなく太字で大きく書き殴った 書くだけでいつか叶うなら 幾らでも書く、のに 先生、まだ書きたかったのに 白紙がいまや 隙間なく黒一色で 黒に黒を重ねても なにが希望だったのか なにを叶えたかったのか もう私には分からなくなりました 先生はノートを見ると 消しゴムで私の夢や希望が書かれていた 真っ黒い紙を消していきました 薄汚れた、しわの寄ったノートを差し出して また書きなさいと いつか叶うからと 先生は冷然と微笑んだ


黒塗りの幸せ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 756.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-04-01
コメント日時 2018-04-16
項目全期間(2023/09/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
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閲覧指数:756.8
2023/09/21 18時47分15秒現在
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    作品に書かれた推薦文

黒塗りの幸せ コメントセクション

コメント数(16)
完備
(2018-04-04)

改行の仕方はあまりにも平凡かつ機械的, 語り方も説明的に過ぎて何ら面白みがなく, その他技術的な面にはひとつたりとも魅力を見出せませんでした, 少なくとも私は. とはいえ書かれている内容には大いに共感しますし, 真黒なノートを消しゴムで消す, そして「薄汚れた、しわの寄ったノート」になるという発想は優れていると思います, 自分自身の人生を振り返ったときそのようなものであったから. やはり技術がほしいなと感じます. 技術だけで書いても面白くないでしょうが.

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R
(2018-04-04)

 真っ黒になるほどに書けることがスゴいことだと思います。そして、同じページを使い続ける不思議さと「いつか叶う」という言葉が……何とも不気味に感じました。  完備さんの仰る改行の仕方が機械的という点は私も同感です。個人的に、散文の形でも良いような気がしました。

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花緒
(2018-04-05)

面白く拝読しました。今までとちょっと違うパターンですね。説明的な文章の一方で、2連と3連の間で何があったのか、一切の説明が捨象されているところだとか、カクカクした感じの筆致と内容とのギャップから、、破綻している感じ、が伝わってきて、新鮮でした。 新しいことにチャレンジしておられるように思いました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-06)

完備様 技術ですか…。うーん。 私としては、頭の中の言葉を取りこぼさずに記せればそれで満足してしまうので 正直、技術というものに興味自体ないのですが。 でもやはり必要ですよねえ技術。 急には無理ですが、出来るだけ考えてみます。 発想を褒めて下さって嬉しく思います。 コメント頂きありがとうございました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-08)

R様 ええっ願いが叶うならいくらでも真っ黒になるほど書く事ありませんか? 1ページじゃ足りないほど、私なら願いがたーくさんあるのですが笑 この詩を書いてから気づいたのですが、願い事を実際に手帖とかに書くと、それはただの夢ではなくなり いつか叶えようとする目標に切り替わるってよく言われているので、多分それが無意識に引っかかって いたのだろうなーという事での「いつか叶う」だったのですが、この詩ではなんかズレてますね。 不気味というお言葉を褒め言葉として受け取らせて頂きます。 あと、散文。なるほど。散文詩書いた事ないので、どういう詩なら散文向きなのか分からなくて。 そっかーこういうのが散文に向いているのですねえ。(でもやはり基準が分かってない…うーん) コメント頂きありがとうございました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-08)

花緒@B-REVIEW様 面白かったですか。良かったです笑 新しい事にチャレンジ…は、しているつもりがないのですが、たとえば一番露骨に分かる文体とか これまで何度も変わっておりますが、変えようとして変えた事が一度もないのです。 なんでか勝手に変わっていってしまうのですよね。 だから「新しいことにチャレンジ」しているのかもしれません、私が知らないだけで。 教えて下さって感謝します。 コメント頂きありがとうございました。

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エイクピア
(2018-04-08)

「先生、まだ書きたかったのに 白紙がいまや 隙間なく黒一色で 黒に黒を重ねても なにが希望だったのか なにを叶えたかったのか もう私には分からなくなりました」 この連がポイントであるような気がしました。転調に入った様な、転調前の間奏部分?と言うのかちょっと自信がありませんがそんな感じがしました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-10)

エイクピア様 そうですね、ここもポイントというか、ここも書くためにこの詩が出来上がったようなものです。 「転調」とは、良い表現をして頂けました。 コメント頂きありがとうございました。

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蔀 県
(2018-04-11)

シンプルなうえに、人生における《ぞっとする》感覚が見事に表現されていて、よい詩だと思いました。明るいもの(期待とか希望とか)からはじまり、途中から一気に暗のほうへ傾いていくところなど、とてもうまいと思います。

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二条千河
(2018-04-11)

このアレゴリー、好きです。わかりやすい一方で、切実な感じも伝わってきます。 世の中はどんどん優しくなっているけれど、同時にどんどん冷たくなっている。 その一端を切り取っているように思えて、好感が持てました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-11)

蔀 県様 出だし明るくオチ暗く…、言われて気がつきました! 構成とか意識して考えて作ったことないので、なるほど~ってびっくりしちゃいました笑 ゾッとする感覚。これもまた新鮮なコメントで、言われてやっと、あ、私そういうのを書いていたのかってブンブン納得しました。 この詩はまだ「私なにが言いたくて書いたのか」って分析出来ていなかったので、貴重なコメントを頂きありがとうございました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-11)

二条千河様 好きって仰ってもらえるのが一番嬉しいです。 「世の中はどんどん優しくなっているけど、同時にどんどん冷たくなっている。」 そうですね…、なんかシステムのようなものは人に優しくなっているのに、人自体は孤立していって冷たくなってきているように思えます。 その一端をこの詩に見いだして下さるとは光栄です。 コメント頂きありがとうございました。

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まりも
(2018-04-13)

以前、自宅で幼児向けのお絵描き教室を開いていたとき、紙を替えず・・・くるま!雨が降ってきて、雷、ドカーン!・・・と、ストーリーをどんどん重ねながら描いていってしまう男の子に遭遇しました。車の絵が「現れた」時に紙を替えれば、今度は雨降りの絵が「現れ」そこで紙を替えれば、また雷の絵が生まれる。いちおう「先生」としては、紙を替えるタイミングを探っていたのですが・・・あまりに楽しそうに描いていたので、どんな経過を経て、このようなグッチャグチャの、灰色だか黒だかよーわからん、みたいな画面になったのか、文章化して、親御さんに渡すことにしました。最初は喜んでくれたけれど、やっぱり「作品」も欲しいというので、グッチャグチャになるまで描かせたあとに、白など単色の絵の具のドリッピングで遊んでもらい、それを「作品」として保存したり、もっと描かせて、破けるまで描いてもらって、それを次回の教室で、コラージュの素材として塚ってもらう。そんなやり方で、バリバリのアクションアートを量産するに至ったのでした。 言葉でうまく気持ちを表現できない子でした。だから、描きたいこと、が、たまっていたのかもしれません。 あ~スッキリした❗という感じで、無言でニコニコしている彼の描いているときの感じと、願い事を書きまくる主人公の感じが、とてもよく似ているように思いました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-14)

まりも様 嬉しいコメントのひとつに、書いた詩からご自分の経験のワンシーンを思い出してくれて、それを届けて下さる、というのがあります。 コメントを拝読して、そうそう、まさにそんな感じとニタニタしちゃいました。 次のページとしてリセットするのでなく、ひとつのページにあれもこれも全部詰め込んでしまう。 その1ページをもって、これが自分の全てです、というか…。 その男の子がどのように成長する・したのか見てみたいなあ。 コメント頂きありがとうございました。

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るるりら
(2018-04-16)

この詩を読んで、昔の思い出が蘇りました。 私は教師に 「夢をとにかく たくさん書き記しなさい」と言われて書いたことがあります。 夢で私の提出物である紙は 真っ黒でした。書き足らなかったので、 わたしは、日記を書き始めたのです。毎日毎日とりとめのない夢ばかり書いていました。 教師が生徒の書いたものを消しゴムで消すなんて、けしからんと 私は思います。 しかもその上からさらに 夢を書けとは、なんちゅうことするねん。ひどいわ。 わたしの場合は、すきかってに すきなだけ とりとめのない夢を書き続けました。 そして、ある晩 私の身体が樹木のようになった夢を見ました。果物がたくさんなっている夢でした。 私の身体の枝先に無数の果物がなっているのです。それらは、私が書き記した夢が具象化したものだと 夢の中で理解できました。 目覚めた私は、あわてて 夢ばかり書いていたノートの一ページを消しゴムでけして、 見た夢の絵を描きました。 夢をどんどんかきつづけると、生きてるだけで まるもうけな気分になりました。 それいらい 私は、とりとめのない夢は あまり考えなくなりました。 ふつうに就職したいだのという 平々凡々としたことしか考えなくなり、現在に至っています。 つまらんから 今日からでも夢を紙に書き記してみようと思います。 ありがとうございました。

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桐ヶ谷忍
(2018-04-16)

るるりら様 とてもとても面白いお話でした! 夢って書いても書いても書き足らないですよね。 私だけが強欲なのかなあと思っていたので、ちょっと救われた気分です笑 >つまらんから 今日からでも夢を紙に書き記してみようと思います。 そこからまた詩の種になるようなものが生まれるかもしれませんね。 もし書けたら読ませてくださいね。 既に、るるりらさんの身体が樹木のようになって…っていうだけでも、面白い詩が書けそうです。 コメント頂きありがとうございました。

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