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あたらしい夜のポリシー   

作成日時 2017-03-10
コメント日時 2017-03-18

ストイックな魂も眠りに落ちる、女の子は黙ってそれを見てるだけ あたらしい夜だ、わるくない きついタバコをフーッとふかした空想をしながら 煙でこの空に文字を書いた振りをして、口笛 天気がいい、気持ち悪いくらいの青い日を経たっけ 幾度とない繰り返しの間違いを揃えて 今、流れていないジャズを聴く 曖昧な感傷の引き出しにポイしてゆるく踊り続ける、他には何も知らない いつまでも浮遊する精神を、ジッと見てるの 時折ふと届く突然の寂莫に、 夜よ、また明けてしまえと、強く祈る


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2019/09/17 23時55分42秒現在
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コメント数(18)
もとこ (2017-03-10):

この詩の中で、語り手はタバコを吸うふり、その煙で空に文字を書くふり、そして流れていないジャズを聴くふりをします。精神のパントマイムを演じながら、彼は踊り続けます。あるいは、それも「ふり」なのかも知れません。 「気持ち悪いくらいの青い日」って、確かにありますよね。発狂しそうなくらい青い空。ピンク・フロイドの「虚空のスキャット」が脳内に流れるような空。 https://youtu.be/cVBCE3gaNxc そして、そんな青空を経て、今は夜。あたらしい夜。だが「わるくない」と思っていた語り手の元へ不意に届く寂寞。そこで彼は夜明けを願い、祈る。語り手が本当に待ち望んでいるのは、あたらしい夜なのか、それとも新しい晴天の日なのか。作者の意図を読み切れたとは思えませんが、私は「わるくない」と思います。

み う ら (2017-03-11):

『あたらしい夜のポリシー』は、椎名林檎の「ギブス」みたいに拘束はしない。 『あたらしい夜のポリシー』は、エレカシの「今宵の月のように 」くだらねえと吐き捨てられない。 それは、また深い闇にそっと踊る、SOFT BALLETの「AFTER IMAGES」 なんだと思う。

武田地球 (2017-03-11):

もとこさん コメントありがとうございます。 わたしは皆さんのように技術が無いので、時々哀しいのですが 詩を書くって素敵ですね。また書きたいです。 あと、この詩は女の子視点で書いたつもりではありました。

武田地球 (2017-03-11):

三浦果実さん コメントありがとうございます。 ずっと昔にsoft balletが出るイベントへ連れられて行ったことがあります。音楽は大好きなので、今も藤井さんのツイッターはフォローしています。写真の世界観が素敵です。それと、森賢さんの急逝にはまだ言葉も見つからないです。人が居なくなるのは寂しいです。

もとこ (2017-03-11):

なるほど、女の子の視点でしたか。「ジッと見てるの」を見逃していました。その視点なら「ふり」の意味も理解できます。昔の小説やマンガや映画なら、女の子は実際にタバコを吹かして咳き込むというお約束があったのですが。今どきの女の子は「ふり」のあとに口笛を吹くんですね。素晴らしい。

武田地球 (2017-03-12):

もとこさん 私は皆さんのような技術がありませんので、ちゃんともっとわかるよう書かないと良くないですよねえ。 書いてる時は楽しくて書いた後も余韻がありますが、二、三日するとただ稚拙な文章に見えることがあるように思います。

なかたつ (2017-03-12):

 この「あたらしい夜」に希望はありません。「あたらしい夜だ、わるくない」はずですが、「突然の寂寞」によって、「夜よ、また明けてしまえと、強く祈る」わけですから、「あたらしい夜」が訪れることに多少の期待はしながらも、それが明けないこと=続くことを祈るのではなく、また訪れるであろう次の「あたらしい夜」に期待をしているのでしょうか。  ただ、訪れるであろう、そして、繰り返されるだろう「あたらしい夜」には、きっと「幾度とない繰り返しの間違い」が伴っていますから、この語り手は、「あたらしい夜」に何かを期待しつつも、その夜もまた期待を裏切る夜であることをわかっているのかもしれないですね。  「曖昧な感傷の引き出し」には、どれだけ曖昧な感傷が収められているのでしょうか。そして、その引き出しに閉まったものはいつか外に引き出されるのでしょうか。曖昧な感傷とは、なにか悲しみのようなものが言語化できないでいるような、そんなふわふわしたものを思い起こされますが、それは曖昧なものを言語化=一つの答えとして、明言できないのではなく、明言を避けているのではないか、明言しようと思っていないのではないか。だからこそ、踊り続けるという行為で考えることを避けようとしている気がします。  冒頭、好きです。「ストイックな魂も眠りに落ちる」のですから、「ストイックでない魂」もきっと眠りに落ちるはずです。つまり、誰しもが眠りに落ちるはずなのですが、ただ、この詩の世界で「女の子」は眠りに落ちておらず、ストイックな魂の眠りを見ているのです。ストイックな魂と女の子の間には距離がある。だからこそ、女の子はストイックな魂を見ることができる。そんな女の子の存在がなんだか尊く思えました。

くろかみ (2017-03-12):

まだ詩を書き慣れてはいらっしゃらないのかもしれませんが、言葉のセンスと、内容のセンスがあると思います。空疎で滑って しまっている言葉がない感じです。何もないところに何かを作り上げようとしていらっしゃるような作品だと思いました。 大変におもしろく、新しさを感じました。

武田地球 (2017-03-12):

なかたつさん 丁寧な批評を有難うございました。 ここは批評も大事にしていくスタンスの場所だと理解はしているのですが、詩作以上に人の詩を批評することが難しく感じています。 わたし以上に読み解いて下さって感謝です。 批評を読んでいるうちに、女の子が尊すぎたかなあ、なんてぼんやり思いました。

武田地球 (2017-03-12):

黒髪さん コメントありがとうございました。 全く書き慣れてないです。ここに来たのも多分偶然です。 とても皆さんのようには行きませんが、黒髪さんにおもしろいと言って頂くと嬉しくてワクワクしてしまいます。 きっと感性だけでは無いのですよね。それを表現できる技術を身に付けたいと思いました。

百均@B-REVIEW ON/ (2017-03-14):

 この詩はいい意味で完結している作品で、タイトルにポリシーと置いている所がいいですね。ちゃんと表明している所に好感を覚えます。夜にポリシーを持つという事を僕はあんまり考えた事がなかったのですが、今考えてみると、物とか何かを書こうとするときって午前二時とか三時くらいが一番面白い、とかそんな事を思いました。  そういう意味で、この作品のポリシーに上手く読者の方から符号していけないと難しい作品でもあると思いますが、それもまた一興かなと思います。僕はこの詩の持っているスタンスが純粋にカッコイイと思いました。

武田地球 (2017-03-15):

hyakkinnさん コメントありがとうございます。ポリシーは後から出て来てたまたま付けたようなものですが、たしかに良かったです。 いい意味で完結しているというコメントが嬉しかったです。 けれど、まとめ過ぎても良くないように思うので、次は完結しそうもない詩を書きたいです。

花緒 (2017-03-16):

ポリシー、ストイック、タバコ、ジャズ、と、この長さの詩篇にしては、これでもかというくらい、ハードボイルド的ワードが出ているのだが、女性目線、女性口調だからだろうか、いいカンジに軽さの漂う詩だと思った。

まりも (2017-03-17):

技術がないないと書いていらっしゃるけれども・・・〈わるくない〉〈口笛〉といった区切り方というのか、詩行の止め方(止め方、ということはつまり、先への進み方、其の時のエネルギーの溜め方、弾み具合、ですね)に天性のリズムがあると思いました。ぽっと、思いついたままの言葉を綴って行くようにまずはどんどん書いてみて、それから余分な言葉を抜いていく、省いていく、というような推敲の仕方がいいのかな、と思いました。

葛西佑也 (2017-03-18):

タバコをふかしたところから、口笛に移行するところの流れがかっこよく、痺れました。他の部分については、より磨かれると全体的に魅力的になるかと思います。

武田地球 (2017-03-18):

花緒さん おはようございます。コメントありがとうございます。 たしかに出し過ぎですが重くならなかったら良いと捉えてもいいのでしょうか。 途中でもっと雰囲気変えても良かったかな、と思いました。 読み返すとなんとなーーく、重い。

武田地球 (2017-03-18):

まりもさん おはようございます。コメントありがとうございます。 すごく具体的で、とても参考になりました。 今は思いつくまま書いて、そのまま送信するような感じです。今度は時間をかけて推敲してみようと思います。そこら辺に技術がいるんだろうなあ、と。 謙遜ではなく、皆さんとはレベルが違い過ぎる。歯がゆい思いもあります。

武田地球 (2017-03-18):

葛西佑也さん おはようございます。 コメントありがとうございます。 良いところとそうでも無いところを具体的に指摘してくださり、ありがとうございます。 全体的に魅力的な詩。考えただけで頭がパンクです。

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